『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬になったら
こたつがほしいわ
新しいカーテンがほしいわ
暖かい服がほしいわ
2人用のマフラーがほしいわ
いつもわがまま言っていた彼女は
何も言わなくなった…
同僚や妻やお客さんや殆ど見ないテレビを偶に見た時に居る政治家や芸能人 ... とかとか ... 私の死にたい理由をコツコツと積み上げてくれる。
咎は自らに有る ... それヲ踏まえて ...
でもね ...
少なくともボクサーの那須川天心や井上尚弥やブレイキンダウンに集まる人々を拝観してれば ...
前出の奴らなんざあすべてクソだ。クズだ。
そう思わざる負えなくなるよ。
特に芸能界。
消えろよはよ。
いらねえんだよ。
#冬になったら
寒いのは嫌いというが
引きこもるのもできないね手を繋ごうか
「冬になったら」
冬になったら逢いたくなる……
別れているはずなのに、なんでこうもあなたが愛おしいんだろう。
まだ好きなんだよね……
あなたのこと。
雪がしんしんと積もる中彼から告げられたのは
「ごめん……別れよ」
静かな世界に響き渡る彼の言葉。
雪よりも重く溶けにくい。
毎年冬になると考えてしまう。
あなたのこと……
冬になったら 深呼吸して
冬の匂いを胸いっぱい吸い込もう
部屋を温めて スープを煮込んで
本を読む 編み物する 長い手紙を書く
溜まった動画もさくさく見ちゃおう
冬を楽しむ準備OK?
苦手な季節だけど 楽しみに変えていこう
冬になったら
冬になったら、寒くなる
暑いよりはマシだな。
着れば、なんとかなるから
冬の寒さ、夏の暑さに悲鳴を上げる自分を見ると、人間はギリ地球という環境に適応できていないんじゃないかと考える。そして人間がギリ生きていける地球のポジ取りにやはり奇跡を感じる。
冬の独り歩きの時はそういうことを考える。
冬になったら
夏には通用しない
“ 寒いから”
これだけで
あなたの
くっつき虫になれる
季節がくる
冬になったら
『冬になったら』
トンネルを抜けて
誰も知らない国へ
あなたと二人手を繋いで
星の舟にだって乗れるわ
冬になると思い出す。
大人になりたてな癖に子供みたいな私が拗ねて走り出した時に追いかけてきてくれて優しくマフラー巻いてくれた大事な人。今でも元気で幸せでいて。
「冬になったら」
愛はそのまま
冬の過ごし方にかわる
楽しみ方もかわる
冬と言えばクリスマス
街がどんどん彩られていく
クリスマスツリーに
イルミネーション
キラキラしたもので溢れてくる
抑えきれないワクワクと
密かな期待を胸に
私は今年もあなたを待っています
サンタさんへ
メリークリスマス
今年は、あの人の笑顔が欲しいです。
「寒いね。」
そう言って私は少し背の高い彼を見る。
「そうだね。ホントに寒い。」
彼はそう言いながら手を繋いできた。
「こうすれば少しは温かいでしょ。」
付き合いは長い方だけど
手を繋いだことは1、2回程度で
なんだかまだ慣れなくて顔が熱くなった。
そんな私を見て彼は
「照れすぎ笑」なんて言ってたけど。
そんな彼の耳が赤いのは見逃してない。
お互い慣れてないことになんだか安心して
心が暖かくなった。
「そういえば,冬になったら何したい?」
私が彼に聞いた。
「うーん,クリスマス一緒に過ごしたりしたいかな。」
彼が言った。
「いや,当たり前じゃん。一緒に住んでるんだから笑」
私が言うと
「そうだね笑,でも今年のクリスマスは
ちゃんとお店でご飯食べない?」
彼は私に笑いかける。
去年はお互い忙しくて
夜しか会えなかったから少し残念だったんだよね。
「うん!今年の冬はやりたいこと全部やろう」
テンションが高くなった私を見ながら
「うん。最高の冬にしていこうね。」
優しい声で言ってくれる。
冬になったら
こたつでダラっと過ごすのもいいなぁ
雪遊びするのもいいかも
イルミネーション見に行ったり
初詣一緒に行ったり
やりたいこと沢山あるけど
1番の願いは
冬になっても彼と一緒に楽しく過ごすこと
─────『冬になったら』
ブーツやコート
新調しても
行く所なんか無くて
行きたい場所は遠くて
今年の冬は
どこまでも優しい君の声が
温めてくれると信じてた
我儘だった夏
冬になったら
独りぼっちが身に染みて
それでも時薬が効いたから
泣いたりなんかしないけど
きっと時々
君の事
思い出すよ
「冬になったら」
『冬になったら』
お鍋やおでん、シチューの出番が多くなり
ついつい食べ過ぎる私は
ふっくら冬用の体になる
『ここじゃないどこかへ』
冬になったら思い出す
生まれ育った雪国のこと
音もなく降りてくる雪を
ずっと眺めているうちに
体がフワッと浮かんでいく
雪よ、ここじゃないどこかへ
私のことを連れて行って
#冬になったら
「冬になったら」
冬になる頃には、あなたとの関係も終わってしまうだろうか。
あなたと会う機会があるのは冬まで、冬が終われば会う口実も無くなってしまう。
冬までは自分から何もしなくてもお互いに会わなければいけない理由がある。
同じ実行委員会に入ってるから。
委員会があるまでは会うことが出来るし、話すことも出来る。
でも実行委員が終わってしまえば、貴方と会う機会も自分で作らなければならない
でも、貴方とは実行委員で初めて会ったから
実行委員のこと以外話す話題が見つからないの
貴方のことを私は何も知らない。
話すのは実行委員の事ばかり。
プライベートの話をどう聞いたらいいか分からない。
自分が口下手でなければスラスラと言葉が出てきたのだろうが、生憎、そう上手くはいかない。
私は話上手で社交的な人とは真逆な人間だ。
そんなだから、いつも苦労する。
話すのは好きなのに、どう話し始めたらいいか分からない。どう聞いたらいいか、相手の事をまだよく知らない状態で、どう話しを続けたらいいか分からない。
このままでは本当に冬までで終わってしまう。
この気持ちも雪にかき消されてしまう。
伝わることの無いまま冷めてしまう。
冬になったら消されてしまう、この気持ちを少しでも温める事しか今できないのだろうか。
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「はなればなれ」
(昨夜のお題。「冬になったら」の続きとして書いてみました。今回は補足無しでご想像にお任せします。一応なのですが見方は複数の見方が出来るようにしてみました。)
冬が来たらはなればなれになってしまうであろう貴方と今は少しでも一緒に居たいと思うことしか出来ない。
はなればなれになったら貴方は私の事なんか、きっと忘れてしまうでしょう。
それでも私はきっと貴方の事を忘れることは出来ない。
貴方にとってはただの仕事感覚なのかもしれないけれど、私にとってはそうではない。
貴方と会える唯一の時間。
貴方と話せる貴重な日。
私にとって貴方が初めての人だから、こんなにも貴方のことを思ってしまうのか、貴方だからなのか私には分からないけれど、特別な気持ちを抱いていることは確かだった。
でも、どんなに思っても、この関係は必ず終わってしまう。
私にはこの関係から進める自信が無い。
私がもっとこうだったら、ああだったら良かったのにという思いばかりが積もっていく。
理想ばかりが積もったところで、どうにもならない。私にはどうしたらいいか分からない。
だから、せめてその日まで、貴方の隣に居させてください。
貴方との思い出を心に刻ませて、この想いは閉まっておくから。
また変に出しゃばって辛い思い出を残すくらいなら今のまま綺麗に閉まって置いた方がきっといいんだ。
自分に嘘をついて、貴方の前で笑うよ。
君はきっと、色んな場所に行きたがるんだろうね
山に行ってスキーやスノーボードをしたり、
イルミネーションを見に行ったり、
クリスマスは大きなツリーを見上げたり、
お正月には初詣に行くんでしょ?
初売りって、何か買いたいものでもあるの?
どんと祭と節分祭にも行って、
バレンタインも楽しみ?
そうね、コタツとみかんは冬ならではだわ
そうやって、きっと君は冬を楽しむんだね
私はきっと、家から1歩も出なくなる
スキーもスノーボードもできないし、
外に飾られた光で感動するような情緒はあいにく
持ち合わせてないし、
見上げるのなんて首が疲れちゃうし、
信仰心だって大してないんだもの。
初売りも別に行かなくていいかなって感じだし、
まぁ、どんと祭は悪くないかな
あ、美味しいお菓子は期待しないでよね。
私料理下手だから
でもまぁ、コタツとみかんは最高だと思う
だって外は寒いじゃない
だからね、私のこと、連れ出してよね
〜冬になったら〜
【冬になったら】
私の最近の冬の定番はホットワインをストーブで作ること。
安いワインを買ってきて鍋に入れたら適当に果物を入れる。ゆっくり熱でアルコールを飛ばしながら砂糖を少しずつ加える。
じんわりと身体がポカポカしてくる。
寒いのは苦手だが、どこかで冬が来るのを楽しみに待っている自分がいる。
窓の外はしとしとと雨が降っている。数時間前より幾分か弱まったそれをぼんやりと眺めて、ことりとテーブルに何かが置かれる音でハッと我に帰る。湯気の立った黒いマグカップ。中に入っているのは、最近彼女が友人から貰ったというコーヒーだろうか。
「あ、戻ってきた。猫みたいに一点を見つめてるから何事かと思った。何か気になることでもあった?」
「いや、ちょっと疲れただけ。ううん、もう少し楽に終わるかと思ってたんだけどな」
「冬物は嵩張るからね。ほら、そろそろ休憩にしよう」
右手にマグカップ、左手にチョコレートを乗せた皿を持った彼女がにっこりと微笑む。穏やかな声と甘い香りがふわりと鼻腔をくすぐる。足下に散乱する服を見下ろして、ため息をついて俺は彼女の待つテーブルに向かった。服の山はあと2つ分。まだまだ衣替えが終わるには時間がかかりそうだ。
彼女とのルームシェアを始めて、季節がひとつ、ふたつ、みっつめも半ばを過ぎた。あともう数週もすれば、よっつめの季節が幕を開けるわけだ。共に暮らして初めて知ったことだけれど、彼女はおそらく他人が思っているよりも随分と活動的だった。活動的と言っても、何もスポーツやアクティビティをするというわけではなく、言うなれば風情がある、という方向で。
彼女は花を見るのが好きだ。春には桜や藤に菜の花。夏には紫陽花に向日葵に睡蓮。秋には秋桜や山茶花、もちろん鮮やかな紅葉も。冬は、おそらく椿だろうか。俺はいつも彼女に連れられるだけだから、もうしばらく立たないと正解はわからないけれど。花だけじゃない、春の鳥の喜びの歌声、夏のくらりとくる日差しや涼しげな川のせせらぎ、にぎやかな秋の虫の声も。子供のようにはしゃぐ日もあれば、静かな微笑みを浮かべてそれらを愛でる日もある。その両極端な姿を俺は好ましく思っていた。
サクサクと小気味いい音を立ててチョコレートを食べる彼女の姿をぼんやりと眺める。クッキーの上にでもチョコレートが塗されているんだろうか。視線がぱちりと合って、彼女は不思議そうに首を傾げた。
「……もう少し寒くなったら、何がしたい?」
「もう少し寒くなったら?そうだなあ……」
唐突な俺の質問に、彼女がぱちりぱちりと目を瞬かせる。それからふらりと視線を泳がせ、皿の上のチョコレートを指で摘んでためすがめすしてから、彼女はゆっくりと唇を開いた。
「今日みたいな日に街を歩きたい、かなあ」
「ええと、それって……」
「もう少し寒くなったら、雨は雪になるでしょう。そして街は白く彩られる。音も降り積もった雪に吸い込まれて……、ね?よく知った場所がまるで違った場所みたい。そこを君と歩くのは、きっと楽しいよ」
ふんわりと彼女の目尻が下げられ、口元に柔らかな笑みが浮かぶ。寄り添う月を思わせるその静けさは、それにね、と彼女が続けた言葉に霧散した。
「それが終わったら雪だるまを作りたいな。雪うさぎも。かまくらは流石に無理かな?」
声色だけは穏やかに、だけど瞳をきらきらと輝かせ、白い歯を見せて笑う姿は子供染みている。
「最初から俺も頭数に入ってるんだ」
「え、だって付き合ってくれるでしょう?」
「まあ、子供みたいに時間を忘れて風邪を引かれても困るからなあ」
「あはは、否定できない」
けらけらと笑い声をあげて、彼女は摘んだチョコレートを口の中に放り込む。ホワイトチョコレートの白がいやに目についた。今年は雪は降るだろうか。降らなかったら、彼女と一緒に逆さてるてるでも吊るしてみてもいいかもしれない。雪が降っても降らなくても、今年の冬はいつもよりもずっと美しいものに違いない。彼女と過ごせばいつもの何気ない景色が何倍にも鮮やかに色づくことを、俺はもう知っているから。