おもちゃ箱に眠る ちいさないのちいつしか忘れ去られて 気付けばごみになりお気に入りのあの子だって 遠い記憶の彼方ほこり積もったおもちゃ箱さびついたあの子がじっと見ている古ぼけた記憶の一ページ セピア色の夢を見るガラスのくつはひび割れて王子様は棺の向こうでわらってれしあわせの終わりは 土のしたにかくれてるあまざらしのおもちゃ箱 傘のなかから見下ろしてまばたきひとつ 走り去るきっと夢は もうみない
4/20/2023, 10:46:42 AM