『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【優しくしないで】
そんなの無理
優しく、優れた子になりなさい
ずーっとそう叩き込まれてきた
誰にも優しくされなかったけど…
私は多分、
自分で言うことではないけれど
誰よりも優しい
それは凄いこと?
いつも誰かのために
自分を後回しにして優しくして
自分を壊しても尚
他人に
嫌いな人に
優しくして…
優しくしたらしたで
それがみんなの当たり前になって
なんの得にもならない
結局私は何も得ない
いっそのこと
もう君は誰にも
【優しくしないで】
って言ってくれないか?
優しい子はさ
もうやめたい…
優しくしないで ごめんなさい!時間があったら書きます。
コーヒーあげるその一言が嫌いだった優しくしてもらうのが嫌いだからしないでそしてその彼氏はふられた。
優しくしないで
期待してしまうんじゃなくて
期待しすぎてしまうでしょう
やっぱり貴方だなって思ってしまう
もう
あの思い出も
あの気持ちも
全部心にしまっておいたのに
その優しさは
貴方の大好きなところで
貴方の大嫌いなところなの
#優しくしないで
お題《優しくないで》
あなたの優しさは光にはならないから。
孤独と毒がじわじわ身体全体を彩ってゆく。
あなたの《すき》は、わたしとはちがう。
なのに、あなたは鈍感。
ねえ希望にすらないのなら、いっそ絶望の海をみせてよ。
深淵の森を彷徨うわたしは、あなたのランプにはならない光で溺れてゆく。
私ににこって笑って優しくしないでよ
期待しちゃう。ニヤけちゃう。あなたの優しさ、笑った顔、力強さ、色んな仕草を見る度に好きが増す。だから優しくしないで。諦めがつかないよ
優しくしないで
もう優しくしないでほしい勘違いしたあとに裏切られるのが怖いから。「優しくししないで」と言うとなんでだよと言われるのが辛かった。嫌われたいわけじゃない。ただ怖いだけ。ありのままの自分に気づいてほしかっただけ。でも私の周りからは人が離れていった。理由は分かっていたが私は引き止めもしなかった。引き止めても無駄だと思ったから。
優しくしないで
私が好きなあのこには、他に好きな人がいる。
私との恋愛契約は結んではくれない。
急な雨に打たれて雨宿りしていたら彼も
ここにいる。彼の名前は優太。勇太は今この
瞬間でさえも私を見てはくれない。
勇太はスマホをみて言う。
「愛の奴、傘持ってないのか。
迎えに聞かなきゃな。」
「行きなよ!私は大丈夫!晴れ女だから、
時期にやむはずだよ!」
「そっか、」
彼は雨のなか走り去ってゆく。私を置いて。
これでもう諦められる。勝ったよ。自分に。
「あははは!私ってば最強!!自分に
一瞬で勝っちゃった!!」
雨のなか悲しみを押さえた微笑みで諦めた
小さな思いを涙で押し込む。その時、
「はい。」
彼が私に傘を差し出す。
「近くのコンビニで売ってたからこれ使えよ」
なんでよ、優しく。しないでよ。
「優しく、しないでよ!」
「……!」
優しくしないでよ、
消えてしまう気がして、目を醒ました。
いや、正確には眠っていたわけではないのだが、意識が、過去から戻ってきた感じだ。
ずいぶん長い時間が経ったようなのに、ローマ数字の置き時計はさっきから一分も進んでいない。
何をしていたんだったか。
ここは、私の部屋。いつもの家具の配置、天井まで平積みになった本や書類。今、私はベッドに座っているが、この上に広げていた資料はどこへやったっけ。カーテンが翻り、紅い光が射し込む。置き時計の回転振り子に反射して、私を包む空気が紅く染まった。かつて死の間際に見た景色が頭をよぎり、スッと表情に影がさした。
ドアが開く音がして、とっさに身構えるが、入ってきたのは彼だった。
そういえば、昨日から一日休みをもらったのだが、逆に無理をしてしまったらしく、医局まで連行されたことを思い出す。昼過ぎに帰ってきたが、仕事をしている時にいきなり呼び出されたのは肝が冷えた。まあ、その後医局からの帰りに倒れるまで自分でも不調に気づかなかったのだから、気がついた彼は本当にすごいと思う。本当に。
私を心配して、なにか質問しているようだが、頭に靄がかかったようで、正直、話が入ってこない。
気持ち的にはかなり回復したつもりだったが、体の方は思うより重症だったようだ。重傷でもあるが。
異能力も、魔法も、術も、禁止されてしまって、体調を取り繕うことができない。どうやって誤魔化そうか、と考えたところで、どうやら私は普段から、無意識のうちに様々なことを誤魔化しているようだ、と気がつく。
早く仕事をしなければいけないのに、いや、期限付きのものは1ヶ月先の分まで終わらせたんだった。
でも巡回警備がある、いや、当番は来月からだ。
友達に頼まれていた機械修理、も、この間終わらせた。
あれは、終わった、これは、終わった、あのときの、も、終わった。
あれ…?なにも、すること、ないじゃないか。
休んでいる暇はないのに、することがなくなってしまった。どうしよう。なにか、役はないか。
演じなければ、私を、つくらなければ。
いつもの私は、なにをしていた?
なにが好きで、なにが嫌い?
するべきことは、なに?
なあ、頼むから優しくしないでくれよ。
私は、やらなくてはいけないんだ。
なにを?
守らなくては。
誰を?
早く、速く、はやくしなくちゃ。
なんで?
嗚呼、どうしよう。
そんな目で、見ないで、看病も、しなくていいから、友達にも、知らせないで、待って、いかないで、救けなくて、いいから、一人に、しないで、あっちに、行って…
なにを考えているんだろう。矛盾、矛盾、矛盾。
おかしいな、これくらい一人で、耐えられるだろう。家に、一人は寂しいな。いや、おかしいよ。
なんだ?変だな。思考がまとまらない。頭は動かないのに、眠れない。君はずっとここにいるつもり?私なんかの相手、つまらないでしょう?仕事もあるだろうし。帰っていいよ。食事?ちゃんと取るからさ。薬も、飲むよ。寝れるかは、わからないけれど。ちゃんと休むよ。一人で、いいからさ。迷惑かけたくないんだ。みんなに、離れてほしくないんだ。だから、一人にしてくれないか。
だから、優しくしないでよ。
「優しくしないで」
あなたが優しい人だと知っている。
目があったときに手を振ってくれることも
笑顔で話してくれることも
全部、誰にでもするのよね。
私が特別なわけじゃない。わかってるの。
優しくしないで
期待してしまうの。
優しくされると。
もちろん分かっている。
あなたの性格だもの。
誰にでも優しいのは。
だからこれは『特別な』優しさなんかじゃない。
でも、やっぱり期待してしまうの。
あなたの優しさに溺れてしまいたくなるの。
抗う術なんてない。
抗いたくもない。
私だけの『特別な』優しさを頂戴。
他の人には、どうか優しくしないで。
【優しくしないで】
優しくしないで
私の体はトゲでいっぱい
触ってしまうと
あなたが 怪我をしてしまう
なんであなたは
ずかずかと
私のもとに来るの
来ないでと 言っているのに
私のせいで
あなたを傷つけることが
とても怖い
でも
優しくされると
その分だけ
よりかかりたくなってしまう
優しくされると涙が出る。突き放してしまう。だけど本当は抱きしめて欲しい
言葉なんていらないから、黙って抱きしめて欲しい。
お休みなさい。
優しくしないで
私の事なんかほっといてよ…
話しかけてこないでよ…
心配しないでよ…
貴方に優しくされたらこの気持ちが諦められなくなる。
私は次の一歩を歩み始めたいの。
だから…、
『優しくしないで』
優しくしないで
勘違いして好きになります。
優しくしないで
結局は傷ついてしまうから。
優しくしないで
でもありがとう
【優しくしないで】
同僚の川原さんという男性がいる。
すごく仕事ができるのにそれを鼻にかけることもなく、気配り上手でみんなに好かれている人だ。
私が仕事でミスをした時も、さりげなくフォローをしてくれた。疲れている時には、そっと缶コーヒーを渡してくれた。仕事がうまくいった時は、一緒に喜んでくれた。
私がそんな川原さんを好きになるのには、あまり時間を要さなかった。川原さんへの気持ちに気付いてからは、毎日の仕事が楽しくなった。職場に行けば、川原さんに会えるから。
だけど、その幸せは長くは続かなかった。
川原さんと他の社員が話しているのをたまたま聞いてしまったから。
来週、奥さんと旅行に行くのだと、川原さんが話していたのだ。
まさか、川原さんが既婚者だったなんて。全然知らなかった。普段は結婚指輪をしていないから、独身なのだろうと思い込んでいた。
不倫なんて絶対にしたくないから、川原さんのことはこのまま諦めよう。私の想いは封印しよう。そう思ったのに。
私の気持ちなんて知らない川原さんは、暗い顔をしている私に優しく話しかけてくるんだ。
元気がないなら話聞くよ。それとも、嫌なこと忘れられるようにみんなでパーッと飲みに行く?なんて言うんだ。
お願い。これ以上、優しくしないで。
ますますあなたを好きになってしまうから。
このままだと、育ててはいけない私の恋心を殺せないから。
優しく、しないで。
優しくしないで
高校生の頃、傾倒していたオフコースの歌。
「愛を止めないで」という歌がある。
歌い出しが、「優しくしないで」だった。
このテーマを見た時、すぐ思い出した。
恋に臆病な女の子を思いやる詩である。
小田和正らしい、優しい歌詞である。
今の自分には、優しくしてもらいたいが、
若い頃は、人生の修行として、厳しくされた方が
いい時もあった。
突き放されて、考え直す機会も与えられた。
成長期には必要なことなのかもしれない。
優しくしないことが。
300字小説
精霊の森の守り人
『優しくしないで。短い時を生きる貴方に出来ることなんてない』
この精霊の森を、その主である私を守りたいと言った貴方の言葉を私はすげなく否定した。人の時は短い。なのに貪欲に生息範囲を広げていく。それを止められるものか。失望するくらいなら、期待などしない方が良い。そう冷たく言い放った私に貴方はただ笑っていた。
そして、貴方はやり遂げた。その短い人生を森と私に捧げ、同志を集め、交渉を続け、とうとう森を保護する法を作り上げた。
こうして森と私は貴方の言葉とおりに守られ、穏やかに暮らせるようになった。
たった一つ以前と変わったのは、私の視線の先、森の様々な光景に、思い出の中の貴方の姿が映り込むようになったこと。
お前「優しくしないで」
優しくされると、泣きそうになってしまう
だから、貴方は皆の所へ戻って
いつもと同じように過ごしていてください。
「別れよ...」
体が後ろに引っ張られる気がした。
「ほんとに、それでいいの?」
ドキッとした
ああ、もう終わりなのか
「僕は嫌だよ」
そして
この言葉で落ち着く
まるで待っていたかのように
腑に落ちる
..最初から言わなければいいのにね..w
【優しくしないで】