『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初恋の日って何ですか
初の恋に落ちた日のことですか
落ちないように生きている人間も
わりといるんじゃないかな
初恋の日
それは奇しくも君の逮夜の日だった
燃やされる君の顔は分からないのに何故か
美しいと分かった
只、その気持ちが恋だと、気づいた時には
君は人生の階段から降りていた
この初恋を誰かに聞いて欲しくて家族に話した
お母さんに私、彼のこと好きだったみたい
というと複雑な顔をしてその場で崩れた
お父さんに私、彼のこと好きだったみたい
と言うと君が悪そうに拒絶した
友達に私、彼のこと好きだったみたい
というと何故かぎこちない笑顔で
「今はそういう時代だよね!」と言われた
好きになっちゃダメだったのかな?
まァ、元々出来の悪い私は両親から嫌われてたし
その反応は今更か
でも友達の反応が悪かったのはどうして?
否、もう。どうでもいいや
待ってて
今、逝くから
私の初恋のお兄ちゃん
※逮夜とは
火葬する日を指す
今日は久しぶりに雨か降っていました。
今夜も風が強そうです。
家の前にある竹林が揺れています。
風が唸っているようです。
そういえば、貴方に恋した時もこんな雨の日でしたね。あなたは知らないだろうけど。
私はあの日傘がなくて困っていたんです。
話したこともない私に貴方は傘を差し出してくれました。こんなありきたりな展開で私が貴方に恋に落ちるなんて考えてもいなかったけどとても嬉しかった。ありがとう。
唐突ですが、結婚したようですね。
今の暮らしが嫌になったら私の所へ来てください。
貴方に限ってそんなことは無いでしょうけど。
このまま描き続けていたら貴方をとられた悔しさで紙を破いてしまいそうです。どうぞお幸せに。
そして私に初恋を教えてくれてありがとう。
初恋のあなたへ
うわ。好き。
べたっと座って靴紐を結んでいた体育館。
背の高いあなたに声をかけたら、わざわざしゃがんで目を合わせてくれた。
初対面。笑顔。両手のバスケットボール。
うわ。わたし。あなたのこと何にも知らないのに。うわ。うわ。こんなことで。
#6 お題:初恋の日
君の目に透けた光が見えたから
好きなひまわり渡したかった
オレの初恋? おまえだけど?
照れんなよ。オレまで恥ずかしいだろ。
ところで、恋ってこんなに呪わしいものなのか?
オレってヤバい? 重い?
そっかー。まあ、重いよな。
でも、おまえは、やっぱりオレの人生の光だし。
だから、ずっと側に置いといてくれよ、オレを。
初恋の日。君を初めて見た日。この純粋な笑顔に一目惚れしちゃった。僕は君しか考えれなくなって、登校中も、授業中でも、何を言われても上の空だった。··········たぶん、これが良くなかったんだね。僕はこの世界にいれなくなった。そうだよ。僕は·····交通事故で死んじゃったんだ。でも、この世界に、いや、君に未練があって、僕は成仏出来なかったんだ。君に伝えたいことが伝えれなくて。·····だから·····ええと····この、度胸の無い僕と、付き合ってくれませんか?
えっ、本当に?いいの?ありがとう··········はは、僕、もう君に未練が無くなっちゃったから、成仏しちゃうな……せっかく、伝えられたのに·····嫌だよ···············でっ、でも、くよくよしてちゃ駄目、だよね。いい?僕は君のことを愛してる。絶対、来世でも同じ世界で暮らそうね·····!次はちゃんと生きて付き合ってみせるよ·····!待っててね
貴女の黒い髪が揺れた初恋の日、その日から私と貴女は喋り笑うようになった。そして私は貴女に段々と惚れていった。虐められていた共通点でどんどん仲が深まっていった。惚れていく度に苛めは加速した。そして初恋の日は貴女の命日になった。
初恋の日
わたしのはつこいは小2
そのときはコイとはいえるか
わかんなかったけどね
小4でわかったよ
あの子が好きだって
小5からはすこし話すようになった
小6は沢山話すようになった
中1の日、
私はあの子に恋をしたと告げた
あの子も気になってたっぽい
嬉しいな
付き合ってほしいと言えた
彼女からいいよと言われた
とっても嬉しかった
すごく嬉しかった
中2の今でも沢山話したり遊んだり
ずっと続いてほしい
何歳の時とかは覚えてないけど年上の人でサッカー見に行ってる時によく話しかけてくれた
まだ分からない恋心
まだ気付けない恋心
きっとチョコのように甘くて
きっと飴のようにとろける
心の奥がきゅっとなって
頬が火照る
優しさの詰まった
金平糖の瓶みたいな
そんな初恋の日に出会いたい
気づいたら好きになってた。
好きなんだって思った。
今考えても分からない、気づいたら今にいる。
その日からあなたのことで頭がいっぱい。
お題『初恋の日』
初恋の日
君と出会ったのはいつだっけ。
確か、初めての学校で緊張していた時だったっけ。
そうだ、あの日に君を好きになったんだ。
僕の自己紹介を覚えてくれていて、
「なんのゲーム好きなの〜?」
って話しかけてくれた君。
「まだ教科書無いでしょ?見せてあげる」
って机をくっつけてくれた君。
でも1番好きな君は、
僕に笑いかけてくれたときの、
目を細める君。
それが何よりも好きで、見たくて、
今日もあなたに話しかけるんだ。
「おはよう!」
今日は入学式
私は田舎育ちで高校生になったら絶対に
都会の方に行く‼︎って決めてた。
電車に乗るのもそんなになくて
少々不安気味、、、
「朝ってこんなに混んでるんだ」
電車に乗ってゆらゆらしてると、
急に電車が揺れた。
「うわっ」
倒れてしまいそうになった時、、、
パシッと誰かに手をとられた。
「大丈夫っスか」
「あ、ありがとうございます」
その後の沈黙の後駅に着いた。
「じゃあ俺はここで」
そう言って彼は電車を出た。
「私も出なきゃ」
あの人同じ高校の制服だった。
「また会えるかな」
その後の私は彼のことで頭がいっぱいだった。
5回目
初恋の日
初めての恋も、真剣な恋も、たくさん恋話したね。
辛かった気持ちも打ち明けてくれたね。
あなたの心の扉の内側を、少し見せてくれたこと、嬉しかったな。
初恋は小学校5年生でした。
特段目立つタイプじゃない僕はかわいいその子を見つめては目を逸らしてを繰り返して、傍からみたら不審者だったかもしれません。
話しかける勇気のない僕はただ「かわいいな」と思うだけで何もできませんでした。
ただ、その笑顔を見ているだけで幸せでした。
時が経ち大学生、教育実習で母校の小学校を訪れます。
すると、もう一人教育実習で母校に来ていた人がいました。
その人こそ、僕の初恋の人だったのです。
運命の糸が繋がっていたのでしょうか。
そこで初めて声を交わしました。
「久しぶり」と。
「初恋の日」
まるで、蒼空のようだった
カンカンと照り輝く太陽のような笑顔、雲のように白く透明に透き通った肌。積乱雲のように荒んだ人間の僕から見た彼女は、まさに青天の霹靂だった。
教室で1人だけ
輝いて見えた
目が離せなくなって困った
近づきたくても
話す言葉が出てこない
授業中にこっそり
君の横顔を盗み見て
ノートの隅に君の名前を書いた
隣に自分の名前も書いてみた
途端に恥ずかしさが込み上げて
一気に消した
消しあとを指でなぞる
この気持ちは消えるどころか
より濃くなった
#40「初恋の日」
初恋の日はわからない。
私が好きだと思ったのはアニメやドラマに憧れて好きだと思い込んでいるだけなのかもしれないから。
アニメやドラマで見るように人を好きになったことはまだない。
彼氏は出来たことある。
だけど別れようって言われて泣いてしまうくらい悲しくなったことはない。
だからきっと私はまだ恋と言える恋をしたことがない。
今後生きていくうえでこれが恋なんだって思える恋に出逢えるといいな。
初めてお腹が空いた日も
初めて眠くなった日も
よく覚えてないだろうから
初めて恋した日も
さほど気にすることじゃないよ
⚪︎初恋の日