『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優しくしないで
普通でいいの
普通で
優しくされるよりも
冷たくされないってだけでいい
普段冷たい人が
気まぐれて優しくするの
なんだかなあって思うし
あらいいところあるんじゃない
なんて
少しでも感じてしまうのって
ずるいと思うので一歩引く
若い頃は優しくされないことが私の価値を高めると思ってた。優しくされるのは馬鹿にされてると思ってた。
今は違う。
優しくされたい。優しくされることが私の価値。
そう思うようになったのは、求めても得られなくなってこら。考えが変わったのではない。満たされないと気付いたから。
我ながら告白する日をエイプリルフールに選んだのは、ズルだと思う。だって気まずくなりたくない。
告白したのは、高校2年の時。DMで。授業中に話しが盛り上がって先生に怒られたし、弁当の残りとか私に寄越してくるし。笑えてくるくらい明らかに友達。
それでも、高校に入って友達が居なかった時に話しかけてくれたことを気にしてた。分け隔てないとこういうメンヘラにも好かれるから気をつけなよ。
ていうか、告白した時ももっと雑に振るんだと思ってて拍子抜けした。「優しくしないで」こんな流行の歌詞みたいな言葉が自分から出てくるなんて。あーあ、最悪。
優しくしないでたはどんな時に言われるのか
どんな時に使うのか分からない💦
自分なりにそんなシチュエーション考えてみたの!
私「ちょっと肩揉んで〜♡」
相手「いいよーー!!」
モミモミ
私「弱い!優しくしないで!もっと強く!」
こんなのしか思いつかない😭
みんなに優しくしないでよ
僕だけに優しくしてよ
僕だけを見ていてくれよ
でも、僕はみんなに優しい君に惚れたんだ
喋らないのなら
一緒に居ようとしないで
私に飽きたのなら
優しくしないで
好きじゃないのなら
別れさせて
我慢するのが
もう辛いからさ
「優しくしないで」
忘れたくても忘れられなくなる。
テーマ:優しくしないで
隣で笑ってくれるきみが
いつか
何かをこらえた表情でそんな言葉を吐き出したとき
僕はその言葉を受け入れられる自信が無いや
"優しくしないで"
なんて言う訳ない
だって、
優しくされないと
頑張れないから
咲くな野茨、もういっそ
さわった者を刺すのなら
柔い薫りと花弁で
都合の良さを求むなら
艶ある真赤な実をつけて
機嫌の良さを見せるなら
黙って互いに眠るのだ
咲くな野茨、もう二度と
「野茨」
"優しくしないで"
優しくされる事にトラウマのようなものを持っているから、優しくされる度拒絶するように突き放してしまう。
何年経っても拭えぬ事で、脊髄反射で手を払ったり飛び退いて突き放す言葉を投げ、やってしまった後に我に返り気付いて謝る。
周りはもう慣れて「気にするな」とか「大丈夫」と言って許してくれるが、いつまでも甘えてられない。これは何れ直さなきゃいけない事だ。
もし知り合って間もない相手にしてしまったら、とんでもないトラブルに発展しかねない。
ましてやそれが患者だったら、治療に協力してくれなくなる。治せるはずのものなのに治せなくて、取り返しのつかない事になる。絶対に避けなくてはならない。
だから直す為に自分なりに特訓しているが、よく分からない。
減ってはいると思うが、こういうのは第三者に聞いた方が早い。
けれど、聞くに聞けない。
聞ける訳が無い。
恥ずかしくて聞けるか、こんなの。
仕事で優しくされると、諦められてるのかなと思ってしまう。
厳しくして欲しいってわけではなく、ニュートラルな対応でいてほしい。
恋愛も同じでずーっと優しくされると、本心が見えなくて不安になる。
優しいって難しいね
好きでもないなら
優しくしないで
一緒にいないなら
優しくしないで
時に傷つけるから
優しくしないで
優しさが辛くなる
『優しくしないで』
「お嬢様!?」
おめかしを手伝ってくれたメイドが声を上げた。
せっかく用意してくれたドレスを汚してしまってごめんなさい。でももう耐えられないの。
甘くてきらびやかなお茶会を抜け出して、昨日の雨でぬかるんだ森の中を走る。
あちらこちらに枝を引っかけて、ドレスと靴は泥で汚れてしまっただろう。ひどい有り様だ。
「A嬢は本日もお美しくあらせられる」
「こちらのスイーツがお好き? 奇遇ですね。私もですよ」
頭に浮かぶのは誰にでも優しい彼の言葉。今日も多くの令嬢令息に声をかけられていた。婚約者である私を一人にしたままで。
「もういやだ……!」
誰にでも優しくするくらいなら、いっそ私は、私だけには優しくしないで。
湖が見えてきた。ここを越えれば下町まであと少しだ。素性を隠してお手伝いをしているカフェ兼旅館でかくまってもらおう。
そう決意して小舟にかけた手を後ろから掴まれた。
骨張った筋肉質な指にサファイアの指輪がはまっている。
彼だ。
「どこへ行くの」
「貴方がいないところ!」
「どうして? 僕が何かしたなら謝るよ」
「貴方の、そういうところが」
嫌いなのよ、と告げる前に腕を引かれて目が合ってしまった。
眉間に寄ったしわと首もとを伝う汗。何よりもその青い瞳に戸惑いと怒りが表れていた。
「お願いだから、突然こんな場所に一人で走って行かないで。メイドの声がしなかったらどうなっていたか」
泣きそうな彼の声に、引かれるまま彼に身を委ねることしかできなかった。
走り疲れた私は気づけば屋敷の自室で眠りについていた。
意識を失う間際の彼の言葉も聞かずに。
「A嬢は君を真似るのがお好きなようだよ。スイーツは君好みのものを取ろうとして声をかけられただけ。寂しい思いをさせてしまってすまない。そう、君には下町という居場所もあるからね。明日にでもあちらにも手回しをしておこうか。二度と君が僕から離れたいなんて思わないように、ね」
お題『優しくしないで』
悩ましいんだよな。今、婚活をしてるんだけど優しくされたら普通嬉しいじゃない。
だけど、その優しくしてくれる相手の見た目が好みじゃないと、どうもその人からの好意をすんなり受け入れられない自分がいる。いや、これはイケメンでもそうか。
大して知らない人からの好意はどことなく気持ち悪い。優しくしてくれるのも、下心を感じてしまう。
だから、優しくしないで最初から汚い素を出して欲しい。そうすれば、判断出来るから。
目を合わせて、笑って、
名前を呼んで、話しかけて、
きっと誰にでもしてるんでしょう?
気にしてくれてるのかなって思ってしまうから
いっそのこと、優しくしないでと思っているけど
既読で終えないで
話をそらさないで
私を避けないで
って願ってしまう。
だから最初から優しくなんてしないで。
#優しくしないで
-優しくしないで-
優しくしないで。」
私は彼に言った
彼は優しい
みんなに優しい
たまに他の子に嫉妬してしまうけれど
私は彼のその優しさが好き
けど私といる時には
その優しさを自分に向けて欲しい
私に気を使わないで欲しい
どうか自分を大切にして欲しい
だから、
「私に
「優しくしないで」
「おはよう!」
ひとりぼっちで、勉強も運動もダメダメなわたしに話しかけてくれて、
「一緒に食べよう!」
いっしょにご飯食べてくれて、
「一緒に行こ!」
ずっとそばにいてくれて。
うるさいだけの教室が、少しだけ暖かく感じるくらいに幸せだ。
どうしてそんなに優しいの?
わたしのこと好きなのかもって、勘違いしちゃうじゃん。
でも君がわたしを好きなわけない。
わたしのことが好きな人なんていたことない。
どうせこの思いを打ち明けたら君ははなれてしまうんだ。
だから、今はまだこのままがいい。
この日々が、いつまでも続いたらいいのに。
そんな日々もあの子が転校してきて崩れた。
あの子は勉強も運動もなんでも出来て、すぐにクラスの人気者になった。
君はあの子の近くで笑ってて、
わたしとは全然話してくれなくなって。
君に相応しいのはわたしじゃないんだって、
君が好きなのはあの子なんだって、
気づいてしまったんだ。
結局わたしは変われなかった。
元通りになっただけ。
君がいなければ、ずっとひとりだったはず。
そう自分に言い聞かせるのに精一杯。
君との甘くて優しい日々は、思い出になってしまった。
こうなるから、優しくなんてしないで欲しかった。
ベットに寝転んで、泣きながら眠りにつく。
「おはよう!」と君が言う。
他の誰でもない、わたしに向けて。
「一緒に食べよう!」
他にも友だちなんてたくさんいるだろうに。私のところへ来てくれるくらい、君は優しい人なんだ。
「一緒に行こ!」
移動教室のときですら、わたしと一緒にいてくれて。
ああ、わたしは幸せすぎたんだ。十分過ぎるくらい、君にもらっちゃったんだ。
だから、わたしの幸せはもう終わり。もう、他の誰かにゆずらなきゃ。あとわたしができるのは、君の幸せを願うことだけ。そうなんでしょ?ねぇ…
目が覚めた。
さっきまでのは全部夢。
これで、わかった。
君はあの子と結ばれて、ハッピーエンド。
わたしはそれを見てるだけ。
そして、おめでとうって言って、わたしはそれでおしまいなんだ。
もう、君のことなんて忘れちゃえばいいんだ。
きっと、絶対、それがいいんだ。
制服に着替えて、いつも通り学校へ。
あの子と話す君を横目に、自分の席に座る。
教室は五月蝿くて、冷たく感じる。
いつかのわたしと一緒だ。笑えてくるくらいに。
君への思いは手放した。
心はすっきりして、でもすごく冷たい。
…ああ、世界はもう優しくなんてしてくれない。
こんなことになるのなら、最初からやさしくしないでよ。ねぇ!
ヤサシクシナイデクダサイ
ワタシノタメニ
いつもの儚げな表情で、笑うことを忘れてしまったかのようなその唇で、そう、言ったように見えた。
どんなに傷ついても、ボロボロに身も心も汚れてしまっても、瞳がガラス玉のように感情を映さぬようになり、まるで命の芯の部分だけでかろうじて立っているかのようになっても、
決して助けを求めないあなたを、私は…卑しくも私は…あなたのそんなところに惹かれてしまったのです。
『優しくしないで』
人とは支障にならない程度の関係でいい。
なにか失敗したからって
励ましとかいらない
勇気づける言葉なんていらない
所詮仮初めなんだから
私なんかに優しくしないで
単純な私にはその言葉一つで心にくるから
優しくなんてされたら
弱い自分が出てきちゃうよ…