『二人ぼっち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
二人ぼっちって何?一人ぼっちはたぶんわかってる。ちなみに、ぼっちって何?だって人は必ずしも何かしら人と関わりを持っている。それが、SNSの中の人でも、会社やバイト先の人でも、家族でも、同級生でも。だから、一人ぼっちとはどんな人?だから二人ぼっちは良くわからない。朝晩は一人になる時もある。でも、ぼっちだと思うのは気持ち次第だと思うのは私だけ?もちろん人恋しくて淋しい時もあるが、それは別に一生続くわけでもなく、この忙しない現代でぼっちでいる時間も必要だと思う。だから、私は二人ぼっちのぼっちはいらないと思う。何て思う私は、今一人の時間がある事が幸せだからかな?
朝は来ないよ
連帯責任でねむろ
2024 3/22(金)『2人ぼっち』
無邪気に笑っていた君は
いつしか大人になって
説明のつかない複雑な笑顔を
僕に見せる
大丈夫、大丈夫だからって
わたし結構強いんだよって
僕の手を軽く握って
駆け出すから
ふたりして
サヨナラ
さよならって
昨日に手を振ったんだ
二人ぼっち
めまぐるしく
すぎる季節を
共に越えてきた
騒がしいけど安心できて
慌ただしいけど充実してて
やることいっぱいだけど幸せで
大変なこと
いろいろあったけれど
わたしたちすごく
がんばった
立派に巣立った
姿を見て
うれしいのに寂しい
誇らしいのにむなしい
静けさがとても悲しい
だから
もっとふたりで
どこかへ行こう
新しいことやってみよう
見たことない景色を見て
美味しいものを食べよう
そして
楽しかったことを
巣立った彼らとも共有しよう
ねえ
二人ぼっち
もう寂しくないよ
世界に二人だけ
そんな夢物語
叶うわけない
『二人ぼっち』2024,03,22
『2人ぼっち』
「これが1年の最後か…なんか、やだな…」
私は帰り道に呟いた
違うクラスの友達と2人ぼっちの帰り道
他愛のない話で盛り上がる
だがしかし、私の気分は沈んでいた
そして今日は修了式
学生の1年はあっという間である
皆で一緒に写真を撮るなどして楽しんでいる人もいた
年度末であるから別れを惜しむ人もいた
それを横目に私は、スマホで[ストレス緩和]、[愚痴アプリ]等調べていた
今まで仲良くしていたはずの複数人が何故か冷たい対応な気がしている
自分だけ退けられたように感じた
「これが1年の最後か…なんか、やだな…」
※この文章は上と下から両方とも読めます
友達でもないし
ただ同じ学校で
見たことある、それだけ
私が最初にいたのに、
後からそっちが入ってきただけ
二人して目の前の雨が止むのを待ってる
特に話すわけでもないけれど
妙に心地良い
「二人ぼっち」の世界
2人ぼっちっていいよね。
1人で寂しくなることはないから。
3人でいるのもいいよね。
だけど3人が1番難しい数。
私を変えたのがこの「3」って言う数字。
ふたりぼっちならいいよね。
一人じゃないから。
私を見てくれてる人がいる、喜びも悲しみも分けられる。
信頼できる人とのふたりぼっちなら、心地良い。
ふたりぼっちの方が平和だ。
人が滅多に来ない開けた野原
僕らのお気に入りの場所
今日もいつも通り
二人で並んで空を見上げる
近くに街灯も建物もないこの場所は
空がよく見える
無数の星空に一筋の光が流れる
何をするでもなく
ただひたすらに空を見上げ続ける
走る車の音も人の声も聞こえない
なんだか世界で僕ら二人ぼっちになったみたいだ
ー二人ぼっちー
二人ぽっちは、なにかと楽なものだ。
女同士だったら余計に良い。
男は男同士だったら、余計に良い。
ひとりが好きな人ほど、ひとりが良い。
それぞれ、いろんなことがあっていい。
別に、おなじことしなくてもいいから。
おなじこと、毎日続けていられたら
時にはイヤになる。
だから、ひとりひとりが、別でいい。
夢で交わした約束
また明日 また明日
きっと良いことがあるさ
おはよう 今日はいい天気
身支度をして仕事に行こう
休みになったらお茶でもしよう
あなたとわたし ふたりきり
抱きしめてあげることもできずに
おやすみ 明日は雨が降る
今日も一日お疲れ様
春になったら花見に行こう
鏡のわたしと ふたりきり
手を取り合うこともできずに
わたしと交わした約束
また明日には
きっと素晴らしいことが
ふたりぼっち(お題)
葉瀬(ようせ)と玲人(れいと)は上を見上げる。その目線の先には観覧車があって、先程拓也(たくや)と秋(あき)を取り敢えず二人きりにした。そして残り組は下で待機していた。
「......いいな」
葉瀬はぽつりと呟く。二人きりにしたはいいものの、そのせいで自分達は観覧車に乗れなかったのだ。
玲人はそれを確かに聞いた。でも自分と二人でいいのか、それが引っ掛かっていた。
「...玲人、乗ろ」
「え?ちょ」
「玲人、観覧車はいいんでしょ?だったら最後に乗っとこうよ。遊園地の醍醐味だよ?」
ほらほら、と葉瀬は手を引く。成すがままに玲人は連れていかれ、ぐいぐいと観覧車に押し込まれた。
スタッフさんに二人で会釈をして、二人を乗せたゴンドラはゆっくり上昇していく。
「おぉー観覧車だ~!」
子供のようにはしゃぐ葉瀬に対し、困惑のまま動かない玲人。
「......あ、ねね。見てみて、さっき乗ったやつ」
葉瀬は窓のそとを指差して玲人に話しかける。
「本当だ。さっき葉瀬がエグい程叫んでたやつ」
「止めろって~忘れろ~」
「あの時、一瞬声が無くなったから本当に吹っ飛ばされたのかと思ったよ」
「ふふっ、疲れて声出すのしんどくなりました」
「ふっ......まぁ生きてて良かったよ」
ゴンドラは更に上昇していく。
「見てみて!夕日!綺麗~」
「綺麗だね~」
「うわ、眩ち」
葉瀬はぎゅっ、と目を瞑る。
「ははっ、光に弱すぎ」
薄目を開けて玲人の方を見る。
夕色に染められた彼の茶髪が、きらきらと光っていた。
葉瀬はその光景にみいられていた。
「...何?」
じっ、と見ていたのに気づいたのか玲人が話しかけてきた。
「......綺麗だなって思って。髪」
「えっ、ぁ、りがと...」
平常心を保ち、素直に伝える。
嬉しかったのか、玲人はその後頻りに髪を触っていた。
夕日はいつまでも輝いていた。
お題 「二人ぼっち」
出演 葉瀬 玲人 拓也 秋
二人ぼっち
私は長女 下には双子の妹がいる
父は幼い頃に亡くなり
母はシングルマザーとなった
生活などの資金面は父母の両家から
援助してもらっていたようだが
それでも母は忙しくしていた
そんな母を見ていたから
なんとなく家事を手伝うようになった
私は地元の会社に就職し
双子の妹達は高校を卒業後
希望していた他県の大学に進学した
その年の暮れ世界的に流行った
ウイルスのせいで妹達が地元に戻れないと
連絡があった
母はとても落ち込んでいたが
私はふと思った
母と二人きりなんて、いつ以来だろう?
多分そうなかったような…
いろいろ考えたけれど
滅多にないことだ
母を独り占めできるだなんて
母と私の二人ぼっち
嬉しくてたまらない
「っはぁ、はぁ、はぁ、はぁっ……んもう、雨降るだなんて聞いてないよ〜!何でいきなりこんな…あ」
学校からの帰り道、突然雨に降られた私は小さい頃よく遊んでいた公園へ飛び込んだ。
ここには屋根付きの大きいベンチがあるのだ。
…と、ここまではいいのだけど。
ベンチにドカっと座った直後、隣に誰かいることに気がついた。
え、今の独り言聞かれた?
ていうか、ここに来る時は誰も居なかったと思うんだけど…なんで⁉︎
「え、あの…ずっとここに座ってましたか…?」
パニックになりながらもとりあえず聞いてみる。
「お、おれの…」
「はい?」
「俺のことが見えるの⁉︎」
隣に座っていた男の人は長い前髪を振り回しながら喜び、いきなり私の両手を握ったかと思えばキラキラした目でこちらを見つめてくる。
「え、いや…あの、はい。え、見えるって何…?」
「俺ゆーれいなんだよ!今まで誰も俺に気づいてくんなくてさぁ…!まじ寂しかったんだよぉ!」
話を聞いてみると、彼はどうやら完全体な幽霊ではないらしい。
つまり、まだどこかで彼の本体は生きていて今も生死を彷徨っている最中…なのだとか。
「え、じゃあ髪と服がボロボロなのはなぜ…?」
「それ俺にもよくわかんないんだけど、なんかまだ死んでねーから綺麗なカッコはさせられません‼︎だってよ。意味わかんなくない?おかげで髪もこんな伸びきってボサボサよ…」
「あぁ、うん…確かにボサボサですよね…」
「…なぁ、そんな堅苦しく話すのやめてよ〜。俺らタメだぜ?」
「……は?なんでわかるんですか」
「俺さぁ、あんたが今着てる制服の学校に転校する予定だったわけよ。そんでこっちに越してきたんだけどすぐに事故ったらしくてさ」
「私の学年はどこでわかったの…?」
「そのチラッと見えてる上履きだよ。あんたんとこ、学年によって色違ぇんだろ?俺も同じ緑の上履き用意してたわ」
「あぁ、そういうこと…ですか」
彼の言ってることはある程度理解できた。
しかし全てを信じているわけではない。
だっておかしいでしょ、こんないきなり生死を彷徨ってるとか幽霊とかなんとか言われても…。
あ、でも先週のホームルームで転校生がなんとかって話してたな。
(こいつのことか…?)
だけど雨が止むまでは彼のお喋りに付き合うことにする。
ここに来るまでもかなり濡れてしまっていたし、これ以上走るのは御免だったからだ。
「でさぁ、その時あいつなんて言ったと思う?俺の顔を見るや否や…って聞いてる?…あれ、なんかあんた濡れてない?」
「は?今更?こんなに雨降ってるんだから当たり前じゃ…って、あれ」
彼が延々と話しているだけだったが、いつの間にか楽しくなってしまい雨が止んでいることに気づかなかったようだ。
「あ、虹!虹出てるよ!ほら見て!」
彼が勢いよく空を指差す。
確かにそこには綺麗な虹がかかっていた。
「ほんとだ…綺麗」
ふと横を見ると、彼の身体が透けてきている。
そのことに彼自身も気がついたようで、慌てて口を開きこう言った。
「俺マサヤってんだ!あんたは?あ、いややっぱいいや、もう時間ねぇみたいだから。これやるよ」
「え、何こ」
「さっきそこで拾ったヘアピン!誰のかは知らねぇけど、あんたと逢えた証拠だからまた会えるまで取っといて!じゃあな!」
私の言葉を遮って捲し立てた彼は、そのまま姿を消した。
「なんだったんだろ…まさや、か。また会えるまでってどういうこと…?」
彼は『生死を彷徨っている』と話していた。
つまり生き返ったか、或いは…。
いやまぁ、本当のことかもわからないしね…。
ほんの少しの寂しさと密かな期待を胸に抱いたまま家路についた金曜日。
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不思議な出来事から1ヶ月が経っていた。
朝のホームルームが始まる頃、少し遅れて教室にやってきた担任は開口一番にこう言った。
「前に話した転校生、覚えてますか?今日からこの学校でみんなと過ごすお友達を紹介します。どうぞ入ってきて」
ドクン
心臓が跳ねる音がした。
もしかしたら、あの時の…。
扉の向こうから入ってきた人物は、教室をざっと見回すとこちらへ向かって歩いてきた。
先生が彼に向かって何か言っているが、今の私には何も聞こえてこない。
私も彼も、目を合わせたまま逸らせずにいた。
そして目の前で立ち止まった彼が口を開いた。
「俺、ヘアピン無くしたんだけどあんた知らない?」
ずっとポケットに入れていたヘアピンを取り出し私も答える。
「これ…?でも私にくれたんじゃなかったの?」
「あぁ、そうだったわ。もうあんたのものだね。ところでさ…」
ニヤリと笑う彼が次に何を言おうとしているのか、私にはわかる。
彼の言葉を遮るように口を開いた。
「私の名前はーーーー」
あの雨の日は、私たちだけしか存在していないかのようだった。
まるでこの世界に取り残されたような感覚さえあった。
だけど今は違う。
周りには沢山のクラスメイトがいる。
それでも、私の目には彼しか映らない。
「なんか小綺麗になったね」
そう言うと彼は少しおかしそうに笑った。
その瞳に映っているのも、きっと今は私だけ。
×月〇日。
僕と君は家、学校、社会の全てから逃げ出した。
走って、走って、やっと着いた海はとても綺麗だった。君は、
「ふたりぼっちだね。」
なんて、儚げな雰囲気を醸しながら言葉を漏らした。
「そうだね。これからはずっとふたりぼっちだよ。」
流れ星が
シャワーみたいに降ってきて
世界はしんとなった
君の心臓の音が
今のすべて
つないだ手をぎゅっと握る
もう怖い夢は見ないよ
二人ぼっち
大きな戦争で文明が滅んだ、終末世界。
生き残った人類は、わずかな食料と水を求めて、瓦礫と化した地上を歩き回った。
「誰もいないね」 『二人ぼっちだ』
コンクリートの瓦礫の下から這い出した、子供が二人。
男の子と少し小さい女の子。
周りはコンクリートや鉄筋が飛び出す瓦礫の山。
「世界に僕らしかいないみたい」 『面白いね』
アスファルトが割れた地面を歩き、
瓦礫の山を飛び越えて、二人は進み始めた。
「どこに行こうか?」 『二人で生きていける所』
途中でガラクタを拾い、キレイめのペットボトルを探し
名も知らない花を摘んで、歌を歌う。
行く先には未だ、二人以外の人間が見えない。
二人ぼっちの世界に、笑い声がこだました。
『ふたりいるじゃん。そもそもぼっちじゃなくね?』
そう鼻頭を指で擦りながら、いつもの彼らしからず、もじもじといった風情で
深夜三時。
街が寝静まるその時間、僕はひっそりと公園へ向かう。
僕は誰の存在も感じない、その時間が好きだった。
ひとりぼっちで、邪魔するものなんて何もない。
「にゃあ」
鳴き声が聞こえて、足元を見る。
可愛らしい猫が、こちらを見上げて佇んでいた。
「なんだよ、これじゃあ二人ぼっちじゃん」
「みゃあ」
猫は、同意するように僕の膝に乗り上げる。
顎を撫でてやれば、気持ちよさそうに目を閉じた。
今日はしばらくは動けそうにないようだ。