『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雨が降る下り坂を
傘も差さずに歩いた
道路脇をいつかの花びらと
不甲斐なさが流れている
こんなのはとんだ三文芝居だ。
横隔膜の上の気持ち悪さが
僕の息を邪魔するんだ
視界の端、道行くランプが鬱陶しい
こんな悲劇のごっこ遊びがしたいわけではないんだ
ああ、
ああ、
どうか優しくしないで
生温い毒はもううんざりなんだ
もう、優しくしないで。
(優しくしないで)
優しくされて捨てられる
それなら最初から期待しない方がいい
そんな僕の心に唯一触れたのは貴方だった
大好きだから長生きして
昔みたいに1人ぼっちは嫌だから
私の職場で働いていた
8歳年上の先輩は
気さくで優しく厳しく尊敬できる先輩。
まるで白馬に乗った眼鏡の王子様。
先輩が退職し3年がたった。
私が結婚し離婚の話が出ていた時。
先輩に連絡した。
離婚のこと、不倫されたこと。
先輩は優しかった。
二人で会うようになって
だんだん距離が近くなってきた。
私は疑問には思ったが嫌ではなかった。
ずるずると
名もない関係になってしまった。
優しくもあり、厳しくもある。
気まぐれに連絡される。
都合がいい後輩になってしまった。
私からは連絡はしない。
先輩には家庭があるから。
私には築けなかった、温かい家庭が。
先輩からの連絡で一喜一憂。
今日あったことを話す日もあれば
会えるか聞かれる日もある。
あぁ、私は誰の一番にもなれない。
もう、都合よく優しくしないでほしい。
優しくしないで
優しくしないで
“大丈夫”
“いつでも頼って”
そんな言葉をかけられると期待してしまうから
この人なら、私を救ってくれるって思ってしまうから
やめて
お願い、優しくしないで
失ってしまうのが、きっと怖いんだ
1人残されるのが、辛いんだ
だったら最初から1人ぼっちのほうがよかったって…
悲しいよ
その優しさが
酸性雨みたいに私の心を溶かしてく
優しくしないで
私にとってあなたは…あなたの優しさは眩しすぎる…
お願い…これ以上は苦しくなってしまうから…
優しくしないでほしい…
怒鳴り超えが今でも耳にこびりついている。どうしてあんなこと言ったんだろ。怒りに身を任せてたらとんでもないことになってしまった。
本当はわかっていた。でも、それを認めたくなかった。
事が起こったあとじゃ、もうどう足掻いてもどうにもならない。
過去を変えることはできないのだ。
「私は大丈夫だから、もう自分を責めないで」
彼女はそう言った。その言葉が私を余計に苦しめた。
彼女は笑顔を作っていたが、傷ついた心を隠せていなかった。その目は怯えている。
今日も前と変わらない日常を送った。友達とバカやって、楽しい時間を過ごす。その中に変わらず彼女もいて、一緒に笑っていた。
このまま、何もなかったことになるのだろうか。
そうなって欲しいと望む自分とそれでは駄目だと言い聞かせる自分が頭の中で戦っていた。
いっそ、傷ついて私を指させばいいのに。
隠そうとする彼女の優しさが私を苦しめ続ける。
どうしたらいいの、苦しい、嫌、いつ終わるの?
もし、これが彼女の狙いだったら?
そう考えるときには私は、もう彼女の前にいなかった。
#優しくしないで
わたしの好き…と
あなたの好きは
似てるようで少し違うの
わかってる
困らせるつもりはないの
それでも捨てきれない恋心
消えない幻影が
わたしを捉えて離さない
ズルいわたしは
その優しさにすがって
忘れたい 忘れさせてと
もたれかかりそうになる
友達でずっといられるほど
私たち子供じゃない
いつのまにか大人になってたんだ
哀しいほどに…
あなたの好きに
見上げた月が滲んで見えた
優しくしないで
君が僕に笑いかける度に胸が高鳴る。
でも知ってるよ。
君には好きな人がいて、その人に夢中だって事
みんなに優しくしてるのは分かってるけど、
僕は特別だと勝手に勘違いしてしまう自分が憎い。
まぁ、一番距離が近くて頼られてるのは僕だけだけどね、。
必死にバレないように、これからも言うつもりなんてない。
僕が女の子だったら、君は見てくれたのかな。
今日も君の隣で、誰よりも近くで笑ってる。
でも君は優しいから、少しの事でも心配してくる。
優しさは時に人を傷つけるってこの事。
できれば優しくしないでほしいけど、、
まぁ、君の一番近くにいれるなら、男でも悪くないね、、。
〚優しくしないで〛
日本って相手の事を一番に
考える国だからすぐ忘れて
しまう自分の生きてる意味。
貴方は貴方の事を考えて生
き自分は自分の事が考えて
生活するのも大事だと思う。
それでも、先に相手を考え
る日本は自分の気持ちが複
雑になってる事を知らない。
優しくされたら嬉しいから
って自分にして貰いたいか
ら優しくするんでしょ?
優しくしないで…存在事態が神だから
居てくれるだけでいいの。
たまに撫でたり吸わせてもらえたら
それだけていいの。
女
もういい大人って言うかおばさんだし、
勘違いして傷つくのイヤだし、
バカみたいに浮わつきたくないし、
連絡来るのだって暇潰しだって分かってるし、
食事の約束だって社交辞令だって知ってるし、
だからもう優しくしないで。
本当に好きになっちゃうじゃない…
男
じゃあ、僕の出来る最大限で優しくしますね。
食事はいつ行きましょうか?
優しくしないで
いやいや「優しくしないで」なんて言わない!
みんなー私に優しくして♡
優しい言葉でも、マッサージでも、お茶碗洗うのでもいいから… 優しくして!
そしたら私もっともっと頑張れるからね
#優しくしないで
アイスいる?って聞かないで
チョコレートの包み紙剥かないで
大好きなチーズ冷蔵庫から出さないで
ワイン注いで渡してこないで
冷やしたポッキー持ってこないで
優しくしないで
みんな 優しい
「頭いいね」とか「勉強頑張って!」とか
優しいと思う 。
けど 、 私は そんな優しい言葉なんていらない
だって 今までそうやって育てられたから
甘やかされたことなんて1度もないから
だから そんな 優しい言葉かけられると
「もっとみんなに認めて貰わなきゃ」って思っちゃうの
おかしいのは知ってる けど
みんなに嫌われたくないから 頭良くなって、 優しくなって、 我慢して、
だから 優しい言葉なんて かけられるのは 迷惑
けど 私は 優しい言葉が欲しかった もっと前に
けど 友達も先生も親友も 全員 私のことを 信じて 応援してくれて
「頑張って!」とか、「偉いね」 周りからは優しい言葉
だと 思われると思う 。
けど 私から見てそんなの 外側の面に過ぎない
悪い点数を取ると 絶望されて
自分の居場所なんて ほんとうは 何一つない気がして、
優しい言葉は この世に存在しないんじゃないかって 思ったりした
優しい言葉をかけて欲しかった
でも こころは いつの間にかボロボロに傷ついていた
だから 優しくしないで 優しさなんて
優しさなんて 、
優しさが欲しかった 周りの子みたいに
普通の生活で 普通に過ごすことがしたかった
優しくしないで
優しくされたら 泣いちゃうじゃん
みんなの前で泣くことなんて許されないのに
みんな 今までそんな言葉かけられて育ったんだって 、
私は自分が大嫌い
素直に 「優しくして欲しいな」とか 「普通の子と同じ接し方して欲しいな」
って言えばいいのに 口が動かない
心の中で思うことしか出来ない
素直じゃない自分が大っ嫌いだ
惨めになるから優しくするな。
悔しくなるから優しくするな。
頼むよ。いつも通りでいてほしいんだ。
やらかしたことを自分で考えて、答えを出したいから、優しさは邪魔なんだ。
優しさはいらないんだ……今は。
いつか終わる……
わかってる
ほんと
辛いから
優しくしないで
私から
さよならなんて
言えるわけない
こんなに好きなのに…
優しい人
だから惹かれたんだと思う
でも、みんなに分け隔てなく優しいきみだから
心の奧は見せてくれない
恋人の立場でも
君のその優しさが、私にやきもちを妬かせることもあるだろうし
片想いなら
その優しさを勘違いしそうになるけれど
間違っても自分だけと自惚れてはいけないの
、、優しさはときどき罪になる?
30:優しくしないで
優しくしないで
こんな事、許されるわけない。
いつまでもこのままではいられない。
今日もまた、時間が来てしまった。
分かっている。
時間なのだ。そろそろ……。
それなのに、また誘惑に負けてしまいそうになる。
ふわりと優しく包みこまれていると、俺はいつのまにか目を閉じて、その身をゆだねてしまいそうになる。
寒いこんな朝は特にそうだ。そのぬくもりから離れたくない。それでも強い意志を持って、ぐっと身を伸ばして誘惑を克服しようと努力する。
しかし、俺を包むこの温かさは、まるで俺を引き戻そうとしているかのようだ。
いつまでもここにいてもいいよと、言っているかのようだ。
やめてくれ。
こんなに優しく包みこまれたら俺は。
俺はもう、ここから離れられなくなってしまう。
このままでいると、恐ろしいことが起こるとわかっている。
だからこそ俺は身を起こして、ベッドを出なければならない。
けれど最後の抵抗とばかり、俺はぎゅっと枕を抱きしめる。
いやだ、たとえ時間が来ても離れたくない。
俺は何度も時計を見ながら、往生際が悪いとわかっていても包み込むぬくもりにいつまでも身を任せていたいと願う。
俺はそのまま、目を閉じた。
*****
しつこくなり続ける三度目のスマホの音で目を覚ました俺はアラームを止め、時計を見た。
「やばっ! もうこんな時間だっ!!」
あわてて体温で温まっているベッドから起き上がる。
今から出勤しても、出社時刻には間に合わない。
俺は会社に遅刻する旨の連絡を入れてから、慌ただしく準備をして家を出た。
優しくしないで
「そんなに優しくしないで!!
私のこと、対して好きでもない癖に
私のことなんてどうとも思ってない癖に思わせぶりなことしないでよ!!
貴方のせいでずっと苦しいよ…」
と君は涙を一粒流した。
気付かなかった。
だって、いつも笑顔で明るく僕の隣に居てくれていたじゃないか。
その笑顔に惹かれて、楽しく毎日を送れていた。
好きで大好きで愛しているのに。
どうして君はそんなに…あっ、これ直接彼女に伝えていたか?
…伝えていなかったからじゃないのか?
そりゃこうなるわな。
…今からでも気持ちを伝えるのは遅いだろうか?
いいや、遅くてもいい。
「ごめん。こんなに苦しい思いをさせて。
君のこととっても好きだよ。
大好きだよ。
愛してるよ。
…ちゃんと言葉にしなくてごめんね。
これから、ちゃんと言葉に、行動にしていくから
まだ、一緒にいてもらってもいい?」と抱きしめて伝えた。
これに君はこう答えた。
「ーーーーー。」
(※この鍵かっこ内の台詞はご自由に想像してください。)
優しくしないで
ウーン
やっぱり優しくされたいし
優しくしたい