『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
基本的に
刹那的思考ではあります。
困ったことなどは
一応悩みに悩むけれども
最終的には
ま、なんとかなるでしょ
となります。
となるまでが修羅場です。
一回死にそうにまでなって
ムクリと起き上がるんです。
そう、死ぬ気でやれば
何でも出来ますよ。
いっぱい泣いたらあとは
上を向いて歩こう
――刹那――
刹那
時は死んだ
刹那
君は瓦解を起こした
刹那
夏のパッションが冷厳を支配した
刹那
君は赤い薔薇のように
トラックに轢かれ
散っていった
美しさを増し、輝き続ける君が
愛しくてたまらなかった
一心に生きようとする君を初めて見たから
背中合わせ
冷たい地球と小さな僕
流れる光を共に待つ夜
(『刹那』の瞬間に願いを託して)
刹那
その瞬間に
準備されてる思考
その判断
予め用意されてる
気がつけばそこにある答え
たまに垣間見る
何故そんなことを知ってるのかって
たまに聞かれるけど
良くわからんのよ
ただそこに辿り着けただけです
なんとなくだけど明確に
道のりは把握してない
気がついたら形になってて
それに気がつくんだけど
ほっとくと形は胡散してしまったり
違う形でまた現れたり
必要にならなければ何も解らないまま
正確には
そこに触れないだけなんだろうけど
知ってはいても形にはならないもの
あえて形にする必要のないその何か
※三次元(くじらのひとの黒迷さん)注意
※BLではありません
※結成前のお二人
刹那の速さで心を穿った。
普段他者のネタになど興味のない吉田だが、舞台袖での待機中には前出番の者のネタを見る事はある。
今日は同期の小杉が組んでいるコンビが自分たちより一つ前の出番だった。
そこで見た、聞いた、あまりに器用で技術点も芸術点も高いツッコミ。
穿かれた穴には魅力が詰め込まれる。一秒先では既に、芸人らしからぬ真面目な顔をして彼のフレーズへ聞き耳を立てる自分が居た。
(おわり)
「刹那」
おまえといると、あっという間に老けそうだ。
いつもの調子で揶揄われても、今日は言い返してやる気にならない。私はこんなに離れ難いのに、まだ一緒にいたいのに、先輩は余裕な笑みを浮かべて楽しそうだから。
帰り道に伸びる影を、恨めしく見つめている私に気づかないはずもないのに。
言い返さない私に突っかかるわけでもなく、むしろ甘い瞳で見つめてくる彼に、なんだか居心地が悪くなって、可愛くない言葉で言い返した。
先輩にはいつも気苦労かけてますもんね。
まぁ、それもあるな。
彼はやっぱり、まだ嬉しそうに笑ってる。
なんで。もう少しで私の家に着いてしまうのに。着いてしまえばまた会いたくて焦がれる日々が始まるのに。
そう思っても、彼の瞳に邪気はない。繋がれた指先から、こっちまで気持ちが伝染して、絆されて、棘が抜けていく。寂しさが少し和らぐ。
私はやっぱりこの人に弱い。
離れる前は、少しでも可愛くいたいから。可愛くない私を上書きするように、彼の指をぎゅっと握って、じゃあどう言う意味ですか?とその真意を尋ねた。
……おまえと同じってこと。
私が老けてるってことですか?
焦って思わず食い気味で答えれば、今度は声を出して笑われた。
刹那
ふと思い浮かんだ言葉も、次の瞬間にはもう忘れてしまって、あまりにも刹那的な思考に少しだけ寂しくなる。
何度自分の考えを無駄にしてきたんだろう。忘れてきたんだろう。
思い出せないそれらに想いを馳せて、今日も生きているんだ。
刹那
意味を調べてみると
きわめて短い時間
刹那主義は
過去や将来のことを考えないで
ただ現在の瞬間を充実させて
生きればよいとする考え方
人生はあっという間に過ぎていく
それなら後悔しないように
日々を過ごしていきたい
お題とは関係ないんだけど、新じゃがで作った肉じゃが美味しかった。皮ごと食べられて手間要らずだし、第一見た目が可愛い。
刹那といえば、どこか心をくすぐるような魅力的な何かを感じないかい? 僕? 多いに感じるぞ! みてくれたまえ。響きも感じもかっこいいじゃないか!
え。何? 中二くさい。ははあ。ショーゴくんは背伸びがしたいお年頃というやつだな。だが安心したまえ。僕からみれば君はまだ子供だ。もちろん、自分だって子供だ。ようやく高校一年生になったばかりなんだぞ。当たりまえの事じゃないか!
そう。それで、刹那の話しだったよな。いい響き、いい言葉だとは思わないか? 辞書でひらいたら極めて短い時間の事をあらわすらしいぞ。へえ。はじめて知った。俺の頭のしわが一つ刻まれて賢くなったな。ああ、話しをおって悪かったね。それで、この刹那、刹那ね。いいと思わないかい? 一瞬でも瞬間でもちょっとの間でもjust momentでもなく刹那なんだよ。なんかこう、ぶった切られた感じがしないか? あ、ショーゴくんが鉈を持っているのをみてそう思ったわけじゃないからね。鉈を持っていなくてもぶった切られた感じがすると俺は言うよ。
まあそれで、そのぶった切って流れを変えようとする異質な感じ、これが如実にあらわれているのが刹那だ。うん。そうして考えるとやっぱりいい言葉だ。中二に患うという噂のあの病は、あながち悪い病気でもないんだな。だって僕はこんなにも感激しているぞ。
そして刹那と表現できるものが欲しい。ぶった切って一時停止した空白の世界とか体験したことないからな。よしショーゴくんこれから一緒に刹那的な瞬間を探しに。
………びっくりした。
刹那
6日目ー
同じ日がある、なんて思い違いのまま生きないで。
思い出を、大切にしないといけない。
ただ風に吹かれて歩いた坂道も、
中身がない会話だったとしても。
何気ないことと思っているからといって、
それが本当に何気ないことなのか、
私たちはまだ知れないでいる。
刹那
暖かい春のあの日、ポツポツと降り始めた葉桜の並木道を歩いてた。空は半分青空で、キラキラした陽射しを浴びながら、七色の雨に戸惑って。少しづつ強くなってゆく雨の中、雨宿り先を探し始めた時、ふっと耳元を風が通り抜ける。同時に、懐かしい声が聴こえた。振り返るその向こうは、緩いカーブになっていて、当に散った筈の桜が一輪咲き残っていた。その樹は確か…
テーマ 刹那
チャンスの神様は前髪しかない。
いつどこでどのようなタイミングでやってくるかもわからない。
…そんな漠然としたチャンスなんて…と思ってはいけない。
そう、チャンスは確かに不意にやってくる。
とは言え必ずやってくるのだ。
更に形は違えどそのチャンスは誰にでもやってくるのだ。
掴んだその刹那、自分の人生は大きく変わる。
すぐではないかもしれないが確実に自分にプラスになっていく。
勇気を出して、手を伸ばせ。
テーマ:刹那 #167
その刹那
君は君であることを忘れたんだ。
君が君として存在していたことを。
生きていることを。
呼吸の仕方も
なぜ、眼の前に広がる景色は見えているのかも。
頬を掠める風の感触も……。
刹那的とか刹那主義とか
ちっとも好きじゃない。
刹那を英語にするとmoment.
瞬間だ。
瞬間の方がずっといい。
五感を刺激する毎日は瞬間でできている。
そしてそれはずっと先まで続いている。
刹那に生きることを強いられている人が多くいることは知っている。
それでも瞬間を大切に積み重ねて欲しいと
わたしは勝手に思っている。
短い瞬間かもしれない、でもそれは大切な瞬間かもしれない。
刹那で片付けないで、
考えることを、やめないで。
俺は刹那主義者だ。誰が俺に言ったか忘れたが、その時その時楽しければ後はどうだっていい。そういうのを刹那主義者というらしい。
俺の生き方は褒められたもんじゃないんだろう。
金も人間関係も女も今の俺を彩る付属品だ。
その時その場で笑い合えればそれでいい。
人生なんて、そんなもんだ。
#刹那
宝くじが当たった。
フリーズ
·······後
頭の中を凄まじい勢いで多くのことが駆け巡った。
落ち着け。
もう一度見た···。
最後の数字、3と8を見間違えていたらしい。
笑いが出た。
【刹那】
思い浮かんだその刹那、言葉が霧散する。
こうして私は今日も何も書けずにおわる。
そんな事の繰り返しで、書きたいこともかけやしない。
人生も長いようで、過ぎてしまえば刹那的で…。
そんな短い時間をどう有意義に過ごせるのだろう。
そう思いながらも、
私は今日も無駄に時間を浪費するのだろう。
刹那
貴方と目が合った
逸らすまでの刻
見つめ合うことは許されない
元気がない時、好きな食べ物を食べたら元気が出た。
疲れていた時、好きな本を読んだらリラックスできた。
少し物寂しい気分の時、好きな人とメッセージをするだけで嬉しくなれた。
"好き"という感情は時にはエネルギーに時には癒しになる。
暗いことがあっても、すぐに明るくなる方法はある。
だから余り重く考えずに気楽に行こう。
刹那…意味: 極めて短い時間、瞬間。
#刹那