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 優越感 に 満ち 、劣等感 に 沈む 。

 と有る 彼氏 が わたし にも 出来た 。格好良くって 、勉強も 運動も出来る タイプ の 、言うなれば ─── 完璧 な 彼氏 である 。そんな彼氏が 大好き だが 、ときどき 哀しくなってしまう 。私のような人間が …… 彼と 付き合って 良いのか と 。彼の事を 愛して いる のでは 無く 、優秀 な 彼 を 自慢 に しよう と 考えている の では 無いか 。


「 ねぇ、迷惑だろうしさ 、─── 別れない? 」

「 …… は? え? なんで…?迷惑じゃないっ、迷惑なんかじゃないから、別れたく無い 」

「 ──── 何で?迷惑じゃないの? 」

「 大好き 、俺で優越感に浸ってる所も…… 」


 バレていた 。それでも 尚 彼は 私 の 事 を 愛してくれて いた 。それ は それ は 、可笑しい と 言われそうな 程 には …… 完璧な彼が 、私なんかに縋って居る という 事実 に 、私は 震えて いた 。

 アア、興奮する!

7/13/2023, 10:27:46 AM