『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君以外、何もいらない。
お金。 権力。 地位。
君以外のものがゴミと同等に見える。
それくらいに、君は眩しいし美しい。
君を手に入れることは僕なんかにはできない。
でも、君は僕のすべてだ。
お題 何もいらない
お題《何もいらない》
永遠に手に入らなくてもかまわない
だから君の言葉を 物語を 聴かせてよ
君の言葉がわたしの世界を創るから
永遠に手に入らなくてもかまわない
わたしが君にあげるから
わたしが君をつれていくから
だから君だけの永遠を教えてよ
漫画でありそうなことだけど、
私はあなたがいれば何もいらない。
あなたがいるなら何も望まない。
何故だ、
何故今なのだ。
君に思いを伝えようとしたその瞬間、
僕のいのちの火は消えかけている。
このまま消えてもいい。
だから無責任だろうけどこの思いは届けたい。
ずっと思ってきたのだ、小さい頃からずっと。
お願いだ神様
もう何もいらないから、だから……
言葉の続きを発する力を僕にくれないだろうか。
─何もいらない─
何もいらない
この先、身軽で…
ゆっくりとやすみながら
…
一瞬でもしあわせや優しさ
を感じられたらそれでいいの
…
身軽で自由…
何にも囚われず
傷ついて…グサグサと
でも…相手の勝手な考え…
合わないなら距離置いて
…合うものに癒されて…
その身軽さがいいの
何も執着せずに
自由に…
何もいらない
おもちゃ箱に眠る ちいさないのち
いつしか忘れ去られて 気付けばごみになり
お気に入りのあの子だって 遠い記憶の彼方
ほこり積もったおもちゃ箱
さびついたあの子がじっと見ている
古ぼけた記憶の一ページ セピア色の夢を見る
ガラスのくつはひび割れて
王子様は棺の向こうでわらってれ
しあわせの終わりは 土のしたにかくれてる
あまざらしのおもちゃ箱 傘のなかから見下ろして
まばたきひとつ 走り去る
きっと夢は もうみない
何もいらない。
何もいらないから、ただ、
きみにそばにいてほしいと、
今の私に言えるだろうか。
今のあなたが言ってくれるだろうか。
ワードをみて、ふとそう思った。
丸裸の私を見て、あの時、
ふとんをかけてくれたきみに。
逆の立場だったら、
私にはできたかな。
きみが病人だからとか
女だからとか
あんたはそんなことばかり
気にしてたみたいだけど、
そんなのは、どうでもいいんだよ。
ただありのままのあんただから、
惚れたんだよと、
あなたは、いつか話してくれるかな。
ある人は、お金があれば何もいらないといい
ある人は、命さえあれば何もいらないという
また、ある人は、命さえいらないという
人は、傲慢でありまた、私も傲慢である
全てが欲しいと思えば全てを喪い
喪ったと嘆けば心さえ死に絶える
自分は、何の為に産まれたのか
命さえいらないと思う事もあった
何もいらない、必要とされてないと
思い生きてきた中であなたに、出逢えた
あなたさえ、笑顔でいてくれるなら
今の私は、何もいらないと思える
その奇跡に感謝を
ある程度揃えば
「確かに何もいらない」
ただ、無いんだよ。
ひたむきな黒い瞳
柔らかな髪
無垢の子の魂
出会えて良かった
あなたに会えて本当に良かった
だからもう
何もいらない
『何もいらない』
元々 何も持っていないから
全て 与えられたものだから
いずれ 手放し
次に 託すものだから
何も いらない
あの世には持って行けないから
目が覚めた…
また今日がきた
苦しくて、辛い今日が
なんでこんなに苦しまなきゃいけないんだろう…
なんで「私」が生まれてきたんだろう…
私じゃない誰かが私の代わりに生まれて
幸せに暮らせば良かったのに…
そもそもなんで「私」なんだよ…
望んでなかったなら産むなよ
私も苦しいし、あんたも迷惑してんだろ…??
もう疲れた…
もうやだ…
何もいらない…
何もいらないから…
この世には始めっからなかった存在になりたい…
何もいらない 本当は欲しい
だって僕は何も 僕だって欲しかった
望んではいけない 望めない
そう教えられてきた そう思ってたから
我儘だって言わず 我儘を言いたかった
愛情が欲しいと言わず 愛情が欲しいと言いたかった
何も持たず生きてきた いつも何か望んで生きたきた
今更何かを望んでも 今更夢を望んでも
いいんだろうか?
でも何もいらなくなる 望んだら取られてしまうから
何もいらない
あなたがいてくれるだけでいい
そんなふうに思っていた
今は思い出の中にいる
わたしの猫へ
何もいらない。
何もいらない。
2人の
愛が欲しい。
何もいらない。
2人だけが
いればいい。
何もいらないから、もう何も求めないから
どうか
私からあの人を奪わないで。
もう一度あの人に逢えるなら、
私は
それが人生の最後でいいから。
どうか、もう会うことの出来ない貴方へ
私が他の人と幸せになる事をどうか許してください。
いつまでも私は貴方を思ってるから。
ずっと、見守ってください。
愛しています。
天国で幸せに暮らしてる私の愛する人へ
嘘ばっかり吐く人間の戯言なんて、相手にしない。
「君がいれば、他には何もいらないんだ!」
それなのに、彼は今日も笑顔でこの店に来る。そうして花束やら何やらを突き出してくる。生物は駄目だと言っても理解できないのだろうか。彼の口はよく回るけれど、耳の機能は悪いらしい。
「私はしがない店員なので」
そう冷たく言い捨てても、彼が諦めるそぶりはない。本当にどうかしてる。こんな容姿の、真面目だけが取り柄の私に、しつこく言い寄るなんて。
「店が終わったら?」
「真っ直ぐ帰ります」
「ちょっとくらい」
「できません。寄り道しないようにと言われていますから」
この言葉も何度目だろう。でも彼は懲りずに誘ってくる。私のことをなんだと思ってるのか。
「そこをなんとか」
日焼けした手をこちらへと向けてくる彼に、私は首を横に振ってみせた。
「無理です。私は機械ですから」
ロボット。人間は私をそう呼ぶ。名前なんてない。便宜上番号がついてるだけの、ただの機械だ。美しいアンドロイドとは違う。そんな私の一体どこがいいと言うのか。
「でも君がいいんだ!」
それなのに彼は繰り返し言う。融通の効かない真面目なだけの私が、一所懸命に見える私がいいのだと。理解し難い感情だ。
私の方が寿命は短いのに。必ず置いていってしまうのに。なのに欲するなんて。
「申し訳ありませんが」
だから今日も私はすげなく断る。私のこの寿命が尽きる前に、彼が諦めるように。それさえ叶えば、もう何もいらないから。
才能も特別な可愛さや美しさも要らない。
ただただ私は、あなたの幸せを願うばかり。
お題〈何もいらない〉
蜂
綺麗なものには
いろんなものが近づいてくる
綺麗に咲く姿に
いつの間にか吸い込まれる
花に舞う蝶は
風景としても綺麗だ
蝶だったら良かったのかな
もう、何もいらない。
何もいらないから、
わたしを必要として。