『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「花火」
冬の花火って綺麗だと思う。
私が小学生の頃、
年の離れた姉たちはいつも遊びに出ていたり、
バイトに行ったりで家にいることは少なかった。
親も共働きで、8時過ぎとか9時過ぎにならないと
帰ってこなかった、だからいつも私しかいなかった。
冬休み中たまたま皆の休みが被って、
夏にできなかった花火をすることになった。
冬の夜、大きい袋に入った手持ち花火を各自持って、
写真を撮ったり、競ったり、走り回ったり…
綺麗で楽しくって、またやりたいなぁ…
儚くてきえてしまいそうな君と
真っ白な雪。
雪がなくなったら
君もきえるのかな。
僕は何も出来ないのにね
テーマ:冬休み #46
※この物語は#20からの続編です
サカキさんに着いていくと小さな家にたどり着く。
「中に入って」
サカキさんがドアを開け、手招きする。僕はサカキさんに言われるまま中に入る。
「いや~…。またミデルちゃんに会えるとは思えなかったよ……」
サカキさんはふぅ…と息を吐き、座布団の上に座る。
「私も、会えると思ってなかった」
「それに、素敵なボーイフレンドまで連れてきちゃって…」
サカキさんは僕の方を見て言う。僕は気まずくなって顔を背けた。
「あ、ラクラ。サカキさんは私の師匠なの」
ミデルがそう言うと
「いやいや、師匠だなんてとんでもない。隣りに住んでたジジイだよ」
サカキさんは笑った。ミデルはそんなサカキさんに頬を膨らませ
「違うもん! まぁ、師匠兼、育ての親みたいな感じだけど!」
そんな会話を聞いていると本当に仲がいいんだな、と感じる。
「ミデルちゃんは魔法の覚えが早くてねぇ…。さすが『神の子』と呼ばれていただけあるなぁとは思ったよ」「ちょっ! サカキさん!!」
「『神の子』?」
ミデルと僕の声が重なる。
「ラクラくんは、知らない? ミデルちゃんが『神の子』って呼ばれていること」
僕は首を振った。ミデルの顔は赤くなりその顔は下を向いていた。
「ミデルちゃんはね、黄緑色の瞳を持つ魔法使いの中でも特殊な種族ってことは、ラクラくんも知っているだろう?」
僕は首を大きく縦に振る。
「その中でもミデルちゃんは、魔法を操ることが誰よりも上手だった。皆、ミデルちゃんのことを『神の子』と呼んでいたんだ。幼い頃からあんなにも上級な魔法を操ることができるなんて、本当に『神の子』と呼ばれるだけある」
サカキさんはウンウンと大きく頷いていた。知らなかった。ミデルが『神の子』と呼ばれていたなんて。
「でも…。そんなミデルちゃんを、よく見ないやつもいた。皮肉に思う。自分がミデルちゃんよりもできないからってなぁ…。全く、自己中心的な考えをするのにも程度ってもんがあるだろう…」
ミデルは俯いていた。何を思っているのか全く読めなかったが、あまり良くないことを考えている気がした。
「ただな、ミデルちゃんはやっぱり強いぞ。何を言われても平気な顔をして、人の倍働いて…。頑張ったよなぁ…」
サカキさんはしわしわな目をクシャッとして言った。
「こんな世の中じゃ無けりゃ…もっと、ミデルちゃんのことを高く評価してくれた人は大勢いるだろうに…」
サカキさんはそう言って目をつぶった。
「今日はここに泊まっていくといいさ」
僕たちはサカキさんにここに来た経緯を簡単に説明すると快くそう言ってくれた。もちろん、僕の正体は隠したままだ。僕が風呂から上がると、ミデルはもう寝ていた。
僕がリビングの真ん中にある囲炉裏の前に座っていると
「なんだ、眠れねぇのか?」
そう言ってサカキさんが向かいに腰を下ろした。
パチパチと音を立てて火花を散らす囲炉裏をはさみ、サカキさんと2人きり。なにか話題を…と思いながら囲炉裏を見つめる。
「ミデルは」
話を切り出したのはサカキさんだった。さっきのようにミデルのことを『ミデルちゃん』と呼ばなかったのでドキッとした。
「ミデルは、元気にやっているのか」
サカキさんの視線はさっきの僕と同じように囲炉裏を見つめていた。
「はい」
僕は短く返事をした。なにか話題を広げるべきだっただろうか…と考えていると
「そうか、それなら。良かった」
サカキさんは、言った。目を伏せるとポツリ、ポツリと話し始めた。
「ミデルの親は、温厚な夫婦だったんだ。…ミデルが生まれる前までは。
でも、ミデルが生まれてから変わっちまった。『私達の子じゃない』と手を上げたり。酒を飲み癇癪を起こしたり。狂っちまった。彼女の黄緑色の瞳のせいと言っちまったら、そうなるんだが…。生まれ持ったものを変えられるわけでもない。
親だけじゃなく、同級生や学校の生徒たちからも嫌われていたらしい。まだ、外で一緒に魔法の使えない人と生活していたときは、更にきつかっただろう。魔法使いの間ではもちろん。魔法使いを嫌う人たちの間でなんてしょっちゅう標的にされてしまったりしただろうよ」
ミデルが『この王国が変わってしまったのは、魔法使いだけのせいじゃない』みたいなことを言っていたことを思い出した。
魔法使いが普通の人間を嫌ったのではなく、普通の人間たちが魔法使いを嫌った。だから、この王国は変わってしまった。それが、ミデルが、言いたかったことなんじゃないか。そう感じた。
「ミデルはこの地下牢に来たときも笑顔を絶やさなかった。でも俺の感じたその時のミデルの感情は…『何をやっても楽しくない』だった。
表面上は楽しそうに笑う少女。でも内面は違う。そんなこと気づかない人はいない気がした。でも魔法使いたちは自分たちの生活が辛くて辛くて、その内面の顔に気付かないふりをしていた。俺もその中の1人って言ったらそうなんだけどな」
サカキさんは、深くため息をついた。そのため息は静かになった部屋の中に響き渡る。そして
ーーパチンッ
火種が弾ける音がした。
「そんなミデルの親が死んだとき、ミデルは引き取り手がいなくなった。まだミデルが、17…いや16のときか?」
今の僕くらいのときにミデルの親は死んだ。そう思うと自分は悲しみに耐えられないんじゃないかと思えてくる。
「その時、俺がミデルを引き取ったんだ。というか…頼まれてな。ミデルに」
ミデルの寝ている寝室の方に目線を向けるサカキさん。
「労働ばかりの毎日。弱音も吐けなかっただろうな…」
サカキさんの目に光るものが見えた。
「ミデルがここを出て外に行きたいと言っても、俺には止めることはできなかった。それどころか、外に行って辛い思いをしないのならそれでもいいと思ってしまった。ここにいても労働ばかり。若いミデルは、もっと色んな場所へ行って、いろんなものを見るべきなんだ。俺が若い頃、自由にさせてもらったように、な」
ふうっと一息つくサカキさんを見た。
「ミデルにそんな過去があったなんて知りませんでした。でも…。どうしてそれを僕に言おうと? 僕たちはさっき会った、赤の他人ですよ」
ちょっと言い方が冷たかったかもしれない。でも言いたいことはどう言っても同じだ。
「そりゃあ…」
サカキさんはすぐに言った。
「ラクラくんと一緒にいたミデルが、幸せそうだったから。楽しそうだったから。そんな君のことを信頼しているから、かな」
優しい笑顔を浮かべるサカキさん。どこまでもミデルのことを考えている気がした。
「もうすぐで地下牢にも冬休みが来る。そうは言っても年末年始だけだけどな」
急に話題を変えたサカキさん。
「俺も早く外の世界へ行きたいなぁ」
そう言って、囲炉裏をまた見つめた。
ーーパチンッ
また、火種が弾けた。
テーマ【冬休み】
制作者:いと。 12.28 2022 23:15
学生の頃の冬休みは確か、
宿題を最終日まで残してて親に怒られた。
ちゃんと計画立てて進めようと
思ってたはずなのにな。
でも、なんやかんや充実してた冬休みだった。
友達とたくさん遊んで、たくさん食べて、
たくさん寝て、たくさんふざけて。
そんな学生時代の冬休み。
大人になってからは経験できない、
学生時代の冬休み。
君と一緒に居られない
冬休みなんて、
なくていいのにな
冬休み
毎日冬休みであり、
春休みであり、
夏休みである。
20年近くね。
『冬休み』
食べすぎた蜜柑 甘すぎる缶コーヒー 炬燵に猫
怠惰も寒さも僕の味方だ 萎れた千円札またしても
コンビニに行く 口内炎がたまにキズだ
お煮しめは厭だ ジャンクフードだ冬休み
冬休み。
クリスマスも過ぎて正月前
君と一緒に初詣とか行きたいけど
誘い方がわからずに
君とのトークを開いては閉じてを繰り返す
何度目かわからないLINEを開く
急に届く君からのLINE
「初詣一緒に行かない?」
すぐについてしまう既読
焦りと流行る鼓動を落ち着かせながら返信する
「いいよ。いつにする?」
冬休み
Wワークのため、丸一日休みの連休が滅多にない。ひとつはスーパーなので、盆休みもGWもない。
なので、冬休み(正月休み)の連休は嬉しすぎる。
休んでこそ活きかえるのだ。
冬休み、バンザイ\(^-^)/
#冬休み
冬休みって言われるとすぐ思いつくのはやっぱり
クリスマス。
サンタさんが夜中にこっそり窓から入ってきて、
プレゼントを置いておいてくれる。
それが楽しみで、すぐには寝られなかった年が多かった。
そして、プレゼントを開けるときのワクワク感。
あれも楽しみの一つ。
自分が欲しかったものをもらえることがすごく嬉しかった。
今でも忘れられない感覚。
『サウンドオブミュージック』
昔、媒体がビデオテープだった頃
購入した映画
「サウンドオブミュージック」
今日、DVDで手に入れた
久しぶりのジュリー・アンドリュースの歌声
ワクワクする
子供たちに出会い
恋もする
マリアに引きつけられているところ
おすすめの冬休みの過ごし方
ちょっと長いミュージカルですが
いかがでしょうか
#冬休み
小学生の頃
冬休みはお姫様気分で過ごしていた…
クリスマスにはワクワクするプレゼント
お正月にはたくさんのご馳走とお年玉
お洒落をしてのお出掛け
遠方の親類縁者がたくさんやって来て
「いい子だね〜」「可愛いね~」
なんてチヤホヤされて
すっかり舞い上がってた…
“私はやっぱりお姫様〜”
なんてね〜
幸せな勘違いの毎日〜(笑)
が、しかし
お正月が過ぎるとチラつく宿題…
お習字に凧作り…
縄跳びやれとか 昔の遊びやれとか
嫌だよ〜! やりたくない〜!
ずっとお姫様でいたかったのに〜
一気に魔法がとけた (;´д`)トホホ…
「宿題やりなさい!」と呪いをかけられ
ただの庶民の子に変身〜
さぁ〜 明日から学校だ…_| ̄|○ガックリ
冬休み…
子供心に人生の天国と地獄を味わってました
。゚(゚´Д`゚)゚。シクシク
🌈黒猫のつぶやき🌈
冬休み
短くも濃く
イトヲカシ
もう少し 満喫したい 冬休み 草摩信乃
12月27日、仕事納め件社内の大掃除。
それから1月3日までが社会人としての冬休み。
うん。学生時代と比べると短い。
だから思いっきりダラダラしたい。
28日から三が日までは大雪は降らないそうだから雪かきの手間もなく過ごせる。
29日大掃除ついでに酒とご馳走しこたま買い込んで新年寝て過ごそう。
コロナまだ怖いから実家に帰る予定もないし。
あ、でも二年参りはしたいな。
コロナ怖いのに。
我ながら勝手だけど。
「冬休み」
なぜか休めている気にならない
何をしていても
頭にあなたの事が浮かんで
いつもは嬉しいはずの休みなのに
早く終わって欲しい、なんて思ってしまう
早く会いたいな。
冬休み
だいすきだけど
ユウウツも多い
課題が半端ない
実質休み少ない
知らぬ間に太る
休み明けが最悪
でも楽しいんだ
今年の冬は戦だ。
自分との戦い。
だが僕は自分にも他人にも負けている。
連敗だ。
ここから巻き返していかなきゃ行けないのにやる気が出ない。
やる気が出ない。萎えた。ぼくにはできない 。
で終わらせるなと言われた。
僕はいつになったら自分に勝てる日が来るのだろう
【冬休み】
✂︎-----------------⚠⚠⚠⚠-------------------✂︎
イライラする。
なんなんだよ意味わからねぇよ。
胸糞悪ぃ、
誰かに側で撫でていて欲しいと何度も思ってしまう。
この前、元彼に抱きつかれたんだ、
彼は僕に
なんで別れるなんて言ったの、急すぎるよ
と言った。
僕は ごめん。としか言えなかった
でも彼に抱きしめられたとき
包容感で満た
だがそれと同時に
僕はここにいてはいけない、と感じた。
離れて。
僕は少しきつい口調で彼に言った。
彼はとても悲しそうな顔をして僕を解放し
ごめん。またね。
と言い僕から離れていった。
こんな事を毎回繰返し
愛してくれるのに、僕は彼らを愛してあげることすら出来なかった。
何時になったら
僕は
素直と愛を学べるのだろうか。
【冷好(れいすい)】
冬休み
ちんちんどんどん
ちんどんどん
俺の名はチンドン屋のドラ息子!
名は陳鈍平!
朝から晩までずっとドラム🥁テクを親父に叩き込まれて早26年間が経つ。
そう、俺は世間ではニートと呼ばれる。
ふと視線を外に向けるとガキンチョ共が楽しそうにはしゃぎまくる姿が目に映った。
親父にただお前は、太鼓を叩いてればいいんだ!
と言われろくに学校も通わせてもらえなかった。
逆らえば親父に殴られて、お袋が泣きながら俺を庇う。俺はお袋を悲しませたくない一心で無我夢中で太鼓を叩き続けた。
ちんちんどんどん
ちんどんどん
俺は親父に自分の青春も大切な時間も奪われた
冬休み、きっと学校に通っていたらとても楽しくワクワクに感じるんだろうな…
だから俺は、太鼓を激しく叩く
ガキンチョ共の耳に届くように
ガキンチョ共、聞こえるだろうか?
お前らの人生は
お前たちのものなんだ
だからせいぜい
スクールライフも
自分の人生も楽しめ
楽しんで生きていけ!
冬休み楽しめよ!
ちんちんどんどん
ちんどんどん
虚しく冬の空に
チンドン屋の楽器の音がこだまする。
ちんちんどんどん
ちんどんどん
〜冬休み〜
ー完ー
冬休み
休みは最高だけれど課題はたくさんあるし全くやる気が起きない
大きなグループワークを休み期間に出すんじゃないよ、先生
そして何より3学期が始まることが恐ろしいよ
ええ本当に、行きたくない
なんて数百回と思っていることを今更言ったって何も変わらないけど
変わらないけど
嫌なものは嫌なんだよ...
冷めるくせに「付き合おう」とか言うな
「ずっと好き」なんて言葉は信用しない、
だってずっとなんてないから。
ある男子とよくDMで話してた。
「彼氏いないの?」とか「〇〇のおかげで疲れ吹っ飛んだわ」とか言われると好きじゃなくても気になっちゃうじゃん。そのくせして1ヶ月後にはもう彼女がいた。
祭りのときだって、位置情報を確認してまで会いにきてくれたのに。「〇〇!」って声かけてくれたのに。嬉しかったのに、、。これじゃあ私が一方通行で好意寄せてただけじゃん。好きじゃないなら友達として普通に接して。思わせぶりなんかしないで。
本当に大好きな人を目の前にすると勝手に涙が出てくる