『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「入道雲」
波打ち際 あなたと 潮風感じて
遊んでた 水平線の向こうには 入道雲 僕もあなたにとって 包み込むように 大きい存在になりたい
「入道雲」NO.2
彼方に見える 入道雲 大きく ふわふわで 美味しそうだ 眺めながら ソフトクリームを 頬張る
夏の強い日差しに目を背ける。
良い天気としか言い様の無い空は清々しい青。
遠くには入道雲が見える。
あの大きな雲の下はどんな天気なのだろう。
此処とは違う感情があるのだろうか。
あぁ、もうすぐ雨が降るんだな…
入道雲は、青空の中で派手に存在を主張する夏のシンボルである。
あまりにも存在感が大きいので、私はいつも入道雲を前にすると畏怖に近い感情を抱く。それと同時に、どこか寂しさを感じるのは、入道雲が「夏に多く見られる」=「夏以外には滅多にお目にかかれない」からだろうか。
大きくも、儚い入道雲。今年も暑い夏が来る。
風鈴の音
麦わら帽子
ギラギラな太陽
夏を感じる
夏の匂いがする
ふと空を見上げれば
入道雲がいた
苛立ちや葛藤
衝動的な怒り
やり切れない涙
抱えられないほどに
高く大きく育つ
他者や自己への不信感。
時が過ぎ振り返ってみると
それはまるで入道雲のように
青空に映える真っ白い心の表れだった
「入道雲」
2022/06/29
入道雲を見て雨が降るの知ってても
傘は持たない
ほら、私の隣空いてるよ
零れる涙も雨のせいにできるでしょ
傘を持ってる君へ
生きていたくなくて
死ぬ勇気もなくて
そんな人間で
それを毎日繰り返して
産まれてきたことを後悔して
謝って
勝手に苦しんで
私は明るく生きたいだけなのに
入道雲。
真っ白い大きな雲。
真っ白に見えるのは、空が青いから。
空がきれいな青に見えるのは、
太陽の光を反射した雲が真っ白だから。
このコントラストが、立体感を感じさせる。
手が届きそうな気がする。
大人になった今でも、手が届きそうな気がする。
この前見たクマみたいな雲
あの人も見てたかな
暑い夏はあまり好きじゃないけど
同じように汗を流して
同じ空を見上げたい
入道雲 を
入道雲を見ると、あ〜夏だなぁ!と思う。向日葵と青空に映える入道雲の組み合わせは色鮮やかで目に眩しいけど元気をもらえる気がします。
そういう景色が似合うのは断然田舎の田んぼ道や昔ながらの建物だと思います。想像するだけで郷愁に駆られそうになります。
昔ながらの家の中で風鈴の音を聞きながら…何をしましょうか?すいかを食べたり本を読んだり、もしかしたら宿題に追われているかもしれません。時間がゆっくりと過ぎていき、瞼が重くなっていきます。…おや?何か騒がしいですね。
ふと目を上げると虫とり網を持った男の子たち。その空には真っ白な入道雲がただ浮かんでいるのでした。
夏、汗が頬を伝っていく。
蝉の声が頭に響く中、私は自転車を走らせていた。
生暖かい風に吹かれながら、小さい頃から通っている駄菓子屋に行く。
着いたら、アイスを買って、ラムネで喉を潤す。
そんな些細な未来を考える。
いや、考えることができる。
けれども、将来の自分の姿は考えることが出来ない。
目の前のことで頭がいっぱいになってしまう。
心に、入道雲のように大きな雲がかかったかのように
私の将来、、夢が見当たらない。
でも、こんな人生を送る私が、この人生においての
『主役』なんだ。
お題『入道雲』なのに、主役がお題みたいになってますね。
文での表し方が下手でごめんなさい。
窓側の席で風に吹かれて見る入道雲が好き。それが国語の授業ならより良さが出るよね。静かななんとも言えない夏って感じ
空に浮かんだ入道雲
雨音鳴らし、乾いた後の虹達よ
空に轟け、僕の思い
天に届け、君の恋
唐突に雨を降らして
去っていく入道雲
居なくなったあとの空は
晴れ晴れしてて
あぁ、この恋も
せめて
入道雲が去ったような最後で
終わって欲しい
入道雲は積乱雲のことだが
私が1番印象深いのは
ジブリの某作品で「龍の巣」と表現された巨大積乱雲だ
子供ながらにカッコいい!っと思ったものだ
大人になった今でも覚えているって結構衝撃的なフレーズだったんだなと私は思う
『入道雲』
夏になると澄み渡る透き通るような青い海の向こうに、天まで届きそうな程の大きな入道雲がよく見える。
そのまま育って空全体を飲み込んでしまうんじゃないかって思う真っ白なヤツにロマンを持ってしまう俺は、ないと頭でわかっていながらもその先に見たことの無い世界が広がっているような気がして、毎年…この季節になると衝動的に船を走らせたくなるんだ。
今日もまた照りつける太陽の下で俺は巨大な雲を追いかける。
鴉の唄が 聞こえる夕焼けに
入道立つ
お題《入道雲》
瞬間を切りとる。
それは大切な物語を忘れないように、カメラという箱でカタチに残すこと。人の記憶はどうしたって朧気になってゆくから、露となって消えてしまう前に。
そんな想いを抱きながら今日もカメラを上に向ける。ソーダ水の海に浮かぶバニラアイスの塊のような雲を、カメラにおさめる。
その他にも風景はたくさんある。
民家の庭先に咲く朝顔、水を張った木の桶に浸かった大きな西瓜(すいか)とお茶やジュースの缶、鮮やかな美しさをたたえた金魚、赤赤と続く提灯と人の波――亡き親友であるカケルに、見せるために。
『お前の写真、なんかあったかくて好きだわ。技術も大切だけど、一番大切なのは心だってことちゃんと理解してて尊敬する』
カケルとはじめて買ったカメラで、今も撮り続けている日常の風景を。
カケルが、大好きだって笑顔咲いたこの季節を。
Theme.入道雲
大きいなあなにがあるんだろう?