『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「冬になったら」
売れない映画監督の俺だが最近、奇妙な夢を見る
霧に包まれた城を目指し、謎の女性が歩く夢
何度も何度も俺はその夢を観るたび次第に本気で
あの夢を映画で再現しようとしていた。
映画作りの話しは進んでいき、 冬になったら撮影に踏み出すところまで来ていた。
あの夢は更新されていき、日常生活に支障をきたしかねない状況だった。
夢の内容を完璧に写し込むために俺はあの霧を行く女とそっくりな人物を探していた。
オーディションをしてみたがしっくりくる人物が見当たらない
映画の内容が決まって行くが、キャストにこだわり、まだ撮影に踏み切れていなかった。
あれは帰宅途中
電車を降りる女性の顔を見た
夢に出てきた女とそっくりだった
俺は慌てて電車から降りて彼女を追いかける
夢に出てきた女にそっくりだの中には出てきた女は
「すみません」「はい何かご用ですか?」「私映画監督をしている者ですが」「え」「良ければ私の映画に出演して頂きたいのです」「映画に私がですか」
自分でもどうかしてると思うが、俺はあの夢で観た映像を再現できるなら俺はなんでもする覚悟だった。
髪は逆立ち
衣服も僅かに浮き上がる
体表十数ミリを
なにか漂う感覚
不用意に動くと
指先から稲光
/ 冬になったら
階段をあがり見れば笠森観音そしてまた階段
我息を切らし仏の顔に にんまりとする
私は冬は、得意ではない。
冬派の人は大体こういう、「冬なんか、沢山服着てたらいいだけじゃん。」
確かにそうだけれど、服を沢山着てたら良いわけじゃない。
冬派の人に言いたいことがある。
それは、「夏だって、服をあまり着なければい良いわけじゃない。」
だって、服をあまり着ないのにも、限度がある。
ギリギリ、タンクトップくらいなら良いが、裸は、あり得ない。
だから、冬は、毎年苦手だ。
#冬になったら
冬になったら
手を繋いでデートしたいな
冷たい手を温めてほしい
冬にしか楽しめないことを
たくさんやりたいなぁ
舞華
〈冬になったらもう好きじゃないかも?〉
とか言ってみる今の気持ちが既に不安定。
冬になったら
冬になって、真冬になったら、
雪が降って。
しんしんと降って、雪遊び。
家の中は、火燵。
家の外で、雪だるま作って、
かまくら作って遊ぶのが、密かな夢です。
「冬になったら」
暖かいストーブに
暖かいグラタンや、食べ物
ぬくぬくのマフラーや、ストール、手袋
暖かいのが、私の心も、温めてくれる。
一番は暖かい言葉…
ねえ、見てるかな。
たくさん何やるか考えてたね
この1ヶ月ね、なんで出来ないのなんで約束守ってくれないのって心のどこかでずっと思っちゃってた
イルミネーション見る度に苦しくなって冬なんて来なければいいのにって
色んなことが重なって、失ったものが多すぎて自暴自棄の1ヶ月半
責めることでしか自分を守れなくて沢山傷つけちゃった、本当にごめんなさい
あんなこと言いたくなかったのに思ってもないこと口に出して傷つけて、後悔しても遅いってこのことだね。
沢山謝らせちゃってごめんね。
近距離じゃなくてごめん。
そばにいれなくて、沢山我慢させて辛い思いさせてごめんね。
近距離だったらって、ずっと考えた
なんで遠距離なんだろうって
でも会えた時の喜び、時間の大切さ、そばに居てくれる好きな人の大切さ誰よりも分かったよ。これはきっと遠距離を経験しないと分からないこと。
なんで付き合っちゃったのかなって、ずっと考えてた
そしたら友達でいられたのにね、今も会話出来たのに
でもね、付き合ってた時本当に幸せだった。20年辛かったけど初めて心から楽しくてずーっと幸せが果てしなく続いていた8ヶ月だった。
なんで好きになっちゃったんだろうってずっと考えた
好きにならなければお互いこんなに傷つかなかったのに
でもね、こんなに人の事私まだ愛せるんだって知れた。
人の愛し方分からなくなっちゃっていた私に愛し方を思い出させてくれて、愛し合うことは幸せなことなんだよって教えてくれてありがとう。
そんなことを考えて、ほかの女の子のことを幸せにし始めた君を想像して苦しくなって
他にも苦しいことが重なって未来が見えなくなったの
なんで私はまだ立ち止まってるのに先に進んでしまうの?って
当たり前じゃんね他人なんだもん笑
幸せになるスピードも、立ち直るスピードも違っていいのにね、
今日学校休学しなさいって言われてハッとしたの
そこまで自分ヤバい状況だったのかって
自分が見えなくなっちゃってたの
体重も何もしてないのに10kgおちた、ご飯が美味しくなくて食べなくなった、寝なくなった
看護学生だからそれが正常じゃないことなんて分かるのに分からなかった
君もそうじゃない?
睡眠時間が短くなって、ご飯規則正しくなくて、
すごく心配
そんな状態にしてしまって本当にごめんなさい。
私が弱かったせいで君まで道ずれにしてしまった
沢山美味しいもの食べるんだよ
沢山寝るんだよ、
この約束は守ってねちゃんと
思い出にまた色がつき始めたよ
まだ真っ白な世界から動くことは出来ないけど少しずつ生きてもいいのかなって思えてるよ
生きてって言ってくれてありがとう。
本当に生きて欲しい人にしか言わないんだもんね笑
人としてそんなふうにまだ思ってくれてて嬉しかった。
幸せになってねって心から思えるようになってきたよ
ほんの少しずつだけど、今は昨日より死にたくないよ。
大好きでした。
幸せな恋を教えてくれて、人の温もりが暖かい事を教えてくれて
ひとり寂しかった私の隣にいてくれて本当にありがとう。
またね。
ちょっとだけ、ほんの少しだけ私にも春が見えてきた気がする
ひとりでの生き方思い出してきたよ。
ふゆになったら、貴方のその顔を思い出す
ワタシのことを見て、貴方はこういうの
「イカれてる」
そう言って、ワタシをその素敵なお仲間さんと馬鹿にするの、自分の常識を正しいと思って、
その常識ってやつが、ワタシの持っている常識となったら、貴方は自分自身にこういうでしょう
イカれてるってね
冬に晴れるほど、惨めなことはない
あゝどうか、あなたは嘆かわしいままでいて
冬になったら
「冬になったら、今年こそはスキーに行きたい。」と、子どもにせがまれた。
スキーを教えてそれほど経っていないが、子どもは覚えるのも早く、自分と一緒に滑っても、遜色ない様子だ。
ボードだった妻の方が、たぶん滑れない。
妊娠してから、全く雪山に行かなくなったら、滑れなくなったと、言い訳をしている。
例の感染症がまた流行しているから、行けるとは言えなくて、代わりに子どもの頭を何度も撫でてやった。
バンドの練習の帰り道。
最後に合わせたラブソングを心の中で反芻する。
ふと見上げた夜空にはオリオン座が輝く。
「冬の大三角ってどれだっけ?」
この前君と見た時にそんな話をしたことを思い出した。
そんな事を考えているうちに、
君の声が聴きたくなった。
残り度数の少ないテレフォンカードと、
自販機で買った缶コーヒーと、
ありったけの小銭を握りしめて、
いつもの電話ボックスに駆け込んだ。
なんてことない日常の思い出だけど、
冬になったらいつも思い出す。
高校3年生の記憶。
〜冬になったら〜
♪冬になったら、
長袖を着て、
毛糸のパンツ穿いて、
パッチも穿いて、
コタツを出して、
暖房入れて、
焼き芋食べて、
鍋食べて、
温泉行って、
スキーにも行って、
雪だるま作って、
彼女も作って、
友達100人できるかな♪
いよいよわしのまた体調の戦いが始まる。
カイロは必須。上着はもこもこに。
靴下ももこもこ。ズボンも裏起毛上の服も。
そんなくらい大袈裟なくらい温める。
「わたし『とうみん』するから!」
起きて早々のまだ小さな妹の突然の宣言に無様にぽかんと口を開けてつっ立ってしまった。しかし妹は本気らしい。床に蹲って大きなタオルケットに身体をくるりと包み、ほっぺをぷくぷくと膨らませながら必死に訴えている。空腹状態の私には大きな雪見だいふくにしか見えないが。
「ごちそうごはんいっぱいたべて、おなかいっぱいにして……ぽかぽかおふとんでねるから!ずっとねちゃうんだからぁ!」
そう言って雪見だいふくは顔まですっぽり収まってしまった。呆気にとられつつも両親に何事かと目線を送るが、母は眉を寄せて考え込んでしまっている。父に至っては妹の着替えのつもりだったのだろう厚手のトレーナーを手にオロオロしているばかりだ。
……これは非常に面倒くさいことになりそう。そして私の予感は的中するのだ。
あと、1ヶ月半で今年が終わる。
また、終わってしまう。
寒くなってくるとまた、
「この1年、私は何してたんだろう。」
が、どっと押し寄せる。
できることもっと増やさないと。
生産性のあることしないと。
このままこんなにちっぽけな消費者で
終わっていいんだろうか。
冬になったら
寒くなったら
あれをやろう
これをしよう
あれこれ考えるのは楽しいものだ
冬にしかできないこと
寒くなくてはできないこと
世の中にはいろいろあるからね
そうでなくても
冬になったら
寒くなったら
こうなるだろう
ああなるだろう
その前に準備をしなくちゃ
やらなきゃならないことのもろもろを
前以て考えておくことも大切だ
けどさ
見てごらんな
空がよく晴れているだろう
おかしな雲が浮かんでるだろう
散ってゆくさるすべりの木の葉っぱの
あの赤と黄色を見なよ
明るく乾いたこの風のなんというやわらかさ
お正月もクリスマスもいいけどさ
いろいろと片付けなきゃならないこともあるだろうさ
けどさ
この十一月の
祝日でもない一日の
秋だか冬だかわからないようなこの季節の
この一瞬を見逃すなよ
冬になったら?🍂🍂
寒いよね。暖房費がかかるよね。
あのひとは無頓着で
イマ茸ワレ茸ジブン茸
○○○まで?!🍂🍂
いろいろなことが
思い浮かばれる
1年の始まりも雪で始まり
終わりも雪で終わるよね。
粉雪は寂しい。
#冬になったら