『伝えたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
伝えたい。
伝えたい。
ゆうに
逢いたいなぁ。
今度は
久しぶりの2Daysだから
嬉しい。
伝えたい
道徳の時間に生徒が「おじさんがチー牛だからです。」と発言し、おじさんの行動を説明する生徒がいた。
私は「それってどういう意味?みんながわかる言葉で言って?」と聞き返した。
その生徒は「コミュニケーション力低いということです。」と言い直した。
そのときの私にはそれが精一杯だった。
同じ場面で別の指導をする大人を知っている。
「あなたが言ったその言葉は人を侮辱する言葉だ。
たとえそれが真実だとしても、その真実を人を侮辱するために使ってはならない。」
私の好きな小説に登場する人物だ。
私は咄嗟にこのことを生徒に伝えることが出来なかったが、今あのときに戻れるならこう伝えたい。
「その言葉をはじめて聞いたのはその言葉が流行りだした数年前です。
初めてその言葉を聞いたときどういう意味かを尋ねるとチーズ牛丼をよく食べる人のことだと説明されました。
そのあとよくその言葉を聞くようになりましたが、次第にみんなが人をバカにするときにその言葉を使っていることに気が付きました。
なので私はその言葉は人を侮辱する言葉だと今は理解しています。
今、あなたは人をバカにするためにその言葉を使いましたか?
今、この言葉を聞いて笑った人たちは人を侮辱する言葉だと理解した上で笑いましたか?
もしそうだとしたら、今のは悪い雰囲気ということになります。
その雰囲気を敏感に察した人もいるかもしれません。
言葉の受け取り方は人それぞれです。
知らない言葉を使うことはとても危険なことです。
その上で、あなたが本当に伝えたかったことは何ですか?
ここにいるみんなが分かる言葉で教えてください。
それがこれから皆さんが社会に出て学ぶべきコミュニケーション力だと思います。」
私は未熟で、咄嗟にここまで言えなかったことを悔いている。
そして、真実を侮辱するために使ってはならないということを教えてくれた物語に深く感謝している。
私はこれから自分の学んだことをちゃんと生かせる人になりたい。
えっほ えっほ えっほ えっほ
――TikTokを撮り終えた私と好きな人。
「てか、アンパンマンって粒あんなんだ。正直こしあんかと思ってた」
「それ思った」
淡々と会話するぎこちなさに吹き出しそうになるが、一緒にTikTokを撮ってくれて嬉しい。
「ねぇ」
「ん?」
「バレンタインチョコあげる」
「え!?逆チョコだけど、いいの?」
逆チョコ、っていうワードは聞いたことあったけど、まさか実際に、しかも私が経験すると思わなかった。
「開けてみて」
丁寧に包装されたラッピングを開けると、そこにはチョコの色をしたマカロンが2つ入っていた。
「あ…帰ったら、意味、調べてみてね」
「え?」
「それじゃ」
すぐに姿を消してしまう彼の背中を呆然とみて、顔を赤くしながら思う。
この意味、知ってるんだけどなぁ…。
『特別な人』というありがたい肩書きをもらったところで、私の心は弾む。
「えっほ えっほ えっほ えっほ 君の事が好きって伝えなきゃ…」
そう独り言を呟きながら、彼の背中を追いかけるのだった。
『伝えたい』
伝えたい
同じ気持ちの人はここにいる
同じ境遇の人はここにいる
1人と思ってしまうけど…
1人じゃないそう思えたら
少しだけラクになる気がする
伝えたい!
スマホを変えたから
前の作品が
全部消えたこと!
感情のない物に私は言うの
アイラブユーって
そしたら彼もアイラブユーって返してくれる。
ふぅん、やるじゃん。
と思っていたら、たこ壷にハマっちゃった
タコを取り出す時、人は割っちゃうんだって
私は、こっちの方が幸せで
でも、食べられるのも正当で
報われない気持ちのせいにして
その殻に閉じ籠りながら、水に溺れるような錯覚を覚えるんだよね。
何のために生きてるんだろうって
『伝えたい』
この声さえ届くなら
この言葉が届くなら
この手紙が届くなら
君に何を伝えよう
ただ白く
アラームの鳴る
消毒液臭いこの部屋から
どう思いを伝えよう
せめて部屋の薔薇の香を
カスミソウの淑やかさを
トルコキキョウの鮮やかさを
どうか
なんとか
伝えてください
貴方に伝えたい。
"私今、すっごい幸せだよ"って
雪国の思いを伝えたい
どうしても伝えたい
歩くの大変なのに
投票行くのだけで疲れたっつうの!
伝えたいこと
伝わらないこと
今日はどっちが
多かったかな
明日はちゃんと
伝わるといいな
………伝えたい
《伝えたい》
強く願ったからといって、必ず伝わる訳ではない。
そんな物語のような、劇的な事は起こらないのだ。
けれど、その想いが無駄であるという訳でもない。
だから、わたしはこうやって言うようにしている。
伝えたくても伝わらないものは絶対あるだろうが、
伝えたくなくても伝わってしまうものもあるのだ。
怯えたとてらそれが意味を成さないときも知って、
生きる他ないのだろうね、いつかを信じ続けて。
“伝えたい”
「行かないで」
今しかない、と思った。立ち去ろうとするその袖を半ば反射のように掴まえる。
自分の意地っ張りな性格と、優しいのか無関心なのか、なんでもかんでも受け入れてしまう彼によって。ひねくれにひねくれて、とうの昔に忘れてしまった素直な態度。何を言っても柔らかな笑顔で「いいよ」と返されるものだから、自分ばかりが必死な気がして、「嫌だ」という言葉を引き出そうと躍起になった。結局、何を言っても彼は変わらず笑顔で受け入れるだけだったのだけれど。
「もうやめよっか」
そんな決定的な言葉を投げつけた瞬間でさえ。
簡単に別れを受け入れられるほど、最初から私に興味なんてなかったんだ、とか。けれど、それならどうして、好きでもない私とずっと一緒にいてわがままを聞いてくれたんだろう、とか。
傷つきと戸惑いと、なんだかどうしようもないくらいに様々な感情が渦巻いて。最終的に口をついた言葉は、冒頭のソレだった。
行かないで。まだ一緒に居たい、と。
パチリ、とひとつ瞬いた彼はいつものように朗らかに笑って頷いた。
「いいよ」
「……ぎゅってして」
「うん」
抱きしめて、ぽんぽんと私の頭を撫でる。その手は確かに温かくて、そばにいると思うのに。心だけがいつからか、ずっと遠い。
「なんかないの?」
「なんかって?」
「私に、言いたいこととか」
自分でも勝手だってわかってる。不満とかいっぱいあるんじゃない?
今なら聞いてあげてもいいよ、なんてこの期に及んで素直になれない自分に嫌気がさす。だからこうなってしまったのかもなんて後悔してもどうしようもない。
「言いたいこと……」
オウム返しに口にした言葉が困ったように途切れるのに耳を塞ぎたくなる。だって、こんな状況に至っても何も思ってもらえないなら、本当に惨めだ。
「伝えたいことならたくさんあるんだ」
「……え?」
想定とは違う答えに顔を上げる。穏やかな、いつも通りの表情をしていると思っていた彼は、意外にもその面差しに緊張の気配を纏っていた。
「照れくさいけど──大好きだし、何より大切だって思ってる。それが行動から伝わればいいなって」
俺は、言葉にするのが下手だから。ため息を吐くみたいに紡がれた台詞は思いもよらぬものだった。
「だから、なんでも“いいよ”って言うようにしてたんだけど。うまく伝わらなかったみたいだ」
このやり方は良くなかった。ごめんね。と背中に触れる手に力が入る。一方、こちらの肩の力の抜け具合といったら。
「わかるか、バカ……!」
不器用にも程がある。人の感情を理解できないロボットでもあるまいに。
「泣かないで」
「ッ! 泣いてないし」
「……別れる?」
「別れない!」
あーあ。バカみたいだ、二人して。
伝えたい気持ちは言葉にしないとわからないのに。
「……私も、大好きなんだから」
幾星霜,ただ過ぎ去る流星群だけを見つめていた。
隣を歩いたニンゲンは寿命で朽ち果て,呆然とヒトリで吹く風に身体を委ねていた。
寿命が尽きる迄は孤独だと,もう二度と,誰とも関わらないと,そう思っていたのに。
あの日,あの場所,あの時間。
誰にも認識されずに,孤独だった自分の姿を見つけ出した彼女。
彼女の紅い瞳が,ひょこりと覗く八重歯が,『 玄武 』と名を呼ぶその声が。
余りにも彼奴にそっくりで,漆黒の夜空から一筋の星が零れ落ちてしまった。
「 オレは…ここにいても…いいのか…? 」
『 勿論だ!! 』
大きく頷き,太陽のような笑みを浮かべた彼女に,どれだけ心が救われた事か。
今となっては,自分の中じゃかけがえのない存在になってしまっている。
あまり気に入りすぎてしまうと,また,寿命が2人を分かちあってしまうから。
それでも,彼女の事は,オレが護る。
そう,鳥居の下で誓ったんだ。
_後先考えず突っ走る彼女を後ろから抱きしめ,静止させるような体制へ持ち込む。
そして,彼女の耳元で小さく囁くんだ。
今までずっと,喉奥につっかえて紡げなかった言の葉を。
「 ありがとう 」
伝えたい
生きたいと伝えたい。
体は死にたいくらいボロボロでもう自殺祈願者のような風貌の私。
けど、生きたいの。
夫からはDVを受け双子の育児、深夜までのパート。
この生活に慣れてくると身体中はアザになり目の下にはドス黒いクマができる。
疲労で倒れると夫は「何で言わなかったんだ」。
「は?」咄嗟に出た言葉だった。
私の事をこんな風にした張本人にそんな事を言われるなんて思いもしてなかった。
無責任すぎる。
けど、言えない。
伝えたいのに伝えられない。
【脱力ラッキー🍀】
今日こそ伝えなければ...
と、拳を力強く握りしめていた昼下がり
ところが、春になりかけの陽ざしが優しすぎて何だかもうどうでもよくなってきて、このままここで野良猫を愛でながら春を待とうと思い至る。ベンチに座り直し、握りしめた拳をひらいたら、足元のクローバーの葉が四枚なことにやっと気がつけた。
#伝えたい
君が俺に見せてくれた、世界の広さを。
君の声を聴いて、俺は人間になった。
そして、感情を知った。
君の孤独に触れたとき
どうしようもなく辛くて
でも、それと同時に救われたんだ。
「ズボンのチャック開いてるよ」って伝えたい。
平日昼間、春の公園はのどかであたたかく、ブランコでは幼児がキャッキャして遊んでいる。
だからこそ彼に伝えたい。でも。
彼はまっすぐ私の目を見てこう言った。
「やっぱり俺たち、別れた方が良いと思う」
こんな別れ話の最中に言うのもなあ。
でも早く言わないと、恥ずかしい思いをするのは彼なんだし。こういう時は多少空気を読まない方が良いかもしれない。
「あの」
「分かってる。俺だって辛い。でもこれ以上好きになったら、どうしていいか分からなくて」
「あの、チャック」
「もう一度友達に戻らないか。それくらいの関係の方が、きっとうまくいく」
「チャック〜」
さりげないチャックをあげる動作をしてみるも、彼は話に夢中で気づかない。
今日は水玉柄だなあ。
まあ別れ話だからな。でも1ヶ月前もこんな話をして結局こうしてよりが戻ったんだから、たぶん大丈夫。
どこかでウグイスが楽しげに鳴いている。
【お題:伝えたい】
よくがんばったね
たぶん世界でいちばん
今日きみがえらかった
できたことも
できなかったことも
全部ひっくるめて
よくがんばったね
できたことも
できなかったことも
全部ひっくるめて
世界でいちばん素敵なきみへ
「伝えたい」
【伝えたい】
こいつはオレを『性的』に見ている。
なんて
そいつはそんな目をしていた。
男だらけの社会で
ただ仕事をしているだけなのに…
「愛斗さん!」
「はい」
ただ従っていただけなのに
それはそれは 汚らわしくて…
「愛斗くん…君、エロすぎだよ 誘ってるの?
今度いつ会える?君にまた会いたい
思いっきりデートしようよ
大丈夫 任せてよ
この関係は誰にもバレないから」
…どうしてなんですか?
毎回、どうでもいい奴に抱かれる度に
あの8歳の頃の悪夢を思い出す。
あの時、
オレは恐怖から目を背け
ただ『人形』のようになっていた。
聞こえる荒々しい吐息と
汚らわしい愛液と
鋭い痛みの感触
時を経て大人になり
せっかくまともに働くつもりだったのに…
ああ…所詮は『人間』でした。
欲望には逆らえない汚らしい人間…
やはりあなたも同じでしたか。
伝えたい
違う、そんなんじゃない。
口から出る言葉は、本心から逸れていて、
伝えたい言葉が置き去りになる。
大事なことのはずなのに。
あなたにこそ伝えなくちゃいけないのに。
#171