『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【初恋の日】2
「はじめまして」
清々しい挨拶。呑気な顔。
今日から同室になる彼だが、印象は悪かった。
私含めここには、病気や怪我と戦っている人達が大勢いる。
彼も同様に戦っている。
病気なんて気にしていないような顔をする彼に
心底嫌気がした。
元々四人部屋だが部屋には私と彼しか居ない。
だからか彼はしつこく話しかけてくる。
返事を求められることも無く彼の独り言を黙って聞く。
話の中で彼がずっとこの病院にいること、
難病であと2年生きれるかどうかということが分かった。
そんなこと言われたら、私も黙っておくわけにも行かない。
しかし難病の彼に私なんかの話をしたら彼はきっと私を嫌うだろう。
一応同室なんだから嫌われると都合が悪い。
とりあえず天気の話をしておいた。
その日から彼とはたわいもない会話をするようになった。
毎日そんな日が続くと思っていた。
ある日朝起きると彼はいなかった。
手汗がジワッとする。
心臓の音が激しくなる。
話によると昨日の夜廊下で倒れていたらしい。
先程検査を終えもうすぐ戻ってくるとのこと。
あぁ、よかった。死んでしまったかと思ったから。
彼が戻ってきた。
「どうしたの?目赤いよ?」
「なんでもないよ」
私はようやく確信した。彼が好きだ。
伝えるつもりは無い。ただこの毎日がずっと続いてくれればそれでいい。
その日
好きになった人の名が 直人だったから
なおと という音の響きが特別になった。
直人が好きなバンドがバンプだったから
バンプの曲が特別になった。
直人を産み育ててくれたお母さんの名前が由紀子だったから
ゆきこ という響きが特別になった。
直人のお祖母ちゃんが優しいときいたから
街ですれ違うお年寄りが特別になった。
直人が子どもが好きだと言ったから
煩いと思っていた近所の幼稚園も
保育園も 小学校も私の特別になった。
すれ違う知らないおじさんも
イヤホンしてるおにいさんも
忙しそうな自転車のおばさんも
みんな みんな
きっと誰かの特別な存在
初恋の日
私はこのほしをはじめて
いとしいと思うようになった。
お題「初恋の日」
――初恋の日――
知らない雨の日を歩いて
落ち込む世界達を突き刺し歩く
色眼鏡だからと色失い
口減らしで捨てられた子みたいに
恐怖の中で体を揺らして泣き喚いた
包み紙に包まれたままの植物を
見せびらかしては憂いに浸かる
集団で生きるのに不向きな心臓にとってそれは
何もかもを失う罠に成り下がった
――――――――――――――――――
おかげさまで、風邪がGW中に完治しました!
現在、作風を変えようと奮闘しております。上手くいかなくて泣きます。
拙い詩ですが、これからも読んで下さると歓喜の舞を舞います(嘘です)
それではさようなら*˙︶˙*)ノ"
↓即興ネタ枠です
ある日、僕は、恋をした。
まるくぷりっとしており
煌々と赤色を反射する
そう、
味玉だ。
初恋の日は覚えてないけど
初恋の君は十分に覚えてる
初恋の君は6年?7年?くらい好きでした
とてもじゃないけどすんごいいい関係性ではなかったと思う
でもなんだかなすごい好きでした
気づいたら目で追いかけていたし声が聞こえると嬉しかった
そんな純粋な恋心を抱いていました
特に実ることもなく今は疎遠ですが初恋としては上出来でした
今は初恋の君とはタイプの全く違う人を好きになりました
4年?5年?くらいになります
超えそうですね
新しい恋愛は純粋な時期もあれば最悪な時期もあり
いいとは言えないです
でも恋はいいです
幸せです
今はただ待ちます
これ以上
これ以上好きになったら自分が壊れちゃいそう...
でも壊れてもいいから今よりもっと「好き」って伝えたい
だって好きなんだもん
誰にも負けないぐらい好き...
毎日だって会いたい...
声が聞きたい...
好きだよって伝えたい...
名前も顔も覚えて貰える事なってないのに...
この想いがあなたに届くまで叫び続けるよ!
いつかこの想いが届くといいなぁ
あの日は、よく晴れた春の日だった。
「って言い方だと、桜舞い散る入学式〜! なんて思われたりするんだろうなあ」
実際まあ悪い思い出ではない。悪くはないというだけ。入学式も二年目もとうに過ぎ去り、進路を本格的に決定した頃の出来事だったのである。しかもほんの数日前に起こった。
ハァ〜ア、と大きな息を吐き出し、教室にある自分の椅子から腰を上げる。がらんとしたロッカーを尻目に、スクールバッグを肩に歩き出した。吹奏楽部も昼休憩のようだ。廊下まで響く音がまばらになっている。
「休日授業サボりたかったぁ」
サボれなかった理由は明白。これでも進学校なことと、あの人がまじめに登校して来ているから。自分にこんな殊勝な面があったなんて驚きだ。高校生活三年目にしての新事実である。
『え、これ田部さんがやってくれてたの』
新しいクラスになって二週間ほど。担任の趣味で新しい花が生けられる花瓶の水を、ほかの子が触る気配がなかった。仕方ない。家で弟妹の散らかしを片付けるのと似たようなものだ。
放課後のHRが終わって、各々の部活に散った教室はなんだか居心地がいい。ぼうっと外を眺めつつ花瓶を手に廊下へ。前の水を捨て蛇口から新しい水を入れる。軽快な音とともにハンドルを締め戻ろうとした時だ。素っ頓狂な声が聞こえてくる。
『えっ』
あとはご想像どおり、気付いてくれた意外に優しい彼にときめいてしまって。初恋なるものをこんなタイミングで知った。もっと早く来いよとしか思えない。
「……帰ろ」
あわよくば、彼にバッタリ昇降口で会わないだろうか。帰りに寄った文房具屋やカフェで隣に座らないだろうか。心浮き立つような感覚を抑えようとしても、期待してしまうのは止められず。
本当に、彼への気持ちに気づいた日がもっと早ければなあと思ってならない。
初恋の日
学校の窓からグランドを眺める…
そこには憧れの君。
白いボールを追いかけて走る姿に胸が高鳴ったあの日。
遠くから眺めるだけで胸がいっぱいになったんだ。
でも、
初恋という名のその恋は卒業と共に終わりをむかえた。
ただそれだけの
ただそれだけの…恋物語。
お題「初恋の日」
「それでは次の話題です。今日は初恋の日ということで、全国各所で街コン等の恋愛イベントが開催され、恋人探しに勤しむ人々の姿が見られました・・・」
テレビから流れてくる下らない情報に眉をひそめた。誰が初恋の日なんて制定したんだ、本人には悪気はないんだろうけどわざわざ御用意いただく必要なんてないだろう。恋愛という関係を押し付けやがって、勝手なお世話というやつだ。
そもそも私には恋とか愛とかは縁がない。言い寄ってくるやつもたまにはいるけど、さっぱり興味が持てない。誰かを好きになるとか、どうやって出来るんだ?
そういう時は決まって、幼くしてこの世を去った友達のことを思い出す。あいつと遊んでた時は本当に楽しかった。いつも一緒で、いたずらをして立たされたり、夜更けに学校に忍び込んだり、河原で他愛もないことを喋ったり、何をしていても心地よかった。
それがもう出来ないのは残念だけど。あいつは恋愛とか知らないまま逝ってしまったんだぞ……
それがそうだと気づかなかった。
過ぎていく日々の中でしみじみ思い出す、あの日が初恋の日。
覚えているかと聞かれたら、はっきりとは覚えていない。
元々、そんな感情とは無縁だったから。
だから、考えないようにしていた。
ーーーなのに、突然落ちるんだよねぇ。
”初恋の日”なんて可愛らしい表現だけど、全部が全部そうじゃないって解ってる。
初恋の日
初恋がいつとか覚えてない。小学生の時、親友に「あんたは恋に恋してる」って言われたのが衝撃的だったな。言われてみれば確かにそうだったし彼氏ができても結局疲れて別れちゃった。彼氏が恋してたのだって私じゃなくて「彼女持ちの俺」だっただろうしね。それ以来恋愛はしてない。だから私の初恋の日は小学生で相手は恋だったっぽい。
多分何かしら自分に利がないと恋愛って成立しないんだろうな。もう全員自分に恋しておけばいいのに。
誰よりも大切な人だった
あれが恋だなんて思ってもみなかった
初恋の日は覚えてない。
気づいたら好きになっているのが恋だと思う。
私は小5の時、世界がカラフルに見える
刺激的な恋をした。
サプライズのように突然現れ、普通の人ではやりそうもないことをいとも簡単にこなし、クラスのムードメーカー的な存在な君は、私の憧れでもあった。
いま君はどうしてる?
まだ私のこと覚えてる?
もうすぐ、夏だね。
好きな人とかもういるかな?
昨日のことみたいにいつも君を思い出し
ちゃうんだ。
だって忘れられないよ、あんなに人の
常識を超えてくる人なんて今まで見た
ことないもん!
より一層カッコよくなってて、モテモテ
になってるかもね笑
雨が降ると懐かしくなるよ
いつも一緒に帰る度に雨だったからね
楽しかったな
いつか必ず再会できることを願ってる。
Blue humanへ送る🕊
初恋の日 5月7日
初恋をして1年間経ちました。長いようで短かったです。基本僕は、日記を読み返さないんです恥かしいから
でも今日は、読み返してみることにしました。内心ドキドキです。うわぁ〜これはねきついですね。彼の事ばっかですね。恋した理由、かっこいい所、喋った内容を細かく毎日書いてますね。突然ですが、僕はこの日記をやめようと思います。理由は簡単です。僕の恋が終わったからです。ほんとにこの1年間楽しかったです。最後に言いたくても言えなかった彼への気持ちをここに書いておこうと思います。
内村海星君ずっと好きでした。近くにいてとても楽しかったです。一生口に出すことは無いですが好きなのは変わらないです。 by 内田圭介より
遠い記憶。カレンダーの日付をなぞりながら、先程までの夢を思い出した。俺の初恋は十年前の今日だったか。毎年というわけではないが、何度か同じ初恋の夢を見ている気がする。これは後悔なのか贖罪なのか、彼女への執着なのか、はたまた彼女の亡霊なのだろうか。
長い睫毛に囲まれた明るい目は美しく、艶のある髪が月の光を反射する様は見惚れるほどだった。白い手足は柔らかく、俺が掴んでしまえば容易く動きを封じられる。長い指に手の甲をなぞられれば背骨が震えた。
愛らしく俺の初恋を奪った彼女。俺は小さな体を後ろから腕の中に閉じ込めて、そのまま細い首を切り裂いた。はくはくと赤い唇を動かす仕草すら刺激的だったことを色濃く覚えている。あの日から忍ばせたナイフは今も宝物だ。何度、魅力的な女に恋を突き立てたことか。
十年前の今日、心から愛していたよ。俺の初恋。
『初恋の日』
好きになった日が
いつだったのか
覚えてないけれど
金木犀の香りは
嫌でも君を思い出させる
【初恋の日】
話したいのに話せない
告白してもどうしたいのか
幼くて 真っ直ぐで
スマホもプリクラもなかった時代の
お話しです
電車で手紙を渡した私
アオハル🌸
私は初恋を知らない。
だから、これから出会うたった一人の人のために
ずっととってあるの。
その人だけ、見つめていられる自信がある。
これから未来で会いましょう。
覚えていない、あの日から
いつの間にか
世界を変えてしまった
長い長い人生の中で、知らないままでいても良かったかもしれない、この感情を
いつか懐かしく、羨ましくなる、この感情を
あなたは私に与えてしまった
初恋は今も、今でも、初恋のままなのです
『初恋の日』
私:てかさ、あんたって彼氏ってすぐつくって別れてるけど、
恋とか落ちてるの?
友達:ん~…そうだね、毎回何かしらあるよ?
私:イケメンだとか?
友達:失礼な!
これでもタイプは切れ目の塩顔なんだよ!
私:え……意外…
友達:そりゃ私も若い頃は顔面に惹かれてたことあったよ?
私:今も若いけど
友達:私が塩顔男に恋した話しよっか
私:結構です。
遠慮します。
いりません。
聞きません。
お腹いっぱいです。
友達:めっちゃ拒否るじゃん……
私:だって他人の、のろけなんて聞きたくないもん
友達:お構いなしに話しま~す
私:どうぞどうぞご勝手に。私はそれをBGMとして勉強しときま~す
友達:聞きませんってことね
…………
あの日はいつだったか…
私:話すんかい…!
《まぁ……その後長々と話をされて、しまいに彼氏つくってみたら?なんて言う話をされた…w》
友達:だから、彼氏をつくることは重要で…
てか恋したことないよね?彼氏と恋に落ちることは違うから
一応聞くけど…
私:あるよ
友達:え!?だれだれ!?気になる教えて…!
私:いいよ
友達:やったぁ~!で!?誰!?
私:アクアと、ゴーゴリと、爆豪と、轟と………
友達:ちょっと待って!
アニメ!?
私:そうだよ?私はアニオタだから
他のアニメの推しは……
友達:まぁ…アニメに恋するのもいいよね
作者:アニメいいよね!凄く面白い!最近はマッシュルと、推しの子にハマってます!
是非見てね!