『列車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんだか、ほんとうに惨めだけれど、ほんのすこし、きみが追いかけてくるのではないかと期待して、列車をひとつ乗り越した日がある。浜辺にむかう列車のなかでうとうととまどろんでいれば、これほどまでにたくさんの時間があり、それでも、きみのそばにいれる瞬間はいちども訪れることはないのだと気づいた。
これは、
あなた次第で、路線が変わる列車。
途中、色々な駅を通り過ぎるし、乗車時間も違うけど、
終着駅は、みんな同じ。
だけど、改札を抜けたら、何があるか分からない。
天国か、地獄。もしかしたら、乗り換えがあるかも。
それもきっと、全部あなた次第。
列車を自由に運転するなんて貴重な体験、今だけかもよ。
︎︎◌ 列車に乗って ︎︎◌
列車に乗って、移り行く窓の景色に自分の人生を重ねる。目の前の景色が足早に移り行くように、今という時間がすぐに過去になって行く。でも、新しい明日は必ずやって来る。
敢えて進む方向と逆向きに座る
後へ後へ流れていく窓の外
見えた瞬間に過去へ吸い込まれていく
名残り惜しむ間もなく
次から次へ目に映る景色は
一期一会の出会いに似ていて
お気に入りを見逃したくないから
疲れるとわかっているのに目を凝らす
遠くの丘の上にポツンと建つ家や特急の停まらない小さな駅がいつも気になる
#列車に乗って
『列車に乗って』
列車に乗って君に会いに行く。
いくら遠くたって距離なんて関係ない。
会える時に会っておきたい。
会えなくなってしまう前に。
列車に乗って
海沿いを走る列車から
見える景色はまるで風景画の様に綺麗
車窓の窓を開けると、爽やかな
風と共に、聞こえるガタンゴトンと言う
列車の声は?
「どうだ、綺麗な景色だろ」
わたしは心の中で、列車に言う。
「うん、とても綺麗な景色」
そう言ってしまった。
ガタンゴトン
列車は言う。
「もう少し走れば、海沿いから大平原に
向かうぞ」
わたしは列車に語り掛ける。
「どんな大平原なの?」
ガタンゴトン
列車は言う。
「そう、平原いっぱいに咲く、ネモフィラ
の大平原だ!」
わたしは言う
「ネモフィラの大平原なの?」
ガタンゴトン
列車は言う。
「そうさ、青いネモフィラさ」
わたしは列車向かって言う。
「青いネモフィラが大平原にいっぱい
咲き誇ってるの?」
ガタンゴトン
列車は言う。
「そうさ、君をそこまで連れてってやるぜ」
わたしは言う。
「ありがとう!列車さん」
ガタンゴトン
列車は言う。
「君の為に、ここまで走って来たのさ
ようく!
目に焼き付けておけよな!」
わたしは列車に言う。
「はい!目に焼き付けて置きます。」
ガタンゴトン
列車は言う。
「ほーら、見てご覧よ
青いネモフィラの大平原だ!」
わたしは列車に言う。
「凄い、どこまでも続く青いネモフィラ!
まるで、青い絨毯(じゅうたん)のようです。」
ガタンゴトン
列車は言う。
「ここが終着駅だ!」
大平原の中にポツリと小さな駅が見えて来て
車内アナウンスが流れる。
「次の駅は終着駅の成功(せいこう)、
成功!お荷物のお忘れがないように
お願い致します。
次の駅は終着駅の成功。」
ガタン コトン ガタン コトン
列車は言う。
「ようこそ成功へ
君に贈るぜ、君は可憐(かれん)な女の子だ。
じゃーな!また会おうぜ!
それまで、元気でな!」
わたしは列車に向かって言う。
「列車さん、ありがとう!
また、会える日を楽しみにしてるね。」
ガタン ゴトン ガ タ ン コ ト ン
「またな!可憐!」
わたしはすがすがしい心になり
成功の駅を後にした。
後書き
列車の旅はとても心わくわくする。
もし列車と会話が出来たら?
こんな会話もするのかもしれないと
書き記しました。
御一読をしてくれてありがとうございまし
た。
この春は是非、列車の旅を楽しんで
下さい。
めぐみより
今日は行き先を決めていません
どうしてかは、聞かないで
どこに帰るかも決めていません
どうしてかは、聞かないで
聞かないでね
(列車に乗って)
ある時のお話です。
初めて列車乗った時ワクワクしていたけれど僕はこの後ちょっとした地獄が始まるのであった
その頃小さな僕はずっとずっと宇宙 銀河の果てまで進むなどと思っていた
けれどずっと変わらない景色であり、もしかしたら閉じ込められた!!と思ってしまい
思考が停止したようになり1時間ぐらいずっと同じ顔をしていた
このような話も昔の思い出だからね!
「列車に乗って」
最終時刻の午後七時三十分発。
DC列車の一両車に乗り込み家路に着く。
家がある駅に着くまで乗って来る人は僅か五人程。
全員が顔見知り。他愛のない会話をする。
列車に乗り、学校と家を往復するだけの事だけど、
桜の花弁が舞う中で走る電車の中から眺める桜吹雪
初夏の訪れを告げる車内の天井扇風機に窓全開など
車内で感じる季節の移り変わりを
小さな幸せと噛み締めて。
桜が開花を心待ちながら電車に揺られながら
列車に乗って、行く
ある時を境に、列車の光景が変わった。
それはスマホの出現である。数年前まで、
列車では乗客が思い思いのことをしているのが当たり前だった。読書をするものもいれば、居眠りをして乗り過ごしてしまったという経験がある人も珍しくはないだろう。一昔前の光景をおもえば、列車に乗っているみんなが示しあわせたように全員で一枚の薄い板を操作している姿は恐ろしい時代になったものだと感じる。私たちは、スマホを操作しているように見えているが本当は逆なのかもしれない。
「列車にのって」
題と関係ない
2月も最終日。自分お疲れ様でした。
明日仕事に行ったらお休みだから
1日だけ頑張ろう( ・ิω・ิ)
列車に乗って(2月29日)
列車に乗っている僕
どこまで行こうかな
どんな世界が広がっているのかな
列車に乗って未来を目指してるみたい
僕の未来はどうなっているのかな
列車は僕自身を 僕の人生を運んでいるみたい
列車に乗っていった先は
どんな未来が待っているのかな
お題とは関係ないお話をします!
今年はうるう年ですね
僕、うるう年っていうお題がくるかも!って思ってたんですけどこなかった···
うるう年が4年に1度って何なんでしょうね
1日増えるくらいなら、ない方がいいと僕は思うんですけど···
まぁ、僕の気持ちを言ったところで変わらないので諦めます!
読んでくださりありがとうございました!
「車窓を流れる青を見たくて」
/お題「列車に乗って」より
2024年2月28日のお題「遠くの街へ」の続きです。
列車に乗ってみたいな
列車に乗って
大草原を聞いて
大海原を越えて
何処までも
何処までも
限界の無い旅をしたいな…
この現実さえも、忘れられる
素敵な素敵な列車に乗ってみたいな
「列車に乗って」
♪
春色の汽車に乗って
海に 連れていってよ
煙草の匂いのシャツに
そっと寄りそうから
∫
線路の脇のつぼみは
赤い スイートピー ♪
今夜のお題から ふいにこの歌を口ずさんだ
あぁ そうだ、もうすぐ春ですね
ちょっと 旅にでも出ましょうか
たまにはのんびり列車に乗って
遠くの街へ
気の向くままに どうかしら…
#列車に乗って
これまでの人生が
まるで新幹線に乗っているかのように
目まぐるしくて
一気に遠くまでやって来た感じの
人生だったなら
これからは
まるで列車に乗っているかのように
ゆらゆら揺られながら
ゆっくり風景を楽しめるような
人生が待ってるよ
きっと
Mii
列車に乗ってどこまで行こう。
色とりどりのお花に囲まれて。
幸せになって。
天国みたいな気分で。
最期を。
列車に乗って
どこまで行こうか
知らない場所へ
行けないところまで
列車はきっと、戻らないだろ
そう、願うから
「間もなく、永久列車が発車します」
列車に乗って、今日もあの場所に。
家のわたし。学校のわたし。
ふたりは別人。
家のわたしはいつものんびりしてて気分屋。
学校のわたしはいい子ちゃんで冷静。
ときどき疲れる。どっちがほんとのわたしなのか、分かんなくなるから。
家のわたしなら絶対にしない仕事を引き受けたり、学校じゃありえない姿勢でごはんを食べたり。
でも、わたしはもうひとりいる。
いつも列車で行くあの場所では、わたしはまた違うわたしになる。
人見知りで心配性なわたしになる。
場所が増えれば増えるほどわたしがわかってくる。
いろんな場所でのわたしを全部平均したら、それがきっとわたし。
家ならだらけ放題。
学校なら友達とはしゃげる。
あの場所ならいくらでも愚痴を言える。
こうやって少しずつ、バランスを取っていこう。
そうしたらいつか、ほんとのわたしで人に接せるようになるはずだから。
Theme.列車に乗って
風を感じるために窓を開ける。(列車乗ったことないから窓開けれるかは知らん)
あの頃の自分とは違うと、改めて思う。
同じ自分は、もういない。
前向いて生きてこ