『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬晴れ。
冬に見る景色は、だいたい夏と変わりない。ここはめったな事では雪など降らないし、山なんかもそんなに多くない。だから、冬を感じるには、気温とか気持ちの良さとかしか方法が無いみたいだ。寒い、暑い、ほのぼのしてる、鼻がむず痒い、布団が恋しい、宿題が多い、ドライブに行こう、あぁ疲れた。
でも、雨よりも、曇よりも、晴れている空を見ているといつの季節でも気持ちが良い。特に朝は、いくら寝苦しい季節でも少し晴れ晴れした気分になる時がある。朝はいい。夜少し早く寝ると、余計に気持ちのいい朝を向かえられる。母親の教えは正しかった、学校の時々おこなう調査は役に立ってたのかもと、微笑ましい気分になる。
冬晴れを微笑ましく思える理由を探せるうちに、若さを堪能しておきたいと思う。
見上げれば きらめく腰の 三連星
星を見つめる 冬の夜が好き
オリオン座の一部しか星座は知らないけれど、冬に空を見上げるのは好き
-冬晴れ
冬の朝が好き
澄み渡っていて遠くに見える山がキレイ
寒くて口元までマフラーを巻く
寒いなぁって思いながら
冬晴れの朝はなんだか心も澄み渡る
冬の夕方も好き
ほかの季節よりも赤く夕日が山の間で消えていく
少し寂しくも儚げで1日を想う
1日疲れたぁって思いながら
冬晴れの夕方は心も儚くなる
冬の夜は好き
空気が冷たいから空を見上げれば星が光っている
鼻をすんと冷たい風がつく
この夜空を見ると心が晴れる
また明日もがんばろうって思いながら
冬晴れの夜は心も晴れる
【冬晴れ】
澄んだ空気が美味しい
久しぶりの太陽が嬉しい
ちょっと暖かくて落ち着く
久しぶりに散歩でもしようかな
《冬晴れ》
君とディズニーに行く時には晴れますように
テーマ“冬晴れ”
冬は晴れていても
雪が降っていても
雨でも基本寒い。
体の芯から冷えてしまうほど
寒い。
コタツの中から
外を眺めると、晴れている。
とてもよく晴れている。
カラリと晴れている。
だが、とても寒い。
晴れているから
出かけようかと思いながらも
寒いから
家の中から出たくないとすら思う。
晴れているのに
窓の外は寒々としていて
ますます気持ちをも寒くさせてくる。
晴れているのに
外に洗濯物を干したら凍るくらい寒い。
ああ。
寒い。
昨日はたくさん雪が降った。
雪掻きが大変そうだと思いながら、重たい腰を上げて、ふかふかの上着とニット帽子、マフラーと手袋も忘れないように家を出る。
寝起きで暖房を付け忘れていたからか、既に手が悴んで、まともな作業にならない気がした。
空は雲が逃げるかのように、素早く移動しているように見えた。
これは午後から晴天だな。
自分は太陽の力を借りてしまおうと、家へ戻って暖房で温まることにした。
寒々とした風と共にありながら
清らかな冬晴れ
清々しい快さと
虚しさを何処か感じる冬晴れ
気分によって感じ方が
変わる冬晴れ
もう心がぽっかり空いたような
泣きたくなる虚しさしか
感じなくなってしまったけれど
綺麗な冬晴れを喜んでいた頃を思い出す
冬晴れは私の傷跡に木枯らしを
吹き込ませるのだから
苦しくなるのは当たり前
私は知っている
この握り潰された心を
元に戻して清らかな北風を
喜べるようにできるのは
貴女だけだと
だから私の傷は広がるばかり
心の穴は治りにくいのだもの
いつか真っ白な雪風のように
綺麗な心になれたらいいな
正月でも人は死ぬ。
闘病中だったのか、はたまた餅を喉に詰まらせたのか。ともかく死とは平等にいつでも降り注ぐ。
冬晴れの空は青く、高く澄む。年も明けてまだ日は浅く、こんな日に死ぬのならば青い空が見たいものだろう。
冬晴れ
朝のランニングは冬晴れを1番体感できる。
三学期からは持久走がある。
文化部の俺にとっては嫌なイベントの一つだ。
持久走は足が遅ければ遅いほど、
みんなから取り残され、
注目される。
そんなの死んでも嫌だ。
だから友達と朝ランニングするようにしている。
早朝に走ると車も人もいないので、
景色に動きが無く、
まるで止まった世界の中で
自分たちだけが動けるかのような気持ちになる。
それはとても心地よく、穏やかな気持ちになる。
冬晴れを体感できる幸せな瞬間だ。
『今日はよく晴れたね!お洗濯日和だ〜』
君が飛びっきりの笑顔を見せて僕に言う。
その笑顔が愛おしくてたまらない。何度観ても、この笑顔だけは一生守り切りたいと思う。
こんなに可愛い顔を見せられると毎回ニヤけそうになる。でも、その感情を抑えて僕が言う。
「うん、そうだね。冬晴れだ。」
『冬晴れって言うんだ!うーーん(大きな伸び)!
気持ちいい!お布団も久しぶりに干したいなぁ〜
ねーねー〇〇君、手伝ってくれる??』
君の頼み事だ。断る方が難しいにきまってる。だから答えは一択。手伝いなんていいに決まってる。
「もちろんいいよ。君ひとりには任せられないからね。」
何を言っても反応が可愛いから、ちょっとだけ意地悪っぽく言ってみた。
『ちょっと!それどういう意味ー!?私だって怒る時は怒るんですからね!!』
ꢏ( ˋ͈ꡘ ˊ͈ )ꢖム━━━━ッ(〇〇のことを何度も叩く)
それ本気で叩いてんのかな?全然痛くないけど。
はぁ、可愛すぎる。ヤバい。そろそろ本当にヤバすぎる。可愛すぎてもっといじめたくなっちゃうくらい愛しい。
幸せすぎてこのまま僕死ぬのかなぁ?
まぁ、それでもいいかもしれない。
いや、ダメか。僕が死んだら君が悲しむ。それに、ずっとずっと、おじいちゃんになるまでこの笑顔を見守っていたい。
「あぁー、わかった わかった。ごめん。君が可愛すぎてちょっと意地悪言っただけ。さ、早く洗濯しよ?」
本当は君ひとりに任せて自分だけ何もしないのは嫌だという意味と、君ひとりに任せてもし万が一なにかおっては大変だから、という意味が、さっきの言葉には込められている。
なんか急に君の元気が無くなったから様子を伺ってみると、可愛いと言われたせいか頬が赤く染まっていた。さっきまでは僕のことを叩いていたてもいつの間にか止まって完全にフリーズしているようだった。
「おぉーい、可愛いって言われて照れてるの??」
君がこの言葉に気がついたのは数秒経ってからだった。
『……っ!』
顔を上げて、僕を見上げている。少し涙目になりながら。でも相変わらず顔は、耳まで真っ赤だった。
「君は、世界一可愛いよ。誰がなんと言おうと。この僕が保証する。」
そう言って、君を抱きしめた。
『うぅ……ありが…とう…〇〇君、は、世界一…かっこ、よく、て、世界一、優…しい…よ…』
大粒の涙を流し、微笑みながらそんなことを言う。
もう洗濯なんてしてる場合じゃないな。
僕は君の火傷で爛れた肌を優しく触り、涙を拭った。
「うん、うん。ありがとう。これからもずっと一緒にいてね。僕が君を守るから。」
『…っ!当たり、前じゃん!私には、〇〇君しかいないから…。私、も、〇〇君を絶対、死ぬまで守りきって、みせるから!』
強がってそんなことを言わなくてもいいのに。
「そっか、じゃあお互いがお互いの騎士(ナイト)だね。一生僕のそばから居なくならないでね。」
『うん!約束!』
そう言って君は右手を出してグーの形にしてから小指を立てて見せた。
そして僕の左手を掴みそれと同じ形にし、繋げた。
『指切りげんまん、嘘ついたら…私の言うことなんでも聞いてもらう!指きった!!』
「あはは、面白いね。うん、君の頼みならなんでも聞くよ。でも、僕は君のそばから離れないから、安心してね。」
『そんなことわかってるー!私も〇〇君とずっと一緒にいるもん!!』
また、さっきと同じ飛びっきりの可愛い笑顔を見せながら僕に言った。あぁ、もうダメだ。このまま死ぬかも。幸せすぎて地に足が着いていないような感覚だ。
君の笑顔を見る度毎回そんなことを思っているのだけれど。
「はぁーなんかもう、洗濯はまた今度でいいか〜」
『ダメでーす!手伝ってくれるって言ったじゃん!今日じゃなきゃなんかいけない気がするから!』
さっき程は乗り気じゃないけど、僕のもちろん答えはひとつ。いいに決まってる。
「はぁー、仕方ないなぁ。じゃあ早く終わらせて、後でテレビ見ようよ。昨日のドラマの続き。」
『さんせーい!早く終わらせちゃお!』
まただ。今日だけでどのくらい僕は死んだ感覚に陥っているのだろう。でも、本当には死んでしまった訳では無いので死ぬ直前までは君の笑顔を僕の目に焼き付けておきたい。
だからこれからも、君の笑顔に煩悩される日々は続きそうだ。
あの冬のよく晴れた日、僕と君は約束をした。一生そばにいるって、一生そばにいてって。
来年も、その次も、そのまた次の冬晴れの日も、僕が君の隣にいられますように。君が僕の隣にいてくれますように。
冬は寒い。
窓から見える風景がどんなに晴れてようが、日差しがあろうが、寒い。
それでも、外に出るのはなんで?
キン、と冷たくて澄み切った空気が美味しいから。
吐く息の白さが、認識しやすいから。
日差しの暖かさ、ありがさが体感できるから。
出かける前に、上着を着る、手袋とマフラーをつける。
それでも冷たく感じる。
寒いと言って、俯いて嫌がらないようにしたい。
寒いと笑い飛ばせたら、きっと晴れてるはずだから。
冬晴れ
仲間外れ……それは何処にでもある話。
虐めなんて何処の世界に行っても無くならない。
社会に出たら無くなるのかと言ったら、そんな事も無く、寧ろもっと悪質だったりする。
|野乃花《ののか》は小学生の頃は友達を大事にすることの出来る普通の優しい子だった。
けれど、中学でテニス部に所属してからは先生からも褒められる程人に優しく出来る子だった筈なのに、野乃花はとても変わってしまい、部活内での仲間外れに参加するように·····。
元々、部活内での仲間外れは一人一人順番のようにぐるぐる回っていて、其れに対して逆らうと、先輩からもっと酷い仕打ちを受けるのを知っていたので、どうしようもない状況であったのは事実だった。
本当に自分がしたかった訳では無いのに、従うしかなく、嫌われたくない思いから仲間外れに参加している状況だったと思う。
ところが、一年が終わりに近づいている冬休み中の部活でのこと、あれは、明るく澄んだ冬晴れの日だっただろうか、木枯らしも無く、昼間暖かい陽気の中で皆で楽しく部活をしていたはずなのに、気が付けば今度は野乃花が標的となり皆から無視されるようになっていました。
それまでは、野乃花自身が虐めに参加していても何も感じることが無かったのに、この時いざ自分が虐めの対象となり、仲間外れにされる側になった途端凄く辛くて、死にたくなる程にまで追い詰められたのは言うまでもありません。
野乃花自身率先して行った訳ではなくても、言われるがまま虐めに参加してきたのだから、自業自得と言われても仕方ないのでしょう。
でも、こんなにも辛い経験をしたからこそ人を傷付けてきた自分が許せなく、その時の事を後悔ばかりするようになりました。
そしてその気づきがあったお陰で反省することが出来たのだと思うと、これは感謝なのかもしれないのでしょうが、当事者である乃々華はそんな日々に耐える力が無く、人間不信になり部活を辞めてしまったのです。
それからは学校も休みがちになり、気づけば学校にも行かなくなっていましたが、二年生になると修学旅行が待ち受けていて、担任の先生から一緒に行こうと誘いが来るようになりました。
「行きたくないのでほっといて下さい」
「大丈夫だよ、皆気にしていないから」
何度先生に伝えても、先生は皆気にしていないと引き下がることなく、度々家に訪問までしに来たのです。
時々学校に行くことがあったけど、周りで笑ってる声を聞くと、どうしてもそれが野乃花自身のことで笑ってるのだと思えてしまい怖くて怖くて仕方ないのです。
気にしてないと言われても、その言葉は野乃花には響きませんでした。
ところが、二年生の冬晴れのある日のこと、自宅まで幼なじみの|谷口優太《たにぐちゆうた》がやってきたのです。
「あのさ、修学旅行で行動する班だけど同じ班になったから……」
「えっ、だって、修学旅行に参加しないって先生には伝えてる筈だけど」
「皆気にしてなんかいないよ、それに僕は気にしたことないし、野乃花と一緒に思い出作りしたいって思ってるから絶対来いよな! バスの席も一緒にして貰ったから心配要らないよ」
優太は冬晴れのようにとても優しく、暖かい言葉を言ってくれたのだった。
それからは、野乃花の頭の中には優太が言った「気にしていない」と「思い出作り」の言葉がぐるぐる駆け巡るようになっていき、行かないと決めていた修学旅行に参加することに。
するとその日、泊まりで同じ部屋になったグループの子達と仲良くなり友達ができたのです。
それからは、友達も出来たので学校に行くのが楽しくなり、毎日心の底から笑える日々が戻りました。
冬晴れでの出来事は野乃花にとって人生でとても良い経験となり、毎年冬晴れの日になると、澄んだ空に向かってこう叫んでいます。
「もう二度と虐めはしない!」
――三日月――
――社会人になってから――
野乃花は冬晴れのように暖かく包み込んでくれる優しい優太と結婚しました。
でもその話はまた今度機会があれば……。
「今日は晴れ、か」
冬は嫌い。でも晴れているからまだマシ。これが曇りだったり、雨だったりするのなら、気分が下がる。それより、吹雪だった場合は、もう最悪。
「今日はあの人の命日でもある」
一人、墓の前。名前も知らぬ白い花を持って、ひっそり佇む。あの人がいなくなってから、私は心を閉ざしてしまった。周りと関わるのが嫌になってしまった。
――また、ひとりぼっち。
「……誰か。もう誰でもいいよ……なんならいっそ」
お天道様が、私の心を溶かしてくれてもいいんだよ?
あの人とそっくりだから。
〜冬晴れ〜
#冬晴れ
最近はこの時期らしいお天気。
お昼間は太陽が出て夕方くらいから一気に冷え込み太陽が消えキチガイのような寒さ。
早く夏来て欲しい…あ、雷鳴るからダメや(笑)
【冬晴れ】
いてつくような寒さの中、晴れ渡る快晴。
寒さ囲われているけれど心と体が自然と暖まる。素敵だ。
冬晴れは
きれい
薄い水色に
真っ白な
雲と
山にかかってる
雪
冬晴れ_。
寒いのにあったかい、
ちょっと不思議な感じ笑
でもそれが心地良い
私と同じかも。
体温は寒いのに、心はあったかい
冬晴れ、好きだな~笑
いつもより短いけど、ここまで読んでくれた方
お疲れ様でした
ありがとう
これからも、よろしくお願いします
冬晴れ、それはきっと一番青が晴れる時。
空は晴れると綺麗だが、雨や雪を降らせている時の空が私は一番好きだ。傘でそれらを弾くと空と繋がっている気分になれるから。「どんより」など感じた試しがない。
というわけで空は空のままでいろ。人間が言うことではないが。
冬晴れ____
2022/01/05 去年の今日 小説日記
0:21
私は、苦しいって思っていいのかな?
私は、疲れたって言っていいのかな?
私は、我慢できなくてもいいのかな?
私は、辛いって思っていいのかな?
私は、弱いままでもいいのかな?
私は、泣いてもいいのかな?
いいよ、って言われたい。
言われたいよ。
辛くてもいいんだよ。
苦しくても泣いても何してもいいんだよ。
そう言われたいよ。
0:24
過去の自分に言ってあげたい。