『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ある程度揃えば
「確かに何もいらない」
ただ、無いんだよ。
ひたむきな黒い瞳
柔らかな髪
無垢の子の魂
出会えて良かった
あなたに会えて本当に良かった
だからもう
何もいらない
『何もいらない』
元々 何も持っていないから
全て 与えられたものだから
いずれ 手放し
次に 託すものだから
何も いらない
あの世には持って行けないから
目が覚めた…
また今日がきた
苦しくて、辛い今日が
なんでこんなに苦しまなきゃいけないんだろう…
なんで「私」が生まれてきたんだろう…
私じゃない誰かが私の代わりに生まれて
幸せに暮らせば良かったのに…
そもそもなんで「私」なんだよ…
望んでなかったなら産むなよ
私も苦しいし、あんたも迷惑してんだろ…??
もう疲れた…
もうやだ…
何もいらない…
何もいらないから…
この世には始めっからなかった存在になりたい…
何もいらない 本当は欲しい
だって僕は何も 僕だって欲しかった
望んではいけない 望めない
そう教えられてきた そう思ってたから
我儘だって言わず 我儘を言いたかった
愛情が欲しいと言わず 愛情が欲しいと言いたかった
何も持たず生きてきた いつも何か望んで生きたきた
今更何かを望んでも 今更夢を望んでも
いいんだろうか?
でも何もいらなくなる 望んだら取られてしまうから
何もいらない
あなたがいてくれるだけでいい
そんなふうに思っていた
今は思い出の中にいる
わたしの猫へ
何もいらない。
何もいらない。
2人の
愛が欲しい。
何もいらない。
2人だけが
いればいい。
何もいらないから、もう何も求めないから
どうか
私からあの人を奪わないで。
もう一度あの人に逢えるなら、
私は
それが人生の最後でいいから。
どうか、もう会うことの出来ない貴方へ
私が他の人と幸せになる事をどうか許してください。
いつまでも私は貴方を思ってるから。
ずっと、見守ってください。
愛しています。
天国で幸せに暮らしてる私の愛する人へ
嘘ばっかり吐く人間の戯言なんて、相手にしない。
「君がいれば、他には何もいらないんだ!」
それなのに、彼は今日も笑顔でこの店に来る。そうして花束やら何やらを突き出してくる。生物は駄目だと言っても理解できないのだろうか。彼の口はよく回るけれど、耳の機能は悪いらしい。
「私はしがない店員なので」
そう冷たく言い捨てても、彼が諦めるそぶりはない。本当にどうかしてる。こんな容姿の、真面目だけが取り柄の私に、しつこく言い寄るなんて。
「店が終わったら?」
「真っ直ぐ帰ります」
「ちょっとくらい」
「できません。寄り道しないようにと言われていますから」
この言葉も何度目だろう。でも彼は懲りずに誘ってくる。私のことをなんだと思ってるのか。
「そこをなんとか」
日焼けした手をこちらへと向けてくる彼に、私は首を横に振ってみせた。
「無理です。私は機械ですから」
ロボット。人間は私をそう呼ぶ。名前なんてない。便宜上番号がついてるだけの、ただの機械だ。美しいアンドロイドとは違う。そんな私の一体どこがいいと言うのか。
「でも君がいいんだ!」
それなのに彼は繰り返し言う。融通の効かない真面目なだけの私が、一所懸命に見える私がいいのだと。理解し難い感情だ。
私の方が寿命は短いのに。必ず置いていってしまうのに。なのに欲するなんて。
「申し訳ありませんが」
だから今日も私はすげなく断る。私のこの寿命が尽きる前に、彼が諦めるように。それさえ叶えば、もう何もいらないから。
才能も特別な可愛さや美しさも要らない。
ただただ私は、あなたの幸せを願うばかり。
お題〈何もいらない〉
蜂
綺麗なものには
いろんなものが近づいてくる
綺麗に咲く姿に
いつの間にか吸い込まれる
花に舞う蝶は
風景としても綺麗だ
蝶だったら良かったのかな
もう、何もいらない。
何もいらないから、
わたしを必要として。
何もいらない
あなたさえいれば
何もいらない
それだけが
ほんとうのこと
『何もいらない』
病的な『何もいらない』は、危険だと思う。
最低限でも、欲がないと、生きていけなくなる。
わたしの好きなアニメに「欲しいは正義」という台詞がでてくる。うまく説明は出来ないけど、この台詞を言う登場人物は、とても魅力的に描かれていて、欲しいものを手に入れる能力に長けている。
文明は「欲しい」から発展していくような気がする。
あと、単純に、『何もいらない』は、
言うのも言われるのも「つまらない」かな。
何もいらない
あなた以外との思い出は何もいらない
あなたは私以外にも思い出がたくさんあるだろうけれど
私はいらない
私一途なのよ
知ってるでしょ?
重たいかな
というかもう諦めてって思ってるのかな
わからないな
どうなんだろう
私はあなたのこと理解するために色々調べたし本も読んだ
でもあなたは私を見てくれないの
どうも出来ないの
悲しいのね
あなたが私を愛してくれれば何もいらない
あなたとだけの思い出が私を癒すから
書く習慣/16日目。
「何もいらない」…
本当にいらないの?。と聞かれる、
いらない、マジでいらない。と答える、
だって、そこにあるのは
和「めっちゃ不良品じゃん油ぎってるし」
そう叫ぶ、
これとかあるよ。と鼻をほじった手で渡す。
私は帰ることにした。
これはある店が潰れる前の話し。
・・・
「何もいらない」、例えるなら…
〇〇〇があれば何もいらない!とか、
〇〇が居れば何もいらない!とか…
色々ありそうだけど、
『何もいらない』はないと思う、
言うなれば、「今はいらない」だろう、
命はいるし、お金もいるし、ご飯もいる…
日常にはいる物だらけ…
だけど、このゴミの中からあげる言われたら…
マジで「何もいらない」だろう…
必要な時があれば、いらない時もある、
「備えあれば嬉しいな」って、言葉あるらしいから…いる物は いるね。
最後に、カッコよく?、
私「読者の君がいたら何もいらないワ」…
私「・・・」
私「 はい、すみません。めっちゃいる物だらけの欲張りです…(৮ω৮)¥ 」
では、また…
明日を欲しがる様に…
無機質な部屋に漂う君の笑み
ミニマリストはいつか私も
題「何もいらない」
『何もいらない』
他なんて、何も
何一つ意味はないから
君が
君だけが欲しくて
泣いてしまうほど
どうしようもない僕の
救われない物語が
君を
君だけを許せないままに
悼む痛みの背中から
溢れ落ちて
落ちた終いには
君の
君だけの世界から
僕と消えてください。
何もいらない
今あるものがあればそれでいい
月姫が太陽に手を取られて淑やかに夜を明け渡し
太陽が大地をあたため残照とともに空という画布を様々な洋墨で彩っていく
再び巡る夜の前に
いちばん星の静かな光の下で
家族は笑い
友人と語り合い
また1日が役割を終える
そんな平和以上の物は
何もいらないと
鳥の羽根の様な機能美の
手の関節を見ながら
呟いてしまう
この手で大切にできるもの以外は
何もいらないのだと
遺創真
割れた瞳から
堕ちた世界
渦巻く思考線
綺麗な傷みと
醜きは虚像
哀しみの記憶
産声の様な
聲は 鳴り止まず・・・
張り裂けた
喉は 枯らし続け・・・
「寂シク 視続ケテタ・・・」
私は何者か解らず
彷徨う流れに
雫の足跡・・・
私の存在は解らず
震える歪みに
孤の傷跡・・・
誰か私を見付けて
そっと抱き締メテ欲しかった・・・
誰か私を捕らえて
優しく触れ殺メテ欲しかった・・・
「誰カ私ノ事ヲ・・・」