『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
孤独を選んだ気になっていた。
孤高の狼に憧れて・・・
でもね、やっぱね、オレにはアンタが必要なんだ。
仲間が必要なことは知った。
人間は、独りじゃ生きていけないことを知った。
オレは狼じゃないから、人間だから。
仲間が必要なんだ。
だから、オレは・・・アンタが必要なんだ。
なのにさ、なんで・・・
「おまっ、テスト勉強やべーとか言ってたじゃねえかよ!!!!仲間だと信じてたのに!!!」
「ごめんね、ボク要領良いから。」
『仲間』
小さい頃、僕はいじめられていた。
やめてと言ってもやめてくれなかった。
僕はずっと1人だった。
そんなある日、僕の前に1人の男の子が現れ、僕に手を差し伸べてくれた。
その日をきっかけに僕の人生に光が見えた。
僕がいじめられてもその子はいじめっ子から助けてくれた。
あの日以来、僕はその男の子と一緒にいるようになった。
それから数年後。僕は聞いた。
「どうして僕なんかと一緒にいてくれるの?」
「急に何言ってんだ?俺たちは仲間だろ。仲間が困っていたら助けるもんだろ?」
その言葉を聞き、僕は涙を流しながら呟いた。
「そっか…仲間か…」
氷雅
仲間がいる環境から
離れてしまうと
懐かしいな…
仕事終わりに
食べて呑んで
騒ぎすぎて?
出入りほにゃらら
仲間っていいね
✴️237✴️仲間
「仲間」
お前なんか、嫌いだよ。
お前は、邪魔なんだよ。
いつも嫌われ者
いつも仲間外れ
でも今は
全てを受け入れてくれる人が
すぐそばにいるから
仲間なんか
要らないもん...
途中書きです。すみません。
「仲間」
だめだめ、しーっ。
ルカはまだピュアだからさ。
また、これだ。
私が純粋だから、ピュアだからって言って仲間に入れてくれないこの感じ。
本人たちは悪気がなく、むしろ良いことをしているつもりだからたちが悪い。
「何の話?」って聞いても、「一生今のままでいてくれ」って言われて会話にならない。
高校三年生だよ。
さすがに何か勘付くところはあるでしょ。
でも話についていけるほどわかっているわけじゃないから、ずっと今のまま。
みんなは、仲間ってなんだと思う?
友達?
親友?
チーム?
一緒にいる人?
僕にとっての仲間は。
いや、
仲間がいたとしても。
どうせ裏切られるのだから。
存在しない。
人間なんて、
そんなものなんだ。
馬鹿らしい。
[お題]仲間
仲間との 重ねた思い出 霞のごとし
仲間
ある期間を一緒に過ごして
大切になる存在
仲間になれるのかどうか
後になってわかることの方が多い
⭐️
仲間になりたいと思っても
叶わないことも多い
誤解や勘違い
本当は違うのに
そんな中で
仲間になれるまで
もう少しやってみようかな
仕事仲間
趣味仲間
サークル仲間
色んな場所に仲間がいる
無理に作ろうとはしないが
複数のコミュニティは必要だ
一つのコミュニティの居心地が悪くなったら
別のコミュニティに逃げられるからだ
ここがじゃなくても居場所は他にあると分かれば
気持ちも変わる
仲間って
一度信じたら疑わない
麦わらの一味みたいなこと?
わたしは友達のこと
疑心暗鬼になる
仲間がいたら
人生変わるのかな
イライラしたとき
辛いとき
支えあえる
見返りを求めない
仲間が欲しい
『仲間』
アビリティの確認、キャラも立ち回り確認。
今日も好きな武器を拾えたらいいなとつぶやくと
「お前のキャラとその武器は合わん(笑)」と
笑われるもなんだかんだあったら教えてくれる。
今日は何時まで遊べるかな。
僕は友達に恵まれた。
だからこうしてメンバーを必要とするゲームで
友達と遊べるのはありがたい話だ。
マイクの位置を調整して深呼吸。
このマッチが始まった瞬間がドキドキする。
「じゃ、チャンピオン目指すぞー!」
「敵は見つけ次第ちぎって投げるぞ〜」
元気のいい声につられて「おー!」と返す。
ちなみに上手い訳では無いので
敵にボコボコにされたのは言うまでもない。
語り部シルヴァ
お題『手を繋いで』
今日は主様の夢だった、自筆絵画の展示会初日。会場は悪魔執事に友好的な人物の所有する画廊だ。
主様は画廊のオーナーに挨拶をすると、絵の一点一点を説明して回っていた。中には主様の絵画生活の原点である、2歳頃の元気な赤マルを描いたものもある。『Dear my Butler』と名づけられたそれは、俺が大事に保管していたもの。主様は最初それを展示することを恥ずかしがっていたけれど、展示会の幕が開くとその絵が来る人くる人大絶賛で、
「あのー、私、最近の絵も相当頑張っているのですがー」
と言って苦笑いをしていた。
「***、盛況だな」
主様が画廊のオーナーと別れてから、しばらくは来場者たちとの談笑していたその隙間を縫って、件のパイ屋の青年がやってきた。
「あら!? 来てくれたのね」
「絶対行くって言っただろ? ほら、これ」
そう言って彼は花束を差し出した。
「ささやかだけど、夢を叶えたお祝い」
「ありがとう! それじゃあ、えぇと……」
主様は俺を見上げてきたので、笑顔を貼り付けて手を差し出した。
「お花、お預かりしますね。大事な方に作品の説明をして差し上げてください」
ありがとう、と言った主様はごく自然な動作で彼と手を繋ぐ。それは未だ子離れの傷口が塞がらない俺にとっては、心をチクリと針を刺された気分になるには十分だった。
ついでに言うと、彼にも『Dear my Butler』は大好評だった。
【仲間】
「あなたを、私の趣味を理解してくれる仲間だと思って相談するんだけどね?」
私は少しだけ周囲を気にしながら、そう切り出した。正面に座る友人の前にはブレンドコーヒーと季節のフルーツパフェがある。どちらも私の奢りだ。
「どうしたのさ、改まって。まあ、甘いものを食べさせてくれるなら相談くらいいくらでも聞くけど」
「知ってると思うけど、私、一次創作書くじゃん?」
「ああ……うん。私にはあんまり読むなとか感想は聞きたくないとか言うあれね」
「そうそれ。私、結構登場人物に名前を付けないことが多いのよ。短編だと特に」
友人は「ふーん」と言いながら、パフェの天辺に乗った苺を摘んだ。
「……酸っぱい……」
「ちょっと、聞いてる?」
「聞いてる聞いてる。で、キャラの名前がどうかしたの?」
「たまには短編でも登場人物に名前を付けたい時があるの。会話の流れで呼ばせたいとか。ないと不便な時とか」
「うん、それで?」
「適当に付けるから思い入れとかなくて。誰にどの名前付けたかすぐ忘れちゃうのよ」
「へー」
パフェのアイスで冷えたのか、友人はコーヒーをひと口飲んで、ほうっと息を吐いた。
「もう。ちゃんと聞いて」
「聞いてるよー」
「一応『当たり障りのない名前のストック』みたいなものはあるのね。でも、どれを使ったかわからなくなっちゃったの」
「あー。それがどっかの剣士と勇者の息子の名前が被った理由かぁ」
「なっ……!」
絶句した私に、友人はパフェをつつきながら言った。
「名前のストックがあるならメモでもしておけば。簡単なことでしょ」
「……読まないでって言ったじゃん!!」
「なんでよー。ネットに公開してるなら私が見てもいいでしょー?」
「リアルの知り合いとか身内に見られるのは恥ずかしいんだってば」
「だからいつも見てないふりしてあげてるじゃない?」
ニヤニヤしている友人と、赤い顔でミルクティーを飲む私。
「誤字脱字のチェックでもしてあげようか?」
「やめて、本当に」
そんなことされたら羞恥でしんでしまう。
「でもまあ、何かあったら言いなさいよ。私は小説とか書かないから、本当の意味で仲間になれるかは自信ないけど、味方にはなってあげるからさ」
そう言って、友人はパフェのクリームを口に含み、幸せそうに笑み崩れた。
仲間
同僚であり
友人であり
良き理解者でもあり
同じ血液型の
たまに男の子みたいな
そんな彼女に助けられてます
いつもありがとう
仲間
息子の合唱コンクールに行った。思春期の息子、家で歌を歌うことなんて皆無だ。正直全く期待していなかった。
息子のクラスの番になり、曲が始まり、息子を必死でさがした。50人という大人数の中から息子の顔らしきものをなんとか見つけ出すことができた。みんなが声を振り絞って歌うその中に息子の声もあった。顔はほとんど見えないが口が大きく開いているのがわかる。
小学校一年生の初めての音楽会を思い出した。体を揺らしながら口を一杯開けて、一生懸命となりのトトロを歌う姿。それとほぼ変わらない中学3年生の姿がそこにはあった。まっすぐ育ってくれたんだなあ。と感動を覚えた。
一人ではきっと歌えない。仲間がいるからこそ歌える合唱。50人の声は一つになって体育館に響いていた。
5クラスあって、金賞銀賞銅賞までの賞がある。
息子のクラスは銀賞だった。悔しくて泣くものがほとんどだった。みんなで金賞に向かってとても頑張って練習してきたのだろう。楽しい時だけでなく、悲しい悔しい時を共にする仲間っていいなあ。きっとこの経験で彼らは何かを得たことだろう。
かつて私だけの赤ちゃんとして産まれた息子。友達ができ仲間ができる。そんな経験をしている今が尊く思えた。
「いいか、俺と三年一組はみんな 同じ仲間だ! どんなことがあっても、喧嘩なんてくだらないものはせずに、仲良く過ごせ! いいな!」
わたしはまだ小3だけど、何度この言葉を聞いたかわからない。少なくともわたしが出会ってきた大人は、みんな子どもたちを一括りにしようとする。
(仲間ってのは、同じ目標へ向かう人たちが集まってできるものじゃないのかな?)
(みんな違って、みんないいんじゃないの?)
ふとそんなことを考えていると、担任の池田先生と目があった。先生はわたしの心を見透かしたように、ギロリと目の色を変えた。
出た杭は打たれるんだよね。良くも悪くも。大人の世界はそうやって出来てる。そういうものなんだよ。
仲間分けって仲間割れの始まりだからね。
お題「仲間」
私は死んでいた、仲間も同じように・・・。
「死んだのか・・・あれ?」
私は何故かそこにある、机と椅子があり、仲間分の椅子も・・・。
自分の好きな飲み物もある。
私は、ブラックコーヒー。
『えっ?私たちは、死んだはず・・・』と、思った。
皆も混乱している。
一人が言った。
「俺たちは・・・死んで無いんだ!」
と、言うと、その前に、スッーとゆっくりと現れた。ドアだ。
「やっぱり死んだ分けじゃあ・・・」
ドアが、何か考えている、ように見えた。
考え抜いて、2~3秒だろうか、私は1時間に思えたが。まっ、死んだからか、と思う。
ドアが開く、そのドアに彼は吸い込まれていった。
その時見た!
ドアに吸い込まれれると同時に髑髏になっていくのを。
私はブラックコーヒーを、手を振るわせながら・・・一口、ゴクンと言う音とともに飲んだ。
まさか・・・私も?
これが地獄へ行く準備なのか・・・。
なぜだろう
今までは好きな人を見るたびに
うわ、好き。私を見てほしい
貴方の視界に入りたい_と思ってたのに、
いつか離れてしまうのなら諦めたい。
そう思ってから、私の視界に入るたび
罪悪感で押し潰されそうになり、心が痛いや
私はどうしたら良いの?
仲間とは
共に高め合う者同士
仲間とは
信頼し合う者同士
仲間とは
それ以上にもそれ以下にもなれない者
クラスメイト以上、友達以下。それ以上にもそれ以下にもなれない。どれだけ想いが募っても。
大好きな友達と、好きな人が被った。
少し複雑だけど、でもうれしかった。
私たち、秘密の仲間同士なのだ。