『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬になったら、あの頃を思い出す。もう4年前くらいかなあ。
わたしとあの子が離れた日。わたしじゃあの子に釣り合ってないと決めつけて、あの子の気持ちも考えないで。
自分勝手だ、本当に馬鹿だった。こんな後悔が煮詰まったような、透明で綺麗な冬の景色と匂いに傷付いている。
冬になったら、秋が過ぎたら、そしたらあなたに会えますように
冬になったら
フィルター越しに見た青い空は、入道雲が目に痛いほどでした。
『冬になったら私を思い出してください』
雪の降りしきる街路を一歩、進むたびに、指先に雪が触れて、雫が滴るたびに、その言葉を思い出します。
入道雲。
照りつけるあの白。
『冬になったら私を思い出してください』
春は朝 夏は白昼 秋は夕
夜が更ければ ただ眠るだけ
/お題「冬になったら」より
冬になったら
冬になったら
何をしよう
冬になったら
スキーをしたい
ふかふかな雪の上で
自由に私は滑る
冬になったら
何をしよう
冬になったら
友達と雪合戦をしたい
たくさんの友達に
囲まれながら
たくさんの雪を投げ合う
冬になったら
何をしよう
冬になったら
お餅を食べたい
こたつに入りながら
あんこときなこのお餅を食べる
冬になったら
そんなことをしたい
でも私は
狭い個室の中
足が動かず
友達もいない
食べ物も点滴だから
そんな夢は叶わない
ただ妄想をしながら
1日が過ぎるのを待っている
冬が来ても
ずっと
その冬が終わるのを待っている
冬になったら、大掃除。
12月中に少しずつ掃除する予定。
パズルを解くみたいに着実にすすめる。
大掃除のイメージはどっと大変な印象だけど、
少しずつやる事でスッキリするし、大変というより地道な作業。
冬になったら
コタツをだしてヌクヌクしてる。とても幸せな事だがいつかは炬燵からでないと行けない悲しさがある。幸せと不幸せが背中合わせなのが唯一の欠点だ。
、、、あともう1つあった。
みかんだ。紙でゴミ箱を作りみかんを食べてヌクヌクする。それも幸せな事だ。ただ、帰宅して寒くてコタツにはいってヌクヌクした後に思い出すと取りに行くのが億劫になる。これも幸せと不幸せが背中合わせな状況だ。
コタツめ!何と厄介なものなんだ!
終わり
死体遺棄
〈冬になったら〉
木の葉を踏んで歩く。
上を見上げると一杯にまたたく星空。
低い気温に冷まされた体温も、登っている間に
上がってきた。
そのまま登っていると、山の頂上に着く。
有名な山ではなく、名前も付いていないような
どこにでもある普通の山。
そこの頂上には、寂れた神社がある。
鳥居の朱も落ちて木の木目が見える。
お賽銭箱も無く、草も生え、落ち葉も積み重なって
いる。
そんな神社。
軽く手を合わせてから、裏手に回る。
ここに来るのは1年振り。
最初は無我夢中でここに来たから、神社なんてあると気づかなかった。
でも、あれ以上動かす事は出来なかった。
神域を穢す行為となってしまって申し訳ない。
極楽浄土には行けないだろうなと思うけど、
そもそもあれをしてしまった時点で行けないこと
なんて確定していた。
裏手に回ったからと言って、特に風景は変わらない。
よかった。
今年もそのままだ。
じっと地面を見遣るけど、大丈夫だった。
風が吹き、周りの木々がざわめく。
きっと歓迎されていない。当たり前だ。
でも、どうしようもない。今掘り起こしたって。
申し訳なさを感じながら、来た方、表側に戻る。
今度はしっかり2礼2拍手をする。
すみません。
そして1礼。
神社に背を向けて、登ってきた道を下っていく。
またここに来るとしたら、1年後だろう。
今年になっても見つからなければ、今後見つかることも無いだろう。
むしろ、自分が赴くことで見つかってしまうかもしれない。
だけどもう。
冬とはそういう季節になってしまった。
漁
冬になったら太刀魚シーズン。
時化も多く、凍えながらの漁は体へのダメージが凄まじい。
とにかく時化との勝負だ。
だが、私はこの時期が一番楽しい。
大漁、大漁、漁師やってます!って実感がわく。
命懸けって大袈裟かもですが、危険は隣り合わせ。
早く冬になったらいいのになー
暑いのは、もうこりごりだ。
冬になったら何をしよう?そう話したあなたとの冬はもう来ない。今でもずっと忘れられないのは未来の話を当たり前にしていたあの頃のこと。今年も冬が来る。もうあなたには会えないけれど今年も冬が来る。ドキドキする日々ではないけど私のそばには穏やかな愛をくれる人がいるよ。だからもう安心してね。冬の寒さには気をつけて。風邪をひかないようにね。
テーマ【冬になったら】
「冬になったら」
寒さに負けずに
楽しめることは
なんでも考えよう
霜の林をどう踏もうか
雪の中でどう踊ろうか
クリスマスの贈り物
除夜の鐘の響き
それらを楽しくする為
まずは寒さを歓迎しよう
お題『冬になったら』
白い雪が、黒い地面を覆い尽くしていくのを見つめ、時間を忘れる。
小さな雪だるまを素手で雑に作って、室外機の上に置く。
寒い空気が鼻を掠めていくから、思わず布団に顔を埋めて、自分の体温を享受する。
寒い街中を歩いている時、お店から漏れる暖かな空気を足元や顔に感じる。
ラーメンを食べるともだちの眼鏡が白く曇る所を見て、首元をくすぐられたような気持ちになる。
スマートフォンの画面に指を添えた時、指の周りが白く曇る。つぅっとなぞれば、指が水滴を掻き分けた。
白い息が口から出るから、口の中にシチューがある想像をした 。
君の目に映して見てたイルミネーション
最後になるとは思いもせずに
霜柱ザクザク音立て踏みしめたい
ビル街歩くGODZILLAのように
#冬になったら
秋と冬の境目はどこ?
気温が何度になったら冬判定?
今は秋?もう冬?
#冬になったら
冬になったら、温泉♨️入りたい、その後にビールを一気飲みする🍻
お風呂に上がって、ホカホカした身体をソファに座って涼んでいた。
彼女はテレビを付ける訳じゃなく鈴虫の鳴く秋をイメージした音を彼女のスマホから再生する。
ただ静まり返っているわけでもなく、季節の音に合わせたBGMは心地よくてソファに身体を預けて瞳を閉じる。
「ああ、いいねぇ……」
「いいですよね。会社でこんなBGMがいいよって話になって探してみました」
彼女は髪の毛を拭きながら水の入ったコップを二つ置いた。
「ありがとう」
「いいえ。お風呂上がりですから、水分取ってくださいね」
「うん」
俺は近くに置いてくれたコップに手を取って、飲むと冷たい水が身体にしみ渡る。音楽も心地よいし、このまま眠りに落ちそうだった。
「寝ちゃダメですよ」
「バレた?」
「眠そうな顔してました」
さすがにバレておりますね。
彼女は立ち上がって髪の毛を乾かしに洗面所へ戻ると、俺は一人取り残された。
と言うか、俺も髪の毛乾かさなきゃな。
そんなことを思いながら、彼女がドライヤーを使い終わるのを待つ。
そういえば、BGMって季節に合わせて色々あるよなーと思ってスマホを取りだした。
動画サイトで検索してみる。秋の虫の声の他に、もう暖炉の焚き火の音があって驚いた。
「うわ、早いなー」
そんなことを思いつつも、気になるのでそれをタップして、彼女のスマホの音より少しだけ小さくして隣に置いた。
秋の鈴虫の声と、暖炉の火を弾く音が合わさってまた心地いい。
「わ、焚き火の音が追加されてる!」
ぼんやり聞いていると、髪の毛を乾かして、ふわふわになった彼女が戻って来ていた。
「もう、髪の毛乾かさないままウトウトしないでください」
「心地よくって……」
「それは分かりますけど……とりあえず、髪の毛、乾かして来てください」
「はーい」
俺はソファに根を張りかけた腰をあげて、髪の毛を乾かしに洗面台に向かった。
彼女を横目で見ると、俺のと自分のスマホを横並びにさせて、ソファに身を委ねている。
やっぱり心地いいんだろうな。
うーん、暖炉か……。
虫の声はここでも聞けるけれど、暖炉の焚き火の音はそういう訳にはいかない。
土地土地のルールがあって、当然俺たちの住むここでも暖炉は禁止されている。
俺はドライヤーで髪の毛を乾かしながら、ぼんやりと考える。
冬になったら、暖炉のある別荘に遊びに行ってもいいかな……。
あ、スノボやりに行ってもいいかも。
そう思うと、早く相談したくて、根元にドライヤーの風を当てて、急いで終わらせて彼女が微睡んでいる居間に戻った。
「ねえねえ、冬になったらこんなふうに暖炉の音、聞きに行かない? スノボやりに行く時にそういう別荘探してもいいし!!」
「ふえ!?」
突然、居間に入ってきた俺の声に驚きながらも、ちゃんと考えてくれる。そうして楽しそうと思ってくれたようで、ぱあっと輝く笑顔を向けてくれた。
「いいですね! 行きたいです!!」
実際、スノボじゃなくても、彼女と暖炉の火をぼんやり眺めるとか、のんびり話をするとか、そんな時間だっていい。
もう少し先になるけれど、冬の到来が楽しみになった。
おわり
一八五、冬になったら
ー冬になったらー
この季節に
僕は
空からやって来た。
今、僕は
イルミネーションに負けないくらい、
街に紛れる子供や恋人達を
笑顔にしてるんだ
でも、
また消えてしまうんだ
明日の夜には。
そんなに寒くないこの都会では。
忘れられてしまうんだ。
どうしてここにいるのか分からないんだ
クリぼっちなんて
人間達は言うらしいが
僕達は、いつも、みんな、一人だ。
人間は
本当の意味でぼっちなんかじゃないだろう
どうしてここにいるのか、
僕に教えてくれるものはないんだ
でも、
あちこちで
意味もなく
笑って、泣いて、寂しいと叫んで、何かを求める
君達を見ていると
僕にも
何か大切な感情が生まれて来る気がするんだ
「生まれ変わったら誰かのそばにいてあげたい」
冬になったら
夏に涼しい場所を探すように
暖かい場所を見つけてみる
イルミネーションの暖かな光
クリスマスの賑やかな雰囲気
大晦日の団欒
木に積もる雪の花
地面の雪や氷が光に反射してきらめく様子
たくさん、たくさん
心も温まる冬を
過ごせるといいな
作品7 冬になったら
放課後の空き教室。部室を与えられていない私達は、この使われていない教室を、特別に使わせてもらっている。
キーボードがうまく弾けない。うめきながら机に突っ伏していると、ギターがやってきた。
「だいじょぶかー?生きてる?」
「生きてる……。この曲ムズすぎない?」
「あーね。キーボがめっちゃ前に出てくるから、その分大変そう」
「だよね……。私にゃ荷が重すぎるよ」
ガンバレーと言いながら、ギター男は、隣に座ってギターを弾き始める。なんか音がずれてる気がするけど、かっこいい。楽器やってる姿って、なんでこんなにかっこよく見えるんだろう。
気合を入れ直し、ギターにあわせて何度もキーボードを弾いてみるが、上手く行かない。
しばらくすると、先輩がやってきた。
「おーす。頑張ってんね」
「せんぱーい助けてださーい弾けませーん」
「それをベースに言われても……」
うう。それもそうか。
「ほら、たまには休憩も必要だよ。」
そう言いながら先輩が、温かい飲み物を渡してきてくれた。
「かみさま?」
ありがたく私達は頂戴した。
「あざーす!」
ギターが飲み物の蓋を開け、グビグビっと飲み干す。
「飲むのはや」
そういった先輩は、ふははと笑っていた。
三人でくっちゃべていると、先輩が思い出したように、私達に聞いてきた。
「そういえば二人は、何で軽音入ったの?」
特に理由はない。けど、それで返すのは少し失礼だと思い、理由を考えていると、ギターが先に喋りだした。
「俺はっすね、好きなアニメがあるんすけど、それに出てくる主人公が、ギターやってるんすよ」
「ほうほう?」
「それ見て俺ギターに興味持って、受験生でありながらもギター買って、練習し始めたんすよ。そしたら、誰かと合わして弾いてみたい!って思い始めて」
「うんうん」
「それで高校では絶対軽音にするって決めて、今こうしてやってます!」
「なるほど、いいね。」
先輩が嬉しそうに話を聞いたあと、こちらを向いた。
「君は?」
「もう少し時間をください……」
そんな悩むことか?とギター男が喋る。それを無視して考えるが、なかなか出てこない。
「俺、先輩の話も聞いてみたいっす!」
ナイスフォローだギター男。
「私も気になります。先話してくれませんか?」
「え、僕が?」
そうだなーと、先輩は少し考えたあと、長くなるよと前置きしてから、話し始めた。
僕ね、あんまり音楽が好きじゃなかったんだ。家族がみんな音楽好きで、それなりに実力もあって、音楽に関しては結構恵まれた環境だったにも関わらず。
いや、だからこそなのかもしれない。身近だからこそ、そんなに魅力を感じなかったんだ。
そんなある日、中学卒業してからちょっと経った日。家族が音楽番組を点けてて、なんとなく観てたら、とある曲に出会ったんだ。その曲は別れの歌だったんだけど、ちょうどその時卒業に伴って、親友と離れ離れになっててさ。メンタル的に弱ってて。だから、その歌詞がすごい心に沁みて。その曲にも人たちにも、僕は虜になったんだ。
行動力は人一倍あるから、その人たちについて調べると、作詞したのはベースの人だった。
「まあ、あとは単純だよね。この人と共通点が欲しい!なんていう理由で、ベースを始めようと思って。その結果こうやって軽音してる」
長ったらしくてごめんねと、先輩が申し訳なさと喋りすぎたことを恥じるように、そう謝った。
「さあ、次は君の番だ」
聞きながら、何を話すか考えていたから、準備はできている。
「私はですね、そんな深い理由はないんですけど、強いて言うなら、冬ですかね」
「冬?」
ギター男が不思議そうに聞いてくる。先輩もどういうことだ?と考えている。
「冬って言ったら、楽器にはちょっときつい時期だけど……。それと関係ある?」
「あるっちゃありますね。私、実は高校入学するまで、九州とかあっちらへんに暮らしていて」
「へー初耳」
「冬はちゃんとあるんですけど、そんなしっかりしてないっていうか。だからこっち来て、そういうのも大事に見たいなって」
なるほどーとギターが頷く。
「けど、どうしてそれが軽音につながるの?」
「それが、さっき言った楽器です。冬になったら楽器は手入れが特に大事になる。その時を合図にして、外を見ようっていう心算です」
「……独特な理由だね。でも、それなら吹奏楽部とか、ギターとか、キーボードみたいにあまり必要のないやつじゃなくても、他に道、あったんじゃない?」
「それはですね、」
少し間を開けてから、言う。
「単に手入れするのがめんどいからです」
ギターがはあ?と声を上げた。
「君のことが、よくわからなくなったよ」
先輩が、すごい困惑した表情になっていた。
「なんか、すみません」
ちょうど飲み物がなくなったところで、先輩が立ち上がる。
「ま、いいや。聞かせてくれてありがとう。それじゃ、練習頑張ってね」
先輩が教室を出たあと、私は練習を再開した。四回くらい弾いたあとでガッツポーズをする。やった!うまく弾けた!
ギター男の方を見てみると、チューニングをしようとしていた。うるさいから静かにしろと怒られる。チューニングが終わると、きれいな音に変わっていた。通りでずれてる気がしたわけだ。
他の楽器も、今まで以上によくやっている。外を見ると、イチョウが風に吹かれていた。
『冬になったら』まで、あとほんの少し。
⸺⸺⸺
作品6 はなればなれの、ベースやり始めた方の、1年後くらいのがでてきます。つまりは、作品3 また会いましょうのやつと、ちょうど同じ時間くらい。
それはさておき、テスト勉強がやばいです。
冬になったら
寒い
冷たい
雪も降る
あったかい食べ物が美味しい
とか無難にあげるけど
とりあえず書いてみる
書く習慣だからね
テトリス99は三連勝を残して達成
あと2日でチケット999枚
プロセカを始めだした
いまはハード12曲コンプで
これからハード曲のコンプ数を伸ばしたい
あとは風来のシレン5plusを買った
原神は継続中
読書は量が減った
アニメは2作だけ追ってる
Youtubeはそろそろ耐えれなくなってきた
サブは充実してると思っている