『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何だか世の中がおかしい
……気がつき始めている
そんな人がどれくらい
いるのだろうか…
政治の流れなんか興味ない
私もそんな人間だった…
一昔前ならまだ良かった
けれど、コロナ騒動…
ワクチン被害…兵庫県の闇…
オマケにただの風邪を勝手に密室で
インフルエンザと同じ五類に決めた
…バカか…いや絶対におかしい
何百種類もある風邪の原因菌を
どうやって特定するんだ…
五類にしたら、風邪ワクチンが
製造出来るとか…また、利権か…
何百種類のどの菌のワクチンを
作るんだよ……やっぱりバカだ…
学歴つけて大臣になっても
裏方の言いなりだ…情けない。
今、私たちは「光と闇の狭間」で
生きている…
自分や大切な人を守るには
振り回されない冷静な判断力だけが
求められる…それが今だ。
クラスの佐々木君はいわゆる「光」の人だ。いつも明るく、本人も周りも笑顔が絶えない。礼儀が欠けたことも無く、まさに品行方正な人である。対照的に、花田さんは「闇」の人だ。重い前髪とマスクに顔が隠れて正直不気味だ。素行が悪いわけではないが、話しかけても愛想が悪い。それなのにチラチラ「光」の方を盗み見ているのだから何がしたいのか分からない。私はというと、どちらにかの勢力に永住することがないシーソーのような、隠さずいえば日和見をしている。
そんな私を「光」が頼りに来たなんて誰が考えつくのだろう!最初は悪い冗談かとも思ったが、彼は人を踏み躙ってとる笑いになんぞには興味が無いだろうと思い直した。
「それで、どうしたの佐々木君。人が居ないからって裏庭の茂みは寒いよ」
「ごめんね。でも実はどうしても他の人には聞かせられないんだ」
「ふーん…参考までに、なんで?」
「それは、僕が、恥ずかしいから」
ああ、なるほど。恋愛相談か。どこにも属さない私の最も良い活用方法は、誰か一人くらいには知っていてほしいが多数に知られるのは嫌な秘密を明かす相手役だ。全く、役得だなぁ!
「あーね。察したよ佐々木君。誰?」
「えっ!本当に分かっちゃったんだ。えっと、花田さん、なんだけど」
「……はいはいなるほどぉ」
「この前の体育祭で花田さんがマスク外して、前髪をかき上げているところに遭遇して…一目惚れしたんだ」
「運命的じゃん。背中押してあげる」
「ありがとう」
翌日から私は早速花田さんに話しかけた。
「花田さん、おはよう」
「…おはようございます」
「早速でごめんだけど、花田さんって恋バナに興味あったりしない?」
「…ない、訳では、無いです」
「あははー、マジで急でごめんね。でもどうしても誰かに話しちゃいたくてさー」
「いいでしょう。あなたの話を聞きます。その代わり私の話も聞いてください。もちろん全て秘密にする約束で」
好都合だ。彼女の秘める思いによって身の振り方を考えよう。
そこから私は「光」なら誰でも知ってる恋バナを少し脚色しながら彼女を楽しませた。そしてついに、花田さんが口を開く番になった。
「…笑わないでくださいね?」
「大丈夫だよ花田!そんなことをするほどクズじゃ無いんだから」
「ふふ、ええ!そうですね」
「それでそれで?」
「私実は…佐々木君が好きなんです」
一瞬花田が何を言っているのか、嘘をついているのかと考えてしまい手が動いた。私は私達を隔てる様にあった机に飛び乗り、右手で前髪をかき上げ左手でマスクを剥ぎ取った。
「……綺麗」
真っ赤に染まった頬と耳、驚きで固まる大きな瞳、ひゅっと息を吸い込む愛らしい唇。これは誰でも惚れるだろう。
私はそのあとすぐに謝って、里穂とはなんだかんだ親友になるまでになった。もう一つの懸念であった、佐々木君が里穂の容姿に惚れたんじゃ無いかという疑念は数ヶ月かけて溶けた。きっかけはなんであれ、彼は里穂の内面までしっかり惚れている。
私はこの様にして光と闇の青春に挟まれたのであった。
光と闇の狭間で
(副題:自分のじゃ無い恋模様)
冬になったら。
小説。
何日か前のテーマです。
長野県木曽郡木曽町・王滝村と、岐阜県下呂市・高山市――御嶽山はそこにある。東日本火山帯の西端に位置していて、標高は3,067 m。複合成層火山だ。
弟は御嶽山で働いている。いわゆる山小屋バイトだ。
大学二年生のころからはじめて、今年で四回目になる。夏休みに二ヶ月、卒業してからは六月から十月の四ヶ月間、働いている。
朝の四時に起きて、五時半までに清掃と調理を終わらせる。五時半からが宿泊客の食事時間だからだ。自分の食事は皿洗いをすませて、八時ごろ。
昼食までは少し時間があって、それまで持ち回りで館内のそうじをするらしい。弟はSNS担当だったので、朝十時ごろに山小屋のFacebookを更新していた。
ランチは十一時から十三時までの二時間営業している。ランチのあとは職員には昼休みがあたえられた。天気がいい日には職場の人と山を登ることもあったそうだ。
夏前に登って、夏がおわったら帰ってくる。
父さんも山の仕事をしていた。父さんは山岳警備隊員で、遭難者の救助に出たときに雪崩に巻き込まれて死んでしまった。
「血かしらね」とつぶやくお母さんの頼りない声を、聞いたことがある。
結婚してもわたしが実家を離れられないのは、こういうところがあるからかもしれない。
「あなたたちだけはせめて、って山から遠ざけていたのが悪かったのかしらねぇ」とお母さんは言った。「お父さんも、山馬鹿だった……」
年中山に勤めているお父さんと違って、トウヤは夏を過ぎれば帰ってくる。「夏が過ぎれば……」わたしはそう言って励ますしかなかった。
トウヤはあの山のなにに魅入られているんだろう。
山のてっぺんのほうが、天国が近いのだろうか。いつか帰ってこなくなるんじゃないかと思うと、トウヤの仕事を心から応援できなくなるのだった。
その日はうなされて目が覚めた。ああ、寝過ごした、って思いながら起きた。焦りながら起きるなんて、最悪だ。最悪な朝だ。寝過ごしたって自分でわかっていた。早く起きなきゃいけなかったのに。
仮眠するだけのつもりだったのに、随分深く眠っていた。
お母さんは、がんばりすぎよ、とか、産後なのよ、とか言ってくれるけど、どう休んだらいいかなんて分からなくなっている。
マフユは大人しい子で、夜泣きもほとんどしない。けど、そろそろ目覚めるはずだった。
いつも猫が鳴くようなふにゃふにゃした声で呼んで、こんなにやわらかくて、生きていけるのかしらと思うような肌をしている。なにもかもがちっちゃい……。わたしは少しもこの子に我慢させちゃいけない気持ちになる。すぐ駆けつけて、この子がわたしにしがみついてくるのを見ると、ああ、と涙が出てきそうな新鮮な感動を、今でも持つ。がんばらないなんて、意味がわからない。
マフユは……。
マフユを探して、うすら目を開けると、わたしのお腹の上で猫が寝ていた。ぷーっといびきをかいて寝ている。わたしがうなされた原因はこれらしい。
猫に体を封じられながら、首だけを動かしてベビーベッドを見る。
マフユは、泣いていないみたいだけど、どうしてるだろう。マサヒロさんが見ててくれたのかな……それとも、お母さん?
冬の遅い朝日が部屋に差し込んでいる。
カーテンに切り取られた黄色い光の中に、だれかがいた。男の人だ。男の人が、ベビーベッドをのぞきこんでいる。丸まった、広い背中……。
お父さん――。
わたしは泣きそうなのをこらえて、べつの言葉を口にした。
「おかえり……」
わたしの赤ちゃんをこっそり覗きこんでいたトウヤは、わたしを振り向くと、雪も溶けそうにはにかんだ。
たくさんの想い出。
アルバムというものに縁がない。
十二歳の夏に両親の離婚で、田舎に引っ越して、卒業のときにもらったアルバムにほとんど俺は写っていなかった。中学のころは不登校で、高校からは通信制の学校にした。学校行事はほぼ参加しなかったし、参加しなきゃいけないときでも、写真に写りたくなかったら、避けてていいよ〜と言われた。アルバムを作るのは作りたい人だけでよかった。
そもそも実家にもそういう文化がない。みんな根暗で、インドアだったし、俺は四人兄弟の末っ子で七五三もしなかった。
だから、「写真整理をしてて懐かしくなってさ」なんて理由で連絡してくる奴なんて、信用ならないのだ。
「ほら、オレオレ。覚えてない? 小学校のころいっしょだっただろ。中学もいっしょだった。クラスは違ったけどな。当ててみろよ。俺の名前。言える? ヒロセマサタカ〜? 言える〜?」
俺は電話を切るべきか迷った。迷って、切らなかった。
なんで俺の名前を知っているんだろう。
電話の向こうの男は、ミナミ小の同窓会の主催をしていて、それで俺に誘いをかけてきたのだそうだ。ミナミ小は俺が親の離婚後に通っていた小学校で、男が語る数々の思い出――当時の担任の名前や、卒業式で歌った曲に矛盾はなかった。
「……詐欺かなって思ってさ」
一昨日あった電話についてそういうと、二つ年上の兄は首を傾げた。
「えー? なんで? 担任の名前合ってたんだろ?」
「うん」
「旅立ちの日に歌ったんだろ?」
「うん。けどさ、そんなことって、調べれば分かるだろ? 俺みたいに同窓生を騙して聞き出すとか」
「調べてなんの意味があるんだよ!」
「だから、詐欺とか」
「はーっ!? おまえみたいなフリーター、わざわざ狙うかよ!」
それをいわれたらなにも言えない。
「で、同窓会は断ったんだな、マサタカ。まあ、それがいいよ、大体、昔の知り合いって奴らはな……」
「いや、行くことにしたよ」
「はーっ!?」
おまえと話すの、めんどくせー! といって、アキは電話を切ってしまった。
俺はため息をついて店内にもどる。
同窓会前に、個人的に会わないかと誘われ、俺は今電話の男と待ち合わせをしている。俺が喫茶店に入ったのは午後四時ちょっと前。サガミケンゴは、アキの電話より少し前に、遅れると連絡してきた。
これからなにが起こるんだろう……。
サガミが来るまで気晴らししたかったが、兄以外に電話をかける友だちもいない。適当なスマホゲームをして、コーヒーをすすった。
サガミケンゴというのは、たしかに小学校からの同級生の名前だった。
サガミケンゴは中学三年の夏に事故死したはずだ。
詐欺だとしたって、わざわざ死んだ奴の名前を騙ってくるか?
いっそ会わないほうが気味が悪くて、人目のあるところで会う約束をしたけど、土壇場になって怖くなってきた。
「積もる話もあるしさ!」といって、サガミは誘ったが、積もる話なんてこっちにはない。あるはずがない。
生きていたサガミとは、クラスが同じ以上の接点はなかった。サガミは中三で死んだ。ありふれた交通事故だった。サガミが飛び出した。サガミとその日遊ぶ予定だったという、同級生の友だちの、友だちと、同じ美術部員から教えてもらった。サガミは、待ち合わせに遅れていたそうだ。
こんなことなら、アルバムなんて捨てなきゃよかった。
俺はサガミの顔を覚えていない。死んだのが本当にサガミだったかも今じゃ疑わしい。俺の記憶違いってことはないだろうか? 学生時代の記憶は封印していた。実家を出てから、俺は一度も地元に帰っていない。
待ち合わせから一時間以上経っていた。
緊張感がつづかなくなって、俺は席を立った。トイレに行くと人が入っていた。待つか、もう店を出るかで迷った。
そのうちに俺のうしろに人が並びはじめた。男ひとりだ。
「すみません……」
と、いって、俺は横を通り抜け、立ち去ろうとした。
「――ヒロセマサタカ?」
「え?」
「ヒロセマサタカじゃね?」
息が止まるかと思った。
俺は相手の顔もよく見ずに、「人違いです!」と叫んで、その場を飛び出した。モスグリーンのコートだけ目に入った。
席にもどり、鞄をひっつかむと、慌てて会計をして外に出た。
心臓がバクバクいっている。
はじめは早足だったのが、速度を上げ、いつの間にか俺は走っていた。散歩中の犬に吠えられたり、人に怯えられたりしながら、家路を急ぐ。ここまでくれば、あいつは追いついて来られないだろうと思った。振り向いてもいないし、追いついてくるはずがない。
俺のうしろから車が駆け抜けて行ったのはそのときだった。
ものすごいスピードの車を振り返ると、すぐそこの横断歩道で大きな音がした。ドッ! というような、ボッ! というような。
視線の先でさっきの車がひとり人を轢き逃げ、その向こうのコンビニに頭から突っ込んでいるところだった。
すぐ近くで起こった事故で、轢かれた人の服装まで分かる位置にいた。轢かれた人の服はモスグリーンなんかじゃなかった。呆然と俺が立ち尽くしていると、人が駆けつけてきて、轢かれた人の知り合いだったのか、その人の名前を叫んだ。「ケンゴ! ケンゴ! ケンゴ! ケンゴ! ケンゴ! ケンゴ!」
俺は声にならない悲鳴をあげると、またもや駆け出した。
アキの番号を呼び出して、アキが出てくれるのを待った。アキは出ない。ハッハッ息を荒らげながら、俺は呼び出し音を聞きつづける。
冬の日暮れは早い。
アキへの呼び出しをやめて、すぐ俺に電話がかかってきた。折り返し電話だと思った。アキからの。
「アっ、アキ!」
俺はすぐに電話に出た。
「あ、もしもし? ヒロセマサタカ〜? 遅刻してごめん。ちょっと外せない用事あってさ。ちょっと言えないんだけど。本当反省してる。飯奢るし、いくらでも飲んでいいから。俺、車持ってるから。俺、車好きなんだよね〜。今から行くわ。今、家なんだ。十五分で着くから。ごめんな〜めちゃくちゃ待たせて。今、行くから、ヒロセマサタカ」
宝物。
大事なものはみんなベッドの下に落ちていく法則があって、探し物があるときは大抵ここを覗き込めばいい。
お気に入りのブランケットとか、貰い物の万年筆だとか、高かったイヤホンとか。思うに、寝る前に抱きしめたり、眺めたりしているから落ちてしまうんだと思う。
ベッドと壁の隙間から転がりでてきた結婚指輪を握りしめて、わたしはほっと息をもらす。
「ごめん、見つかったよ」と声をあげて夫に知らせた。
……返事がない。
わたしが「指輪なくしちゃった」と言ったとき、夫はすかさず「またプレゼントしてあげる」と言ってくれた。「ありがとう! 見つかったよ」と、わたしは叫ぶけど、夫の返事はない。
「ねぇ、本当にごめんなさい。あんなに騒いで……指輪、見つかったからさ……」
夫の部屋を覗きこむと、夫は、ベッドの上で物を探していたような体勢で、ベッドと壁の隙間に嵌りこみもがいていた。
『罪悪感と夜』
日中だったらこの気持ち お日様のせいにできたのに
夜は来てしまう 青鯖が空とんで 光を食べた 食べ残しは星々だ なんだかやけに綺麗じゃないか
光と闇の狭間で
汽車は闇をぬけて 光の海へ
夢がちらばる 無限の闇(宇宙)さ
星の架け橋 わたって行こう
人は誰でも しあわせ探す
旅人のようなもの
希望の星に めぐりあうまで
歩きつづけるだろう
きっといつかは 君も出会うさ
青い小鳥に
汽車は闇をぬけて 光の海へ…
停車場
彼は闇の中での戦い方を教えてくれた
「俺より先に死ぬなよ」と語り合った
友を想出していた。
彼の髪を、闇の静寂が撫でた
彼は瞼を閉じた、闇の中なら
瞼を開いていようが閉じていようが同じだ、寧ろ瞼を閉ざすことで得ることの出来る、闇の中の闇が光を教えた。彼はあの友の言葉を想い出し、闇の中の闇の中で神経を集中させて、微かな響きを感じる、その方向目がけて戦士の銃の銃口を向ける光の矢が闇を切り裂き
彼は目的を達成する。
「大人になったな哲郎…」
今まで観た漫画の中で1番心に残っている場面だと言うのは私的な事だが、因果にも機械伯爵という彼の宿敵が父だったという皮肉に彼は真っ暗闇のその果てで、友の言葉を想い出す。長い旅路の中で出会った友の言葉は闇の静寂で彼に光を教える。
倒されて本望父ははじめて息子を讃える。
闇を知る者が光を知ることが出来るのだ。
私は、この永遠の中二病みたいな少年漫画の一節が人生には大事だと考える。闇を知らない者は光を知ることは出来ない、闇に嘆く者は光のさざめく波動を感じることは出来ない、ただ闇の中で泣き叫ぶ哀れな赤子となる、闇を恐れるな感じろ光が見える、、闇と光の狭間で。
こういう場所では、いくら百年生きたと自称されても、それで人ははかれない。永遠の中二病は真理を教えてくれるし、百年生きた先人の言葉でも浅瀬で生きた者の言葉なら響かないものは響かないからだ、何で判断するかと言えば、やはり言葉でしかないのであろう。
生きた証が言葉に出る言霊こそが、この闇に差す光となるのだろう、、光は闇の中で見るからこそその値打がある。
光と闇の狭間で。
令和6年12月2日
心幸
#光と闇の狭間で
まさに私の状況ぴったり
片割れを想うと、穏やかな気持ちになると同時に、未来への不安も押し寄せてくる
本当にその相手が片割れなのだろうか
いやこの際、片割れかどうかはどっちでもいい
片割れと、一緒に生きていけるのかが不安
大好きで愛してるから
暗いトンネルを抜けて、やっと一筋の光が差し込んで出口が見えたところまで来たからこそ
苦しみを多く経験したからこそ
この気持ちが終わるのが怖い
自分の直感が間違ってたと分かった時が怖い
3ヶ月計画②のひと月目
2024/12/02㈪日記
オカルト話しも含みます。
今月も辻褄合わせで達成できた。
この調子で上手く行けば
来年の7月末には最終目的は
達成出来る見込み。
長いような、短いような。
3ヶ月計画は例えば英単語を
1000個語覚えたいとか
数字で達成したい事が、
はっきりしていると良いよ。
学生さん向きだね。
3ヶ月で1000語なら
ひと月に333語+1覚えたら良い。
1週間なら……
1日なら……
1日でも細かく午前中は……
午後は……
ってタスクを逆算する。
ひと月やってみて難しいなら
計画(タスク)を変更したら
良いから。
昨夜で蚊帳生活が終わらせた。
ヤレヤレと思ったら
さっき、コオロギの赤ちゃんが。
百足を連れて来てない?
疑いの眼差し。
勿論、答えてはくれない。
玄関から外に出て行ってもらった。
みんなが嫌いなアレと百足と
ヤモリ以外なら、もう何が来ても
問題ないなって思う。
それに、なんかいるしね。
前に書いた仕事道具を
置いている部屋。
貼ってあった御札を外した部屋。
いつまで経っても、物が落ちる。
地震では落ちないのに。
置き方がいい加減なのかなあ。
その部屋だけ落ちるんだけど。
思い出した。
引っ越ししてしばらく壁とかに
とても長い女の人の髪の毛が
張り付いてたな。
朝はなかったはずなのに。
夜、家に帰ったらあるんだよね。
取ってもしばらくしたら
収納扉とか浴室に同じぐらいの
長さの髪。
満員電車に乗って付いた、偶然?
でも、そういう事は
もう起きていない。
どういう事なんだろう、と今更
考えてもね。
それより百足の方が気持ち悪いから
もういいっか、と思う。
こういうオカルト事は
楽観出来るんだけどなあ。
おやすみ。
太陽が沈む
私は一人
偉大なる大地の上
壮大な空を眺めていた
光と闇の狭間で
明日を想う
光と闇の狭間で
『光と闇の狭間で』
光と闇の狭間
「光」を見ているときに突然その「光」を遮断されれば
「光」と対極にある《闇》が見えることになる
だが、
長い間「光」を見ていなければ
その対極にある《闇》もなくなっていき
【明るくも暗くもない状態】に入っていく
これはどういう意味なのか…?
私には難しい
でも、なんとなくだが
この【明るくも暗くもない状態】というのは
今の私と似ている
楽しいことがなかった人生に
病的だが、
双極性障害の躁状態が私にとって「光」だった
でも躁状態から真っ逆さまに転落したうつ状態
これが《闇》だ
そうやって、
躁とうつを繰り返しつづけた1年余り…
【明るくも暗くもない状態】
これが今の私の状態の「無」…
楽しくもないし、悲しくもない
だけど虚しさだけは消えなくて…
毎日、毎日…繰り返される手首の傷
痛いのは、血が出るのは…
生きているんだ
と自分に言い聞かせるための手段だ
でもこれは
不味いことに…慣れてくる
痛みも分からず
今はただ、血が出てることが
生きている証かのような日々だ
だったら…
躁状態になんかならず…「光」を浴びることなく
ずーっとうつ状態で《闇》だけを見て
さっさと人生を終わらせた方が幸せだったのか?
わからないんだ…
もう君という希望も
幻だったんじゃないかと思うくらいに
声一つ出ない日もあるという現実が
自分でも受け止めきれない
それでも…お母さんはやめられないんだ
どんなに孤独で、空虚感に苛まれたとて
子どもの前では精一杯の笑顔で答えるんだ
嘘つきでも…
私の嫌いな毒母のようなことはしないと決めたから!
だけど…
君という希望が消えた今日
私にはなにもなくなったみたい
君が今、守るべきは私じゃないんだもん
だったら…手放してあげるしかないじゃん
君が、真っ直ぐ歩めるように☆ミ
でも私、
いつまでがんばれるかな…?
バイバイ…○平…
もし生まれ変わったらさ…
次はなるべく早く私を見つけてよね…?
なんだかひどく疲れたな
明日、目覚めなければいいのに
朝が来る度、地獄のスタート
こんな自分大嫌いだ
『光と闇の狭間で』
私は毎日、
考えなくても良いことを頭のなかで繰り返す
残酷だ…
光と闇の狭間で生きている時の私達は
同じスタートだった
なのに、いつの間にか君は光の中へ
私は闇の中へ飲み込まれた
光と闇の狭間が広くすぎて
もう君とは違う世界
ここは暗すぎて暗すぎて
君の光の世界すら今は憎いんだ
歳を重ねる毎に取り繕うのが上手くなって、私の周りにはたくさんの仮面が増えていった
人によって、日によって、場所によって付け替えるそれは私の宝物
私がキラキラした眩しい世界で上手く生きていく為に、まあまあ綺麗に生きていく為に私を着飾るもの
私の生きる術だ
別に悪い事じゃないでしょ?
皆してるでしょ?
仮面をつけた私の方が皆好きでしょ?
文句を言わない私、人の嫌がる事を率先してする私、誰にでも優しい私
私は良い人
そう、それでいいの
ただ最近ちょっと疲れただけ
ちょっとで良いから休みたいだけ
キラキラした世界をぼけっと外側から眺めてたら
私を挟んで後ろは真っ暗だった
何となくわかる
ちょっと油断したらきっとこの真っ暗な世界に落ちちゃうと思うんだ
きっとこっちの世界なら仮面なんて被らなくても生きていけるんだろう
ずっと1人だろうけど
別に誰といたくもないし、誰と話したくもないし
良い人でいなくていい世界
私にはこっちの方が合ってるのかも
「ねぇ、何してるの?そっちじゃなくてこっちだよ!」
後1歩だったのに手首を掴まれて、誰かに引き戻された
そのまま明るい方へ連れて行かれる
え、ちょっと待って!そっち行くの?それなら仮面を被らなきゃ!
良い人でいれなくなっちゃう!皆から嫌われちゃう!
「仮面ってこれ?この足元のやつ?」
そうだよ、これは私の宝物、これがなきゃ上手く生きられないの!
「こんなものが大事なの?塗装が剥がれてボロボロで、本当にこれが大事なの?」
そんなわけない!色とりどりで凄く綺麗で、私はこれで着飾って生きてるんだから!
…綺麗だよね?
ひび割れがあるもの、剥がれかかってるもの、かけてるもの、真っ黒のもの…
なんで?凄く綺麗だったのに…
皆から好かれる私の顔だったのに…
私は文句なんて言わずに一生懸命仕事してる!
-あの人何の意見も言わないね
人の嫌がる事だって私が全てやる!
-面倒な事全部任せられていいね
誰にでも優しく接してるし!
-誰にでも良い顔して八方美人だよね
仮面をつけた私は皆に好かれてるよね?
皆私の事好きだよね?
私は良い人
-都合のいい人
-どうでもいい人
-いなくてもいい人
ああ、なんだ私は仮面をつけたってダメなんだ
誰からも好きになってもらえないんだ
「君の仮面の下の顔は凄く綺麗だよ、忘れちゃった?本当の自分の顔、美味しいもの食べた時はにこにこして、悲しい映画を見た時はぼろぼろ泣いて、ころころころころ変わる表情は本当に綺麗なんだよ?忘れちゃった?」
私そんなに表情あったっけ?貼り付けた笑顔が私の顔だと思ってた。
「仮面の下を見ようともしない人達に好かれ嬉しい?
本当の君を見ようとしてくれる人に大切にしてもらえたらその方が嬉しくない?」
だからこれは置いて行こう、って指された足元の仮面は私が後生大事にしようと思ってたキラキラした仮面じゃなかった。こんなもの大事に大事にしてたんだな。
「こんなにたくさんつけて重かったでしょ!」
けらけらけらけら、私の腕を引いてくれてる誰かが笑う。
私この人のこと知ってる。
美味しいものを食べてにこにこ笑う、悲しい映画ではぼろぼろ泣く、そんな人だ。
「うん、凄く重かった!だからもういらない」
ありがとうって言ったら私にそっくりな笑顔でその人は笑ってくれた気がした。
いつの間にか私を引いてくれる手はなかったけど、キラキラした世界はまだまだ眩しかったけど、もう1人でも歩いていけると思った。
旅行終わりに体調を崩したのでキープのみ。後日回復してから書きます。
──お題:光と闇の狭間で──
光と闇の狭間で
あなたを見つけた
あなたは
私の光にも闇にもなった
明るく照らしてくれたと思ったら
深い闇の中へ落とされる
それでもあなたを求めてしまう
光と闇。相反する2つは決して交わることは出来ない。どちらが魅力的かは人によって様々だ。少し厨二臭いことを言うようだが、人は誰しも光と闇の両方を持っているとおもう。光を善、闇を悪とするのが考えやすい。全身光に包まれている人間も、また闇に全てを飲み込まれた人間も居ないだろう。人は光と闇の狭間で迷いながら毎日を生きているのかもしれない。
こっから先は、希望か、はたまた絶望か。
それは誰にもまだ分からない。
だが、自分が最初に知ることになるのだろう。
光と闇の狭間で
僕は形のない未来を見つめている
「光と闇の狭間で」
光と闇の境界線にいる。どっちに惹かれるかと言われると光の方だ。光の原点に良いことが待っている気がする。闇の方は吸い込まれる感じがして怖い。でも、闇の方に友達がたくさんいると、闇の方に行くかもしれない。楽しそうに見えるのはそうだが、仲間がいない光は魅力がないように感じてしまう。
光と闇の狭間で人は生きている。自分は光だ、自分は闇だと言う人は少なくないが、実際どちらかについている人間はいない。どんな犯罪者も親族から見れば愛する親族になる。つまり光や闇を決めるのは自分ではなく、他者である。自分はただ、行きたい方に行けるように歩み続けるだけである。
光と闇の狭間で
誰に対しても笑顔で、明るく、共感しながら
優しい人を"演じる" 私。
すぐ顔に出る、愚痴なんて山程、最低なこと考えてる
性格の悪い"隠れた" 私
苦ではない。ただ、
この"どちらでもない" 私 は
優しくしてる人も受け入れてくれる人もいない
味方も敵もいない
ずっと孤独
どっちかの私だけだったら
優しくしてくれる人も受け入れてくれる人もいたのかな
... なんてまた、考えても意味無いことを繰り返してる
光と闇の狭間で
あるところに光と闇がいました
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僕は光
光の役割は
花を育て
動物を起こし
人間の1日を始めさせる
私は闇
闇の役割は
花を静まらせ
動物を寝させ
人間の1日を終わらせる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光と闇は思いました
「あっちの世界の子に会いたいな」
光が闇に触れると跳ね返されました
闇が光に触れると跳ね返されました
光は知恵を絞って
夜に咲く花を闇にプレゼントしました
闇は知恵を絞って
朝に咲く花を光にプレゼントしました
二人は嬉しがり
もらった花をたくさん増やしました
そして二人の手が触れ合った瞬間
二人の境界線をなくす線がなくなり
二人が会える
夕方の時間が作り出されました
二人は言いました
「これからもこの時間、この場所で会おうね」
光と闇の狭間で 作:虹藍
光と闇は表裏一体
光は闇があるから存在し
また
闇も光があるから存在する
時には自分でさえも
計り知れない心の中を
どちらが色濃くしめるのか
その配分率が
自分の個性を決めていく
みんな一律では無い
だから面白い
同じ配分率の人間ばかりいては
成長することも
ないのではないだろうか
人生という旅路の中で
個性豊かな人になりたい