『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天照らす 神の御代より
天斑馬の件で
天石屋に篭もり
至高神になったあなたを
待ち続けた
もう見向きもしてくれないかな?
僕のことはもう忘れているのかな?
あなたの好きだった花はもう
枯れてしまったよ
笹の葉が夜風になびく街並みに
ひとり自転車で滑り出す
手と手を繋ぐカップルや
肩を寄せ合う夫婦が
ゆっくりとこの道を歩く
笹がたくさん飾られる商店街で
七夕ゼリーは売り切れだ
今夜は天の川を見ようと
早めにご飯を食べて
早めに就寝準備を始める
夜深くなった窓の外で
空に輝く天の川は
人々の視線を感じながらも
ふたりを繋ぐ架け橋となった
181テーマ【七夕】
今夜は天の川が見れますね
七夕の日、なにかお願い事をしましたか?
僕はなにも願っていません
今このままで、十分充実できているなと思うので
短冊に書くのが強制ならば、
「あの人を守る英雄になりたい」
と書きますかね、少々子供かもしれませんが…笑
皆さん、今夜の天の川を
存分にお楽しみください🌙
【七夕】
短冊に願いをたくす
「明日もまた書けますように」
天の川のなくなった夜空から
アルタイルもベガも消えてしまった
夜の光があふれる地上では
行き場の無くした願いたちが今年も
笹の葉さらさらと
風に揺れている
「そういえば今日は七夕だな」
ふと向かいの席に座っている同居人が、何の脈絡なく呟いた。
「何だよ急に」
「や、今日は7月7日だなって」
「あ、今日なんだ。すっかり忘れていたわ」
「言うて俺も今気づいたんだけどな」
今日そんで晴れているし、と、横にある窓へ視線を移す。僕も同居人に倣って窓を見た。快晴も快晴。気温も三〇度を超える夏日である。
「七夕の日が晴れって珍しいよね」
「確かに。大体雨なイメージ」
「時期が梅雨と被るからねぇ」
「てかさ、彦星と織姫が一年に一度しか会えないって言う日に、俺たちはというと短冊に願いを書くとかなかなかに傲慢な日ではあるよな」
「身の蓋もないことを…」
「彦星も彦星で、会えないんだったら川を泳ぐとかガッツを見せろって感じよな。ヒロインに可哀想な思いをさすなって」
「ロマンなんだよきっと。あと織姫をヒロインって略してあげないで。まぁ二人に関しては自業自得な部分があるから。仕事そっちのけでリア充してたらしいし」
「お前もリア充とか一言で片付けんなし」
しかし折角行事を思い出したんだから、何かやっておくか、と同居人が言い出す。
「短冊とか今から用意するか?」
「いや良いよ別に。竹とかどうするの」
「お前が育てている苗木で良いじゃん」
「僕の可愛がってる苗木は七夕の木じゃありません」
「ちえ」
「まぁ、七夕にちなんだ夕飯くらいなら考えても良いかな。星型のフルーツポンチとか」
「うわ懐かしいフルーツポンチ。給食以来食ってないわ」
「今食べると甘過ぎるかな」
「まぁ偶には良いんじゃね」
今日の夕飯は素麺かな、と買い物メモを取り出しながら、僕はフルーツの果物は何にするか考えるのであった。【七夕】
七夕。4作目。
七夕。7月7日。天の川を超えて、年に一度だけ。織姫様と、彦星様が会える日。
この場合の関係は恋愛だけれど、恋愛に限らずのお話をしたい。
現代。
気軽に出会えて、気軽に別れることができる時代。
ずっと同じ人と過ごすことは、不可能に近い。人と人の間に、永遠なんて言葉が果たして存在するのかどうかすら疑わしい。少しずつ重なって、離れていく影同士。もつれたあやとりになったりもして。解けたりもして。
たとえ離れてしまっても
年に一度、会いたい人はいますか?
私のお願いは。
私に少しでも関わってくれた人たち全員が、離れている人もそばにいる人も、幸せに過ごせますように。彼ら彼女らがたとえ私のことを好いてなくても、覚えていなくても、願うよ。
七夕
またあいましよう
そう言えたらよかったの?
織姫彦星
両思い
片思いの私では
川を渡れない
ひとり遠い地で
今も思う
君は死んだ。
夏の日。あの爽やかな笑顔を残して。
私は深い虚無の中に落ちる。
多分。君は、彦星にでもなっているのかな。
まあ、俗に言えばかっこよかったから。
私も死んだら。
アルタイルでも、デネブでもなく。
あの織姫になりたい。
「君とまた逢えますように。」
#七夕
見上げた空
雲にかくれた光の河
会いたいのに会えない
もどかしさ感じて
君たちは逢えたのかしら
いにしえの恋の物語
祈るように、託すように…
思い出の中に閉じ込めた恋心
年に一度だけ
星あかりの下で
今日は 七夕
でも あいにくの くもり空だ
今日は ハルは長めに起きていられたようだ
いつも こうならいいのにな
俺の願いは 今日 少しだけ 叶ったようだ
今年も巡ってきた。この日が、
彦星と織姫にとっては天の川を渡って再会できる
すてきな夜。
私にとっては今年も運命の人と出会えなかったという
さみしい夜。
来年こそは天の川をみながら、「月が綺麗ですね」って言ってくれる人はいるのかな…
七夕
毎日誰かの誕生日だけど
今日はあの子の誕生日だ
もう顔も名前も覚えていないのに
覚えているのは七夕だったせいだろうか
かろうじて旧姓は覚えている
私たちのクラスには名字がかわる子が
本当にたくさんいたから困っちゃうね
自分の記憶力が少し気持ち悪いけど
君が今年も楽しく過ごせるよう願ってる
七夕の札には
色んな色がある
赤や青,黄色,緑
他にもいっぱいある
だけどある日
とても黒い札を見つけた
みんなの思ういつもの黒じゃない光も吸い込む程の黒い…
でも何か書いてあった
不…な一……な……すように
文字がよく見えない
私が呼んでも他の人が呼んでも全部見えない
だけど人によって見える文字の位置は違かったら
…幸な……に……ますよ……
……な一年……りま……うに
全部繋げたら
不幸な一年になりますように
読み上げた後急に目眩,頭痛,吐き気に襲われ気を失った
話はここまで
なぜ彼女は黒い札を読んだら気を失ったのでしょう
考えるのはこれを読んでいる貴方です
七夕。
織姫と彦星が、年に一度会える日。
織姫と彦星の恋は甘くて苦い。
そんな恋をしたいなぁと
いつも思う。
今日は1年間遠距離恋愛だったふたりが
再会できる日。
七夕
それは
離れ離れになった男女が
ひと時を過ごす夜
なのに何故
今日は都知事選なのだ
光る君へが観たかった…
七夕に
まひろの想いに
降りそそぐ
満天の星の
叶えたるかな
【七夕】
あれから1年が経つ
もう1年経ったのか…
去年の七夕は家の近くの公園のお祭りで短冊を書いた
短冊には「バレーボールが上達しますように」と書いた
結果、大会ではいい成績を残すことも出来なかったし、
普段の練習でも全然ダメだった記憶しかない
今年の願い事は「志望校に合格出来ますように」と書こう
そうか、今日、七夕なのか……。このお題を見て、初めて気づいた。こうして日本の伝統文化は失われていくのか。なんか、寂しい、、、
七夕は最初、裁縫の上達を祈るものだった(と、チコちゃんが言っていた)。それが、笹を飾って願い事をするということに変わったらしい。起源とは違う目的で行われる行事は意外と多い。
子供の日、母の日、父の日、、、何月何日だったか、忘れてしまった。覚えているのは、クリスマスとお正月くらい。あれ、ハロウィンは、、、10月30日?10月31日?……どっちだっけ。
今日は晴れ。織姫と彦星が会うには絶好のシチュエーションだ。7月7日、1年に1度の晴れ舞台だ。彦星、頑張れ!
【七夕】
天の川を挟んで別れた
織姫と彦星
働き者の2人であったが
2人は出会うと愛を語り合い
仕事に手をつけずにいた
それを見かねた天の神様は
2人を離れさせ
7月7日のみ逢えるようにしたのだ
なんとも、ロマンティックなようで
仕方の無い話だろうか
機織りの織姫
牛飼いの彦星
神の紹介で出会った2人であるが
相性が良すぎたのだろう
仕事そっちのけで
二人の時間を過し
服ができぬ、牛は病に倒れる
神は服がよれ、畑は草にまみれ
何年もそのような状態が続いたゆえ
離れ離れにされてしまったのだ
仕方の無いことなのだ...
人は神も含め、働かなければならぬ
それが楽しむ為だけだと
人は怠惰に陥るのだから
だが、働きすぎては
身体を壊してしまう
息抜きとは必要なのだ
それが2人には出逢いというもの
他人の幸福を肴に
七夕と名ずけ
菓子や飯を食べる
優雅なイベントである。
ひねくれた見解ではあるが
これは私の考えなのだ。
旧日キャンプで天の川見たり
衛星見たりとか花火もした
たまたまあがっていた花火もあった
旧日の七夕を祝ったりした
面白かった
人生で一番豪華で若かった
人でごっちゃがえす思い出
汗と疲れでくたくただった
山も海も行った
友達になれない人もいた
だから出会いを大切にしてきた
その時を楽しんだ
刻まれた思い出は凄い
機嫌がなおりました
ありがとうございます
♪ドラムと響き合えば
サーチライトのような力を持ち合わせていないそれでも考えてみる
七夕65
七夕
夏のお祭り
輝くお星さま
年に一度の願い事
今年は何を書こうかな。
たくさん飾られた短冊にいろんな願いがこめられている
ふと見上げた先に、彼の書いた短冊を見つけた。
やっぱり私も彼と同じ願い事になったかな。
「一緒にいられますように」
久々にちゃんとしたご飯を食べた。
せっかくならテレビを見ようとリモコンのボタンを押した。
テレビでは某人気アニメで天の川が映し出されていた。
ふと、カレンダーを見ると7/7。七夕だった。
笹がなかったから、ベランダを出て空を見上げ、
何年かぶりに願い事を心の中で唱えた。
明日からはきっといい日になると思う。