『列車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
胸板の厚い男が、やけに眩しい。
初老だが、少年の様にくったく無く笑うさまに心がうづく。
「おはよう」と、ランニング中に声をかけられたけど・・・。俺は、ハグしたくてたまらなかった。
俺は現在46歳、今年47歳になる。昨今、LGBTQ+?とか言われているけど、30年近く、なんとなく男に惹かれることが多い。
いや、女性を好きにならなかった訳じゃないよ。俺がだらしないと言うか、地元と派遣業務繰り返していたから。
昔の同僚には今でも、謝りと言うか、感謝でしかない。
地元に帰ってきて約12年、介護職や福祉関係の仕事をしていたけど、メンタル面壊して今は通院とリハビリ中・・・。ダンスとストレッチ強化やってたおかげが、体重は何とか維持中。
現在は、とある精神科のデイケアのリハビリに通っている。
「課長
すみません」、何かしら飛び交う声です。デイケアの課長は身長が高く、人柄も良いですが、&坊主スタイルなのがやけに惹かれる。
申し訳ないですが、俺は勝手に、お風呂やサウナとか入って、イチャイチャするシチュエーションを妄想。
何か・・・アクティブな高齢な方に身も心も惹かれる様。
中学生時代当初から、「あっ、俺は男が好きなんだな」てのは自覚してた。恥ずかしながら、中二の修学旅行で熊本の温泉旅館泊まった時、同級生達と風呂入って、俺が我慢しきれず大勃起してしまったのは黒歴史?かな。(ただ、勃起していたせいで、巨チンとか何か、からかわれた記憶はある)
でも、当時色々あって引きこもりだった俺にしたら、何か楽しかったな。
【列車に乗って】
君の両肩に手をかけて
君が運転士の貨物列車に乗る
歌いながらリズミカルに
じゃんけんに負けた僕は
荷物になって君の後ろをついていく
君の列車はどこへ行く
じゃんけんに負けるまでは
君が決めていいよ
今の言い方は電車だろうか
例え今列車があっても
列車に乗って会いに行きたくなる人は今の私にはいない
恋しく、愛おしくなる相手がいないというのは
寂しいものですね
あなたには会いに行きたい人はいますか
いるのなら大切に。日頃から気持ちを伝えて。
言わなければ何も伝わりません
離れて行く前に、会えなくなる前に。
聞いてくれ(?)
最近好きぴ(女の子(元彼))とのやり取りが続きすぎて怖い
仲はいいけども))
好き爆発するけど大丈夫そ?wwww
鉄輪が響く、車窓に広がる景色。
心は旅に浸り、時の流れに身を任せて列車の旅を心に刻む。
どこへ行こうか。
動きゆく景色を眺めながら、心を躍らせる。
列車に乗って、知らない土地へ行く。
これから何があるかは分からないけれど、そこで新たな新生活が始まる。
いろんな不安と期待が入り交じる中で、私は今日も生きている。
『列車に乗って』
窓の外に広がる景色を眺めながら、心はあなたのことでいっぱい。
列車の揺れるリズムが、私の胸の鼓動と重なるように感じる。
遠くへと続くレールの先には、未知の出会いが待っているかもしれない。
でも今はただ、この瞬間を大切に、あなたを想いながら旅をするの。
『列車に乗って』
車窓の景色は高層ビルの立ち並ぶ大都市から鉄橋を渡るに連れてのどかな田園風景になっていく。肩が抜けそうになるぐらいにいろんな冊子で重たくなったショッパーバッグを眺めつつSNS上の戦利品報告やコスプレイヤーの写真を見ながら始発駅から終点まで乗り、また乗り換えて遠い家路を進む。
夕闇が迫り街灯がぽつりぽつりと光る田舎の風景は私の故郷によく似ていてほんのりとあたたかな気持ちになる。夜の闇を背景に電飾で飾られた地方都市はきらびやかだが、競争率が激しそうだ。都会にしかないものがあり、田舎にしかないものがある。それらを行き来できる今がとてもありがたいもののように思う。けれど、
「コラボカフェ、うちの近くにもできないかなぁ……」
SNSに写るのはイベントのオフ会で盛り上がるネット上の友達。時々、いやわりとしょっちゅう都会住まいを羨ましく思う。
東京メトロの1日券を買って
スマホで位置情報を見ながら
普段乗らない電車に乗るのは
きっと楽しいね
私の旅には
電車が似合う。
流れゆく景色を眺める。
本を読む。
ドヴォルザークのユーモレスクを聞く。
もしかしたら、猫が乗ってくるかもしれない。
ねえ、そこの列車。
私の旅に付き合ってよ。
私を遠くの街へ連れて行ってよ。
見たことのない景色を見せてよ。
たまには
私のひとりごとだって聞いてほしい。
「あそこの畑では、何を育てているんだろう」
毎日そばを走っているから、
あなたならきっと知っているでしょう。
「花が綺麗だよ」
「あの河川敷、散歩したいな」
気まぐれで応えてくれないかな。
今日も
列車に乗って旅する人が
いるのでしょう。
いつか私も
そのひとりになりたいの。
「列車に乗って」
列車に乗って向かうは夢の中
窓から見えるはトンネルから顔を出した海
少し潮の匂いが漂う
窓を開ければ爽やかな風が吹いた。
お天気良し、風の強さも、景色も
とっても綺麗。
でもここは、夢の中。トンネルを抜けたら
もう戻ってこれない。
覚めることのない世界に来てしまった。
器の持ち主が心地よい眠りについた頃
夢の中では雰囲気漂う街についていた。
ここで私は過ごす。
夢から覚めることはもうないから。
少し話が飛びます。
私は土日が休みなのですが、金曜日、土曜日とかの休日前の夜は最高ですよね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『列車に乗って』でした。
今日も良い夢を見れますように
君と電車に乗って出かけたのは、身体的にも精神的にも子どもの頃。
あの頃はなにか目的が無いと君とともにいられなかった。
でも今、何処に行かなくても何をしていなくても一緒にいられる。
これまでもこれからも、一緒にいてくれてありがとう。
240229 電車に乗って
列車に乗っている時間は、それだけで楽しい。
昔、列車に、急行や特急が初めて出来たころ、鈍行より乗車時間が短いのだから、「その分負けろ!」と文句を言った客が居たという。
つまり単なる移動手段ではなくて、誰もが列車に乗っている事に価値を認めていたようだ。
旅に出る時、文庫本の2、3冊も持って出たものだが、列車に乗っている時は本よりも、やはり車窓をぼんやり眺めている時間が長いようだ。
列車は街の中や、海沿いや、山あいを走り抜ける。人家もまばらで田畑はあるが人影は見えない寂しい風景…
柳田國男の説に、妖怪の「隠れ座頭」というものがあるが、これは「かくれ里」という言葉が転じて生まれたイメージだったのではないか?というのがある。
或いは落語の「一眼国」では香具師(やし)が六部(ろくぶ)から1つ目の少女の話しを聞いて「それは良い見せ物になる」と探しに行く、
江戸を出て東へ東へと進んで行くが、そんなものには出くわさない。六部め、騙しやがったなと諦めかけたその時、ふっと生暖かい風が吹いて、
「おじちゃ~ん!!」と呼ぶこどもの声がする、よく見るとそれは1つ目の女の子だった……
なんて空想が広がる。
四国内を列車で移動している時は、弘法大師よりも、屋島の戦いで敗れた平家の落武者の事をぼんやりイメージしていたな。
ああ、列車に乗って、ぼんやりしたい。
列車に乗って
27世紀が終わった。
年明けは真っ暗な部屋の中で一人迎えた。簡単に身支度を整えて、まだ外が暗いうちに無機質なホテルをあとにした。そうして向かったのは最寄りの駅である。凍える寒さの中駅の周りを歩く人たちは、自分と同じ目的でここにいたのだろう。つまり、今日で営業運転を終了するこの列車に乗るためだ。
心地よい揺れに身を任せ、静かな雑音を聞きながら、真っ白に染まった外の世界を見る。真っ白なのに真っ暗で、果てしない闇を感じる。そっと窓に頬をつけてみると火傷しそうなほど冷たかった。
「――本日で営業運転を終了します」
いつも冷静なアナウンスに感情がこもっている。この列車は今日で営業運転が終了し、そして今日をもって、この世界を走る列車はすべて廃車となる。
ここ千年で地球の気候は極めて異常な状態になった。三百年ほど前まではみんな外に出て生活していたそうだが、今はほとんど外に出られなくなった。夏は50℃を超える日も珍しくなく、冬は今日のようにマイナス50℃近くまで寒くなることもある。下手に外に出たら死んでしまう。そのような生活の変化に伴って列車の需要は著しく落ち、どんどん数を減らしていった。
「――皆様とこのような――28世紀に――」
涙ながらに話す彼からは悔しさが滲み出ていた。残念ながらスピーカーが少し離れているのと、涙声なのとであまり内容が聞き取れない。正直彼の言葉には関心がないのでまた窓の外を見たが、丁度トンネルに入ってしまって黒しか見えなくなった。
「――遠くの街――の手段とし――今日も――」
今日の行き先はおよそ400キロメートル先の元観光地である。400キロメートル先の街を「遠く」などと言うのは昔の考えだ。今自分たちがいるのはもはや10年後に地球全体の統一化が図られている時代で、おそらくいずれは国という概念さえなくなる。距離の概念は地球規模になる。400キロメートル先など目と鼻の先だ。
……いや、距離という概念も消えていくのだろうか。
近年、人生データ化が話題になっている。なんでも、人間のデータをすべてコンピュータに落とし込んで、そこで生活させるというのだ。異常気象の歯止めが効かないのでなるべく家から出ないようにと検討した結果だ。仕事も学校も人付き合いもすべてコンピュータ内で完結する。そういう時代なのだ。
嫌気が差す。だからここに来た。今後の人間が生きるべき「データ」という現実から逃げて、この非現実的な現実体験を選んだ。全身で受け止める揺れも、頬の冷たさも、乾燥した暖房の風も、ちゃんとここにある。苦しい現実から離れた感じがして、気持ちが楽になる。
(過去に戻れればいいのにな)
この場所が現実として機能している時代に。なんて、それこそ非現実的な話だ。
1時間ほど揺られているとようやく目的地に着いた。
外は真っ暗で、真っ白で、列車の光を頼りに何とか前の人に着いていく。午前6時。今日の目的地となっているこの場所はかつて景観がきれいなことで有名だったらしいが、この天気ではどこまで見えるものか。
思いつく限りの防寒はしてきたがそれでも寒い。なぜか前の人がなかなか止まらないから、迷子にならないようにと歩き続けるほかない。列車の光もぼんやりとしてきて、いよいよ何も見えなくなってきた。
寒さと眠さで体が思うように動かない。辺りが一気に暗くなり、闇で包まれるように体が急に軽くなる――。
「おい、大丈夫か!」
ハッと目を開けると、光り輝く世界の中で見知らぬ顔が目の前にあった。抱きかかえられた自分の体は寒さで凍えて力が入らなくなっていた。
「よかった! 急に倒れるもんだから」
何が起こったか分からず目をパチクリさせていると、目の前の人はどこか遠くを指さした。それは黄金の光を放つ大きな美しい丸だった。
「ほら、初日の出だ」
何も返答できず、空気の寒さも忘れて息を呑む。真っ白に染まった木々が美しく立ち並び、凍った湖と滝が自然の強かさを見せつける。それらを従えるように堂々と構えるのは大きく美しい山だ。太陽の光は氷の粒に反射して自然を七色に輝かせていた。
噂に違わぬ美しさだ。心なしか体が暖かくなっていく。同時に想いと涙が胸の底から溢れてきた。この場所で泣いてはいけない。すぐに凍って肌に張り付いてしまうから。分かってはいるが、止められなかった。
(なにが「『データ』という現実」だよ)
見知らぬ人たちに心配されながら、それでも涙は止まらなかった。奇跡的に顔を見せていた太陽と自然は程なくして霧に包まれ、また真っ白な暗闇に戻ってしまった。
(この「現実」を捨てたくないよ)
列車はいつまでも泣きじゃくる人間を見守り、人間とともに過ごした長い生命を終えた。
あとがき
ここ数日投稿しそこねたテーマ、「列車に乗って」「遠くの街へ」「現実逃避」、うまいこと合わせられそうだと思って書きました。あと「タイムマシーン」がお題のときの投稿と同じ世界線です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
列車に肩を揺られながら、目を閉じる。
誰も居ない静かな空間で____
「お客さん、終点ですよ。」
「…ああ、ありがとうございます。すみませんね。」
目の前のお客も、運転士も気づいていない。
私はやっぱり、誰からも見えていない。
「お母さん、お父さん。ただいま!」
「「おかえり、待ってたよ」」
──────────────────
私は上京して、所謂、都会に住んでいる。
両親は上京したいと言った私の荷造りを手伝ってくれたり、応援してくれた。
そんな私は月一度は必ず実家に帰り、泊まることにしている。予定が合えば何度でも会いに行った。
私の住んでいる県と両親が住んでいる県はだいぶ遠く、会う手段は列車に乗って行くしかなかった。それプラス何度も乗り換えをする。
でも時間や大変さなんて気にした事がなかった。両親に、1秒でも早く会いたかったから。
「お母さん、お父さん。ただいま!」
「「おかえり、待ってたよ」」
───────フィクション───────
3/1
この物語はフィクションですが、現在ド田舎に住んでいる匿名も何れこうなります。
列車に乗って。列車って電車とか新幹線とは違うものなのかね。
気になったので調べた。どうやら列車は大きなくくりでその中に電車とか新幹線があるみたいだな。
電車は電気で走るから電車らしい。で多分列をなしてる車だから列車かな。こっちは推測だけど。
しかし電車にしろ新幹線にしろ列車って感じはしないな。列車って言われると蒸気をはきながら走るイメージがある。昔の蒸気機関車ってやつだろうな。
そういえば列車といえば無限列車を連想するな。コロナでいろいろあって爆発的なブームになった鬼滅もだいぶ昔だな。何年前だろ。
それはともかく列車に乗って旅とかしてえな。でも金も時間もねえ。なにより心の余裕がねえ。こんな人生はさっさと終わってほしいもんだ。
この列車は終点を過ぎたら
車体に羽が生えて
銀河鉄道に乗り入れます
つまりは誰にでも会いにいける、
ということです。
あなたが今、
いちばん会いたいと思ってる人に
会えるわけです。
僕が今、いちばん会いたい人
それは一体、誰?
目を閉じると
そこは宇宙になる
一つ季節が変わるたび
列車に乗って 旅に出る
春夏秋冬 それぞれの新しい出合いに乾杯
ホームの白線でぼーっと電車を待ってると
いきなり貨物列車が猛スピードで通りすぎていく。
半分寝てると風圧で目が覚める。
でもあの風圧を全身に受けるのは嫌いではない。
貨物の上に乗っかっていいと言われたら試してみたい気がする。
(列車に乗って)