『優越感、劣等感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優越感、劣等感
たいしたことないのに、すぐ調子に乗る
勝手に他人と比べて、優越感にひたる
自分の悪い癖だ
たいしたことないのに、すぐに落ち込む
勝手に他人と比べて、劣等感にはまる
それもまた、自分のわるい癖
いつだって優越感と劣等感は紙一重なんだ
“友達の彼女“
『今日家に泊まらない?泊まるならウチの前に来てね!!』
そう送って断られてもめげずに何度も誘っているのにまるで返事がないし既読もつかない。まずい、これは通知が電源を切られている。やっぱりホントを話した方が良かったかな、いやでも彼女は気付いてないみたいだし…。
そんなことを思いながら私は、必要最低限の持ち物を準備して家の外に飛び出す。彼女や学校には風邪と言ったがもちろん嘘だ。なんといったって今日は……
間に合うだろうか?
私は幼い頃、何も持ってなかった。何も認められなかった。物心ついた頃から親の顔を知らず、大して凄い特徴も持っておらず。心が成長するにつれ、劣等感が内側から身を焼くようだった。
けれど、少しでも特徴が出来るように、私は勉強に励んだ。里親に頼み込んで金を貰い、高校に入って一人立ち。そこで彼女に会った。入試ではどうやら成績最上位で、運動もできると聞く彼女。
そんな彼女の欠点は人当たりが悪いところだった。それでも私は彼女の友達になりたかった。友のいない優等生の唯一の友達。それに憧れた。
結果的に彼女の大の親友にまでのし上がれた。誰にもできなかったことを成し遂げた優越感はとめどなく溢れ出て、どっぷりと私をその海に浸からせた。
だから。そんな彼女を失いたくない。
「……間に合わなかったか」
彼女の家はなかった。いや、家はあったが、それはただの廃墟。誰も住み着かない屋敷に変貌していた。
また置いて行かれた。今度は私自身が彼女を強引に家に連れ込めば救えるだろうか。いっそのこと…。
鞄の中にしまったナイフは、既に何度も役に立てていなかった。
【優越感、劣等感】
お題が更新されるごとに進む物語No.5
優等生 劣等生
イケメン ブサメン
上流 下流 ランキング
← どれも ↑ これも→ あれも ↓それも
任意の座標で点を打つだけ
あると思えば意味はある
ないと思えば意味はない
上だけ見ないで 下だけ見ないで
肩が凝るだけ
首を回して肩も回して
自分でつくれ座標軸
実は大事な自己中心
ジブンの感覚信じて決定
「優越感、劣等感」
#164
優越感、劣等感(二次創作)
自分しか知らない彼を知っているという優越感。だがそれは直ぐに彼自身に対する劣等感にすり替わってしまった。
住む世界が違う存在。彼を太陽と喩えるなら、自分は太陽が落とした影に潜む、地を這う小さな虫だ。誰のものと分からない血肉でこんなに汚れた自分が、今と同じように彼の隣にいていいわけがない。だからわざと嫌われるような言動を繰り返したり、彼と同じ部隊にならないよう旅団長に願い出たのだ。ああ、だと言うのにどうして。
「ったく、そんなこったろうと思ってたぜ。だから先回りして、お前さんが逃げられないようにしたんだよ」
バカがつくほど真っ直ぐで強い光は、影に潜んでいた地を這う小さな虫すらそのあたたかさをもって包み込むというのだろうか。
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自分よりずっと先に旅団にいた男に対する劣等感がなかったかと問われたら、ないとは言いきれないと答えるだろう。自分が知らない男を知っている仲間に無意識で嫉妬していた、それもきっとあったに違いない。
だが行動を共にするにつれ、仲間が知らない男の一面に触れることが出来て、あまつさえ相棒と呼びあえるような仲になれて、劣等感はいつしか優越感に変わっていた。
だから初めは男の言動に変化が出た時、なぜと腹立たしさを覚えた。誰かの隣にいるのもやぶさかでない、そう言った本人がそうなった途端に距離を置こうとするなんて人を馬鹿にしているとしか思えないと、そう思った。
だがそれは直ぐに間違いだと気付いた。男は馬鹿にしているのではなくその逆で、男自身のせいでこちらが不利益を被るんじゃないかと、そんなくだらない思い込みに囚われていたのだ。冗談じゃない。そんな風に見られていたなんて甚だ心外だ。
だから男がとるだろう行動の先回りをして逃げ道を塞ぎつつ布石を打っておいた。そうとも知らずまんまと思惑通りに動いた男は、いるはずのないこちらの姿を認めると瞠目する。そんな男に口角をつり上げつつ、こう言ってやるのだ。
「ったく、そんなこったろうと思ってたぜ。だから先回りして、お前さんが逃げられないようにしたんだよ」
人それぞれ価値観も、欲しい幸せも違うのだから、
優越感とか劣等感を感じるのは、
ちょっと違うのかなと思う。
それに、
その人がどれだけのものを持っている、
あるいは、持っていないのかは、
一面だけではわからないのだから。
#優越感、劣等感
【優越感、劣等感】 2023/07/13
自分の脳って、都合のいいようにできてるんだなあって、時々思うことがある。
何かで自分が良い功績を残して、誰かにほめてもらう。
それがたとえ、ただ偶然私が頼まれた事だったとしても、勝手に優越感に浸る。
でも、そんな優越感に浸ったのも束の間、何か失敗したら劣等感に浸る。
そんなことがあっても、次の日には忘れてる。
-そんで、結局勝つのは優越感。
優越感 劣等感
他人と比べて優越感や劣等感を感じるのを辞めて、評価対象を自分だけに向けてから人生が楽しくなりました。
オススメです。
優越感も
劣等感も
おんなじなんだよ
紙一重
お題
優越感、劣等感
昔、自分に貼ったレッテルは、「劣等生」。
なんにも出来なかったから。
結局、色々出来るようになった今でも、優越感は得られない。
それでも、自分のことは好きだし、否定はしないが。
だけど、月明かりがなかったら、今頃どうしてたかな?
首吊り縄が、頭に浮かんだ。
優越感 に 満ち 、劣等感 に 沈む 。
と有る 彼氏 が わたし にも 出来た 。格好良くって 、勉強も 運動も出来る タイプ の 、言うなれば ─── 完璧 な 彼氏 である 。そんな彼氏が 大好き だが 、ときどき 哀しくなってしまう 。私のような人間が …… 彼と 付き合って 良いのか と 。彼の事を 愛して いる のでは 無く 、優秀 な 彼 を 自慢 に しよう と 考えている の では 無いか 。
「 ねぇ、迷惑だろうしさ 、─── 別れない? 」
「 …… は? え? なんで…?迷惑じゃないっ、迷惑なんかじゃないから、別れたく無い 」
「 ──── 何で?迷惑じゃないの? 」
「 大好き 、俺で優越感に浸ってる所も…… 」
バレていた 。それでも 尚 彼は 私 の 事 を 愛してくれて いた 。それ は それ は 、可笑しい と 言われそうな 程 には …… 完璧な彼が 、私なんかに縋って居る という 事実 に 、私は 震えて いた 。
アア、興奮する!
目に見えなくて、
自分にしかわからなくて、
持ち過ぎたらダメ。
両方持ちすぎると
大事なもの、見えなくて
わからなくなっちゃうの。
そっと横に置いて
フラットに生きていきたいね。
#優越感、劣等感 -18-
優越感、劣等感
私は日々の生活の中で常に劣等感を抱いている。
羨ましい。
私はこうはなれない。
私ができないことを簡単にできるあの子がずるい。
先生に特別扱いされていてずるい。
私もあの子のように頭がよくなりたい。
それに対し、自分より下の子をみて優越感に浸る。
あー、自分って最悪だなって思うけど思わずにはいられない。
みんなそうじゃない?
例えば、テストの点数を友達に聞く時、自分より頭がいい人よりも悪い人に「何点だった?」
って聞いちゃわない?
それって、自分の下を見つけたいからだよね?
自分より下はまだいて自分はこの人よりはマシなんだって思いたいんだよね?
少なくとも私は頭のいい人を見ると、羨ましくてたまらなくなる。
これって私だけだったり?
いいなー、こうなりたい。こうありたいって。
結局、自分の下がいると安心するけど自分の上に対しては自分にないものを羨んでないものを欲しがる。
でも、時々思うんだよね。
私は頭が悪い。
でも、頭が悪いから今の私がいるわけじゃん?
もし、頭が悪くなかったら今とは違って難しい本ばっかり読んでたかもしれない。頭が良かったら、頭の悪い私がこれまで読んできた本とは出会えなかったかもしれない。
ひょっとして、本の面白さにも気づいてなかったり?
それはないか。
そう考えれば、今の自分で良かった、、、のかな?
でも、やっぱり何でもできる人うらやましいな。
『優越感、劣等感』
我が辞書に
「優越感」
という文字はない
我が辞書に
「劣等感」
に関する文言は
日々
無限に追加されている
私の夫は、いわゆる顔がいいと呼称されるタイプの人間だ。対して、私自身は至って普通の容姿ということもあり、どうしても劣等感を感じてしまう。その夫は、性格も私と違いひねくれておらず、優しさの権化のような人間だ。
けれど、1つだけ優越感を覚えることがある。それは、夫が最優先することが家族である私ということだ。私は、昔から家族に対する劣等感があったが、夫のおかげでそれが無くなった。だから、私は優越感を覚えるのだ。夫が、私にとって最高の家族でいてくれる事に嬉しさを隠しきれないのが最近の悩みであり、それを上手く隠す方法を模索中だ。
私は家族を愛している。
お終い
優越感
マイカーがマニュアル車だった時はわりと優越感あったよ
劣等感
運動苦手だから体育の授業とか劣等感ありまくりだったかも
あの日、お前を蹴落とした優越感、快感は忘れられない。
劣等感を感じさせるお前が居ない。
アタシが一番。
アタシが一番。
アタシが一番。
だったのにまた邪魔者が増えた。
また消さなくちゃ……
アタシが認めてられるように。
誰か、ダレカ、アタシを認めて。
無能なアタシを
ゆうえつかん、れっとうかん、
やる気がないなぁ。
もっと元気だそうや!
劣等感は沢山ある。
体型もそう…性格もそう。
反復性うつ病…外に出る事が怖く…家事とストレッチくらいしかできない。
それもあって体重も3桁…必ず言われるのは「痩せればモデルになれるねぇ」
今の私には難しい。
優越感…ないかな。
浸った次の瞬間には自分はちっぽけな人間だな、と思うのが優越感
もっとがんばろう、と起爆剤となるのが劣等感
お題 『優越感、劣等感』
正直に思いますが、優越感って実在するのですか?
私だけでしょうか?