『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「冬のなったら」
もう、一年経つね。
冬になったらまた温泉に行こうね。
冬になったらまたスノーボードしようね。
冬寒いからあまり好きじゃないけど楽しいこともあるね。
今年は雪は降るのかな。
#冬になったら
冬になったらクリスマス、正月、バレンタイン。
日本には色々な国の行事が一気に訪れる。
寒いから人肌が恋しいと世の男女は恋人を作りたがる。私の友達も1人は寂しいと恋人探しに忙しそう。
寒いから寂しいって何?寂しいから作る恋人って何?
友達の恋愛話に共感できず、いつしか私に恋愛話をする友達はいなくなっていった。
大学生になり、私の恋愛に関する事を知らない友達と
恋愛話をするようになった。
彼女たちもまた、寂しいから恋人が欲しいと言った。
女子大生と恋愛話はイコールで結びつけられるほど、
恋愛話で溢れていた。共感はできないけれど、曖昧に
頷きながら話を聞いていた。
恋愛話をいくつも聞いてきたけれど、
恋人が欲しいという気持ちは生まれなかった。
冬になったら、春になったら、
夏になったら、秋になったら。
私はいつになったら恋人が欲しいと思うのだろうか。
漫画やドラマ、小説のような
作り物みたいな出会いが起こればいいのに。
冬になったら、とはあんまり思わない。
夏になったら、も。
秋になったら、なんて思ったことないかも。
だけど、春になったら、は毎年思う!
ほんとに待ち遠しい。
ああ、これから向かうのは、冬。
あーあ。
と、思っていたら、昨夜は冬本番の訪れを知らしめる雷鳴轟く「鰤起し」が!!
あー、もう、いやんなっちゃう。
冬になったら、鰤起し。
〜冬になったら〜
冬になったら
ストーブをつけて
こたつに二人並んで
あったかいお茶でも飲んで
一緒に過ごそう。
きっと今頃お外は雪が積もってる
明日は二人で雪かきをしようね。
真っ赤になった君の鼻をつまんで
「寒いね」って笑うから
君もつられて笑って欲しいな。
今日はぬくぬくおこたでだらけようか。
《冬になったら》
冬になったら
また一年が終わる
匂いがする
そして新しい一年に向けて
準備をする
dai
冬になったら、わざと寒い格好をするの。
だって、あなたに近づける、口実になるから。
冬になったらようやっと、彼と長い時間を過ごせるの!
夏はダメね、彼ってば熱烈すぎるわ。
身を焦がすほどの恋とは、このことね!
ふふ、いやね!焦がすのではなくて、溶けるでしょうって返してちょうだいな!ね!
……私は雪だから、冬にしか会えないわ。けれどね、私にあんなにも熱烈な視線をくれるのは、貴方だけなの。
誇りに思って、お願いだから。
雨なんか、降らさないでちょうだいね。
【冬になったら】
いつの間にか 彩り豊かな紅葉の時期が終わり
遠くに見える山々が雪化粧を始める
真っ白い息‥空を舞う初雪が
冬の始まりを告げてくれる
冬になったら‥もうすぐ今年も終わる合図
この一年も‥色々あったなあ
来年はどんな一年になるのかなあ
菜の花
冬になったら
「お母さん、冬になって雪が降ったら、
一緒に雪だるま作ろうね!」
「あとはねぇ、雪うさぎとか
雪合戦もしようよ!あ、でも優しくしてね。」
あの子はとても元気な子だった。
寒い冬でもあの子の顔を見ると暖かくなれた。
写真の中のその笑顔は、
今でも私を幸せにしてくれる。
あの子が亡くなる前に
もう一度だけ雪を見せてあげたかった。
窓の外は一面 銀世界。
真っ白い雪がふわふわと舞っていた。
こうして冬が来るたびに
あの子を思い出す。
今年の冬は寂しくなりそうだ。
冬になったら、一緒に雪遊びでもしようね。
あ、でも、こっち暑いから雪降るかなぁ、降ればいいんだけど、、、あ、それよりも、クリスマス暇?家族と過ごしたいなら、全然止めないんだけど、どうかな?私は一応空いてるから、お泊まり、とかどうかなって思って、無理なら全然良いんだけどね!ごめんね。急にLINEしちゃって、じゃあね。
2020年8月8日で止まった君とのLINE。あの時早く返せば良かった。だって、君が居なくなっちゃうなんて思いもしなかったんだよ、君が居なくなった後、SNSで流れてきたんだ。
「、が多い人は精神に異常がある」
みたいなの。君は「、」が多かったよね。今でもはっきり覚えてる。忘れるわけない、ごめん、早く、気づけば良かった、大丈夫、すぐそっちに行くよ、
「、」の意
ああ、もうお前に会えるのか
寒くなり炬燵から体が出せぬ季節となつた、
実家からの仕送りの箱を
今か今かと待ちわびる。
今年は何が来るだろう
“サンつがる”かそれとも、“ジョナゴールド”だろうか
出来れば今年は甘みの強い
“トキ”や“王林”が良いとお願いしてはみたが、
何が届くか楽しみだ、
この楽しみのために
暑い夏をのりこへ今を過ごす、
ふゆになったら来る
宝箱のために。
Theme:冬になったら
コートを着て外出する日が増えてきた。もう、冬が近いのかもしれない。
冬になったら、今年もまた花を咲かせてくれるだろうか。
彼女から貰った、クリスマスローズが。
彼女は花が好きだった。
病室の窓から見える公園に咲く、四季折々の花をいつも眺めていた。
彼女が喜んでくれたらと、俺も見舞いに行くときはいつも季節の花束を持っていった。
行きつけの花屋の店員には、さぞ花が好きなんだろうと思われていたかもな。
見舞いに鉢植えは縁起が悪いからといつも切り花を持っていっていたが、きっと彼女は鉢植えの花が欲しかったんだろうと思う。
クリスマスローズの世話をしながら、ふとそんなことを思った。
こうやって日々の成長を楽しむことができるんだから。
彼女が亡くなったのは冬の日だった。
葬儀の帰り、いつもの花屋につい足を向けてしまった。
そこで目を惹いたのがクリスマスローズだった。
「冬は花が少なくなって寂しい」と彼女はいつも言っていたから。
俺はそのクリスマスローズの鉢を購入し、彼女の写真の隣に飾った。
冬に咲く花が、彼女の元にも届くといいなと思いながら。
形見分けに貰った彼女の植物図鑑には、クリスマスローズの栽培方法も載っていた。
クリスマスローズは多年草で、上手に育てれば翌年も花をまた咲かせてくれるらしい。
今年も冬になったら、また花を咲かせてくれるだろうか。
冬になったら、なんて言葉にときめかなくなった。昔は、そりゃあ、冬になったら新しいコートを買って、セーターを買って、ブーツも買おうとワクワクしていた。冬の冷たく澄んだ空気と街のイルミネーションが好きで好きで、1番楽しい時期だった。そうね、なにかが変わったのかもしれないけど、子供があまりそういう華やかなものに興味を示さないし、この30年給料も上がらなかったし、気がつくと生活になんの楽しみもなくなってきた。
…けど、実は、そう言うのも、悪くない。上手に歳を重ねたんだと感じる。
今の自分も悪くないよと、たまには街のイルミネーションに目を細める。
ヒートテック
ニット
マフラー
手袋
コート
ブーツ
春の引越しで
だいぶ
処分してしまった。
使い古してないものは
持ってきたけれど
足りないものを
買い足さなくちゃ。
こちらは
洋服を買うところが
色々あり過ぎて
どこに買いに行くか
困ってしまうし
そもそも
迷わず買いに行けるのかだし
いっぺんに買うと
お金もキビシイ。
―――あんなに
処分しないで
もうちょっと
持ってこれば
良かったかなぁ。
#冬になったら
冬になったら
私は、冬になったら、大きな雪だるまさんを作りたいです!✨あとは、お年玉をたっくさん貰いたいです!✨あとは、、新学期の為に勉強も沢山します!✨
「いい作文ですね!流石です!」
「えへへ〜、ありがとうございます!先生!✨」
「冬休み、楽しんでくださいね」
「はぁ〜い!✨」
ここから後書き
今回は小学生の書いたような作文を書いてみました〜!笑
、、言う事ない、、からまたね!笑
『冬になったら』
冬になったら、彼に告白する。
そう決めてから何回の冬を過ごしただろう。
小学校からずっと一緒の彼。
中学生の時からずっと決めていたこと。
今やもう高校の卒業式を間近に控えてる。
彼にはなんでも話せる人良き友人ぐらいにしか思われてないんだろうなと思いながら、
『冬になったら告白する』と決めていた。
でも…実際冬になっても勇気が出ずに出来たことがない。
さらに、彼は大学生からは離れ離れになる。
今年が最後なのだ。
ふぅー…
白い息を吐く。だいぶ寒くなったものだ。
さぁ、彼に告白を。
「ご飯できたよー」
「ありがとう」
「あのね今日はね…」
あの冬から付き合い始めた私たちは結婚し、今は暖かい家庭を築いています。
さぁ。今年も寒くなってきた。
冬になったら
「冬になったら迎えに来るからね」
そう言い残して去って行った
夏が駆け抜け
秋が過ぎ去る
風が頬を刺すように吹き抜けていく
「もう、冬になったよ」
呟いた白い息が黒闇に吸い込まれる
ずっと待ってた
迎えに来るって言ったのに⋯
1人ぼっちにしないでよ
冬になったら。
冬になったら何をしようか。
私は冬になったら毎度冬の海を楽しむという日課がある。 もちろん夏もだけどね。
冬の海は冬の海で良さがある。
雪と海が意外にもマッチするのだ。
静かな場所で海の波の音は心が浄化される感覚があるから大好きだ。
今年も冬の海を見に行こうかな。
冬になったら
君のポケットに手を入れて
ひっついて歩くんだ。
そんな理想がある…
きっと幸せなんだよ♡
「起きな」
一人の男が公園の噴水の中で寝ていた。その男を良く似た顔の女が揺さぶった。
「……」
目は覚ましたが、頭はまだ起きていない。
「光」
叱るような、冷たい声で呼ぶ。男の名前は光といった。
「真冬にこんなところで寝たら死ぬ」
「……うん?」
「起きたか」
「なんだよ、うるせえな……」
光は溜まった水に肩まで浸かりながら返事をした。顔まで入ったこともあるらしく、頭の上まで水浸し。彼には今が猛暑日である様子。
「千沙」
千沙というのは女の名前だ。どうやら、この二人は兄弟のようだ。
「何?」
千沙は小さな声で返事をした。深夜二時。
光は噴水の水を千沙にかけ始めた。幸い照準は最悪だったから、千沙は咄嗟に避けて濡れずに済んだ。
「やめて、犬コロ」
ははは、と、乾いた笑い声。とても眠いらしく、やっと立ち上がらせたのに次に光はまた膝を突き、顔から水の中に突っ込んでいった。
「バカ!」
千沙はうっかり持っていた酒瓶で光の頭を殴りつけそうになった。けれどもやめておいた。束の間の苛立ち。千沙は光ほどに感情的ではない。
「さっさと上がって、寒いでしょ!」
光のTシャツの襟元を掴んで、無理やり引き上げる。
びちゃびちゃ音を立てながら雪の上を歩く。彼の服や靴から落ちた大量の水が雪面に道を作っていった。目を開けた街はとても明るい。いろんな色が光って、点滅して、飾りをなしている。
大掛かりなイルミネーションも今は虚しいだけだ。こんなにバカな弟もいる。バカ。どうして死なないのか不思議。
「早く、家に帰りましょう」
千沙は本気で心配をしていた。震えた肩に、悪い顔色。
「冬になったら、お前も心配してくれるんだな」
光が感心したように波打った声で叫ぶ。歩き方も話し方も、思考も全て不安定。
「冬ってのはすげえや」
笑いながらそう呟く。尊敬の念がこもっている。謎。
「そうかよ」
千沙はびしょ濡れの光を抱えて、家へと帰っていった。
体を熱くして、ベッドに唸りながら横たわっている光。眩しい太陽に冷えた冬。