『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
些細なことでも
私の母は認知症です。
母は病気で、母が悪い訳ではないことはちゃんとわかっている。
母を大切に思っているし、感謝もしている。なのに、外食した時にご飯をこぼしたり、箸を落とすような些細なことでも腹が立つ。
後でものすごく反省するんだけれど、その場では
「何をやってるの!なんでこぼすの!」
と、ついつい強い口調になってしまう。
朝ごはんを食べて直ぐに、
「朝ごはん食べたかしら、、、?」
なんて言われるとかっとなる。
手は上げないけれど、嫌な顔するし、口調もついつい強くなる。
それでも母は怒ったり言い返したりしない。黙って下を向く。
その姿を見てまたイライラしてしまう。
認知症が進んだら私1人ではきっと母は不幸になる。いろいろな人に話を聞いてもらおう。相談しよう。 介護って1人で頑張っちゃいけないんだ。
皆さんもそうですよ。誰かに相談してね。
お母さん、今日はごめんね。酷いことばっかり言っているけど、お母さんが好きです。長生きしてね。
今日は絵を上手く描けた。使うペンをカスタムしたからか、自分の思い通りの線が描ける。自分の思い通りに線を描けると、どんどん意欲が湧いてきて、さらにいい線が描ける。それに、気に入らない線を修正する時間を省けるから沢山描けた。やっぱり「根本から変える」ということは時には役に立つんだなあと思った。些細なことですが。
~些細なことでも~
カラオケに行って、ふと、年代ごとの人気曲ランキングを見てみた。
どんどん遡っていって、懐かしい曲を眺めてた。
米津玄師が上位を占めている年。
アナ雪関連がたくさんある年。
西野カナの曲がたくさんある年…。
曲の題名を見ただけなのに、その頃の記憶が戻ってきてびっくりした。
案外覚えてるものだな。
「些細なことでも」
例えば
お題を確認すると
別のアプリを立ち上げて
お題をそのままタイトルにする
何故か確認する場所は
トイレ真っ最中の時だ
大か小かって?
大の方が心にゆとりがある
今日は意外に
すらすらと打ちはじめる
なんたって
これにて落ちとなる
些細過ぎたか
まぁこれが
些細なことでも
となる。
些細なことでも
親友と喧嘩した。ほんのちょっとしたことだった。
俺にとっては気にならないことだが、親友にとっては気にすることだったようだ。
そんなことで気にしなくていいと言うと、火に油を注いでしまった。
早口で俺の悪口を言う。かなり心を抉られた。そんなこと思っていたなんて。
抉られながらも、俺も返した。こうなると体力を使う、疲れる。
親友は、もういいっと言って家に帰って行った。
一人その場に残されて、モヤモヤとムカムカする心を鎮めようとする。
しばらくして、ふらふらと歩き出し、コンビニへと向かった。
中に入ると涼しい風が熱っていた体を冷ましてくれる。
好きなものを食べて、気分を晴らそうと思い、アイス売り場へ。
どれにしようか悩んでいると新作のアイスに目が行く。
「あ、これ、あいつ好きな味っぽい」
ふと口から溢れた。無意識だった、まさか親友のことを思い出すとは。
頭をぶんぶんと激しく振って、忘れようとしたが、親友がいつも買うアイスが目に入る。
ギリギリと奥歯を噛み、お菓子売り場へと移動した。
お菓子売り場へ行くと同じように、親友が好きなお菓子を手に取っている、自分が。
「はぁー……些細なことで喧嘩するんじゃなかったなぁ」
肩を落として、買い物かごにお菓子とさっきの新作のアイスと好きなアイスを放り込んだ。
「素直に謝りに行こう。喧嘩してもあいつのこと考えているって、俺どんだけ好きなんだよ、ハハっ」
苦笑いして、レジへ向かおうとするとポケットに入れていたスマホが鳴った――
〖些細なことでも〗
誰かの言葉や仕草に一喜一憂して
誰も気にしないことを気にして
そんな些細なことでも目に留まる
こんな特技はいらない
そう思ってた
あなたを見つけるまでは
いつものように周りを見ていた
その中に明るくて優しいあなたがいた
誰も気づかないような
あなたの優しい言葉と仕草を
見つけることができたこの特技は
自分にとって1番大切になりました。
あなたの些細な─────で
《幸せになれたから》
これからも ありのままのあなたでいて 。
些細なことでも、
大きくリアクションする。
少しでもあなたの目にうつるように。
些細なことでも、
嬉しがってニコニコする。
愛想のない人間だと思われないように。
些細なことでも、
興味津々なふりをする。
あなたの話を沢山聞けるように。
些細なことでも、
私はすぐ悲しむし、すぐ嬉しくなる。
あなたはいつも些細な幸せをくれる。
もうそれが耐えきれない。
私は、今、あなたのために無理をしているのか、
私のために努力しているのか、
もうわからない。
はりついた笑顔のせいで、
私が何を望んでいるのか、
私自身が一番理解していない。
それでも私はあなたを想う。
些細なことを積み重ねる。
私自身の形を保てるように。
「些細なことでも」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人でーす!!
ぜひおいでませ!!!!!!
#些細なことでも
些細なことでも相談してくれれば良かったのに。
そう言って僕の目の前で涙を流す君。
相談、したじゃないか。君にすがったのに。
それを無視したのは、君だろう。
相談してくれれば良かったのに?ふざけるな。
ごめん、ごめんなさい。
泣き縋り、謝り続ける君にそう吐き捨てる。
お前なんか、もう知らない。
目から一筋の涙が流れた。
些細なことでも
気になるなら些細ではない
些細が集まると大事になるんだよ
氷山の一角って奴
だから取り敢えずは見回してみる
脳内循環して
わかってもわからなくても
ひとまず変化を見て行く
放置するともいう
放置が無理なら書き出しておく
書き出して軽く眺めてゴミ箱に捨てる
正確に把握する必要はない
脳は自動だからね
細部まで詰め過ぎると絡まる
絡まるのが好きならご自由にどうぞ
氷山の一角だから
氷山が見えてくることがある
全体的にある程度掴めたらほっとける
氷山に手を出すことになるけど
大体は自動的
その時が来たら気がつくと出してる
結末も似たようなもんで関係なくなれる
そのキッカケが些細なこと
大事になると面倒だけど
面倒なだけならいずれはやってしまう
それすら嫌なら逃げる
逃げても似たようなことが起こる
この問題は内部か外部かによる
内部だと難しいのかもしれないけど
私は常に外部だからあまり気にしない
関係性としては関わっていても
自分の内か外の判断なら簡単だよね
自分か自分以外か自分だったものくらい
問題の解決に必要なものは
その問題を外部に持ち出せるかってこと
外部であることの重要性がここにある
常に他人であることが優しさになる
自分に対してなら尚更
気になったなら仕方がない
気にしたらほぼ外側の雑音だと思われる
何回も書くことになると思うけど
あなたから始まるものが重要
それがどんなに些細なことでも
些細なことでも
塵と積もれば山となる。
今日もした些細な喧嘩。
10年前の約束を守っていたら、いつまでも昔のことにしがみついてるって怒られた。
些細な約束でも私は覚えてるよ。
あなたは覚えてないのに謝りもしないの?
些細なことで目くじら立ててって言われても十年は大きいよ。
返してよ。
私のちょっとした自慢を彼に聞いてほしい。
「部活で自己ベスト更新したんだよ!」
彼はどんな返信してくるだろうか。
『すごいじゃん!』『よかったね!!』とか?
そうだったらいいな。
「おーよかったやん」
その返信は『!』もなかった。
絶対よかったなんて思ってないよね?
そんな些細なことでも気にしてしまう。
『おかえり』
「うん」
『ご飯まだだよね?』
「…」ジャケット脱ぎつつスマホ
『先にお風呂入る?』
「…食べる」
『じゃあ、温めるから手を洗って』
「…」手を洗って食卓テーブルにつく
『今日はね、ハンバーグだよー』
「…」
『デミグラスにしようかと思ったけど、和風醤油』
「…」
『だから、スープはお味噌汁なんだー』
「…」
テキパキと料理を並べる嫁
一緒に、いただきますをして食べたはず。
食べながら何か嫁が話していた気もする。
そのあと、嫁が風呂場で自殺するなんて思ってもいなかった。
嫁の腹の中には子供もいて
婦人科で撮って貰ったエコー写真は、嫁が死ぬ3週間前
教えてくれればよかったのに
些細な事でも
些細なことでもいいあなたのことを知りたい
あなたがいなきゃ私は生きている意味が無い
生きていけない
捨てられなかった携帯電話
たった一言のあなたの声を聞くため
留守電に残る、雑踏の中の声を
もうどこにもつながらない携帯電話を
繰り返し充電しては
あなたの声を聞いた
あれからもう10年が過ぎ、気づけばあなたの声を
求めていない私は
幸せなのかな 満たされているのかな
充電されない携帯電話は、もう何もかも空っぽで
あなたの声は もう 聞こえない
夏の風景。この日々は続かないと知っていたあの日
冬の風景。もう今日までとわかっていたあの日
また、電話する
もう、電話なんてないと飲み込んだ春
些細な留守電のメッセージが、私を支えてくれた
私は今、あなたの声などなくとも
生きている
見ざる言わざる聞かざる
と言う言葉があるけど
なかなか難しい
些細なことに気を煩わされる
歳を取ると小言も増えるみたい
仏様のようにはなれないけど
日々修行
𝐃𝐚𝐲2.些細なことでも
きになる
キニナル
気になる
どんなに小さなことでも
キミのことは知りたい
教えてほしいんだ
キミの存在は
どんなに小さなことでも
どこまでも大きく無限にしてくれるんだ
キミはどこまでも羽ばたけるね
ボクもキミを感じてさえいれば
どこまでも羽ばたけるね
「些細なことでも」
あまりに些細なことなので逆に何も言えない事は多い。私が人と関わる時、表層意識だけを考えていない。その人の深層心理を深く考える時がある。
特にいま、いくつかの国の人々のことを思い浮かべることがある。そうした国々は、知識層の幅も大きい。SNSの情報は一方通行の事が多く、YESかNOの短絡的議論が多い。流れていく情報量は膨大にも関わらず、瞬間的にひとつのキーワードの議論に終始している。話題の転換も早く、情報を見ている側も常態化している。いずれにしても全体を俯瞰して見ることが不可能なのだ。
途中の論理はスキップしてしまうが、結論を言えば、大衆心理を扇動する事が可能である。この手法を熟知していてBOTを巧みに利用しているという訳だ。
そうした国々の人々は、表層意識と深層心理との乖離が激しいと感じている。まるで二人の人間が一人の人間の中に共存している。もちろん普通の人でも複数の人格が深層心理内に存在しているものだけれど、あまりに隔たりのある人格を同時に共存させなければいけない人々の悲痛さは胸が締めつけられる。
まったく些細なことである。けれど世界平和への鍵はここにあるとも言える。つまり相手の深層心理に語りかける言葉を持ち、それとなく解るように語れないと真の問題解決には至れない。
些細なことでも、ひび割れはあっさりと広がってしまう。
今のあたしとカレシの関係がそうだ。
きっかけは、目玉焼きにはしょう油か、ソースか、という話題をテレビで見ただけだった。
あたしは、
「目玉焼きにはしょう油だよねえ?」
と笑いながら、軽くカレシーー明というーーに聞いた気がする。
しかし明は真面目な顔をして、
「いや、目玉焼きには塩」
と断言した。
あたしは冗談かと思って、
「なにそれ、ウケる」
と言ってしまった。
返ってきた言葉は、
無言だった。
つまり、シカトされた。
明は静かにキレていた。
それから一週間たったけど、
明は返事をしてくれない。
あたしは朝ごはんの目玉焼きに、
怒りに任せてしょう油をかけるのだった。
……もちろん、明の分にまで。
些細なことでも、相談してね。
その言葉が、世界を救うのです。
テーマ:些細なことでも #294
「些細なことでも〜気付ける人かなぁ〜」
有紗は言った。
クラスで恋バナの話になったとき、
クラスのグループリーダー有紗が言った。
有紗はいじめっ子。
クラスの中心にいるタイプの女子だ。
私が本を読んでいるのに気を使えない。
自分は理想が大きいくせに、
自分は相手の理想に気がつけないタイプなのだろう。
でも理不尽にもこういう人がモテてしまって、
私みたいな人はモテない。
別にモテなくてもいいけどね。
相手に合わせるの得意じゃないし。
そう思いながら開いていた恋愛小説を閉じた。