『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
“刹那”
1刹那
1/75秒
0.013333…秒
私は
大切に 生きてますか?
大切に 生きてきましたか?
刻んでいく 命の時間
刻んできた 日々の時間
なくなってから
初めてわかる
大切な モノゴト
刹那。
私は人生の別の言い方が刹那だと思います。
一度はあの時に戻れたらと後悔した事があると思います。
時間は待ってくれないからこそ後悔しないように生きよう
なんて思っても、時既に遅しだと思います。
それだけ先程記した通り時間は短いです。
なので後悔をする前提でその後悔をどれだけ軽減できるか
どれだけ時間を無駄にしないかを考えましょう。
これが私の持論です。
警報が鳴った。
天使がやってくる。
執事たちはすぐに天使が出たところに向かう。
人を守るために。天使を狩るために。
「主様、行きましょう。」
「うん。」
すぐに執事たちの力を解放した。
あっという間に天使はいなくなった。
が、安心した隙に残っていた天使に追い詰められてしまった。
私は息を飲んだ。
「っぁ…。」
目を瞑った。
ここで死を悟った。
刹那、グサッと何かが刺さった音がした。
恐る恐る目を開けると、
天使の羽に矢が刺さっていた。
「主様!」
執事の声がする。
私はその場に泣き崩れてしまった。
間一髪、なんとか間に合ったようだ。
「主様、大丈夫ですか。」
私は何も出来ない無力感と目から落ちる涙が重く心にのしかかった。
「…………あり、がとう…」
息が詰まりそうになる中、ようやく出た一言。
執事のみんなに抱きしめられながら、私はボロボロと涙を零した。
桜の花びらのように
揺れながら咲く花のように、
華やかに彩って 刹那に散る
ほんのすこしばかり優しいじかん
道行くひとの心に癒しがある
刹那にちるじかん
花びらとともに
すれ違うひと みんな
一期一会
出会いもあるはなのように
刹那にちる
みじかいじかん。
儚いじかん。愛おしく思うじかん。
『刹那』
刹那。それは極めて短い時間のこと。
その一瞬一瞬に人は出来事を更新していく。
4月28日
たった一頁。それが、私の人生。
だけど、大切な生きた証。
私が証明した、私が生まれた意味。
君と過ごした、私の時間。
忘れないで。
刹那
人生はすごく刹那だと思う。今を生きている自分にとっては悠久に感じるかもしれない。
しかし過去を振り返ってみてほしい。一年なんてほんと刹那なものだったと気が付かせられると思う。
これからの未来を大切に生きよう。
刹那
刹那は一瞬であり、
その一瞬の中に、
喜びも、哀しみも、痛みも、愛情も、美しさも、
この世界に存在する、有形無形、ありとあらゆるものが、その中に宿る。
とかく人は、
常に永遠を求め、答えを探ろうとする。
束の間の一瞬の中に見た世界、
抱いた感情こそが、
もしかしたら永遠なのかも知れない。
ソンへ
君がいた時はおそらく一瞬で
けれど僕には永遠だった
【刹那】
刹那とは、一般的に極めて短い時間のことを指す言葉です。 また、仏教用語としての時間の最小単位を意味するケースもあります。 何秒のことかははっきりとしていないものの、一説によると1刹那のことを75分の1秒だと考えるようです。 また、指を1度鳴らす間に60~65ほどの刹那があるとする説もあります。
魔女が「ウマい!」と叫んだ刹那、電飾が光り輝き、シンセサイザーが鳴り響いた。私の記憶は、そこで途切れている。
刹那
刹那とはとても短い時間のこと、一瞬のこと。
身の回りには刹那が恋しくなる時も嫌いだという時もあるかもしれない。
難しいような言葉だが、意味は決して難しいものでは無い。
きっと今日も昨日も刹那を経験して
明日も刹那を交わすだろう。
気持ちが変わる瞬間とは刹那である
好きから嫌いへ
幸福から絶望へ
その変わる瞬間が言葉なのか
行動によるものなのか
行動言動一つ一つに気をつけないと
刹那の未来が大きく変わる…
なんと行きづらい世の中なのか
人とは過去に縋る
幼少期・栄光・歳…
未来に光が無ければ
前は見れぬ
この瞬間は刹那。
すぐに過ぎ去っていく。
目の奥のシャッターで切り取って。
頭のアルバムに残して。
#013 『桜の小径』
一時間に一本のバスを待つ間、ベンチに腰を下ろしたら危うく眠りそうになった。
春先の穏やかな陽光と日頃の寝不足のせいだ。肩の骨折が原因でうまく寝返りを打つことができず、この頃はずっと眠りが浅い。
運転を禁止されたおかげでやむを得ずバスを利用する機会が増えた。移動中の待ち時間の発生に最初は焦りを感じたが、数日ですっかり慣れた。今ではむしろ、気忙しい日々から解放されたような気さえしている。
道路沿いに咲く桜のことも、車通勤ならばろくに見もしなかっただろう。満開まであと少し。時折強く吹く風に揺らされながら、どっしりと根を地面に下ろしている。
道路向かいの桜の木陰に人影が見えた気がして、目を凝らした。
そして目を見張った。もう何年も、いや十何年も会っていない同級生だった。
何が原因だったか、友達同士の些細な行き違いから不登校になり、そのままいつしか連絡も取れなくなった同級生。
この近くに住んでいたのか。
一人のようだ。荷物は何もなく手ぶらで、ただ桜を見上げている。見上げながら桜並木を奥へ向かって歩いている。
「遥子ちゃん? 遥ちゃん!」
慌てて立ち上がりかけたが、患部を中心に痛みが走って諦めた。座り直して一呼吸置いた目の前を車が通り過ぎていく。
再び立ち上がろうとした時、向こう側の人影はもう消えていた。
あれ、と違和感に瞬きを繰り返す。同級生が見上げていた桜並木はずっと向こうに向かって続いていたはずなのに、今は道路沿いに数本が並んでいるだけだ。その向こうは小さな公園になっていて、人気はない。
待っていたはずのバスがやってきて視界を塞いだ。
「お客さん? 乗りますか? 乗りませんか」
ベンチから立ち上がらなかったせいで、運転手から声をかけられる。
「あっ、乗ります、乗ります。すみません」
肩が痛まないようにかばいながら立ち上がり、乗客の少ないバスに乗り込む。
座席から再び道路向こうを見ても、そこには数本の桜が並んでいるだけだった。
《了》
お題/刹那
2023.04.30 こどー
ー隣ー
前に立って私を導こうとしないで
後ろに立って私の背中を守らないで
いつまでも私の横にいてほしい
一緒に歩幅を合わせて並んで前に歩いていきたいの
顔を見ながら笑い合いたいの
横を向いたらあなたがいてほしいの
あなたの表情が見えないのは寂しいの
頑張らなくていいから
いい姿を見せようとしなくていいから
隣にいてほしい
#2 刹那
それはとても、とても短い時間のこと
仏教用語であり、
『切ない』と響きが似ているが、
多分、無関係である。
だけれど、
刹那の…といえば、胸が締め付けられるようなシチュエーションを思い浮かべてしまう。
しかし、本来そのような感傷的要素は込められていない。
過去も未来もない、
ただこの一瞬、
それが刹那なのである。
※ポケモン剣盾2次創作・マクワとセキタンザン
「ふぅ……だいぶ登ってきましたね。この岩の上からならキルクススタジアムが見えますよ。あそこです」
「シュ ポォー!」
「セキタンザンそれは……水晶? 道中で拾ったのですか」
「ボオ!」
「……ぼくはきみに見つけてもらえたから……。……その、今とても……たのしい……です。……こうしてきみと山登りすることも……トレーニングも全部……意味を持ちました。
全部……セキタンザンのものになってくれたら……ぼくは……」
「シュポ!」
「……ここ怒るところですか? ぼくはただきみの身体作りの……いや、そうですね。ぼくだってきみとの一瞬たりとも全て……誰にも譲る気はありませんから」
「ボオ!」
「こんなこと……きみをバディにしなかったら考えもしなかったと思います。きみと重なる時間、この一瞬が……さあ無駄話はやめてそろそろ行きますよ。まだ半分程度なのですから」
「シュポォ……」
「そんな声を出してもダメ……です。言ったでしょう、ぼくは絶対に妥協しません。ガラルでチャンピオンになる……それはぼくがきみにあげられる最高のプレゼントに他ならないんですから。そのために常に全力でいきますよ」
「シュ ポオー!」
「ああ、待ってください! この岩はぼくが降りますから! 全力だからといって故障は恥です!」
刹那主義
っていい意味であまり使われないけど
一瞬一瞬を大切に今を生きている
って事じゃ無いのか
誰だ負の要素入れたヤツ
お題: 刹那
運命とは。
10月6日、それは、文化祭の日だった。私は同級生と一緒に回っていた。あんまり周りが興味なくて、写真って言われても“あー、はい”こればっかりだった。
私は、高校2年生。3年生は舞台演劇、2年生は屋台の出し物、1年生は、教室の出し物だった。お化け屋敷や、キックゲーム、フォトルームなどたくさんあった。屋台では、時間制で担当交代していた。
自分の番終わって、文化祭終わりまであとが少なかった。一緒に回っていた友達もちょうど担当が終わったので待ち合わせて、1年生の教室を回った。時間もなかったから、フォトルームで写真撮って終わりにしようと2人で話した。
教室から人がたくさん溢れ出ていた。もうやめようかとを思ったのが正直なところ。でも行くことになった。
中に入ると青がかってていつもの教室がとっても綺麗だった。すると、その教室担当の1年生が話しかけにきた。
“写真撮ってもらえませんか?”
と言いにきた。内心“またか、、”って思いながらも
“あー、いいよ”
と言った。
私は周りから無愛想だと言われることが多い。実際、愛想良くするのは苦手。それに笑顔を作るのが苦手だから写真撮るのもあまり好きではなかった。
3人の人と撮ることになり、1人目撮って、2人目と撮る時、その子はハーフアップの子だった。その時初めて声から漏れるくらい“かわいい”と言った。これが初めての一目惚れだった。写真撮るだけなのにドキドキが止まらなかった。その後、写真撮り終わって、3人目も撮り終わったときちょうど文化祭が終わりとなった。
それから2、3日が経ったが、1年生と2年生だから関わることはなかった。移動教室があってもすれ違うことはなかった。
10月31日、ハロウィンの日だった。ある子が、
“写真撮ってくれた代わりにお菓子を渡したい”
と言ってくれた。その子は、写真撮った3人の中の1人。インスタで繋がっていたのでたまに話している子だった。その時、なぜかわかんないけどとっさにもう1人の子にも渡したいといった。
インスタで話した子と気になっていた子は、友達だと言っていたから、渡そうと思った。
数時間後、インスタで繋がっていた1年生が、
“体調不良で学校に行けそうにないです。でももう1人の子は学校に行くから、渡してあげてほしい”
と連絡が来た。そしてその子のアカウントを教えてもらった。
2週間ほど経った後でやっと繋がれた。繋がってすぐ
“繋がってくれてありがとう”
と言った。その数分後に
“こちらこそ!“
ときた。そのあと明日の集合場所と、時間を伝えて話は終わった。
次の日、少し緊張して学校に向かった。
時間より少し早く向かった。会うと、”かわいい“とそれだけ思っていた。実際会うと話すことを忘れて、渡すとき“ん、”と言って強がってしまった。でも笑顔で、
“ありがとうございます!”
と言った。可愛くて仕方がなかった。その日から毎日のように連絡をとるようになり、話も盛り上がっていた。
学校でも会うようになり、いつからか自然に笑えるようになっていった。そして、笑う自分が好きになった。
数週間経った学校の帰り、部活がオフになった。だけど雨が降っていて好きじゃなかった。するとちょうど気になる人に会い、オフだし話して帰ろうと思った。すると彼女は、
“今日雨なので、バスで帰りますよ!”
と言った。いつも彼女は自転車で、自分はバスだったから、一緒に帰ることがなかった。だから、初めて2人で帰ることになった。それに、彼女と帰れる嬉しさから雨の日がすごく好きになった日だった。