『優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
─優しさ─
「僕にはその優しさが辛いんだよ!!」
お前が珍しく大声をあげた。
今までそんなことなかったのにという驚きと、言われた悲しみが襲ってきた。
きっかけは多分俺とお前の違いだろう。
いつもいじめのようなことをされていたお前と、いつも笑う俺。
お前へのいじめを俺は止めていた。お前を助けるために。
でも意味がなかった。あまりのショックに、思ったことが声に出てしまった。
「…ふざけんなよ。今まで助けてやったのは誰だよ!」
「君が勝手にしたんだろう?!そのせいで、僕は…!!」
そう言ってお前は、俺のせいでいじめがひどくなったと話した。
「なんでお前みたいな陰キャが、陽キャの君と絡んでるんだって」
お前は泣きながら、痛くて辛くて苦しかったと話した。
「…俺の優しさ、無駄だったんだな。ごめんな。」
君はそう言って、去っていった。
「…ごめん、ごめんよぉ。」
俺のエゴなのに。君に見下されてるように感じて。
もういっそのこと楽になろうって、関係を終わらせて。
君の優しさに縋ってたのは、僕なのに。
「どうしたら、良かったの…?」
君の去った教室には、僕の声だけが木霊した。
優しさ
私の周りの人はみんな優しい。
それを母に話すと、あなたが優しいからよと言った。
だけど決してそんなことはない。傍から見たら私のそれは優しさに見えるのかもしれないが、私からするとただの自己防衛でしかない。
皆が善意を向けてくれるから、それをありがとうと笑顔で受け取り、あらゆる場面でそれと同等のことを返していく。こちらは優しく接しているのに、気の一つも遣わないで自分の事しか考えていない奴と思われたくなくて、意識して相手のことも気にかけて優しくする。
私の優しさには、嫌われたくないという自分本位な感情が根底に隠されている。
どんな理由であれ、誰かに優しくできるのは良いことだと母は言った。
でもなんとなく、私の優しさは作られたものだという感覚が拭えなくて、ずっと私の心に引っかかっている。
本当に優しい人間になりたい。
貴方が優しいから、私は貴方が好きなの。
でも、他の人に優しい貴方なんて
私は好きになれない。
わがままでごめんね、
でも優しい貴方なら理解してくれるって信じてる。
貴方は私を優しいというけれど
そんなことない。
そんな貴方に見合う素敵な女性になりたいと思う。
優しさ
ユーミンの曲に優しさに包まれたなら〜♪
そんな歌詞あったよね。
人生にたくさん優しさを貰えるることは
あまりないかな・・・
でもね、たまあ~にだけど
これ優しいって思うことあるよね。
落ち込んだり、つまづいたり、
どうしようもなく心がつらい時
何気ない言葉に救われる時ってある。
以外と声をかけてくれた人は
優しくしようとか計算なくて
いつものように接している。
だから私も自然に誰かに優しさを
あげられたらいいと思う。
生き方下手、言葉かけ不器用だけど。
優しさ
仕事の帰り道、
辛く上司に当たられたことを思い出し、
うかつにも、バスの中なのに、
涙が、ぽとりと出た。
恥ずかしいと、ごしっと、こすって、無表情をよそおうとした。
しかし、同じバスに乗っていた、前の席の子が、
お姉ちゃん泣いているの?
と、ハンカチタオルをそっとさしだした。
使ってと、小学生低学年くらいの男の子。
辛いよね。
世の中って、ほんとに辛いんだ。
その少年は、どこか苦しそうだった。
どうして?
僕のお母さんは、死んじゃったから。
もし、辛い人をみたら、助けてあげてね。
って、言ってた。
そうなんだ。
君も君のお母さんも立派だし、偉いよ。
と、言うと、少年もぽとりと涙がでた。
聞いていた、バスの中のおばちゃんの一人が、
これ使いいと、ハンカチを少年に渡した。
少年は、優しいおばちゃんに余計泣きそうになっていた。
これは、優しさの連鎖なのか。
少年も私も少し泣いた。
バスの中のおばちゃん、おじちゃんたちは、優しく見守ってくれているようだった。
なぜか、優しい顔をしたひとばかりに見えた。
『優しさ』
手を出さずに見守ることも
あなたを成長させる為の優しさ
ウズウズするけど
ぐっとこらえて
私はあなたを助けない
お願いやお返しをしていなくても
毎日進んで家事をこなしてくれる。
自分が嫌な思いをしたら
悲劇が繰り返されないようアクションに移せる。
若者が何度失敗しても
見放さず適切な距離感で支援し続けてくれる。
みたいな家族と暮らしていて
自分はどんな優しさを発揮したらいいか。
なんか一つ就活エピソードができそう。
(優しさ)
嫌われる覚悟の表れは大事な事
信頼し裏切られる事も大事な事
なんでどうしてって思いながら
真剣に相手を考えるから
離れる事が目の前にいる時より
相手を真剣に望むかも知れない
もちろん不安だけど…
不安は真剣な思いの表れと考え
状況に代えて最善な判断すれば良いと考えてます
……
と…言ってみても…
ため息と切なさと静寂の中に漂う私は脆いかもしれない…
隣で突然笑い出したわたしに怪訝な顔をする
君がひとりで歩くときは早くて追いつけないこと
知っているよ
♯優しさ
受け入れる
思いやる
思いめぐらす
気を配る
忘れない
思い出す
気付くも
気付かないも
ありがとう
ごめんなさい
私に足りないもの
もらうと持て余してしまうもの
【優しさ】
本当に辛い。
悲しくて仕方ない。
いつもと同じ、変わらない言葉が延々と繰り返される。
端々に散りばめられた心の声に耳を傾けても、何が原因でこうなったのかは解決の糸口が掴めない。
「生きてれば良い事があるよ」
優しさで言われた言葉を何度も飲み込んでも最後には喉の奥が焼けるように暑くなって吐き出してしまう。
そんな事より、ただずっと、死にたい気持ちを殺して欲しく無かっただけなのだろう。
優しさには良し悪しがある。悪しの例は他人が自分の部屋を掃除してくれたが自分がとっておいた本が捨てられたなどだ。だから優しさは時に悪い意味になるので必ずしも良い意味とは限らない。
貴方の優しさになんで救われたのだろう。
一人孤独だった私達に手を差し伸べてくれた。
誰にも理解されない自分を「それはお前の個性だ」と肯定してくれた。
貴方は何時も私達のために無理をして、それでもそれを顔に出すこともなく「お前らはお前らの成すべきことをしろ、それ以外は俺がなんとかしてやるさ」という。
どうか無理をしないでほしい…と、いっても貴方は「心配するな」といって無理をするのでしょう。
ならば頼ってください、私達を使ってください。私達は貴方に救われました、何度も、何度も。
貴方の優しさに救われたのです。
今度は私達が貴方を助けます。どんなに汚れようとも。
私達はハッカーチーム『蒼き炎の鎖〈デス•チェーン〉』。
貴方〈ボス〉と私達に繋がれし鎖は決して、壊されることなど無いのだから。
優しい人が好き。優しい人になりたい。
優しい人が嫌い。優しい人になりたくない。
優しいの基準は人によって違う。そんなことは分かってる。自分が優しいことも、優しくないことも知ってる。気づいてる。
けれど、自分はどうしても「優しい人」を求めてしまう。
どうせ突き放してしまうのに。優しさは返せないのに。泣きたくなるに。苦しくなるのに。
ごめんなさい。ありがとう。
これすら言えないかもしれないのに。どうして、優しさなんてものは存在するのだろう。
「優しい人」はこの世で1番難しい。
_優しさ_
本当の優しさって何だろう…?
お年寄りを気に掛ける、困ってたら助ける
これは優しさだよね。
じゃあ、
間違ってても相手を傷つけないために何も言わない、
大切な人を守るために誰かを傷つける
これって優しさなのかな…?
私は違うと思うな…
時には厳しく道を正すこと、
大切な人のためだと言って相手を傷つけないこと
そういうのも優しさだと思う。
思いやりを持っとか、優しくしなさいとか言うけどさ、
結構難しいよね…
だから…
優しく接したり、気を遣って頑張ってる人はすごい!
お題 優しさ
【優しさ】
「優しい、ですね」
ふわりと微笑みながら、君が言う。
君の目には僕が優しく映っているのか。
違うよ。
僕は優しくなんかない。
君は上辺だけの、造られた優しさに騙されてしまっているんだよ。
きっと、僕は。
優しさを知らない。
幼い頃から愛情を受けずに育った。
愛情とは何か。優しさとは何か。
大人になった今でも分からない。
僕は君が好きだ、そう思う。
好きとか、嫌いとか、分からないから、曖昧なんだ。ごめん。
僕は僕なりに君に愛を伝えているつもりだ。
伝わっているかな。
真似しただけの優しさに、暖かさなんてあるのだろうか。
「大好きです」
ギュッと抱きつきながら言ってくる君。
とても、とても、暖かい。
こんな僕なんかより。
ずっとずっと、優しさに溢れている人が居るじゃないか。
優しい君へ。
僕の未熟な愛を受け取ってください。
るあ
16日目【優しさ】
あなたは私を気にかけていると思っていました。
それは大きな勘違いで、「仕事ができる男アピール」の一環として、気にかけていたんですね。
あくまでもベクトルは自分にあって、私の方向ではなかった。
勘違いした私は、優しさを返したつもりでした。
でもあなたにとっては、出過ぎたことだった。
最後はお互い嫌な感情を持つようになりました。
こんなお別れ方、したくなかった。
感謝と握手で離れたかった。
優しさ
気付いてしまった
あなたの素っ気ない態度
突き放す言動
全てが、優しさからだったこと
不器用なあなた
私を巻き込まないために
守るために
私を遠ざけて、そして去ろうとしている
でもあなたは不器用だから
私は気付いてしまった
だから私はあなたを追う
優しさから?
いいえ
これは、私のエゴなのでしょう
俺は「優しさ」がわからない人間だった。
生まれた時からなのか。何か成長の途中で起きた変化なのか、何もわからない。
ただ人に対してやさしさを持っていないわけでは無い。自分でやさしさなどと言っているが、これが本当の優しさなのかはわからない。
優しさってなんだろう。そう考えると頭が痛くなる。何か特定のことを考えると頭が痛くなるのは、昔にトラウマがあったり、何か体が拒絶している証拠なのだ。トラウマになるような記憶はないのだが。
暑い夏の夜だった。子供が小学生の夏休みということで、実家に帰省しているのだが、私の実家は昔から暑かった。その日は何かいつもと違う感じがするほど、特に暑かった。
なかなか寝付けず、夜中の2時を回った頃だろうか。少し気分転換?になればと思い、トイレへ向かった。トイレを済ませ、廊下を歩いていると、途中の部屋の電気がついていることに気づいた。ほんの出来心で中を覗くと、そこには高齢男性の姿がある。私の父、私の子供のおじいちゃんだ。何か本を読みながら、ぶつぶつ言っている。だが、そこに父がいたのはほんの少しの時間で、すぐにそそくさと出て行った。本は置いて行ったようだ。
もちろん普通の人ならば、ここで、本は読まないべきだろうか、と悩むだろうが、私は一瞬も迷わずその本を取りに部屋へ入った。開ける。
「きようからにっきをつけます
11月3か
きようはあさからゆうえんちへ行きました じえっとこーすたーにのりたいといったら、お母さんにおこられました おばあちゃんはなにもいいませんでした。
11月7か
きようはまちのおまつりにいきました おじいちゃんとおばあちゃんとお母さんとぼくで行きました。
またおこられていやでした
11月9か
いえでおままごとをしていたら、お母さんにけられました うるさいとなんかいもいってなんかいもぼくをたたきました。いたくてなみだがいっぱいでました
」
私は驚く。こんなことをされている子供がいたのか。
だが、ここまで読んだならもう止めることはできない。
ページをめくる。
「11がつ10か
きようはともだちとあそびました。ともだちにけられたというと、ともだちはかわいそうといってくれました。
やさしいともだちで、ぼくはうれしかったです
11がつ12にち
お母さんにまたけられました。かおをけられて、このにっきをかくのがむずかしいです ともだちにけられたことをはなしたとお母さんに言ったら、お母さんは、はしってそとにいってしまいました。
11月16日
ともだちがひっこしてしまいました。きのういっしょにあそんでたときはおしえてくれませんでした。ばいばいをいいにいこうとしたら、お水よりもドロドロしてるものと、マッチぼうをもっていたお母さんにとめられました。それでも行こうとしたら、きようはなぐられてしまいました
」
頭が痛い。うう苦しい。
ページをめくり続ける。
「11がつ26にち
お父さんがいえにきました。なにかお母さんとはなしていました こえがおおきくて、おこってるみたいだったので、お母さんにきいてみたら、はさみをむけられました。はさみはもうなんかいめかわかりません。
」
は!私は横腹を触る。確かここには縫った跡があったはずだ。はさみ、ハサミ、鋏。
「12がつ16日
お母さんににっきをかいてるのがばれちゃいました。さいごになるので、いっぱいかきたいとおもいます。ぼくは今へやにとじこめられて、ごはんはたべれてません。しぬのかもしれないっておもうとなみだがでます。でももうなみだはでません。なにもかんじなくなりました。
それじゃあ、ぼくはこのはさみをつかって、あのひと
」
動悸が荒くなる。私の母は今どこにいるのだろう。なぜ今まで母のことを気にしたことがなかったのだろう。この日記の持ち主は私だ。私は確信した。それと同時に、ある不安が残る。はさみ。
優しさとは、本来生活の中で身につけていくものだ。虫でも、自分の周りの植物でも良い。それらを大切にし、それらを想うことで優しさは身につくと言えるだろう。
しかし、それらに触れることが出来ず、家でも、外でも殴られ蹴られ、罵詈雑言、「生まれて来なければ」。
どうしたら優しさが身につくのだろう。「優しさがない」ということは私が死なないために身につけた術なのかもしれない。母をこの手で終わらせたのもその力のおかげなのかもしれない。
優しさ
どん底だった息子に「ママは声が枯れるまで君を応援する!」と言ったら「だからそれがウザイ」って言われた…
あの時はわからなかったけど「応援する!」の後には「だから頑張って…」が隠されていたんだね。
優しさのつもりが…余計なお世話だったり、自己満足だったりする事ってある。
それが本当に優しさか?難しい…