『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
白い息を吐きながら、まだ暖かくないこたつの中に足を入れる。
私は自分の足の裏を擦って暖かくしている。あなたも自分の足の裏を擦って暖かくしようとしている。そうしてまだ赤い頬を自分の手を当てて暖かくしているあなたが可愛くて、叶うならば私の暖まった手で暖かくしてあげたい。そんな気持ちを抑えてあなたを見る。
ああ、どうか神様、私の願いを叶えてくださるならば、自分の好きな人と一緒にお互いを暖め合いたい。
冬は一緒に
夜空を見上げて星を見よう
今もオリオン座を見ては
子供の頃を思い出す
お父さんの車の中から見たね
あんまり良い思い出は無いんだけど
それは、数少ない中の平和な思い出
【冬は一緒に】
こたつの中の攻防がだんだん激しくなっていく。
引くことを知らない兄弟の勝負は、天板を蹴って倒れた湯呑みをきっかけに落ちた母の雷が圧倒的勝利で幕を閉じた。
冬は一緒に
あなたと一緒なら怖いものなどなかった。
周りの視線も噂話の類も
そんなもの簡単に跳ね除けられると思っていた。
それくらい純粋な気持ちだったから、もしかしたら許されるのではないかと勘違いしてしまった。
でも間違いだった。
そう気付くまでに、そしてそれを受け入れるまでにずいぶんと時間が掛かってしまった。
冬は一緒に
春こそ一緒に
夏なら一緒に
せめて秋なら
そうして叶わない季節の繰り返しを何度したことか。
あなたの弱さを責めることで、私はどうにか自分の心を保つことが出来たのです。
もうあんな恋はしたくない。
草食男は懲り懲りです。
お題
冬は一緒に
#冬は一緒に
冬の夜は長い
白く窓の外は彩られ
人々は足早に
黄昏れの街に消えて行く
部屋の中でゆらめく炎を見つめながら
キミとマグカップ片手に
まだ見えてもいない明日を
語り合ってる
そんな他愛も無い時が大切だと
気づいたこの頃
この幸せな景色をささやかでいい
あなたの不器用な微笑みのそばに
いたいとねがう
冬は一緒に
その先の冬もまた一緒に
私のひそやかな願い
大好きなあなたと一緒に過ごす初めての冬
春になったら私は引っ越します
黙って行くことを許してください
なんで相談しないのって怒られるかな?
行かないでって泣いちゃうかな?
でもね、私にはこれしか思いつかないの。
だからせめて、、、
どうかこの冬だけはあなたと一緒にいさせてください。
【冬は一緒に】
冬だけは同じ布団で寝てくれることが幸福の猫の下僕です
題-冬は一緒に
冬は一緒に
冬は一緒にイルミネーションを見に行こうね
家族の約束です
毎年楽しみなイベント
楽しみなことを作っておくって
大切なこと
来年はたくさん楽しみなイベントを先に作っておいて
たくさん楽しいを味わう年にしたいです
「冬は一緒に」
この季節
過去の出来事
過去の想いと一緒に
年を越します。
今年は新たに
空に旅立った方の
想いも増えました。
この想いは
あと何年続くのでしょうか。
冬は一緒に、なんて無理かな
「出張だから。ごめん」
どうせ他の女と遊んでるのよ
こんな屑にどうして惹かれちゃったかな…(笑)
お題:冬は一緒に
このお題、難しい。
なぜなら恋人などいないから
※冬は一緒に
今日はお題を無視するわー
花王式ステロイド対策マッサージで前髪ハゲが治った
というのを以前投稿したのだけどね?
今、ステロイドの副作用が増毛キャンペーンしてて
眉毛と前髪の一部が繋がったり
眉毛と眉毛が繋がったり
女性なのにお髭かよ?!という状態なんだよね
頼む、増毛キャンペーン控えてくれ……!
まだ超肌乾燥キャンペーンのが対策できるんだ!
冬は一緒になれる季節だ。
人と一緒になることはない。服と一緒になれる。そんな季節。
寒い時は布団と一緒にベッドの住民になれる季節でもある。寒さ対策として。
そしてもう一つ、一緒になれる服がある。冬ならではの服と一緒に。
それは、着る毛布。別名としてはガウンとも言う。合っているかどうかは、知らないがね。
毛布の生地にバスローブのような快適性。人によっては冬の間の定番ともなっている。
昔、ホームセンターで2000円ほどの値段で購入した物。数年経った今でも現役で活躍している。
家にいる間は、起きてから寝るまでずっと一緒。
であればいいのだが、さすがにトイレに行くときや、調理している時は脱いでいる。
四六時中、常に一緒にいたいがそれは不可能だ。
しかし、それ以外は常に一緒にいる。予定がない時や、だらだらと過ごす時などは。
アクセサリーを身につけるかのように、着る毛布を羽織る。相棒のような安心感に包まれる。
快適さを味わうかのように。
着る毛布が手放せない。それはもはや依存ではないだろうか。
冬だけの依存。それこそが着る毛布の魅力なのだろう。
さすがに、着る毛布を着ながら、外に出る勇気は無いがね。
それをやれば100%変人である。変人の私から見ての変人である。さすがに私にも羞恥心はある。
もしかしたら、人一倍かもしれない。無意味に目立ちたくはないのだから。
冬の間の私の友であり、相棒であり、依存する対象であり、常に一緒にいたい物。
それが私と着る毛布との関係なのであるーー。
人は誰もが服を着るもの。しかしそれは、人は服に依存しているのかもしれないーー。
「冬は一緒に」
もうそろそろ冬が来るね。
君と過ごしたくなる冬が来る。
君の隣にいて温かい気持ちになりたい。
君と過ごす日常が僕にとっては特別だから。
人肌が恋しくなるって言うけど本当なんだね。
君に会いたくなるよ。
冬も一緒にいたい。
毎日君に会いたい。
君のそばにいれる理由が欲しい。
冬以外も。
君のそばにいたいから。
早く、帰って
寒い
明日、雪降らす!?
付き合いだから仕方がない
静かに一緒に片付けましょう
テーマ「冬は一緒に」より
“冬は一緒に”
解せない。虫唾が走る。気持ちの悪い。この落魄れが。
彼は、私以外の女子生徒に「苗字+ちゃん」と呼んだ。
私があの教師を好きになっていたのは、他の教師とは違ってしっかりと生徒と教師の間に境目があったからだ。それが何?いまは他の女生徒に馴れ馴れしく話しかけているじゃないか。私は彼をあんな人だと思っていなかった。どうしても納得できない。私のこの醜悪な想像が、誰になんと言われようとも、今の彼に納得はできない。
あの女子生徒より遥かに賢い私が、あの女子生徒より遥かに彼の授業に耳を澄まし、単語の溢れる一つ一つを拾い集めたこの私が。学校生活の全てに、彼を想い深めた私が、彼にはそう呼ばれず、ぽっと出の女に馴れ馴れしく呼んでみせた彼が腹立だしくてしょうがない。許せない
女子生徒は悪くない。それはわかっている。あの男性教師が全て悪い。教師としてあるまじき態度をとったあの男が、全て悪い。ただ、私は私のことも許せなかった。ただ教師という職業に就いただけの男に期待をし、少しでも違う素振りを見せれば憎悪に塗れた汚い考えを生み出す。そう、私だった。一番汚いのはずっと私。純粋に愛を捧いでいた彼に、いつしか焦燥に駆られ憎悪までも抱き出した。想像上の彼に、泥を塗ってしまった。
解せない。虫唾が走る。気持ちの悪い。この落魄れが。
どうか私を、あの雪のように溶かしてくれ。そして私と“冬は一緒に”、消えさせてくれないか。
【冬は一緒に】
クリスマス、
正月、
バレンタイン、
冬はイベントがたくさんあるから
隣に誰かいてくれると嬉しい季節。
今年は誰がいてくれるかな、?
夏休みに夏祭りを一緒にいこうと約束をした
けれどあなたは仕事を優先した
その日は久しぶりにお出かけにいけるというから
気合いを入れて準備をしたのに
それも意味がなかった
悲しいな
泣いてもいいのだろうか
もう冬が近づいてきた
今度は
次こそはと
期待していいのだろうか
今年の『冬は一緒に』
少しでもあなたといれるだろうか
どうかこの願いをサンタさんに叶えてもらいたい
冬は一緒に
冬はコタツでぬくぬく
コタツの上にはみかん
コタツの中には猫
冬は一緒で暖かい
「冬は一緒に」
一緒にXmas
一緒に大晦日
一緒に初日の出
一緒に初詣
冬は一緒にが嬉しい季節...
「冬は一緒に」
君と一緒の帰り道。
君はマフラーに手袋で、完全装備。
それでも、「寒~い。手冷たい。」って、
僕は、君と手を繋ぐチャンスを待ちながら、心臓がバクバクで、心なしか顔も火照ってる。
学年が変わって、君と同じクラスになって、春·夏·秋と、君と過ごしてきた。
春はクラスメイト、夏ちょっと仲の良いクラスメイト、秋は友達以上恋人未満になれたかな?
冬はどうなるんだろう?このままかな?昇格出来るのかな?
他愛もない話をしながら、僕の頭の中はそんな事ばかり。
ふと沈黙が訪れて。
君も少し俯いて。
僕は、思い切って君と手を繋いだ。
「手袋の上からでも、少しでも暖かいだろ?」
恥ずかしくて君の顔なんか見れなくて、逆の方を見て。
恥ずかしくて甘い言葉なんか囁けなくて、ぶっきらぼうにしか言えなかった。
「アリガト……冬も一緒に過ごそうね。」
ビックリして、嬉しくて、君を見たら。
僕と同じ様に、明後日の方向を見ながら言ってた。
耳、真っ赤で、可愛い。
「だね。よろしく」僕の精一杯の、返事。
気の利いたセリフが言えない僕。
でも、心を込めて君の手を強く握った。