『優しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2023/01/27 今日のお題:優しさ
今日は優しさについて!
優しさには、思いやりって意味もあるそうです。
と、いうことで!優しさがテーマのミニ小説を書いてみました!
よかったら読んでね\(^o^)/
玄関を開けると、ゴミが散乱していた。
感覚が鈍ってきたのか、こんな状態でも平気。
そう思っているとリビングから父の怒鳴り声が聞こえてきた。
弟を叱ってるのだろう。
弟には悪いけど、私は何も知らない顔で自分の部屋へ入った。
朝。家は荒れていた。
いつも荒れてたが、今回は違った。
母の仏壇が壊されていた。
怒りで震えた私は、堪忍袋の緒が切れた。
いつも母と約束した通りに
思いやりを持って生きてきた
人を見下したり傷つけたりはしなかった
感謝を持って生きてきた
だがもう我慢出来ないようだ。
「ごめん‥お母さん‥私.....」
頭から汗が流れる。
「私....約束…破っちゃった....」
真っ赤に染まった手足の先には、父が倒れていた。
どうでしょうか‥!
思ったんだけどさw
あれ‥俺が書く文ってさ…お題関係なくね!???って。
そして毎回意味わからん世界観。
気づいてしまいました☆
読んでくれてありがとう!またね!!
『優しさ』
あなたの手にふれ、優しさを知る。
あなたの手は暖かく、少し眉を下げて微笑む姿は愛らしい。
そして、少し荒れている手は僕の胸を締め付ける。
あなたに幸せをあげたい。
けれども、それは僕の勝手な想いだ。
僕はあなたに恋をした。
けれども、あなたは隣のあの子に恋をしている。
あの子を見る優しい目、僕にむくことはないのだろう。
それでもあなたの手は、暖かい。
きっと僕があなたにこの想いを伝えたら君は少し寂しそうに笑うだろう。
優しい君は「ごめん。」とすぐに言えなかっただろう。
だから、優しい君は、自分の辛いことも、嫌なことも、何も言わず胸に溜め込み、吐き出さなかったのだろう?
あの日の微笑みは偽りだったのだろうか?
もう、ここには優しいあの子は、いない。
だから、あの子が残してくれた僕にやどった魂。
誰かに、おすそ分けするね。
あなたが残してくれた『優しさ』を。
優しさ
ふんわり柔らかな印象ばかりだったけれど
それだけではないのかも。
表面的な優しさではなくて、
心根が優しい気遣いのできる大人になりたい。
小さな子や小動物に向ける優しさとはまた違う。
相手の気持ちや周りの状況に敏感に対応できる
けれど自分の意思もしっかり持てるような
そんな人になれるかな。
あなたの優しさに幸せを感じる。
他の人にも優しいけれど、
その瞳に映る優しさが、私に向けられると
どうしようもなく嬉しい。
「優しさ」
「優しさ」
優しさが怖かった
本当はウザがられてるんじゃないかって
暖かいようで冷たい優しさだった
でもあの人だけは
優しく指摘してくれた
とても暖かかった
雪予報通院後に降る優しさ
冬ざるる首に抱きつく吾子の熱
お題:優しさ
優しさ
優しさに触れたい。
「本当の優しさ」じゃなくていい
見せかけでもなんでもいい
君の優しさに触れたい。
君の優しさが、欲しい。
優しさ
優しさの裏には残酷な秘密がある。
秘密がない人だっているかもしれないけれど、大抵の人は優しさの中にその一瞬で相手を不快にしてしまうような狂気を持ち合わせていると思うのだ。
人間は所詮、自分のことが好きなのだ。相手に優しくしたかわりに気持ちが満たされ、自己満足する。
そうやって繰り返すことで自分を悪者にしなくて済む。他人にも好かれる。
良質で良好なループに囚われていると思っているのだ。
私は、幸せそうな友達を見ると、どうしても、嬉しい気持ちとは裏腹に不幸になって欲しいと願ってしまう。
本音で優しい言葉をかけることができない。
友達に優しい言葉をかけたその言葉の裏では、不幸になって欲しいと願っている卑しい自分がいる。
幸せになってほしくない、この人も不幸になれば、自分と傷の舐め合いをしてくれるから。
だけど、本音は言えない、だって、嫌われたくないから。
私はそんなことを思う自分のことが嫌いだからこそ、自分にも優しくなれない。
優しくしたくないと思ってしまう。
きっと、自分を本当の意味で大切にすることができたら、他人にも、それと同じくらいの優しさで接することができるんだろうな。
きっと、今語っている、そんなことにも正解はないのかもしれないけれど、自分だけが思う正解を見つけたらいいのだ。
優しさにふれると本当に幸せな気持ちになる。ぽかぽかする感じ。失敗で落ち込んだ日も今日はあんなに素敵なこともあったのだし、なんだかんだ今日も良い1日だったなぁと思える。
このお題、初めは私が今日ふれた優しさを書こうと思った。一時考えたけどうまく言葉にできなくて、結局表現することを諦めた。私には今日出会った優しさを表現できなかったわけだけど、今日起きた素敵なことを思い出す時間はとても穏やかで、温かだった。
優しさなんだ、と思っていたけれど、それは違うと見せつけられて、あっさりと形を変えてしまった。
彼自身からすれば、間違いなく優しさだったのだろう。それに甘んじたのは自分だ。泥濘の安寧ばかりを求めて、気づけなかったのは自分だ。
何もかもがもう遅い。あの優しさが変わっていなくても、受け手の感情が変わってしまったのだから、同じように享受出来るわけがなかった。
優しさと呼ばれる真綿で感情を締めつけるくらいなら、いっそ一思いに壊してくれれば良かったのに。
お題「優しさ」
母が亡くなりました。
10日たちました。
悲しいのに泣けないのです。
心がぽっかり空洞化した感じがするのです。
母の死亡届を役所にだし、一人暮らしだった母の家を片付け、ガスや、電気、水道を止める手配。
事務的なことを粛々と片付けて過ごしてます。
昨日、友人が電話をくれました。
母の死を知らせ、泣けない気持ちをポツリともらしたら、「泣いていいんだよ」「台所でも、お風呂の中でも、どこでもいいから泣いていいんだよ」
友人は、静かに言ってくれました。
そして最後に「あなたが頑張ってたのわかっているから」と。
急に涙がこみ上げました。
友の「わかっている」のことばに凍っていた塊が溶けだし、さらさら流れるように涙があふれました。
誰かにこの二年間の母に対する私の頑張りをわかってもらいたかったのです。
優しい、優しい友人の言葉は、私の冷えきっていた心を暖かく包みこんでくれました。
私、明日からもう少し頑張って進んで行けそう。
優しさ
実用日本語表現辞典によると
優しさとは
心温かく、思いやりがあること。
または、おだやかでおとなしいこと。
らしい
心温かく、思いやりがある事
それか、穏やかでおとなしい事
のどちらかを満たしていれば優しいと言う事?
穏やかでおとなしいのが、優しさとは違うと思うのは私だけだろうか?
優しいかどうかはさておき、あくまで優しそうだと思う
穏やかやおとなしいの対義語は、荒いとか粗暴になる
穏やかでおとなしいのに、最低だなって奴はたくさん見て来たし(多分、本人も分かってそれを利用してる)
言葉使いは悪く、やんちゃそうな奴でもイイ奴はたくさん見て来た
全く納得はできないけど、この国では穏やかでおとなしければ優しいとされるらしい
知らんかった
日本らしいとも思うけど笑
他人の優しさって、優しい人しか気付けない
見えないものだから
そしてまた感謝し他人に優しさで返す
優しくない奴が、あの人は優しいって言ってる時は、大体自分に都合が良い奴の事だ
優しさってもんを本当に分かってる人って、少ないと私は思う
すべての綿毛が
自由に飛んでいけるように
空めがけ息を吹きかける
僕なりの優しさ
すべての綿毛が
ひとりぼっちにならないように
手を壁にして風から守る
君なりの優しさ
僕らはお互いのタンポポを見て
知らなかった優しさを知る
「優しさ」
優しさ。人の優しさに触れると、心が温まる。この空気がつづけばいいのにな。それが壊れる時は、もう、遠くないのか。そう思い、いつも通りの生活を続ける。
優しさ
優しさって素敵だなぁと思う
この世界を輝かせる宝物
誰もが持っていて、いつだって好きな時に誰かにあげることもできる
誰かにあげてもなくならない
減ることは決してないし
あげればあげるほど循環し、優しさという宝物は増えていく
この世界が優しさで輝けばいいな
世界の隅々まで
優しさでキラキラ輝けばいいな
そんな世界になったら最高だなと思う
なので、私は私の小さな世界から始めよう
まずは自分に私の優しさをプレゼント
いつもありがとう
そして家族に、友達に、職場の仲間に、みんなに
いつもありがとう
自分を大切に、ゆっくり休んでね
君の優しさに救われて
君の優しさに生かされて
君の優しさに溺れている
こんな僕に
君はまた
こんなにも優しい瞳を向けるんだ
あなたにとって都合の良い行動が優しさってわけじゃない。お菓子で人は生きてけないのよ。
私のクラスには、すこし変わった男子がいた。
名前は、たしか杉田(スギタ)くん。
誰とも関係を持たずに、ずっとひとりでいる。
まるで、一匹狼のようだ。
そして、最近彼からの視線をやけに感じる。
わ、私の顔に何か着いているのかな…?
はぁ、それより、今日はやけに頭が痛い…
「莉央(リオ)ー!体育一緒に行こー!」
仲の良い友達から誘いを受け、「うん」と言って席を立った。
あー、今日ちょっと体調が優れないかも…
寝不足かな…
まぁ、成績を上げるためなら、少々無理をして体育出るか…
「じゃあ、グラウンド5周自分のペースで走れー」
あぁ、もう最悪だ。
こういう時に限って、こう言う辛い内容だ…
「莉央ー!一緒に走ろー?」
「あー、ごめん、私足怪我してて、先行ってて!ゆっくり行くから!」
そう断って、ゆっくり走る。
あー、本当に痛い…
休むべきか…?
どっちにするか迷っている時、後ろから声をかけられた。
「おい、ちょっと。」
私を呼んだのは杉田くんで、グイッと腕を引っ張られた。
「えっ!」
連れてこられたのは、校舎の日陰になる場所。
「ほら。これ。羽織っとけ。」
杉田くんは着ていたジャージを脱ぎ、私に渡してくれた。
「えっ、でも…」
「お前、体調悪いんだろ。安静にしとけよ。」
ひょいっと背中を向けてしまった杉田くん。
ドキッ
「えっと、ありがとう…」
杉田くんって、少し、不器用なのかもしれないな
私は、彼の事をもっと知りたいと思った。
《優しさ》
優しさってなんだろう。
友達がペンを貸してくれた。優しい。
親が私の事心配してくれた。優しい。
猫が私に対して甘えてきた。優しい。
人によって優しいと感じることは違うよね。自分のことを肯定してくれることが優しいと感じる人もいるし、自分を叱ってくれることが優しいと感じる人もいる。不思議だなぁ。
『優しさ』
彼は、いつも誰かに囲まれていた。
オレの隣に居なくとも、彼には沢山の居場所が用意されていた。それでも、彼はオレの隣を選んでくれた。
嬉しかった。
初めてあった時から、一目惚れをしていたから。
だけど、この思いは伝えられなかった。
彼は、男にトラウマがあったから。性的に見られることを、拒んでいたから。
伝えたら最後、オレと彼、お互いのためと言って距離を置かれるのがオチ。
それが、彼の優しさだから。
拒絶はされないだろう。でも、もう元の関係には戻れなくなる。
そんなのは、嫌だった。
彼はきっと、オレの抱いている感情に気づいている。
それでも何も言ってこないのは彼の優しさだろう。
いっそ拒絶してくれれば、この感情を捨てることが出来るのに。
彼の優しさは、オレにとって酷く残酷なものに映った。