『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ある日
体育で外に出ていたりいなとみさき
2人は東中学校に通っていて
2年1組だ
ある日の朝
りいなの背後から
みさきが寒いといいながら
教室に入ってきた
りいなはスクログを書いている
みさきは準備が終わり
りいなの後ろの席で座ってりいなの可愛くてちいさな
手を触ると暖かい
なんでそんなに暖かいの?って
思った
みさきとりいなの冬がやってくる☃❄
あつあつに温められたコンビニのおでん。顔の半分が埋まるくらいまてぐるくるに巻いたマフラー。少しせかせかしだす街の雰囲気。
冬の空気を肺にいっぱい取り込んで、白い息と共に吐いてみる。
冷たい空気が体を冷やす。
ああ、冬がやってきた。
つい昨日まではヒートテック1枚で外出できたはずなのに、今日はダウンまで着込まないと家から1歩も外に出ることが出来ない。
私の大好きな季節が始まった。
No.8【冬のはじまり】
冬のはじまりは切なくなる
きみに逢いたい。
きみと話したい。
寒いね!って言い合いたい。
2人で想い出作りたい
SNSでクリスマスの話題が増えた
もう冬だな
早いな
そう思って居ると
姉貴からLINE
ー土曜日友達と温泉行くんだけど
ついでに来る?
姉ちゃんは相変わらず
人の予定を考えていない
(行けたら行くよ
予定は今回はないから)
ーはい、〇〇駅11時集合ね
(了解ありがとう)
時計を見たら9時半
支度しよう
今朝目が覚めたのが4時前後
布団から出るのが億劫なほど寒く感じた。
寝ぼけながらもトイレに行き朝起きる準備をし、時計を見ると4時44分。
部屋は耐えきれないほど寒いというわけではないが、とうとうストーブのスイッチを入れた。
冬の始まりを感じる。
6時半にオンにする。ルーティンの前半を終え、朝ジョギングの準備。
寒いと体を動かすこと自体が億劫になる。
普段はダンスの奥にしまいこんでいるダッフルコードを出した。
いつものコースを3周まではダッフルコートを着て走った。
冬のはじまり
今朝の雪はきっと根雪になる
本格的に冬がはじまる
寒いのは苦手だけど
冬は好きだ
静かで明るくて澄んでいる
雪に覆われた真っ白な世界は美しい
これも記憶なのだろうな
きっと私の中で
冬や雪はプラスの感情と結びついている
だから何となく好き
何となく嬉しい
こういう好きは
たぶん一生好きなんだろうなぁ
秋のおわり 冬のはじまり 春のおとずれ
多くの出会いと別れを繰り返す
過去を留めておけるようなメモリーがないことは
生まれてからずっと知っていた。
慰めしかできない人間は
自分の損や愚かさに気づかず
見て見ぬふりをまた繰り返していた。
コタツにミカンに白い息
冬の始まる時期が来た。
今年は雪は降るのかな?
─────『冬のはじまり』
オレンジと黒とカボチャだらけだったショッピングモールが、赤と緑とサンタクロースだらけになった。
クリスマスケーキとおせちと年賀状印刷のチラシが入るようになった。
コンビニに肉まんとおでんが並び始める。
あぁ、日本の冬だなぁ。
END
「冬のはじまり」
今年の冬のはじまり結構体感大分遅かった気がする。
随分と寝坊助だったな、これがホントの冬眠ってか。
朝は特段寒いんだから、今年の冬みたいに人間様だって冬眠しててもいいよな。
良い飯いっぱいたらふく腹に溜め込んで、いい感じの穴蔵みたいなとこで体あったかくして寝る。
そして遅刻してしこたま叱られそのままクビに。
ふて寝になっちまった。
旅行終わりに体調を崩したのでキープのみ。後日回復してから書きます。
──お題:冬のはじまり──
「冬のはじまり」
達磨ストーブに火入れした日が冬のはじまり
長かった暑い暑い夏と秋モドキにようやく別れを告げた、らしい。
お天道様の気持ちが変わらぬうちにこちらは新しい季節をもう受け入れてしまおう。
今日は休みだから何しようかな?
久しぶりに散歩でも行こうかな♪
床屋とか行く予定
冬のはじまり
はあ〜っと
息を吐いたら
機関車みたいに
白い息
今年もこの季節が来たんだね
冬のはじまり
冬のはじまりに貴方は何をする?
…私は朝、布団で二度寝する。
『冬のはじまり』
冬の初めの体温を
君と分けれたら良いなって
まだ白くならない息は
人混みに紛れて消えた
季節なんて君を止める
理由になんてならなくて
またいつもと同じように
スカート履いて脚を冷やすんだろう
裸足で海まで駆けてって
砂浜に足を取られて
ひりりと焼けた柔肌を
海水に浸して傷を増やすの
そのまま沈んで息を手放すの
消えたくない消えたくないって
頭が喚いてる 煩いな
死にたくない死にたくないって
喉が苦しいの 息ができないの
でも まぁ 慣れたもんだな
___________________________________________________
以前趣味で作詞したもの。
お題を見て連想せざるを得なかったので供養。
詞もメロディーも私しか知らない、
世界で私だけが歌える私による歌ですが、
これを読んだあなたは詞だけは知ることができた。
でも残念ながらメロディーはずっと私だけのものです。
お題→「冬のはじまり」
私たちが付き合って3年目の冬。「それ」は突然訪れた。
「もうすっかり寒くなって冬らしくなってきたね。」
「そうだね。」
そんな会話をしながら、私たちは帰り道を一緒に歩いていた。
「今年のクリスマスとかお盆は何して過ごそうか。」
私が、笑顔で貴方の方を見ながら聞くと貴方は、悲しそうな顔をしながら口を開いた。
「ごめんね。私はクリスマスまでしかあなたと一緒に居れないの。」
そういった彼女は今にも消えてしまいそうだった。
私は、彼女が言った言葉の意味を理解出来ず戸惑ったが、戸惑いを隠すように笑顔を作り貴方の手を握りながら言った。
「またまた!そんな暗い冗談言ってどうしたの?もしかして何か嫌なことでもあった?」
そういうと貴方は少し驚いた顔をした後、私の手を強く握り返して来た。
「ううん。なんでもないの。今度書こうとしてる小説にこういうセリフどうかなっていきなり思い出して言葉にしちゃったの。」
そういうあなたに対して私は
「そうなんだ。あ!次の小説も楽しみにしてるね!」と返すことしかできなかった。
その後の帰り道は2人とも手を繋いだまま家に帰った。
「 何かが始まれば何かが終わる。」
冬の始まりと共に、私の終わりが近づいていると感じた。きっとあなたは沢山泣いてくれるだろう。
でも、私はあなたの涙を見るのは嫌だからこんな終わり方を選ぶしか出来なかった。ごめんね。
ずっと、あなたの事が大好き。誰よりも大好き。
でも、安心して。私はあなたであなたは私だから。
「新田さんは、何で冬のはじまりを感じるタイプ?」
高校からの帰り道、俺が訊くと、
「え、と。私は……」
真剣に考える。うーんと、悩んでいるから、
「俺はね、コンビニの井村●の肉まん機のメニューが増えるのと、おでんが出ると冬だなアって思う。コロナで、おでん置いてるの減っちゃったけど」
そう言うと、あ、そうだねと微笑む。
「昔はレジ脇にあったね。ちょっと食べたいとき、買うの。好きだった」
「タネはなにが好き?」
「たまご」
可愛い。もー何を言っても可愛いぞ。委員長は。
「俺はこんにゃく」
「ふふ。美味しいよね」
放課後セーター事件で、俺たちはお近づきになった。告白はしていないけれど、休み時間とか何となく話すようになって、帰りも一緒にと俺が誘っている。新田さんは断らない。家が同じ方向なのをいいことに、うちまで送っている。
新田さんは、気取ってると思わないでねと慎重に前置きをしてから、
「空が澄んで星がきれいに見えだすと、冬が来たなって感じる」
暮れなずむ夕空を見上げて言った。横顔が薄紫の西日に照らされて、きれいだなと思う。
「そうだね」
あ、一番星、と俺が指差すと、自分の息が白いことに改めて気づいた。
「間宮くん、あの」
ややあって、新田さんが切り出した。おそるおそる。
「あの、いつも送ってくれてありがとう。……あのね、お礼したいんだけど、今度手袋とか編んだらもらってくれる……?」
「手袋」
手編み? ってことは、手作り?
「そんな、お礼とか気にしないでいいけど。でも、いいの?」
「手編みとか重いかなって思うんだけど、私、それぐらいしか特技なくて。しかも五本指のじゃなくてミトンだけど」
あわあわと、早口になる。ミトンってなんだ? 新田さんは宙に指でシルエットをなぞった。
「こういう、なべつかみみたいな」
「あー、あれか。もちろん、嬉しい。すげえ嬉しいよ。新田さんからもらえるなら」
「ほんと……よかった。引かれたらどうしよって思ってずっと訊けなかったの。じゃあできたら渡すね」
ほっとした様子で歩く足取りも軽くなる。俺はそんな彼女を見て「楽しみだな」と言った。
「あまり期待しないでね。編み目とかがたがたかも」
「うん」
「間宮くん、何色が好き?」
「うーん、青か紺かな」
今年の冬は、彼女の手編みの手袋ではじまり。そう思うと今から子どもみたいにわくわくした。
#冬のはじまり
「セーター3」
口どけのいい小さな四角いチョコを、一粒口に頬張る。
青いマフラーを巻いて、今日も駅に立って電車を待っている。
「冬のはじまり」