『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『できるだけ穏やかでいたい』
冬のある日 お日様の機嫌が良い日 バニラアイスが溶けていく 黒点を見つめながら より深い世界に入り込んでいく こちらの世界に争いはないのかな?
細胞は分裂してる できるだけ穏やかでいたい
子供の頃は、夏に次いでこの長い休みが楽しみだった。
祖父母の家に行って、餅をついて、親戚が集まって、おせちを食べて、それでお年玉を貰って、遊んで。
大人になってもこの休みは楽しみだ。単純に長い休みだからね。
きっと誰かの家に嫁入りとかしたら嫌いになるんだろうけど、そういうのもなく好き勝手に生きている。もう親も親戚も何も言わない。
でも、帰省を楽しみにしてくれている。
私も帰省は楽しみだよ。実家の猫に会えるしね。あとやっぱり、親の顔も見たい。
そんな感じで今年の冬休みも帰省します。
『冬休み』
もうすぐ今年も終わる。
昨日は仕事納め。今日から冬休み。
一年、よく頑張った。
嫌だったこととか、不安だったこと、たくさんあったな。
パニック障害は相変わらずだし、
意見の合わない上司とモメまくったし、
健康診断で肺の腫瘍が見つかったり、
大好きだったアイドルが解散したり、
そしてシメにはコロナ感染。
そんな諸々を全部受け止めて、
今年もイイ年だったなと思えるのは、
家族が誰一人として欠けず、
猫達も含めたフルメンバーで過ごしているから。
この冬休みの間に、一年が終わり、新しい年が生まれる。
オールリセットはされずとも、
嫌だったことや不安だったことなんかは、
一度リセットしてしまおう。
もしくは、この寒さで凍結してしまえばいい。
そしてまた新たに、運命と向き合おう。
すべてがうまくいく人生なんて望まないけど、
せめてこの冬休みが終わるまでは、
最高の一年を思い描いて過ごすのもアリかな。
この冬、心の中で上映される自作映画のタイトルは、
「素晴らしき哉、人生! 2024年版」ってところか。
オリジナル観てないけど…。
とりとめなんて無い、それもまた人生。
【冬休み】
そう言われて、思いつくものがあまりないな……
と今実感した。
んー………
んんーー………………
強いて言うならば、
「みかん事件」だろうか。
冬休み、まぁ正月のことなのだが……
私「みかん食べていーい?」
母「うん食べな」
私「いただきまーーーす」
母(TVみてる。)
私(みかんの皮むきしてる ※めっちゃ下手)
私「ぎゃーーーーーーー」
びしゃっ。
母「ぎゃあああ」
父「え?え?え?」
そう。
みかんの皮むきをしていたら、
みかんの汁がテーブル中に飛び散ってしまった。
これには昼寝していた父もびっくり(起きた)。
そんな、わたしたちの、
結構びっくりする思い出が、
冬休みにありました。(ちっちゃい頃です。)
『冬休み』
社会人の私たちはある朝に駅から学生服の子たちが一斉に姿を消す現象に遭遇し、そのときに初めてあの存在に思い当たる。
「冬休みか……」
通勤電車の人口密度が減り、おしゃべりで盛り上がる若い子たちがいない車内のなんと平穏なことか。つり革に掴まる人の眉間のしわが幾分薄らいでいるようにすら思える。
もうすぐ職場の最寄り駅へと電車が到着する。私たち社会人の冬休みはもう少しだけ先の話だ。同じ電車に乗る人たちみんなが無事に仕事を納められますようにと願いながら年末進行の業務が残る道を私は歩き始めた。
僕は真の怠け者なんだ
だから冬休み自体を休んで今日も働くんだ
休むことを休むのが怠けの極みなんだ
真っ当に冬休みしてる奴らとは違うんだ
師走は人をおかしくするんだ
吐く息は白く
耳が痛い
朝日が眩しく
ほんのりと顔を温める
まだ納得がいかないことが
沢山あるけれど
今は遠くの山を眺めながら
何も無いこの歩道を
ただ歩きたい
『冬休み』
冬休み
あと一週間しかないわ
いや、なんか、夏休みと春休みが長い分
冬休みは二週間くらいしかないのよ
本当、馬鹿かって思うけどね
うん
アニメイトで推しのグッズ眺める日々よ
やっぱ、推しの力はすごいわ
課題もたくさん出されてる
仕事もたくさん入ってる
なんの予定もない時は
コタツで丸くなる
これが私の冬休み
今年もとっても寒いから
風邪に気をつけないとね
─────『冬休み』
冬休み
なんだろうと休みに違いなく
遊び尽くすぜい
コタツにも入るぜい
【冬休み】
ありがたいことに、2日ばかり“冬休み”をもらった。
そうは言っても大きな仕事の合間だから、遠出もできないし、まぁ家でゴロゴロして、撮り溜めたサッカーの試合を見直すくらいのつもりでいた。
恋人との甘い時間も欲しかったけど、アイツはストイックの塊で、この時期にベタベタイチャイチャを許してくれない。
だから会うことも諦めていたんだけど。
それなのに。
今、俺は恋人の指導のもと、ベランダを箒で掃いている……。
絶賛、大掃除中だ。
「おーい、ベランダ掃いたら、次は窓を拭いてよ。おれ、次はお風呂掃除するから」
恋人は甲斐甲斐しく掃除機をかけながら命令する。
「ズルい、俺ばっか外でさ〜寒い〜」
ぶーたれると、「お前の家だろ」とごもっともなご意見。
言われるがまま窓を拭き終わると、「お前にしては上出来じゃん」と恋人は褒めてくれた。
「ほら、あったまろ?」
どこから持ってきたのか、ニッコリ笑う恋人の手には風情がある塗りの盆。
その上には白い銚子と二つのお猪口。
「たまには熱燗もいいでしょ?」
──こんな冬休み、悪くない。
冬休み
子供の頃は短期間にイベント集中の楽しさ凝縮の
長期休み
クリスマス、おばあちゃん家で蕎麦打ち
年越し、お正月の親戚回り
あ〜毎年大晦日に両親が父実家のことで大喧嘩して
たっけ
どっちもどっちの我が家の恒例行事
11月、12月のことは翌年にも影響すると大人になってから知った
だから我が家は喧嘩が多かったのかなと今になって思う
常に仲が悪い訳ではなかったけど、年末は特に派手にやるから緊張感があったな〜
楽しい辛い冬休み今は昔
過去の記憶を遡ると、冬休みに入る前はいつもワクワクしていた。
クリスマス、大晦日、お正月と短い期間に楽しい行事が詰まっていた。
今ではもうワクワクすることはなくなってしまったけれど、とても大切な思い出。
社会人になってからの一年はあっという間で、気がつけば吐く息は白く、手は悴んでいた。
今年も終わりに近づき、TVも例年通りに年末年始の特番ばかり。
周りを見渡せば恋人や家族、友達同士で仲良さそうに歩いてる姿ばかりが目につく。
去年までは家族で見ていた番組も今年は忙しくて見ることはできないだろう。
友達も地元を出て社会人になってからは疎遠になってきた。
何より私の仕事はシフト制で夜勤もある。
来年にはこの寂しさにも慣れていくんだろうな。
冬休み
子どもにとっては楽しみな期間だ。
でも大人にとってはなんともない日だ。
年末年始休みがあるとこはなければないところもあるし。
大人は冬休みになんてない。
北海道の冬休みは長いよ。
夏休みと同じ。
冬休みはクリスマスにお正月に、楽しいことばかりであっという間だった。
雪遊び、みかん、合間に宿題。
北海道の冬は寒かっただろうに、寒かったって記憶がない。
楽しかったんだね。
冬休み
今年は今までとは違う。1週間ちょっとという帰省期間の休みだ。今住んでいる場所から離れる。地元に帰れるのはもちろん嬉しい。帰りたいと思っている。だけど、帰るという事はこの場所にいる人達と会えない。人達ではあるが私が思い浮かべるのは人。1人。その人に会うために残る事がよぎるくらいに。結局そこまで踏み切ることはしないのだが、そんなふうになるとは2.3ヶ月まえの私は思いもしていないだろう。
別になんてことのないことの積み重なりなのかもしれない。たまたま、で片付けられてしまうのかもしれない。偶然という言葉と突き放しているのは私自身なのかもしれない。自分の意思で。どうして運命という言葉ができてしまったのか。点であるはずの出来事を線で繋いでしまうのか。その線が長くなるほど幸せと同時に苦しみも増えるのか。いわゆる『運命的』な出来事を起こさせないで欲しい。勘違いさせないで欲しい。どうしてその人のことを考えるとその人は目の前に現れるのだろうか、その人の大学の学祭に行った時《3日間朝から夕方まであるのにその帰り道で》、私のもう一つのバイト先に来た時《バイト先の事を話した事もないし、彼も偶然通りかかったからという理由で》、今年最後に話したいと願った時《彼と同じバイト先の方で帰りがけに》。こんな偶然が2ヶ月弱の間に起こるなんて。
どれも偶然で片付けられる。けど片付けたくないから線だけがどんどん伸びていく。私1人で勝手に苦しくなっていく。恋心を伝えたい、何か変わる事を願って。ただおそらく何も変わらない現実に諦めと悲しみを感じて言えない。
結ばれる『運命』ではないのなら、勘違いさせないで欲しい。正しい運命に導いて欲しい。この1週間ちょいの【冬休み】の後でまた運命の線は伸びるのだろうか。
好きなことをしている時は
キラキラと輝いて見えるよ
ねぇ、どんなことが好き?
『冬休み』
冬休みが
正月休みになり
仕事を辞めた今は
年中休み
来年は
来年こそは と
思う気持ちは
ウソじゃない
人生の冬休みは
そろそろ終りにしなければ
前を向けば
耳を澄ませば
やがて
春の足音も
聞こえてくるはずだから
心の準備を整えて
さあ
新年を迎えよう!
# 冬休み (364)
冬休みよ。
ようやく怠惰なる理想の生活リズムに
慣れてきたというのに、
お前は私の許から去ると言うのか。
あゝ、冬休みよ。
待ってくれ、まだ行かないでくれ。
課題が残っているんだ。
夏に踏んだ轍を、愚かにももう一度踏んだようだ。
冬休みよ、おお、冬休みよ………