『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風が皮膚を切って
私の奥に問う
何処からきたの?
なにも言えないから
震えたまま
冬のはじまり
気温がだんだんと低くなってきている
自然も春を待って眠っている
冬のはじまりはすぐそこまで来ている
冷たいあなたの吐息が白むのを見る度、この人も血の通った人間なのだなあと思う。
お題:冬のはじまり
慣れないストッキングを履いて制服を着る。冬用のスカートは厚くて風を通さない。それでも1歩外へ出てみれば冷え込んだ空気に負けてやはり寒いと感じてしまう。吐いた息は白いのに雲は雪を降らせまいと持ちこたえていた。金曜日。今日も私は学校へ行く。
華の金曜日。世のサラリーマンは飲みに出歩くみたいですよといつか先生が言っていた。学生の私たちには程遠い話だと思っていたけど、子どもと大人の狭間におかれている私たちにはそう遠くもない未来の話だった。それでも「金曜日」という存在は少なくとも子どもや大人にとって特別な存在なのだろう。明日が休みというのはすごく気が楽だ。でも2日間君に会えないと思うと少し残念に思う自分もいた。だから今日こそは何か週末のモチベーションになるものを作らなければ…
そうこうしているうちに、放課後になった。今日も収穫はなし。君とまた2日間会えなくなってしまう。今日は職員室に寄ってから帰ることにしよう…
「あ。何してんの?」
君がひょっこりと顔を出す。
「え。あんたこそ何してんのさ」
「あー。歩くのだるいから親に電話してた」
テレフォンカードをしまう君を見て私はひらめいた。
「今度さ、一緒に帰らん?一緒に帰りたいんだけど…」
君がニヤニヤを隠せずに私を見つめる。
「え…い、いいけど」
無事成功した。なんかすんなりとモチベーションが上がっちゃった。
冬。それは寒くて冷たくて凍るような寂しい季節だと思ってた。でも今年の冬は君との何かが始まりそうなそんな季節です。
題材「冬のはじまり」
冬のはじまりは、秋が終わる頃、ではないのだ。
実は秋と冬は重なり合っているようで、冬の前半が秋、冬の後半を冬と現代の日本人は呼ぶようにしている。
それは平成時代でもそうだったと思いたい。
今はSNSと気象庁の猛烈な予告によって、急に夏が終わり、急に秋が終わり、そして急に冬が終わり……1年通してみると夏の間延びした暑さしか印象にないようになる。
秋なのか冬なのか分からない。
夜は冬のはじまりとなっている。
寒さは夜から到来するのだろう。
冬のはじまり
関係無いけど、ニトリ行く時車運転してて、眩しいからサングラスしてた。そしたら歩道渡ってた男の子が綺麗な二度見を繰り出しました。恥ずかしくて泣きたくなった今日この頃。
近年とみに秋が短いと君が憂う
一月半程前まで半袖を出していた君
近年とみに夏が長いと君が憂う
一月半程前には羽織を出していた君
二人でもこもこ身を寄せ合うから
過ぎ去った季節の残滓に火を着けた
雪はまだ降らないようだ
‹冬のはじまり›
たまには甘えたくなる時があるし
きっちり叱られたい時もある
温もりが恋しい日も
帰れるからこその一人を楽しみたくなる日も
たくさん話したい夜も
ただそばにいて欲しい朝も
いろんないろんな日があるから
どうかまだ覚まさないで
‹終わらせないで›
冬の始まりは、唐突に訪れる。
例えばそれは、朝起きた時。
頬に触れた冷たい空気。
例えばそれは、学校に行く途中。
通学路の端っこに咲く霜の降りた四つ葉。
例えばそれは、家に帰る途中。
美しい朱色を飾った南天の木。
例えばそれは、「ただいま」と言った時。
「おかえり」と言われたときの温かさ。
【冬のはじまり】
吹奏楽部員にとって"冬"といえば…
「「「『全日本アンサンブルコンテスト!!』」」」
「我々は卒業しているのだから、"部員"とは少々違うがな。」
『まあまあいいじゃない。細かいことはさ。』
「そうだそうだ。気にするな。」
「君たちは本当に、先輩からの影響がすごいね。」
同じ高校で吹奏楽部に所属していた私たちは今年、
とある社会人バンドで偶然再会した。
今は「せっかく再会したのだから」ということで、
4人でアンサンブルチームを組むことになった。
「で、曲はどうするんだよ?」
『楽しいのがいい!』
「お前は曲の前に楽器を決めろ。」
「最近はフレキシブルの楽譜も多いんだね。」
「そうだな…。でも、簡単すぎやしないか?」
「確かに、少々物足りないな。」
『楽譜がないなら作ればいいじゃない。』
「簡単に言うなバカタレ!」
「まぁいいじゃない、楽しそうだし!」
「そうだ。ノリが悪いぞ。」
「やかましい!」
練習終わりの寒空の下。
話はまだまだ尽きそうにもない。
私たちの冬は、もう始まっている。
お題『冬のはじまり』
一カ月経たないうちにまた双子の姉から手紙が届いた。前回の手紙の最後に殴り書きで書かれた。
【私(わたし)の代わりになって】
という文章を思い出し、手紙を読むことに躊躇する。
あの手紙以降姉に手紙の返信をしてない。
読まずに机の引き出しの奥へ閉まってしまいたい気持ちがある。けれどそうしないのは、もしかしたらおばあちゃん達に迷惑がかかる内容かも知れないと思うと途端にモヤモヤしてしまう。委員長は深呼吸して気持ちを少しばかり落ち着かせた。
手紙の内容は–––––––。
『双子の妹 可論(かろん)へ ねぇ、手紙届いてるよね?どうして手紙の返信してくれないの?忙しいの?やっぱり都会は楽しいのかな?羨ましいなぁ。可論だけずるいよ。“良い“思いばかりして……。ねぇ私(わたし)達双子だから、独り占めしちゃダメだよ。冬のはじまりに可論の家に遊び行くから待っててね。 優しいお姉ちゃんより』
冬の始まり……。今、7月の下旬夏休みが始まったばかりだ。となると11月の終わりもしくは12月の初めか……。どうしようかと考えているともう1枚小さな紙が封筒から落ちた。開いて見るとまた書き殴った文字で–––––。
【逃げちゃ駄目だよ】
と書かれていた。
End
書けました。
▶29.「冬のはじまり」
28.「終わらせないで」
27.「愛情」人形は夢を見る
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1.「永遠に」近い時を生きる人形✕✕✕
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足の修復に付き合ってくれた仕入れ屋シブと別れ、
人形は町を出ることにした。
山で冬ごもりをするためである。
「娘、世話になった。旅のともに、あの蝋燭を何本か欲しい。在庫に響かない程度でいい」
「5本ならすぐに出せます。こちらこそ贔屓にしてくださりありがとうございました」
宿屋にも蝋燭を包んでもらい別れを告げた。
✕✕✕は市場に足を向けつつ、思案していた。
シブから街道について情報は得ているものの、
あの場で冬ごもりに適した山のことなど聞けない。
また、入山する所を人間に見られるのも厄介だ。
自然、答えは絞られた。
東に位置する辺境の地。隣国との境にある山岳地帯。
人が減れば余所者である人形は目につきやすくなるが、
町や村に入らなければ問題ない。
ひとまず厚めで頑丈な手袋を新調した。
杭や縄など登山で必要なものは、道すがら買い揃えていく方がいい。
人形は、次の町へ向かった。
某チョコレートのCMがテレビから流れてきた。
あぁ、冬の始まりか、と毎年思う。
『冬のはじまり』
朝からガタガタとお隣の加藤さん家から音がする。私は何だろうと思いながらもこたつにあたりながらミカンを食べていると、今度はジャージャー水を流す音が聞こえてきた。
あれ?今日ってもしかして12月1日?
数年前の今日「キミちゃん、ちょっとお願いがあるんだけど…」と、突然加藤さんの奥さんが訪ねて来た。何でも娘さんが窓掃除用にと買ってきたスクイジーを「水が綺麗に切れる!これは便利だ!」と加藤さんがいたく気に入り、もっと窓を磨きたいと駄々をこねていると言う。「良かったらキミちゃんの所をやらせて貰えないかしら?」
願ってもない事に、いいんですか!?と返すと直ぐに加藤さんがやって来た。嬉しそうに窓掃除をして以来、毎年冬の始まりには加藤さんが我が家の窓を磨いてくれる様になった。
外からコンコンと合図が来た。窓を開けて今日もお願いしますと挨拶すると、加藤さんは笑いながら任せとけ!と言わんばかりに手に持ったスクイジーを高く上げた。
ハァー、
出勤中にふと息を吐いてみた。
今日の気温は、13°
時間は、6時20分
朝の日に照らされた息が白くなっていた。
私の気持ちが一気に晴れる。
待ちに待った、
"冬のはじまり"が来たみたい。
冬のはじまりはね、小さい頃はよく11月に小中学校イベント後に、毎年ディズニーランドとディズニーシーに行って、冬のはじまりだ。とすごく凄く実感していたんだ。アンバサダーホテルに2泊3日泊まってた。
ディズニーランドシーのオブジェがクリスマス仕様で
気温も寒くてコートやマフラーをかけているゲストが多かったから。
幼少期からミラコスタホテルとディズニーホテルに泊まりたい。パークが見える可能性があるから。特に、ディズニーシーの景色が大好き。タワー・オブ・テラーと、火山が見えるだけでも私はすごく嬉しい。よくディズニーシーから出るときにミラコスタホテルを眺める私がいたんだ。
今年3月8日にも愛知県三河地方から千葉県浦安市まで
日帰りディズニーランドに旅行したんだ
今年3月28日に人生初めての兵庫県へと観光して神戸市のホテルに泊まった。だけど
本当はミラコスタホテルで一泊したかったけどね…
私が死ぬ前に人生ですごく凄く、ミラコスタホテルに泊まってみたいんだ。人生で必ず行きたい場所。北海道の利尻島、礼文島、鹿児島へと去年の2023年に旅行できたから絶対に出来るよね。
ディズニーシーにあるマゼランズレストランすごく最高に美味しいメニューコースだった。だから、彼氏ができたら将来の彼氏とディズニーシーのマゼランズでディーナーデートしたい気分
ミラコスタホテル
ディズニーシーの景色をホテルから眺めたい
自分にとって最高のご褒美時間だから。でもね、ミラコスタホテル予約が取れなくて、仕方なくアンバサダーホテルが多かった。その分、シェフミッキーレストランに行ってミッキーたちにサインをお願いしたりステキな時間を過ごしたこともある。
勤務先の病院へと無料健康検診したら去年も今年も心電図に引っかかってしまった。2022年度くらいから私の心臓部の鼓動が速くなったり呼吸が苦しくなったりとした。自分でも、慣れている道で心臓部の鼓動が速くなり息が苦しいときがある。
狭心症と疑われて私も、ずっと検査をしないまま
ほったらかししてたら、、、2022年度から
脈が速い時があるし、慣れている場所でも心臓部の鼓動が速くなり倒れそうになったこともある。兵庫県の神戸に居ても脈が速くなり深呼吸したり、、、だから
ホルター心電図検査を受けることにした。
他にも脳出血、てんかん発作を持病で持っているけれど、
ホルター心電図検査を12月11日に行う。
診断結果は、12月20日
ユニバ行きたい。今年のユニバはヒロアカコラボ企画があった。………だけど控えた。
栄に行きたい。一緒に行こうよ。東京に行こう。と、誘われる。だけど今の自分は、電車に乗ったりすると脈が高まり心臓部の鼓動が速くなる。 だから自分のことを考えると断ることが多い。
ホルター心電図検査を受けて
悪いところがあったら、ちゃんと治療して人混みが多い
名古屋の名駅に行きたい
周りの人がコートやモコモコのダウンを着る時期になってきた。
早い人はマフラーもしている。
そんな中、長袖は着ているがコートは薄手の物を選んでいる私。
外に出ると寒いと体を震わせるが、10分も早歩きしていれば暑くなってしまう。
そんな私が厚手のコートを着るなんてまだ先の話で、マフラーなんてきっと年を越してからでないと付けられない。
私の冬のはじまりは、もう少し先になりそうだ。
雪が、ゆっくりゆっくり落ちていく。
白鳥が、飛んでいる。
あれは雪ではなく、白鳥の羽なのじゃないかな
店先にクリスマスの商品が出始めると
冬だなぁと思う
その頃には手も冷たくなり
手袋が欲しくなる
今年は新しいセーターを新調しようかな
クリスマスはどうしようかな
寒さは嫌いでも
少しだけ楽しみもある
だけど
朝温い布団から出られなくなるのは
やっぱり許せない
これから長い冬が待っているのか…
「冬のはじまり」
朝、天気予報を見て気温を確認する。
今日は一日冷えそうだ。
コートを羽織ってマフラーを巻く。
手袋をはめて鞄を持つ。
玄関の扉を開けると冷たい空気が一気に額を頬を通り抜けた。
数歩歩いて深呼吸。
鼻から冷たい空気を吸い込んで、空へ向けてふうと吐く。白い息がもくもくと空へ散ってゆく。
「あ。冬のにおい」
この瞬間が、とても好きだ。
ツンとした鼻の奥、冬の訪れを知らせるにおいがする。
冷たくて、切なくて、どこか懐かしくて、心臓がぎゅうとなるような。
ひんやりとした風に目を瞬かせながら、私はしばらくの間『冬のはじまり』を楽しんだ。
冬のはじまりね…。
トイレが近くなると冬の到来を感じる。
せわしない感が出てきたときもあるな。
あと、グラコロかな。
(冬のはじまり)