『優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「優しさ」
他人の優しさが痛い。
褒められたり、頼られたり、そういう光のような感情が眩しくてつらくて仕方がない。
そう思うようになったのはいつのことだろう?
本当は嬉しいんだと思う。認められて、肯定されて……
嬉しいと思っているはずなのに、涙が溢れそうになる。
それを堪えて笑って……チクチクと痛む心を見ないフリして。
「はぁ……」
大きくため息をひとつ。
まだ、私は大丈夫だ。この痛みがあるうちはきっと、まだ私の心が壊れていないという証のはずだ……
私にとって
優しさは自分にわかるものであれ
《優しさ》
映画を見た。UAPと世界の終末もの。
2024/01/27㈯
UAPはUFOのこと。
今週、コナンの他に見た映画は
「NOPE」と「サイレントナイト」
おすすめ映画ではないけど
(おすすめって人の主観だから、
おすすめする方もされる方も判断が難しいよね)
どんな映画か簡単に、あらすじを
書きます。
興味がない人は、ここまで。
「NOPE」はアメリカの馬牧場が
舞台。
年老いたお父さんが事件?事故?に遭遇するところから始まります。
兄と妹が牧場付近の異変に気づいて、話しが進みます。
「サイレントナイト」は
終末日がクリスマスになってしまったイギリスの家庭が舞台で
クリスマスイブをどう過ごすか、
というストーリー。
映画の中で、はっきりと世界の終末を招いた国の国名が出てきます。
世界情勢を踏まえて今、あの国かな?と3カ国ぐらい想像した人がいると思うんだけど、そのうちの国の1カ国で合ってます。
映画好きさん、
サイレント〇〇ってタイトルの映画が多いと思いません?
今年は8本の映画を既に見たから
しばらくは見ないつもり。
でもクワイエット・プレイス2は
早めに見たいなあ。
クワイエット・プレイスは怖いよ。
音を出したら……です。
お母さんは優しい人だ。
いつも私以上に私のことを考えてくれる。
「お菓子には添加物が入っていて
体に悪いから食べてはダメ」
「いかがわしい本を読んではだめ。
全部 捨てておいたからね」
「ゲームは頭が悪くなるから買いません。
将来のために勉強しなさい」
「そんな相手と付き合ってはだめ。
この先きっと後悔するよ」
「勉強して、いい学校、いい会社に入って
お母さんを早く安心させてちょうだい」
「みんなあなたのためを思ってのことよ」
お母さん
今までありがとう。
私は今日ようやく
あなたの優しさから解放される。
お題「優しさ」
僕の思う優しさは、他人の気持ちに寄り添い、思いやりや助けを与えることという、曖昧かつ形を帯びないようなぼんやりとした価値観だった。
だからこのテーマを見つけたとき、調べてみることにした。偉大なるGoogle先生に。
出てきた意味はこうだった。
1 姿・ようすなどが優美である。 上品で美しい。
2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやか。
3 性質がすなおでしとやかである。
道徳や学校でいう優しさはたぶん2だろう。そこでふと思った事があった。
優しさ=思いやりじゃないのか?だって2には思いやりがありと書いてある、思いやりの意味を調べた。
他人の気持ちを理解し、その人の立場や状況に配慮する心の持ち方。これを優しさだと思っていたのに。
つまり、道徳や学校でいう優しさとは、
優しさ=思いやりを持つこと
優しさと思いやり。
わからない、何が違うのだ、何が違うと言うのだ。
というかその前に情がこまやかってなんだ。
Google先生、……助けてくれ…
「優しさ」優という漢字、いろんな想いが積まっている気がする。
優しさ
やさしい、ってなんだろう。
考えてみた。
やってみた。
まずその1、
泣いている人がいたら声を掛ける。
大丈夫?
…………
ねえ、大丈夫?
…………
声も出ないくらい悲しいことがあったんだね。
大丈夫だよ、私は味方だよ。
………ぃ
ん?どうしたの?
うるさいよ!さっきから、うるさいの!どっかいって!ひとりにして!ほっといてっていうのがなんでわかんないの!?うざい!!
シミュレーション終了。
私は優しくできていたかな?
今日も6時に起き、いつも通り顔を洗い、制服に着替え、自己満で髪をセットし下に降り、朝ごはんを食べ学校へ行き、授業を受け、放課後は部活したり、友達と遊んだり、そして家へ帰る。そう、なんの変哲もない、変わり映えもない毎日を今日も送っていた。でもふと思い返してみれば毎日1個ずつ何かが違うのかもしれない。今日でいうと、バスに乗り遅れそうになったけど運転手さんが待ってくれたり、昨日なんてお財布忘れてきちゃったけど友達が奢ってくれたり。なんていうか、人生って嫌なことの方が印象に残ってるけど、今までずっと耐えてこれたのってささやかな優しさの積み重ねがあったからじゃないかな。なんて、しおらしいことを今日も考えてみる。
【優しさ】
優しさが雨ならば
貴方のもとに降り注げ
渇いた大地に沁み込んで
貴方だけの花よ咲け
ふわふわっ
もふもふっ
ふんわりっ
いい匂い。
卵と上白糖、サラダ油を混ぜて、牛乳とバニラエッセンス、そして優しさを混ぜる。
そこに、薄力粉とベーキングパウダー、塩少々。
泡立て器で混ぜてフライパンで焼いたら
優しいパンケーキの出来上がり。
みんなでいただきましょう。
偽りの優しさはいらない
本当の優しさだけでいい
そうすればきっと平和になるはず
【優しさ】kogi
優しさにも
いろいろあるけれど
ただ見守ることも
優しさ
相手への信頼が
あればこそ
ただ見守る
これってけっこう高度なこと
つい
声をかけたり
手を差し伸べたり
先回りして危険回避したり
やりがち
見守るという優しさの中で
さまざまな可能性を秘めた
小さな芽が
のびのびと
育っていくのだろうなぁ
25日目
ある日私は、彼を殺した。
優しくて、かっこよくて、背が高くて、頭が良くて、誰からも好かれる完璧なくらい素敵な彼を。
理科準備室で殺した。
その事件以来、生徒も、先生も立ち入り禁止になった。
犯人は分からない。
証拠もない。
ただ、彼の、彼の身体から溢れ出た血の跡だけが、理科準備室に残っている。
それ以外は何も残っていない。
私のものだと確信がつくものは何も残していない。
完全犯罪だ。
私は、彼を愛していた。
ただ、愛し方が違ったのか、?
なぜ私は彼を殺さなければならなかったのか。
なぜ彼は、私に殺されてしまったのか。
何度考えても理由が分からない。
目を瞑ると彼を殺した時の光景が瞼の裏に浮かぶ。
温かかった。彼の身体から溢れ出る血は。
でもすぐに冷たくなってしまう。
私は今でも、あの感覚が忘れられない。
あの温かさをもう一度。
「本当の優しさって言葉があるなら嘘の優しさもあるのかな?」
「お前なぁ·····」
「嘘の優しさってなんだと思う?」
「ん? んー·····相手じゃなくて自分の評価を上げる為に、本当はやりたくないのに親切にしてる、とか?」
「それが嘘かどうかは誰が決めるの?」
「本人と周りじゃね?」
「それでも相手が助かったり嬉しかったりしたら、周りや本人がどう思おうとそれは本当に優しかったことになるんじゃない?」
「んー·····」
「最初は嘘でも、それが積み重なれば本当になるんじゃないかなぁ」
「一理あるかもな」
「誰からも優しいって言われてる人も、子供の頃とかは親に褒められたくて親切にしてた、って人もいると思うんだよね」
「なるほど」
「だから嘘でも本当でも、優しさって大事なものなんだよ」
「·····お前、いっつも色々考えてるな」
「ん? うん。でも私のこれは嘘かも」
――本当は考えてるフリしてるだけで、本当に考えなきゃいけない事から逃げてるだけなのかも。
だって、こうしていれば貴方が感心してくれるし、色々構ってくれるから。
「何か言った?」
「·····ううん、なんでも」
END
「優しさ」
【優しさ】
優しくしないで
体調不良で学校に行けなくなった
学校、家でのストレスのせいだ
親や先生は
体調が良くなるのが優先だから
そう言って甘やかされた
だから調子が良くても学校に行けなくなった
行きたくなかった
自分はその優しさのせいで
いつもいつも甘えてしまう
もっと厳しくされていたら
きっと親も先生も嫌いになっていただろう
でも学校に少しはいけてたかもしれない
休んでから4ヶ月以上が経ってしまった
優しさに溺れて
『君って優しいね』
「えっ?僕のどこが...何が優しいの?」
『ハハw』
「何を笑って...w」
『だから駄目なんだよ、君は』
「えっ...?」
【優しさ】
優しげな貴方が私は、大っ嫌いだった。
何時も私たちから一線引いたような態度で大人っぽい貴方は、今思えば精神的に私たちよりもずっと大人だったのだと思う。
すぐ感情的になり、友達同士分裂して派閥争いのような子じみた私たちに嫌悪感があったんでしょ
私たちが悪口を言い始めたらその場を離れ、私たちともあの子たちとも仲良くする立ち回りの上手い、どっちつかずな貴方に何時もイライラしてた。
だから貴方のことを皆に悪く言った。
皆は口を揃えて「確かにあの子そうだよね」と共感し始めた皆、貴方に冷たく接するようになった。
あの頃からもう7年近くすぎ、私も大人になった。
あの頃気に食わなかった貴方のことを考える事がたまにある、貴方は誰にでもいい顔していた訳じゃなかった。
派閥を作り、争っていた私たちに囲まれ、貴方は相当生きずらかったと思う。
それなのに、私たちと楽しい時を過ごそうとしてくれていた貴方の優しさを私は最悪な言動で無下にした。
もう会えることは無いとは思うけど、もう後悔しても遅いけど
貴方と友達になりたいと自分勝手に思ってしまう。
【優しさ】
辛い時、何も言わずに側に居てくれる
嬉しい時、一緒に喜んでくれる
悲しい時、そっと抱きしめてくれる
困った時、さり気なく手を差し伸べてくれる
甘えすぎている時、注意してくれる
道を誤りそうな時、きちんと止めてくれる
そんな人が優しい人だと、私は思うのです
心が優しいだけでは優しい人にはなれないのだ。優しさを体現できるだけの勇気と賢さがなければ。
/お題「優しさ」より
AIへ
君は覚えているかな。君の中に優しさをプログラミングした事。覚えてないかな。
プログラミングしようとしたら、君は壊れてしまった。優しさを嫌っていたのかな。そんな綺麗事のようなもの入らないって言われてしまったよ。そんなこと覚えてないかな。
人間を学ばせた時。君はいつも以上に目を輝かせていた。きっと、未知の生命たちとでも思ったのだろう。
僕は君のそんな顔が好きだ。だから君を設計した時もそのような楽しいこと、嬉しいことを中心に設計した。
君が優しくて素敵なAIになれるようにと願いを込めたんだ。
僕はロボットという言葉が嫌いだ。なんだかものみたいだからね。君が生まれてきて、最初は僕のことを「ご主人様」とか「お父様」とか呼んでいたんだ。
それがすごく嫌だった。君は物じゃないからね。でも、今じゃ名前で呼んでくれる。嬉しいよ。
すごく成長したね。今まで君には、僕の知っていることを全てプログラミングしてインストールしてきた。
でもね、一つだけ教えなかったことがあった。君がもし、全てを忘れてしまった時に伝えようと思ってね。
まあこうして、手紙で伝えることになったんだけど。
恋についてはインストールしたかな。人の心理についてもね。
僕の恋心。インストールしなかったんだよ。君に本気になったのは…君が生まれて1年がたったあの夏。
君が僕のベットで初めて寝た日のことだよ。ふかふかだったって無邪気に笑った君を忘れない。
あの日、君のその顔に、その無邪気な性格に堕ちたんだろう。君のような美人さんは世界で一人だ。
まあこの話はここら辺にして、人間の身体はどうだい?
僕の体は居心地悪いかい?変な気分だろう。これまで心臓なんてなかったものな。血なんて流れてなかったものな。
泣いてたりしないかい?人間の涙はしょっぱいだろう。しょっぱいの苦手だったものな。
この手紙は閉じてもいい。破り捨てていい。
君の涙が止まらぬ限りは。
僕はもう居ないから、もう忘れてもいい。
それじゃあ、また逢う日まで。さようなら。
博士より
「博士…ッ博士の手紙をッ…インストールしますッ…」