『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
光はずっと遠くて、闇はずっと近くにある
闇から逃げられるのはいつなんだろ…
光と闇の狭間で
この世界に産み落とされ気づくと私たちは、
一本の糸で吊るされ右へ左へ、
ぶらーん、ぶらーん、
と大きく揺れされていた。
右へ振れると、眩い太陽の光や、穏やかな音楽に包まれ、心地よく暖かい風が肌を撫でる。
左へ振れると、薄暗い闇に叫び声がこだまし、氷のように冷たい空気が身も心も凍えさせる。
ぶらーん、ぶらーん。
左へ戻される恐怖に泣き叫ぶ者、怒る者、しまいには失神してしまう者もいる。
右へ大きく振れたとき、
そこで糸が切れてくれないだろうか。
何度そう思っても糸が切れることはなく、
左へとまた、私たちを戻していく。
ぶらーん、ぶらーん。
私はこのどうしようもない状況を、
よく観察して二つのことに気づいた。
一つは、右に振れる時間と、左に振れる時間の割合はどうやら同じくらいということ。
もう一つは、左に振れている間は目を瞑り、耳を塞ぎ、
心の中で右の世界を思い出し、情景を広げ、そこで聴いた穏やかな音楽を口ずさめば、右の時間を作り出せるということだ。
それらに気づいてからは、私は左へ振れても、
いくらか気持ちが安定するようになった。
ぶらーん、ぶらーん。
私の隣に吊られている彼女は、今日も泣きながら揺れている。
ぶらーん、ぶらーん。
光と闇の狭間で
思い浮かんだのは
今朝のワールドカップE組
どこが予選を突破しても
おかしくなかった
試合中にスコアが変わるたび
突破出来る国も変わっていた
そんな中で耐え抜いた
日本代表は素晴らしい!!
ドーハの悲劇から30年
ドーハの歓喜を見せてくれた
ドーハと聞くと
複雑な思いがあったけど
今日は狭間から抜け出せた
ありがとうサムライブルー
光と闇の狭間で
ボクは
今だ膝を抱えて
凍えている
過去と未来の狭間で
私は
今だ手を差し伸べてくれる
誰かを待っている
優しく抱きしめて欲しいと
願いながら
そっと手を携えて
進むべき道へ導いて欲しいと
祈りながら
光と闇の狭間で
私たちは
時代からはぐれて生きてきて
少しずつ時代の闇に
飲み込まれようとしている
誰も気付かず
浮かれている
この瞬間も…
片方はキラキラとした世界。
そこには好きなものがたくさん詰まっている。
もう片方は薄暗い世界。
そこには苦手なものがあちこちにある。
どちらかを進むのではなく、
両方が重なった世界に行けたら
私ははじめて成長するのだろう。
『光と闇の狭間で』
『光と闇の狭間で』
私もあの人も
現実を生きている
光と闇の狭間で
妹が光と闇のオセロを買ったから、遊ばない?
と言ってきた。
暇だったので付き合ってみると、夢中になった。
闇が勝てば、台座がブラックホールのようになり、光が勝てば、眩しすぎて何も見えなくなる。
それが面白くて何度も続けて遊んでいたのだけど、一度だけ、何も起こらないときがあった。
どうやら光と闇が同じ数だった様。
何も起こらないそのときが、いちばん美しかったと妹は泣いていた。
…光と闇の狭間で…
人の心は簡単に闇化する
その心を溶かすのはきっと
人々の支えになる
光なのかもしれない
_end_
走っている
街灯が等間隔に浮かぶ暗くて真っ直ぐな一本道を
これ以上は上がらないスピードで走っている。
続いている
同じ景色がずっと続いている
暗闇の中、一列に並んだ街灯の灯りが
前方から近づいて来ては後方へ遠ざかっていく
繰り返される 光、闇、光、闇。
いつからだろう、雨が降っている
空は曇っていたのか
暗くて何も分からない
見えるのはただ 光、雨、闇
光、雨、闇。
走っている
疲れを感じることも
スピードが落ちることもないまま
いつまでもたどり着けない始まりの場所へ
同じ景色の中をずっと走っている
そんな夢を見た
完全なる夢オチの話。
お題「光と闇の狭間で」
「貴方とずっと一緒にいたい!」
光と闇の狭間で揺れていた私は、闇に堕ちた。
もう二度と天国には戻れない。
彼とお揃いの黒色の翼。
さっきまで覚えていた筈の天使の記憶は、霧で覆われているかのように思い出せない。
ライアー、そう私の名前を呼んでいたのは一体誰だったか…。
「これでずっと一緒にいられるね、ライアー。」
私の手をぎゅっと握った彼は、嬉しいのか声が弾んでいる。
この選択が正しかったのかは分からない。
“堕天使”の私は、もう悪魔の彼を頼ることしか出来ないのだ。
彼の手を離さないように、私もぎゅっと握り締めるのだった…。
光と闇の狭間がいちばんくるしい。
中途半端に責められ 中途半端に褒められ。
はっきりしない私がわるいのだろうね。
《光と闇の狭間で》
そういえば元カレ、貴方は乃木坂46が好きだったね
『帰り道は遠回りしたくなる』
“過去がどんなに眩しくても未来はもっと眩しいかもしれない”
貴方と別れたばかりの私はこの歌詞が信じられなかった
貴方と過ごした日々が眩しすぎて
その先の未来が真っ暗闇に包まれて見えなかった
光と闇の狭間でもがいて苦しんで辛さを味わい
君と出会い君に恋して
私の未来に光が差し込んできたんだ
本当に未来はもっと眩しかった
今となっては過去だけれど
あの頃の私は今までで1番輝いていたんだ
それももう過去のお話
これからの私はもっと輝ける日がくるのかな
幸せで光り輝くような人より、
辛くて闇に包まれてしまった人より、
普通の毎日が送れて、時に辛くなってしまう。
そんな光と闇の狭間でもがく人が好き……笑
自分はよく優しいと言われてきた。
それは平和に生きたいという気持ちの表れだと思う。
ただ平和に生きたい。
それだけなのに邪魔をする人は意外と多い。
自分の中の感情が光と闇の狭間で揺れ動く。
‥‥厨二病くさい。
今では光が霞んでいき、闇に飲み込まれている。
そして自分もまた誰かの光を汚しているのだろう。
この世に善人だけの世界はあるのだろうか。
そんな闇のない世界でひっそりと暮らしたい。
【闇と光の狭間で】
光があれば、闇があって、闇の中でも突き刺す光がある。
私たちはいつも狭間にいる。
闇も光も常に一緒にある。
私たちはそれどちらから見るか?
どう捉えるか?光?それとも闇?
私たちはいつもそれを選択して生きている。
「光と闇の狭間で」
誰だって
そんな中で生きてる
今も昔もかわらない
生きてるを実感してる
# 2
光のように輝きたいだなんて、夢のまた夢だよね。
私には光には向いていないから...。
「そんな事ないよ。」
君はそんなこと言ってくれるけどさ、私は無理なんだよ。
いつまでこの、光と闇に閉じ込められなければ行けないのかな...。
お題「 光と闇の狭間で 」
今回は長めにしてみた...!
光と闇の狭間に、振り返る。
砂浜に、綴られた足跡。
潮風に、前髪が軋む。
反射した光が眩しい。
星の輝きが、眩い。
夏の海が綺麗だ。
水平線に、味のない子供のはしゃぎ声。
水を掛け合う、童女。
嗚呼、瞼が重い。
彼処まで走ってきたと思っていたのに、ときめく夏影が、
染まる。
何時までも続くと信じていられる今が、只、蒼く淡い。
沈む漣に、手を伸ばす。
僕は未だ、無邪気な君がいることに浸ることにした。
光は眩しすぎ、闇は暗すぎた。わたしには、すこし焔暗くて薄ぼんやりと明るい、黄昏時がちょうど良い。
そう、人生もそれに似て。
君に起こされるまで、僕は僕が嫌いだった
興味を持ったものは長く続かず
周りの人を裏切ったり、傷付けてばかりだった
だから意識が闇に包まれた時は、正直安心した
もう僕は僕を辞めてもいいんだ、楽になれるんだと
そう思っていたら、君の声が聞こえた
光と闇の狭間で揺れ動く。までもなかった
こんな僕を照らしてくれる光
光へ、君の元へ一直線
また、会えたね
ただいま、ごめんね、そしてありがとう