心の灯火(番外編)21の続き
別れ際に(番外編)22
●別れ際が寂しいシズクちゃん
今日は、皆でティーパーティー
帽子屋のナイト 白兎のミーナ
魔法使いのハロルドその助手のマリア
そしてシズクちゃんと灰色猫のハイネで
楽しいお茶会をしていました。
しかし楽しい時間は、あっという間に過ぎて行き皆帰る頃になりました。
別れ際 皆は、シズクちゃん達に手を振り
帰って行きました。
皆が居なくなり 静かになると
シズクちゃんは、急に寂しくなり
泣き出してしまいました。
「うっうええっ ひっく....ひぐっ...」
「どうしたんだ お前」皆が帰った後
パーティーの後片付けをしていたハイネは
さっきまで皆と笑っていたシズクちゃんが
何の脈絡も無く泣き出したので困惑して
いました。
ハイネはシズクちゃんを抱き上げシズクちゃんの背中を叩いて落ち着かせます
するとシズクちゃんがハイネの首元に
抱き付いて「皆....帰っちゃって....寂しい」と言いました。
ハイネは、そんなシズクちゃんに苦笑して
「馬鹿だなあ....皆 お前に手を振って
くれただろう バイバイって....
また会おうねって またいつでも会いに
行けるだろう.... それにお前には俺が
いつでも側に居るだろう だから大丈夫だ」シズクちゃんは、ハイネの言葉に
素直に「うん」と頷きまたハイネの首元に
抱き付きました。
ハイネは、(最後の言葉は、ちょっと
言い過ぎたかなあ....)と自分でもちょっと
恥ずかしい事を言ったかもと少し後悔しましたがシズクちゃんが.....「えへへへ」と
嬉しそうに にっこりまた笑ってくれたのでハイネは、安堵してシズクちゃんと
一緒に後片付けをしてそして夜が
深まった頃一緒に眠りにつきました。
めでたし めでたし!!
9/29/2024, 12:29:46 AM