『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#冬晴れ
目をひらけば目が眩むような輝きを放っている
美しい白景色に見惚れてしまう
でも、その美しさとは裏腹にあまりにも
風が現実の冷酷さを打ちつけてくる
あぁ、もう少しこの空間を味わっていたかった
—快晴の宙が私の背を静かに押した—
冬晴れ
1月の晴れ空
深呼吸すれば
冷気と共に
3月の春空の香りもす
☀️
☁️
☁️
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【冬晴れ】
真っ白な冬の中。
まるで、天使が降り立ったように。
空の隙間から暖かな太陽の光が降ってくる。
少し寒さが和らいだ気がした。
冬晴れ
空気が澄んで、空が透き通る
空の白さがどこまでも鮮明で
息が響く
あたりの景色の霞んだ景色は
冬の白さと空の光り
#冬晴れ
寝静まった世界で。
湯気の上がるココアをグッと飲み干して。
膨大な自然に囲まれて。
空を見上げて。
「月が綺麗ですね」
早朝に作った雪だるまが 昼前には崩れてしまい
ギリギリ雨が降らないくらいの曇り空を保つ
雪国はそれだけで「冬晴れ」を感じる
【冬晴れ】
冷たく澄んだ空気に鼻の奥がツンと痛む。
ポケットに両手を入れたまま、白い息出る!とはしゃぐあなたが微笑ましい。
こんな晴れた朝にふたりで近所のスーパーに行くなんて、こんな些細なことにあたたかい繋がりを感じてくすぐったくなる。
春のような柔らかな光に目を細めて、左隣の手を握った。
つかの間の晴れに干された布団から冬の澄ましたおひさまの匂い
題-冬晴れ
カロリー過剰摂取大会成績発表
2025/01/05㈰日記
【束の間の暖かさ】
つい昨日まで刺すような冷たい気温だったけれど、
今日は珍しく寒すぎず、むしろ少し暖かさを感じられた。
体を縮こませるような気温が続く日々だったので、
ほっとひと息つけるような気温に、心も少し温かく感じる。
雪の積もる冬らしい気温もいいけれど
たまにはこんな日があったほうが、これからの凍てつく寒さの日々も乗り越えられそう
まばゆく暖かな陽光を吸いし白き頬の神々しさ。
柔らかな日陰に包まれし黒きいが栗頭の愛らしさ。
星空に蕩ける蒼黒のつぶらなおめめと、
凍てつく寒さに応える真っ赤なおくち。
私が本を読んでいる時に、子どもがいたずらに寄って来ないかなと願っていたら、そんな子が顔を覗かせて笑ってくれました。きっと、冬晴れの陽気をまとったお地蔵さんの生まれ変わりでしょう。
私はまだ大人になれぬ子どもですから、手を合わせて挨拶もせず、つい笑ってお別れをしました。
暖冬のぬるさに、お天道さまのありがたみが薄らいでしようもありませんね。
(250105 冬晴れ)
青
空は青い
でも
雪国の空は灰色
子供の頃に見ていた空
大人のなって見る空
青かった
子供の頃に見た事ある
降り積もった雪が
太陽の輝きを写した
目が痛くなる
痛い目で見た青い空は
何も言えないほど
綺麗だった
大人になって見た空
輝きはなかった
いつもの
青空
テーマ「冬晴れ」より
冬晴れ
束の間の晴れた日にはスキーにスノボに決まってるじゃない
なんて言えないよ絶対。
end
綺麗に晴れ渡る空。見事な冬晴れだ。
空気は冷たいのに陽だまりにいるとなんだか暖かく思える。
こんな日にはちょっとだけ遠出してみようかな。
そういえばこの前、新しいパン屋さんのチラシが入ってたっけ。
せっかくだから行ってみよう。
どんなパンがあるのかな。美味しいパンだといいな。
冬晴れ
夜の帰り道、風がびゅうっと吹いて月雲の餅みたいな頬が寒さで赤くなる。
目が合って「さむいね〜」と月雲が呟く。
頬と同じように鼻先も色ついてる、手袋で少し暖かくなった手を頬にあててやる「思ったより冷えてんな」思わず口にすると月雲ははにかむ。
帰ったら風呂を焚いてやらないと
創作子達の日常
冬晴れは、嬉しみを増す。
ものすごく寒いのに、少しの暖かさで、
幸せを感じる。
冬晴れは、悲しみを増す。
冬休みの終わりと春の始まりが見えて、
辛さを感じる。
「(一生分のあけおめ聞いたわ〜って、これ毎年思ってんな...。)」
私は今春、都会に出てOLをやっている22歳。
「(地元に帰ってきたのは、いつぶりだったっけ、夏は帰ってこれなかったんだよな...。)」
学生の時は正月とゆうだけで、はしゃいでいた事を思い出す。
美味しいご馳走に、年末の特番、普段会わない親族からのお年玉。
「(うん、今でも響きだけは最高だ)」
今となっては、親族を見て、未来に不安を感じたり、お年玉をあげる立場になったりと、少々息苦しい事を胸につっかえさせながら、昔の通学路をトボトボ歩っていると、よく帰り道に3人で買って帰っていた自販機の前についていた。
「も〜...ヒヨリも、シオンも予定決まってて、初詣一緒に行けないなんてさ!(家にいても暇だから散歩する羽目になったじゃん)」
ちょっとした文句を垂らしながら、あの時から変わらず好きな、ココアを慣れた手つきで買う。ガコン!少し大きな音に寝ぼけていた目が覚める。ココアを拾い上げながら、青春の帰り道がフラッシュバックする。
「(あん時は、楽しかったな〜恋バナとか、部活の愚痴とか散々したっけか...。)」
寒さに赤くなった掌にココアの缶を転がして暖める。カチッ、プルタブを開け、自販機にもたれかかる。
ふと、目尻に映った綺羅びやかな、白銀に顔を向ける。
ハッとする。覚めた目に燦然(さんぜん)とした銀雪が飛び込んでくる。
スッとココアをすする「(まぁ、大人も捨てたもんじゃないかなぁ〜いや、私も年取ったな、こんな雪綺麗に見えたりしなかったのに。)」
「よし、帰るかぁ〜」行きよりも少し軽快な足取りで、青春の帰路に手を振ってやった気分で言う。
やはりいくつになっても正月は普段より満足感がある。
「冬晴れ」
冬晴れの朝は柔らかな雪面を
夜の衣を脱いだ朝陽がその指先で撫でていき
ダイヤモンドを散らしてく
この一面の冬の朝 世の美が凝縮したような。
『冬晴れ』
私の住んでいる田舎の冬はほとんど晴れていない。
空は大抵の場合どんよりと不機嫌そうに曇っていて、子供の頃からそれが普通。
就職で太平洋側に移った身内がこの年末年始に帰って来ていたので日本海側と太平洋側の冬空はやはり違うのかと尋ねてみたところ、やはり全然違うそうだ。
ずっとこの地に住んでいるけれど、積雪も曇り空も好きじゃない。
ただでさえ陰鬱な気持ちになることが多いのだから、せめてカラッと晴れた素敵な空を見たい。