『別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別れ際に手を振る、相手をみることは大事だ。
今はすぐ連絡ができてしまうから、あまり気にしない人も多い気がするが、リアルコミュニケーションが大事。
心の灯火(番外編)21の続き
別れ際に(番外編)22
●別れ際が寂しいシズクちゃん
今日は、皆でティーパーティー
帽子屋のナイト 白兎のミーナ
魔法使いのハロルドその助手のマリア
そしてシズクちゃんと灰色猫のハイネで
楽しいお茶会をしていました。
しかし楽しい時間は、あっという間に過ぎて行き皆帰る頃になりました。
別れ際 皆は、シズクちゃん達に手を振り
帰って行きました。
皆が居なくなり 静かになると
シズクちゃんは、急に寂しくなり
泣き出してしまいました。
「うっうええっ ひっく....ひぐっ...」
「どうしたんだ お前」皆が帰った後
パーティーの後片付けをしていたハイネは
さっきまで皆と笑っていたシズクちゃんが
何の脈絡も無く泣き出したので困惑して
いました。
ハイネはシズクちゃんを抱き上げシズクちゃんの背中を叩いて落ち着かせます
するとシズクちゃんがハイネの首元に
抱き付いて「皆....帰っちゃって....寂しい」と言いました。
ハイネは、そんなシズクちゃんに苦笑して
「馬鹿だなあ....皆 お前に手を振って
くれただろう バイバイって....
また会おうねって またいつでも会いに
行けるだろう.... それにお前には俺が
いつでも側に居るだろう だから大丈夫だ」シズクちゃんは、ハイネの言葉に
素直に「うん」と頷きまたハイネの首元に
抱き付きました。
ハイネは、(最後の言葉は、ちょっと
言い過ぎたかなあ....)と自分でもちょっと
恥ずかしい事を言ったかもと少し後悔しましたがシズクちゃんが.....「えへへへ」と
嬉しそうに にっこりまた笑ってくれたのでハイネは、安堵してシズクちゃんと
一緒に後片付けをしてそして夜が
深まった頃一緒に眠りにつきました。
めでたし めでたし!!
別れ際になると寂しくなるから、次の会う予定を決めるんだ
別れ際に
悲しさが残るのか、喜びが残るのか、
多分、後悔だけが、残るのだろう。
・5『別れ際に』
「いいから帰んなさい」
と少年に言った。少年は勢いよく駆け出したかと思うと
イチョウの葉を集めて寝転がっている私の上にかけた。
どーゆー意味があるのだろう……?
「風邪ひかないでね!」
そう言ってまた勢いよく駆けていった。
「ユーレイだから平気だよ!ありがとうー!」
イチョウの葉から私を責める声は一つも聞こえず
私は安心して目を瞑った。
【終わり】
別れ際に手を振った君が
映画のワンシーンのような
よく出来た情景だった。
僕は映画の主人公になっている気分だった。
彼女があまりにもヒロイン過ぎる。
どんなときも彼女は絵になる。
そんな彼女と一緒にいられるなんて
僕はどんな徳を積んできたのだろう。
「じゃあまた明日。」
いつも思うけど別れ際は
なんだか寂しくなる帰り道。
─────『別れ際に』
君と手を繋ぐ。
あと2分。
そこの角を曲がれば、マンションに着く。
“別れ際に”
別れ際にまた会いたいと言われ困った
ほんの遊びのつもりだったんだけど
正直に言ったら傷つけてしまう
火遊びはしない方がいい
青
会うは別れの始まり、そんな言葉をA子はぼんやりと思い出していた。
最初に出会った時は胸がドキドキと高鳴ったのを覚えている。
それはまるで初恋のトキメキのような、それでいてどこか懐かしいような。
それでも先人が遺した言葉はどうしてこんなにも世の理にかなっているのだろうか。
「嗚呼、」
あなたとはこれから何度別れるのだろう、こんな別れが来るのならばいっそ初めから出会わなくていいのに。
ゴキジェットと書かれたスプレー缶を手に、A子はいよいよ対峙する。
後生ですから見逃してください、何となくそんな声が聞こえてくる。
ならぬ、お前だけはタダで帰すわけにはいかないのだ。
会うは別れの始まり、それならば最初から出会いたくない。私の前に二度と姿を見せないでおくれ。
シュー!と勢いよくスプレーの噴き出す音が無音の部屋に響いた。
別れ際に
幸せでした、と伝えた人
大好きだよ、と伝えた子
色んな別れがあるけれど
大切な相手ほど
無理をしてでも笑っていたいと思う
彼との別れ際、過ぎ去ってゆく電車の中から手を振り続けた。彼は手を振り返してはくれなかった。
別れ際に
私の幼なじみは、とっても鈍い。
だってこれまで、いくつもの「ラブレター」という名の「差し入れ」をもらっていることか。
ほら、今日もバスケの練習中に、女の子からの差し入れが。
「ありがとう! これからも応援よろしく!」
いや、「応援」というよりも「好きです」って感じの眼だから、あれは。
……言いたいけど、言いたくない。 だって
「俺もあの子、気になってたんだ」
なんて言われた日には、へこむのはこっちだ。
私の幼なじみは、ちょっと寂しがりだ。
「一緒に帰ろ」
部活終わりに一緒に道を歩くのは、もうお決まりのようなこと。
その日の私は、いつもとちょっと違った。
「ねえ、差し入れに込められてるメッセージって、なんだと思う?」
「ん? そりゃ「頑張って」だろ?」
「……それだけ?」
「ん?」
本当に、鈍い。
「私、思うんだけど。差し入れって、ラブレターに似てない?」
「ラブレター? なんで?」
「なんで、って……」
あぁ、ダメだ。これじゃあ伝わらない。
そうこう言ってる間に、別れ道になる。
「……やっぱ、なんでもない。忘れて」
「――おまえ今、「こいつ鈍いな」って思っただろ」
「え?」
彼は、なんだかとても真剣な顔つきをしていた。
「確かに俺は鈍いとこあるけどさ。おまえも、それなりに鈍いと思うよ」
「? なんの話?」
「――俺は、おまえが好きだから、一緒に帰ろうっていつも誘ってるんだけど」
「――――え」
じゃあな、と。
そんな、爆弾発言を別れ際に残していった。
「…………」
私の幼なじみは、とっても鈍い。けど。
私も、もしかしたら鈍いところがある、のかもしれないと。
はじめて、そんなことを思った。
別れ際に、君から
好きだよ
と
言われた
俺は、とても嬉しかった
別れ際に
自分がこの世を去る時に
どんな風に別れを迎えるか?
時に考える
きちんと感謝を伝えられるのか?
日々思ってないと出来ないか?
苦しみ、もがいて、
暴言を吐いて去りたくはない
別れ際
一体どんな最後になることやら
怖がるのではなく
楽しみに、迎えたい
別れ際に
なんでもそう
別れる時が
一番愛おしい
『別れ際に』
いつもと同じようで、少し違う。
その寂しそうな目を見ていられなくて思わず引き留めた。このまま一緒にいられたらいいのに。
「別れ際に」
別れ際に「また明日ね」と言えた学生時代
今はなかなか言えない
「別れ際に」
目配せをした。
これまでありがとう。幸せになってね。
【別れ際に...】
最後にもう一度だけ...
あわよくば気持ちが変わって欲しい
情に絆されてくれたらいいのに...
でもあわよくやり直せたとしても
きっとまた同じことの繰り返し
引き止めることなく
お互いを尊重しよう
大好きなままサヨナラしよう
2024.9.28
別れ際に
僕が言い残したことがあるとするなら
愛してるという言葉だった
一度も口にしたことはなかった
愛などという簡単なひと言では表せなかった
その朝の最後の言葉は
じゃあね行ってくるよ
君は何も知らぬ微笑みで
行ってらっしゃいと言った
どこまでやれるか
できるところまで闘いたかった
だがそんな事は君に聞かせる事じゃない
いつも本気は本音では言えないもの
冷たいと君は泣くだろうか
それとも僕を憎むかい
もう少し待っていてね
届くはずのない返事を書くから