『世界に一つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
よくよく考えたら
世界で一つだけ
では無いなんて
有りますかね?
わたし結構捻くれ者なので
こんな穿った考えが浮かぶわけで
どんなに量産したとて
1個は1個なんだよなと
テスト品を渾身の一品
どうしようまた作れるのか?
量産出来るのか?
良いアイデアが浮かべば
また仕事も楽しい
世界に一つだけ
手作りのもの。
誰かが自分の為に心を込めて作ってくれたもの。
失敗でも成功でも、それは世界にたった一つだけ。
「君は世界に一人だけ!オンリーワンさ!」
「どうしたのいきなり」
イヤホンを片耳だけ外して、プライベート故に静まり返っていた二人きりの部屋へただ突発的に言葉を放つ。心優しい彼はそれがどんなに無意味で不毛なことであろうと、無視せずに言葉を返してくれる。心地が良すぎて調子に乗ってしまうから、甘やかさないほうが身のためだと思うけれど。
「これってなんの褒め言葉でもなくない?」
「そうかな。前向きで良い言葉だと思うけど」
「だって、私みたいな愚図が他にいないことなんて前から知ってたもん」
「確かにお前は愚図で馬鹿だね。これはそういう意味じゃないよ。もう少しその足りない頭で考えてごらん」
「ありゃ、読書の邪魔しちゃった?」
「その上、そういう話は聞き飽きたから。暇なら簡単な本を貸すけど」
「いらない。あーあ、もっと私のことを理解してくれるいい友人が出来ないかな。いっぱい甘やかして優しく姬プして欲しい」
「僕ほどお前を理解してる人もいないと思うけど。あんまり優しくすると嫌がるじゃん」
「えー…そーかな…」
【世界に一つだけ】
久しぶりにお互いのお休みが被り、部屋で2人でテレビを見ていた。私は彼の足の間に座り、彼は私をバックハグするような感じで、とりとめもない話をしていた。
背中には彼の体温を感じる。彼女である、私にしか座れないこの特別な場所。世界に一つだけの私の落ち着く場所。
▼ 世界に一つだけ
ロマンチックな話じゃない
むしろ呪いのような、執着束縛依存の類い
不意に耳朶に触れる癖がついたのはいつだったか
(ああまた)
今日も業務中に伸びる指
穴はもちろん塞がっていないけれど、居場所を失ったものは自室の奥の奥へ
捨てられなかったのは、勿体ないと思う心か思い出か
(本当に欲しいものはくれなかった)
いつだって、手を擦り抜けるのは変わらない
今も、これからも
会う度期待を膨らませて、そうしていつかまた
(ぜってー逃す気はねぇけどな)
食器や雑貨屋さん巡りが好き
一点物の商品は特に好き
丹精込めて作られていて
温かみが感じられる
世界に一つのもの
本当は買って帰りたいけど
高くて手が出ない
頑張って働こう
・世界に一つだけ
私たちはずっと、二人で一人だった。
一卵性双生児、といえば、わかってもらえると思う。お母さんは、私たちが喧嘩しないように、おもちゃも服も、同じものを買ってきた。
アニメや漫画みたいに、性格が正反対だったのなら、よかったのかもしれない。残念ながら、私と妹の性格は、見た目ほどじゃないにしろ、よく似ていた。
「お姉ちゃん。私も学級委員になったよ」
そう、妹が得意げに話す。私は傍でスマホをいじる。またか、と思う。
最近、妹は私の真似ばかりする。まるで私と自分との、ほんのわずかな隙間を埋めようとするかのように。
イラつく。イラつく。意味がわからなかった。私は早く、私になりたくて、必死なのに。
「あと、お姉ちゃんが面白いって言ってた本、読んだよ」
嬉々として語り始めた感想は、私が妹に話して聞かせたものと、全く同じ。
「ねえ。何がしたいの?私と同じことして、楽しい?」
思ったよりきつい声が出た。ひゅっと息を呑む音。ごめん、その言葉が喉元まで出かかった時だった。
「…だって、お姉ちゃんの方が何でもできるじゃん。私は頑張らないと、『お姉ちゃんの劣化版』で終わっちゃう」
今度は私が息を呑む番だった。そんなことを考えていたなんて、知らなかった。
その頃から私たちの関係は少しづつ、変わり始めたのだと、今となっては思う。
***
「病める時も、健やかなる時も、お互いを愛することを誓いますか?」
「「はい。誓います」」
ぱちぱち、盛大な拍手が巻き起こる。私が纏っているのは、真っ白なウエディングドレス。スーツ姿の彼…いや、夫はやっぱりかっこいい。こっそり見上げると、にっこり、微笑み返される。
私が私であるために。
世界で一つ、私が欲しいものを、この人は惜しみなく与えてくれる。大好きなひと。
結婚式の出席者の中には、ピシリとスーツできめた妹の姿もあった。若くしてバリバリのキャリアウーマンだ。
「お姉ちゃん!おめでとう!」
そう言った妹は、私の知らない笑顔を浮かべていた。きっと彼女も見つけたのだ。世界で一つ、彼女を彼女たらしめるものを。
世界に一つだけの花。
君は一人、僕も一人。
人間は誰しも、世界に一人。
君の代わりはどこにもいない。
似てる人がいたとしてもそれは別人だ。
どこに行っても君のとなりに僕はいない。
そして僕の隣にも君はいない。
それは当たり前だ。
君と僕はそういう関係ではないのだから。
だったとしても、僕は君にこんなに執着していないと思う。
世界に一つだけ、
世界に一人だけ、
世界にたった一つの恋物語。
107テーマ【世界に一つだけ】
一つだけ、たった一つだけの、世界に一つだけのあなたへ贈る言葉は空に消えていったよ
世界に一つだけの小石を拾って川にぶん投げる
そんなもんです
世界に一つなんてそんなもんです
めずらしくもない
世界に一つだけの小石を拾って部屋に持って帰る
そんなもんです
世界に一つなんてそんなもんなのです
めずらしくもない
けど大切はそこにあるのかもしれない
世界に一つだけのもの
私のぬいぐるみ
あなたの思い出
彼の笑い声
彼女の本
どれも取って代われないもの
大切にしたいなあ
「世界に一つだけだと思うのってなに?」
「えー、おれ"愛"だと思うなー」
「確かにそれもあるな」
「おまえはどうなの?」
「俺〜?俺はね、
________。」
_2023.9.9「世界に一つだけ」
私は人間だと思います。
人間と一言でいっても、女性/男性/性別を気にせず好きになる人、アニメが好きな人、本が好きな人、かわいい人、クールな人。たくさんあります。たくさん在っていいんです。
自分の好きなように生きられる人が、もっと多くなりますように。
最後の文には好きな言葉を入れてください。
欠点だらけの私。
人に嫌われたくなくて、必死に笑顔でついていく。
いつからだっけ、本当に笑えなくなったの。
いくつの頃だっけ、本当に楽しいと思えた日々は。
自分の嫌いな所探せば、死ぬほど出てくる。
だったら自分の好きな所も同じだけ出てくるはず。
自分の褒められる所は?
頑張ってきたことは?
人には見えない努力の証は私の人生に刻まれている。
自分の見え方で『私』が決まるなら、私は好きな所を見よう。
誰よりも努力してきた自分がいるんだから、褒めてあげよう。
人生は自分で作っていくもの。
だったら、私の見る方向も自分で決めていいよね。
この世界にたった一人しかいない『私』なんだから。
私は下を向いて生きるより、上を向いて生きていく。
これが『私』の人生だ。
世界に一つだけの花
それが花だったら良かったのに
僕には蕾ですらない花を持っている
その蕾ですらない花ははいつ咲くのやら
どんな花でどんな蕾でどんな色をしているのか
あぁ、雨が降ってきた
また1つ咲く日が遅くなりそうだ
世界に一つだけ
私という存在。
私の家族。
大好きな息子たち。
大切な旦那さん。
今日という一日。
一瞬一瞬が、世界に一つだけしかないよね。
花だけじゃない。
世界に一つだけ
世界に一つだけの私だけの隠れ家が欲しい
執事が1人
メイドが1人
高級ホテルのようなステキな部屋と
美味しい食事にデザート
マッサージやエステも揃ってて
誰にも邪魔されない
夢のような空間
想像するだけで楽しい♡
時とともに薄れても
君は忘れてしまっても
あの日の思い出は
僕にとって、世界に一つだけの宝物
(世界に一つだけ)
窓から見える、藍や紫のグラデーションの空に不規則に輝く星、それを隠すように空に佇む雲
それを見つつ私は貴方と何気ない話をしていた。
いつもと何ら変わらないけど、それがどこか嬉しかった
そしてふと私は思った
私達、会ってとても年月が過ぎてるなって。そして、貴方への想いのことを。
これを貴方に話す
「そういやさ、私達って会ってすごい年過ぎてるよねぇ」
絵の描き方とかの動画をスマホで見ていた貴方は画面から私に目線をずらして少しはにかみつつ
「あぁ、そうだね。でも、会った時の事と俺に想いを伝えてくれた時の事が
まるで昨日の事みたいに思えてくるんだ。
衝撃的だったからなのかもね。」
「うん、それで少し考えたの」
「何を?」
「貴方への、想いについて。私はもう何年も貴方へずっと変わらない想いを抱いてるじゃない?
それが出来るのって、世界に一つ、いや一人。貴方だけなのかなって」
私は恥ずかしくなって少し俯きがちになりつつ、そう言う
「そうなの?嬉しいな。俺もそうだよ、昔からずっと俺の隣に居てくれてさ、これからもずっと一緒でいれるのは海暗だけだ。」
私は予想外の言葉に驚いた。そう思ってくれてるんだな、って。
その言葉に私はとっても嬉しくなって自然と口角が上がって
「えへへ、そうだね。私はずっと貴方と一緒だ。」
なんて言葉にする
「うん。ずっと一緒だ。」
指にはめられた、部屋の明かりに照らされキラキラ光る宝石があしらわれた指輪を見て
2人だけのここで、そう誓いあった。
世界に一つ
今この時も、どこかにあなたがいる。もう会えなくても、大切なあなたがいる。
気付けばこころに、あなたがいる。
ありがとう。
わたしはそれだけで、しあわせな気持ちになれる。
ありがとう。
この世界に存在してくれて。
ありがとう。
この世界に生まれてくれて。
ありがとう。
かけがえのない、あなたへ。
「世界に一つだけ」
「愛してる」と
貴方は私に言ってくれたじゃない
どうしてはなれていくの、
貴方にとってしてみれば、私なんかどうでもいいのね。
私は「愛してる」と泣きながら伝えてくれたあなたがとても
愛おしかったのに、もう居ないのね、
愛しい分。切なくなるの。
私にとっての「世界に一つ」は貴方よ。
「世界に一つだけ」