『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
Don't be kind to me, or I will hurt your heart.
I don't understand your thinking and I can't return your kindness. But if you don't want it to me, If you ok for I hurt your heart. Please stay with me.
「優しくしないで」
感情がぐちゃぐちゃになったとき、
君の優しさを求めてしまう。
君はただただ温かい人だから、私が不安に陥ると心配してくれる。
(きっとみんなに平等で、だれが泣いてても慰めているんだろうな)
その優しい声と心配してくれる君の気持ちに幸せを感じちゃうから。
私は君じゃないと駄目なのに。君じゃなきゃ安心しないのに。
(もう優しくしないで)
甘えてしまう自分が嫌いになるくらいなら、君の優しさは苦しいから。
だけど、そんな関係でも君といたいから。
偽りかもしれない優しさでも、
一緒にいたい。安心したい。
ほんとはもっと優しくされたい。
その優しさは私だけがいいな。
優しくしないで
優しくされるととても
貴方のことを信じてしまいそうになる
優しくされるともっと生きていたくなってしまう
もしその優しさに溺れて
僕が僕ではなくなってしまう気がするんだ
【優しくしないで】
「中途半端に優しくしないで」
そう、恋人に言われたことがある。
私にとっては特別な意思があったわけではないが、それがかえって相手にとって傷つく原因になったらしい。
優しくしないでと言われても、優しくしないことは私にとって難しいことである。
誰しもが手を差しのべたくなる、優しくしてあげたくなる、そういう感情があるのではないだろうか?
これは、私が《優しいから》という訳ではない
言うならば偽善に近いといっても過言ではない
私がしてあげたいからしてあげた
そんな、自分勝手な優しさの押し付けである
誰かにとっては迷惑かもしれない
ただ、偽善でも助かる人がいるのであれば私はこの優しさを捨てることは出来ないだろう
「優しくしないで」
その言葉が彼女の口から出たのを僕はしばらく受け止めなかった。
優しくするな、だなんて。僕は彼女に好かれたいが為にしてきたのに。
もちろん、彼女の気に触るようなことがあれば、その日の晩には直したし、彼女が辛そうにしていればいつも僕が誰よりも先に手を差し伸べた。
それに彼女は嬉しそうにありがとうの言葉を返してくれたんだ。それが毎日嬉しくてたまらなかった。
毎日メッセージアプリで、今日あったことを何時間も話すんだ。毎日欠かさず電話だってするし、彼女の悩みはなんでも聞いてあげた。解決してあげた。
それなのに
「なんで、だって僕たち」
隣の席の彼女が、口に手を添えて窓の景色を眺める姿が好きだった。絵に描いたようなその光景を毎日違った天気の中、僕が軽くスケッチをするんだ。
そのスケッチに彼女が面白可笑しそうに協力し始めてから、彼女と僕は良く話すようになった。
僕と出会ってから、彼女の笑顔は格段に増えた。気のせいだって?違うよ、これはだけは断言出来る。
僕のスケッチには、毎日違う優しくて美しい彼女の横顔が描かれている。
そのスケッチを見ると、日に日に口角が上がっているんだ。ほんの少しだけ、だけれど。
でも偶に、僕と意見が食い違った時、悲しそうに眉を顰めるんだ。
それに気がついてから、僕は彼女に優しくしてきた。彼女の寂しそうな顔は、もう二度と描きたくなかったから。
「辛いの」
「何が?」
「私、あなたと別れるのが辛いの」
また僕は呆然とした。
そして少し、何かを察したように僕は口を開く。
「話、聞くよ」
【カラフル】
優しくしないで
それが当たり前になる怖さを知っている。
欠乏が渇望に変わる怖さを、私は醜いほどに知っている。
(2023.5.2)
─優しくしないで─
私、あなたのことが嫌いです。
私を一番にしてくれないあなたが。
私だけに優しいふりして思わせ振りしたあなたが。
ここまで私をおかしくしたあなたが。
でも、あなたと出会ってからの私も嫌い。
最初は明るすぎて嫌いだったはずなのに、いつの日か好きになって。
片思いでいいからって、あなたを見守るだけの恋をして。
あなたのことを嫌いになろうとしても逆効果で。
どうしてもあなたに期待してしまう私が嫌い。
だからもう私に笑い掛けたりしないで。
もう私に話し掛けないで。
もっとあなたが好きになって、自分が嫌いになっちゃうから。
あなたの「自分を好きになれ」って言葉を、私は守り続けたいから。
酷いことを言ってるのは分かってる。
でも私、傷つきたくないの。
だからもう、私に優しくしないで。
「優しくしないで」5/2
アナタを好きになった。
告白した、フラれた。
それなのに、アナタは変わらず優しい。
ねぇ、いっそ気持ち悪いって言って、
嫌いだって言ってよ。
どうか、諦めさせてよ
優しくしないでなんて
言えない
優しくしてほしいから
いつもごめんね
夫よ
【優しくしないで】
私は比較的甘やかされて育ってきた人間だろう
家族や友達に恵まれ、平凡な家庭で生きてきたはず。
でも、迷惑だったかもしれない。
本当は関わりたくなかったかもしれない
仕方なく関わってくれたかもしれない
この関係はすぐ終わるかもしれない
そんな"かもしれない"という疑心が重なり
疑心暗鬼になった。
いい家庭、いい友達、いい環境…
たくさんの"いい"が集まった場所に生まれてきて
本当に良かったのか?
もっと他に、この場所にふさわしい人間がいたはずだ
なぜ 神は私を選んだんだろうか。
優しくしたら付け上がる性質なのが私だ
"いい"を利用して甘え出すのが私だ
この"いい"を見習って将来に活かせるような人間に…
私はこの場所にいてはいけない
もっと厳しい場所に行かなくてはいけない。
優しくされてはいけない。
優しくしてはいけない。
でももし…叶うならば
弟だけじゃなくて…
私もその"いい"に触れたい。
1度だけでもいいから。
――――――――見てるだけでも温かいけど
おまえが、たまたま優しい奴だったから、オレみたいなのに好かれて、可哀想だ。
優しくして、祟られて。恩を仇で返されて。
だから、これ以上は…………。
もう関わるなと言えよ、オレ。さあ、早く。
「なあ、もうオレのことは…………」
放っておいてくれと続けたかったんだが、おまえが、オレの手を取るから。
「…………」
口を閉じてしまった。
空いている方の手で、オレの頭を撫でるおまえ。
オレは、くしゃりと笑った。
僕に優しくしないで
その優しさが僕の心を抉るんだ
【優しくしないで】
#7
①
あなたに幸せをあげるのが、
私の役目なのです。
あなたのためならなんでもできるのです。
なんだって捨てれるし、
どんなことだってできるし、
死など拒みません。
しかしあなたは私にも幸せを与えようとします。
私にはそれがどうしてなのかわかりません。
きっと私に優しくすればするほど、
あなたの手を煩わせ、
あなたは迷惑に感じるはずなのです。
あなたが私に優しくすればするほど、
私は自分の役目を果たせなくなり、
自分の意義を見失うのです。
だからどうかもう優しくしないでください。
私をなくしてしまう前に。
「優しくしないで」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人でーす!
気軽においでね!!
管理人は絶賛落ち込み中なので、
あんまり陽気に話せないかもしれないけど、
すぐ戻るから!!!安心してね!!
②
私は愛を欲していた。
その愛は、君からでなくても、多分良かった。
しかし君から欲しがったのは、
色々な偶然が重なったからである。
君も、多分愛を欲していた。
その愛は、私からでなくても、良かった。
君は、多分優しい人だから、
少なくともそう思われたいと思っているから、
みんなに対して優しかった。
私に対しても優しかった。
でもみんなに対して優しいわけであって、
私だけに対してではないわけであって、
多分特別な人は他にいるのであって、
そういう風に考えたら、
私は自分の愛にすっかり溺れてしまって、
声を出すのもままならなくなってしまった。
君の優しさは私の愛を後押ししてしまうから、
もう優しくしないで、私を救い上げて。
「優しくしないで」
↑の詩がフィクションなのかノンフィクションなのか気になった人は、ぜひ、
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャに来て、みりんに聞いてみてね!!
お願いだから優しくしないで
優しくされると弱くなるの
強くあらなきゃいけないのに
その優しさに包まれる度弱くなってく
優しさという温もりを知ってしまったらもう戻れない
冷たい現実以外の何も知らなかったあの頃には
戻れなくなっていく
温もりを知ってしまったからもうその温もりを
手放せない
もう離れられない
だから
だから……
-僕に優しくしないで。
見捨ててよ、こんな役たたずで愚鈍な僕を。
その温もりで僕を包まないで。
愛してるなんて、言わないで。
どうして彼女がいるのに、私なんかに優しくするの?
SNSで知り合った男性、相互フォローで共通の趣味のある彼。
ある日私は、SNS内で叩かれた。特に悪いことをした覚えはないけれども、叩かれた。
外野は煽るだけで、私を擁護する人などいなかった。面白がって一緒に引用して叩いたり、空リプでリアクションをとったり。
そんな時に助け船を出してくれたのが彼だった。表で私を守ってくれて、裏のメッセージでは励ましてくれた。
そんなことをされたら、好きになっちゃうじゃない。
それがきっかけで、電話をするようになった。
毎日メッセージのやりとりを、おはようとおやすみの二回は確実にしてくれて。
まさかオフ会とは言えない人数だけど、何人かで一緒に会ってくれた。
その会った時に紹介された、彼には彼女がいる、と。彼の隣におしとやかな女性がいて、それが彼女だ、と。
どうして彼女がいるのに、こんなに私に優しくしてくれるの?
彼女の方も嫉妬とかしないの?
私だったら絶対に妬いてしまう。彼女でもないのに、今現在、妬いている。
それが彼の長所なのかもしれない。でも、私がその気になっちゃうじゃない。
あの時助けてくれたのは、本当に感謝している。感謝してもしきれないくらいに。
だけど、これ以上、優しくしないで……。
【優しくしないで】
#20「優しくしないで」
その顔
その声
その目
その笑顔
その優しさ
すべて俺のものにしたかった
でも君は俺のことを拒否をした
俺じゃダメだと
恋人だと言えないと
だから話す機会があってもこれからは優しくしないでほしい
また、君に惚れてしまうじゃないか
優しくしないで?
私は別に優しくなんかないよ。
ただ、弱いだけ。
自分よりちからのないものに
寄り添うのは、私が弱いから。
もっと強かったら
きっともっと大きなものに
立ち向かっていけると
思うんだ。
だから、私のは、優しさなんか
じゃない。ただの甘さ。
きみは私の知らない場所で
どれだけの苦味を
味わってきたのか、
正直な所、まだ何も知らないし、
わかってあげられないかも
しれない。
私が本当に強くて
本当に優しさがある人間だったら、
同じ分だけ、歩みよって
あげられるのにね。
ごめんね。
変わってるよね、という言葉に関しては、もはや悪口と感じるセンサーに引っかからなくなって久しい。
優しい肌触り、敏感肌にも優しい、髪に優しい。
それらの謳い文句が並ぶ商品は、みなお財布にだけは優しくない。
変わってるよね、とまた云われた。
わざと流行遅れの、棚の端に追いやられた商品ばかりのカゴを見下ろす。一瞬こちらを窺う、店員のまなざし。
肌に優しくなくていい、髪に優しくなくていい、周囲の誰も彼も別に優しくしなくていい。私を理解しなくていい。
お財布に優しいことを第一に考えているだけです。だから、セール品に身を包み、特売品を買うばかりの人間のことを、変わっているとか、可哀想とか売れ残りなんて、陳腐な謳い文句でくくらないでください。
(優しくしないで)
※フィクションですのでお気遣いなく。
小さい頃に両親が亡くなってから
私は施設で育った…
優しくされたこともしたこともない
だから人と関われない
今日はそんな私を引き取ってくれた人に聞いてみた
なんで私を引き取ったの?
「だって優しそうだったから」
どうゆう事だろうか
優しさよくわかんない自分にそんなことを言うの?
「それに昔の私にとても似ていてね」
この感情は初めてで戸惑った
この人の言ってることはよくわかんないし
この人の表情も見た事ない
混乱していると頭を撫でられた…
「優しくしないで! 」
反射的にでた言葉だった
悲しそうな顔で謝ったその人を見て辛くなって
涙が溢れた、それと同時に忘れてた小さい頃の出来事を思い出した。
「お母さん…今日ね…」
「うるさいから喋んな」
この繰り返しで痣が増えていったこと…
その人は優しく私を撫でた…
『生きててごめんなさい…ごめんなさい…』
そう繰り返す私に優しく
『大丈夫』とだけ言ってくれた
その言葉が優しさなのだと知った…
未来に行ってきた。
いや、見た?
…彼の、死の未来を。
一ヶ月後の…
これ以上、優しくしないでよ
泣きたくなるじゃない
お題
優しくしないで より