『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人間は光と闇の狭間で生きていると思う
たとえば真っ赤なひとつの林檎
一見するとおいしそうな赤の宝石
でもころっと見方を変えれば、
それは血生臭い歪な心臓
とにかく人間は不確かで危うい存在である
人間は揺らぎ、絶え間なく変化する
だからどんな善人も凶悪殺人犯になれる
光と闇の狭間をゆらゆらと彷徨う私たちは
どうやったら光の中で生きられるのだろう
数々の哲学者たちが考えた
そして考えたまま死んでいった
でも私はもう知っている
単純明快な私の解
あなたがいれば、そこは光である
『光と闇の狭間で』
見えない何かを、ずっと追い掛けている。
どんなに追い掛けても、決して届くことの出来ない。
それでも、それでも追いかけて行かなければならない。
後ろを振り向けば、先の見えない暗闇が広がっているのだから。
---二作目---
あいつの幸せな未来を願う俺と
俺の愛に溺れてしまえばいいのに...と思ってしまう俺。
どちらが正しいのかなんて、分かりきっているのに。
俺にどちらかを決めることなんてできないのだ。
悪魔の囁きも、天使の囁きも、どちらも聞こえてきてしまうから。
...俺は、天使と悪魔、どちらの方に向かえばいいですか?
#光と闇の狭間で
137作目
#光と闇の狭間で
優しい顔をした悪魔
無表情の天使
惑わされるほど
もう子供じゃないと
耳を塞ぎ眼を閉じて駆け抜けた
愚かさを認めたくなくて…
それでも今更に思えば
全てがジグザグに示された道標
決めたのは自分だったはず…
誰かの言葉
誰かのせいにするなよ…と
私の中の影が笑った
生きてることの罪深さを
吐き捨てるように…
時々、
同じ夢を見る。
一つは
青空に向かって
自由に
飛び回っている、
とても、
スピードが速い
気持ちがいい。
ただ、
一定の高さから
上には
上がれない。
気持ちよく飛ぶうちに、
空気の
淀んだ
空間にはいる
そうなると、
段々
苦しくなる。
もう一つは
幼い頃に
住んでいた
木造長屋。
玄関をはいると、
深い、
プールのような場所になる、
寒くて、
辛くて、
悲しくて、
独りぼっちだ。
私は
幼い頃から
中学卒業するまでの
記憶が、
ほとんどない。
思い出せないのだ。
途切れ途切れにしか、
出てこない。
苦しいと
そんな、
イメージしかなくて。
心深く、
閉ざしてしまった。
光と闇の狭間で
私の心の闇は、
照らされていない。
今も、
また、
苦しくなる事がある。
ずっと、ずっと、暗い水底を息継ぎなしで歩いているみたい
もう、ずっとずっと、苦しい、
苦しいのに、向こう、微かに見える光に誘われていくなんて馬鹿みたい。
なのに、救われるかもしれないなんて期待をしている私がいる
誰か助けて、もうずっと、息が出来ない。
「光と闇の狭間で」
君が幸せでいてくれたらと願う僕と、
君もここまで堕ちてくればいいのにと乞う僕がいる。
この天秤は今はどっちにも振り切れていない。
振り切ってしまえば楽かもしれないけど、
振り切れないままでいたい気もする。
だって、この狭間にいる限り君を愛し続けられる。
私は光と暗闇の狭間にいる…🌟
今日も、とりあえず、一生懸命生きた♥️
光と暗闇の中…。
明日も光に照らされて、
真っ暗闇の狭間まで行こうか…✨
そして、明日も良い日で
ありますように🎵
酷い、
?
ほんとにヒトなの
??
ありえない
???
へんなヒト
????
きもちわる
?????
うざすぎ
??????
□?&△○◎&-@!,#^-^
????????
嗚呼、うん
そうだね
光と闇の狭間で
ここはどこだろう
暗いのか、眩しいのか
それすらもわからない場所で
揺れている
今なら選べるのかもしれない
光の世界か、闇の世界か
光の差す場所が暖かいとは限らない
闇に落ちるのが悪いこととは限らない
光溢れる朝が世界に必要なように
安らかな夜の闇もまた、世界に必要だ
ならば
今しばらくは
光と闇の狭間でたゆたうのも悪くない
私の出番はまだまだ先
双方の動向を見守ることとしよう
光と闇の狭間で揺れ動く僕の心。
ここ最近はどっぷり闇に浸かって光などどこにも見えない。
手を伸ばせば光に届くそんな場所へと這い上がりたい。
最低限の幸せと安心を手に入れたい。
光と闇狭間で今日も私は生きている
「あぁ、今日も生きているんだな」
右手に死を、左手に生を。
両親は、生きているのか? 死んだのか?
答えの出ない問い。
いつか、真実に辿り着くのが怖いんだ。
でも、おまえがいれば、オレは大丈夫。
その“いつか”が来た時は、おまえの隣で。
【光と闇の狭間で】
インナービューティー派や美容コスメ派
今日の講義は魔法学概論ii、1章の続きです。
76ページを開いてください。
世間で広く使われている光の魔法。太陽や月や星といった自然由来の光から魔力を得て使う魔法です。素朴ですが歴史が長く強い力がある。この市民講座に通っていらっしゃる皆さんは、初級試験の合格者ですね。
反対に、闇の魔法があるのもご存じでしょう?暗く、重い、世界の光を打ち払う漆黒の闇を媒介とする魔法です。光ある世界にしか生きられない我々人間にはおよそ扱うことが困難な、危険を伴う術です。
(小声で)そこをもっと詳しく知りたいという方は、講義のあとで個人的にお声がけを……ははは、個人講義の授業料は要相談です。
それでは今日の本題、影の魔法に進みます。
今、会議室には右手の窓から日差しが差し込んでいますね。机の上に伸びている、窓枠の影をよく観察してみてください。何が見えますか?
影にごくごく淡い輪郭が存在するのが見えますか?まるで「影の影」といったような…ええ、ええ、それ、その部分です。全員見えました?良く分からない方は、77ページの写真を見ておいてください。
それを半影といいます。まさに光と闇の狭間であり、影の魔法の力の源となるものです。
光と闇は正反対の存在であり常に反発しあう力ですが、影はそうではない。光と闇のどちらとも親しく、また、常に彼らの両方の力を必要とする複雑な存在です。
影の魔法を使いこなすには、世界の中道を探り当てる観察力と、常に偏りなくその立ち位置を維持する胆力の二点を求められます。
さ、残り半年の講義で基礎をしっかり学びましょう。
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「光と闇の狭間で」
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所感:
始まりも終わりも唐突な講義風景。基礎講座なので高度な術は教えてもらえません。あと、本気で闇の魔法について尋ねると要注意人物として当局にマークされます。
107【光と闇の狭間で】2022.12.03
朝日が昇った。山々は様相を変えた。ギリアムはその神秘に見入った。
この世にはこんなにも美しい瞬間があったのだということを、ギリアム・マイクロイドははじめて知ったのだった……
「へーぇ……」
突然、聞きなれない男のような声がして、私はギョッ、とした。
「ホーントに、そーなんでーすかぁ?」
誰だ、コイツ……!
全く知らないヤツが、いきなり私の隣に立っていて、私のノーパソの画面を無遠慮にのぞき込んでいた。
「アサヒがノボるだけで、ヤマがよーそーを変えるゥ?」
なんで? なんで? なんで? なんで? なんで?……なんでッ!? ここは私のウチです。アナタ誰です? どこから入ってきたんです?
思考がアワ食って目がでんぐり返りそうになってパニクって耳から脳がはみ出しそうになっている私にかまうことなく、道化師とも、あるいは「おそ松くん」のイヤミ氏ともみえるソイツは喋りつづけた。
「朝日が昇ろうが、豆電球が昇ろうが、山は山デショ? ま、パソコンとやらとかはそうはいかないかもしれないけどサ」
パチン! 指を鳴らすと、ノーパソの画面が、ダークモードよりさらに黒くなった。
その瞬間、
「うぎゃー!……データが……」
私のノドはちょっとやそっとではありえないような、文字化不適切な悲鳴をあげていた。トラブルシューティング? どうしたらいい? ていうか、原稿の締切は明後日……!
ほぼ涙ぐみながらモニター暗転という惨劇に襲われたノートパソコンにつかみかかろうとした私を、しかしソヤツは、やんわりと静止した。あたかも、逆ギレした夫をあやす手練の嫁ででもあるかのようにふんわりソフトな手つきでなかば腰をうかせた私をもとどおりいすに落ち着かせながら、
「ノンノンノンノン!、あわてなーい、あわてなーい」
なんですかそれいっきゅうさんですか。やばいしこうがぼうよみだ。くちのかたかはしからよだれがたれそうなくらいたましいのぶんりょうがめべりしているわたしに。かれはやさしくきゅーとにうぃんくしてくれた。
「コレ、いわるゆる《よーそーを変えた》だけですよん……ンンン。ほら!」
パチン! また指を鳴らすと、ノーパソの画面がもとに戻った。さっきまで打ち込んでいた文字列が、ちゃんとそこに並んでいた。この絵面からして、たぶん、一文字も欠けてないはずだ。私は涙ぐむどころか、もう脱力して声も涙も出なかった。口をぽかんとさせたまま、ぐったりと椅子にもたれ込んでいた。
「ね。《よーそー》が変わろうと、パソコンはパソコンだったデショ?」
クスクスクスクスクス……ああ、いかにも道化なイヤミな笑い。そんなに私を下に見下さないでよ……でもたしかにパソコンはパソコンでした。ああ、よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
私は最愛のデータとの再会の喜びに酔いしれた。その一方で、おさえきれない好奇心がわくのも感じた。なんでも見てみたい。知りたい。それがつぎの小説のネタになるかもしれない。ストックは、死ぬほど欲しい。それが作家だ。
「……いまの、なんだったんですか……」
この時点で私は、この事態が、「得体のしれないヤツが突然自宅に降って湧いて自分の傍らにいる」という明らかに警察に通報するしかない案件であることを忘却していた。ていうか、たぶんさせられていた。だって、原稿消滅かーらーの奇跡の復活と不審者侵入、どっちが優先すべき案件だ?……あ、いや、やっぱり不審者侵入の方がヤバイ……ってか。ははは。とにかく、もはや私は判断力がめちゃくちゃだった、と認識してほしい。
「うーむぅぅぅぅぅ……、むぅ……?」
あの調子で即座にへらへらと返答するであろう、という私の予想に反して、なんちゃってイヤミ氏は、口ごもった。どうもやや考え込んでいるようだった。意外と真面目な表情をしていたので、そんなに真剣に返答してくれるつもりがあるのかと、むしろ私のほうが驚いてしまった。
「うむむむ……まぁ、《アサヒがノボる》の逆のジショー、デスかね?……ていうか、人間界にはそれにそーとーすることばはないんじゃなかったっけ?……」
「逆の事象? 朝日が沈む……ってことですか」
「ちょっとバカですか? アサヒはシズまなーい」
こんどは人差し指を立てて、動作で、ノンノンノンノン!、ときたもんだ。そして、なおもうーんと考え込んで、
「あえていうなら、光を奪う、いや違うナ……闇を当てる、ってことになるのかナ? ワカリマスカ?」
わかりません。私、作家ですが、このワールドでの文脈がよくわからない文学的表現は、さすがに困ります。ていうかむしろ、作家であるがゆえに、受け付けかねるのでありまする。私は首を左右にふるふるさせた。すると、ふむふむ、と彼は腕を組んだり、首をひねったり、顎をつまんでみたり、生真面目になにかを考えはじめたようだった。しかしその挙措のいちいちがチャップリンめいていて、まったくもって真摯な雰囲気にそぐわないといったらありゃしない。
「そーでーすねぇ……じゃあ、そのマウス!」
ハイッ! マウスでございますか?
私はピンと背筋をのばして、おもわずマウスを指さしてしまった。
「いつもつかうときみたいに、手をそえてみて……」
そんなことでよろしいので? ていうか、カボチャの馬車の御者にでもするのかっていう勢いだったから、ビビったわー。私はいつもどおりにマウスに右手を添えた。人差し指なんかときたら無意識のうちにすっとのびて、いつでも左クリックOK!、でスタンバイになってたりするくらい。そのくらいに、いつもどおりに、だ。
「光を、当てーる」
道化師が唱えたその瞬間、マウスだけが燦然と輝きを放ちはじめた。それはまるで……いや、詳しい描写は省いていいか。これは別に小説を書いているわけではないからな。
「光を、剥ーぐ」
今度は忽焉と、マウスが消えた……え、消えた?
いや黒い。いや暗い?……なんだこの見え方は!? こんな事象知らなさすぎて、妥当な表現も出てこない。
いやいやていうか、私 の 手 の ひ ら は ち ゃ ん と マ ウ ス を 形 の と お り に 触 っ て い る のだが?
手のひらだけが、いや、手のひらしか、ちゃんと、マウスがそこにある、と教えてくれているのだが。なんなら人差し指はずっと左クリックモードでスタンバってほどよい圧でボタンに触れてるままなんですけど!
クスクスクスクスクス……
「これが、光と闇の狭間で起こっていることデース……アトはゴ自分でかんがえてクダサーイ!」
ほな、ばいなーら、とニコニコしながら手をふって。
消えた。
え、いなくなった? しかも、ばいなら。
ふるすぎね!?
私はなにごともなく文字列をうつしともっているノーパソの画面を眺めた。なんとなくだが、さっき書いたセンテンスが根本的に間違っておもえてきたのはたしかだった。
続きを書く気は全く失せた。いままで書いてきたもの、読んできたものはなんだったんだ。だまされた。私は文豪たちにだまされてきたんだ。そんなふうな謎の確信だけが、私の脳裏を占領しはじめていた。私は続きを書かない。いままで文豪たちが世界を叙述してきたようには、もう、書けない。
マウスは、前と同じような見え方に戻っていた。え、待って……なんか違和感……同じような見え方?、同じような見え方だって? なんでもとに戻ったという表現を選択しなかった?……私は、いきなり見覚えのない場所に放り込まれたかのようにうろたえた。一方で、冷静だった。この出来事からして、私の中でなにかが変わったことは確かだ、と知ったからだ。
まずは、マウスのうえに起こったあの事象を言語化しよう。と、試みることにした。私はデータを破損せぬよう所定の手続きをとってから、ノートパソコンを静かにたたんだ。
こんなとき、使い勝手がしっくりくるのは、やっぱり、アナログな方法なんだよ。必要なのは、紙とペン。
結局、これがいちばんなんだよね。
君はキラキラと輝く天使で
僕はみんなの希望を奪う悪魔だ
君は皆と幸せそうに笑ってたね
皆と笑って皆を励まして
皆にとっては君は希望なんだろうね
きみはぼくにもやさしくしてくれて、
あったかくて、、あれ、なんでないて、、
ぼくは、みんなの役に立てた、?
思い出すのは皆が悲しむ姿ばかりじゃないか
【光と闇の狭間で】
🍀光と闇の狭間で
ただ1人。
どちらにもなれない優柔不断に居座っている。
いつか聞いた別れの歌を口ずさむ。
別れの一杯を交わすことなく、10年弱の決して短くはないはない過去を、紙切れ一つで終わらせてきた。
未遂とはいえ、恋敵──ドクターを殺そうとした。ロドスだけじゃない、カランドにもいられなくなった。
でも、不思議と後悔はしていない。
ドクターへの憎悪も、エンシオディスへの好意も、今はもう感じない。
誰も近寄らないであろう森の中、私は一人静かに腰を下ろす。酷い目眩がした。
手首からは絶えず生命が滴り落ちて、もうすぐで無くなる──罪人にふさわしい最期だ。
痛みも寒さも薄れてきた。
確か昔もこんなふうに迷い込んで……彼に助け出してもらったんだ。
血と傷だらけになりながら、剣を振るう彼の姿はまだ鮮明に思い出せる。
「会いに、行くよ……だから」
最後の力を振り絞り、手を伸ばし、顔を上げる。
「俺はここにいるよ」
懐かしい声。暖かな手の感触。
こちらを覗く青い眼と、流れる黒い髪は間違いなく彼のものだ。
「ごめんな、待たせてしまって……手当してするから、一緒に帰ろう」
思い出に浸りながら、彼の腕にこの身を委ねた。
『騎士は約束を違えたことがない』
お題
「光と闇の狭間で」
※更新前の↓
「俺はここにいる、だから生きてくれ」
懐かしい声がする。揺らいだ決意に傷つけられた私を、貴方はまた守ってくれるの?
光 闇
泣いた鳥
俺はお前を助けるぞ
諦めろ 諦めろ
できっこない 時間の無駄だ
この世界では光も闇も変わらない
泣いた鳥が居る
それだけ
やってみなくちゃ分からない
光と闇の狭間で
きれいごとを宣うお前は誰なんだ
いつも俺を苦しめるお前は
誰なんだ
光と闇の狭間で
音が聞こえて窓から外を見てみると
音の原因は花火だった。
けれど、それは手前にある木々で
ほとんど隠れてしまっていた。
しかし全く見えない訳でもなく、
枝葉の隙間から漏れる光は
まるでイルミネーションのように淡く輝く。
光と闇の境目は
はっきりしているものだと思っていたけれど、
ぼんやりとしていたり、
グラデーションのように薄まっていったり、
曖昧なことも多いのかもしれない。