『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
笹飾り(テーマ 七夕)
子どもの頃「○○になりたい」
高校生「○○大学合格」
大学生「彼女が欲しい」
社会人「昇給」「時間が欲しい」
30代「結婚相手」「ワークライフバランス」
40代「両親の健康」「ワークライフバランス」
50代「自分の健康」「ワークライフバランス」
60代「引退したい」「活力」「ワークライフバランス」
70代「引退したい」「活力」「ワークライフバランス」
何一つかなうことはないけれど、自分が何を望んで、何に苦しんでいたかを思い出すことはできる。
大切なのは、何を願うかではなく、限られた時間とコンディションの中、何をするかである。
「七夕」
彦星様は、牛のお世話が上手な働き者。
織姫様は、神様のお召し物を作る機織り上手な働き者。
織姫様のお父様は、神様を取り纏める神様。
彦星様と織姫様は、ある日出会って恋に落ちました。
お互いに想い合って、
『夫婦になるなら、この人しか居ない。』
と決心して、お父様にご挨拶に行きました。
「お互いに働き者同士、気も合うだろう。良き夫婦になるよう、支え合うのだよ。」
快く祝福してくれた父神様に感謝して、二人は祝言を挙げて夫婦になりました。
若夫婦は新居を構えて、ふたりで暮らすようになりました。
しかし、機織りの音も牛を追う彦星の姿もありません。
ふたりは片時も離れ難く、仕事が手に付かなくなってしまいました。
こんな風に仲睦まじく暮らして、幾星霜。
一向に恋の熱は冷めず、神様方のお召し物の新調は進まずに傷んでいくばかり。
この状況に、織姫様のお父様は二人を別居させる事にしました。
「仕事に身が入らないのなら、別々に過ごしなさい。二人にしっかり仕事をしてもらわないと、困る方々が居られるのだから。1年に一度、会うことは許そう。」
そして、1年に一度の日が決まりました。
7月7日の七夕です。
凡そ晴れることがないこの日には、雨水で氾濫する天の川を越えることができずに二人が会えないとも、それを憐れに思ったカササギたちが天の川に身を以て橋をかけるので、二人はこっそり逢瀬を楽しんで、涙を流すので雨が降るのだとか、諸説あるらしいのです。
お伽噺を初めて聴いたときは、こんな風に思った。
(朝も昼も夜もずっと、一緒に居たいと想い合える人に出会えたら、きっと幸せなんだろうなぁ。)
少し大きくなって思春期にさしかかった頃、お伽噺を読み直したら、違う感想だった。
(父上、心狭すぎんか?好き合ってるんなら、四六時中一緒に居たいやろ。)
さらに大人になってから、七夕祭りなんぞに繰り出して、ちょっとはしゃいだら、また違う解釈が浮かんだ。
(父上、実はお認めになってらっしゃるかも?対外的にけじめがつかないから、雨と雲で隠してそっと逢わせていらっしゃるのでは?)
真相は夢の中。
色んな解釈があっても良いじゃない!
と言う事で。
毎日ご飯が食べられること。
仕事があること。
元気で暮らせること。
思想や表現の自由があること。
選挙に行けること。
自分の人生を、自分で決められること。
それが私の日常だけど、
世界を見渡してみれば
それは全然当たり前じゃない。
だから、七夕の星に願いを。
世界が平和でありますように。
全ての人の権利が守られますように。
痛みに苦しむ人が、楽になりますように。
今年は、とても暑い七夕になった。
織姫も彦星も、夜とはいえ、まだ暑い外に出て会いに行くのは大変だな。
なーんて。
「七夕」
今日はサマーバレンタインデーらしい。
ケーキ作ったから食べる?って聞いたら食べたいって言ってくれた大切な人。
自信はないけど美味しいって言ってくれたら嬉しいな
【七夕】
雲ひとつない晴天。夜だからか少し肌寒い風が吹く。
「星...綺麗だね」
「うん、今日晴れて良かったよ」
外に出るのが難しい君と久々に行った買い物。
デパートもスーパーもあらゆる場所で鮮やかな緑が揺れていた。
葉先にはカラフルな紙が結んであって、みんなの目標や願い事が書かれている。
『ずっと一緒にいたい』
行く場所全てでにこにこしながらペンを走らせていた君。
(七夕の短冊は七夕に関することや目標を書くものらしい...つまり、願望は叶わない)
日も落ちて暗くなった頃、珍しく一日中元気だった君を病院まで送る。
「あ!短冊!これにも書く!」
パァっと明るい表情になった君。また同じことをかいてどこか寂しげな顔で吊るす。
「願い事...叶うといいね」
そう言って僕は君の余命宣告が書かれた紙をポケットでグシャグシャにした。
七夕、それはとても良い日である。
私はそんな日が大好きだ。
願い事を書いて祈る。
そうして、毎年それが叶うと星たちに
ありがとうと伝える。
あぁ、何て良い日だろう。
この色もこの人も流れる液体も、
ぜ~んぶ私のだ。
願い事をした。
今回は、あの人を星にしたい。
叶うと良いな。
今日は七夕なので短冊にやさしくておもしろくて一途で髪型マッシュの人と付き合えますよーに!!!って書いて笹にくぐりました
平日はいつも同じ教室いるのに「好き」だけ言えないひとりの七夕
七夕…
何をお願いしようかな…
最近は彦星と織姫みたいに
会えるのが嬉しい♡♡
そんな事を考えながら、私はうたた寝をする。
1年に1回会う日。
出会えて、嬉しいって思う人、嫌だって思う人。もう一度、会いたいって思う人 、会いたくないって思う人。
色んな人がいると思う。
それはあなたが色んなことに挑戦して、色んな人に出会って、前に進んだから、
前に進んだ分、人に出会ってる。
それはあなたが生きた証拠。
#七夕
織姫と彦星の物語を読んで
恋愛のれの字も知らなかったから
一年に一回なんてどうしてってばかり思ってた
今は違う
もしかして織姫も彦星も他に相手がいて
とりあえず一年に一回は顔だけ拝んでおくかとか
実はそんなに性格合わないから
七夕イベントに合わせて勢いでさくっと会ってるんじゃないかとか
すごく斜めな妄想で七夕伝説を捻じ曲げてます
今日は年に一度の大切な行事
今日だけは晴れて欲しい
そう思うのは私達人間だけでは無いようだ
もしかしたら織姫様と彦星様もそう願っているのかもしれない
だから私は短冊にこう書いた
「七夕の日はよく晴れますように!」
これで、晴れてくれるはず!
、、、、と娘に言われた、私はそうだねと笑いながら返した。我ながらなんと良い娘を授かれたのだろうと思えた。このまま心優しい素直で良い子に育って欲しい、、、、
私は短冊にそっと書き込んだ。これは娘には内緒の願い事だ
お題『七夕』
_____________
願い事が叶う日なんて来ない
一生幸せになんてなれないや
_____________
Theme:七夕
「七夕」
七月七日。
今年も七夕がやってきた。
1年前がとても遠いことのようで。
苦しかったことも辛かったことも
私の中から消えていく。
これから先、楽しいことが
たくさん降って来て欲しい。
辛いことがあっても、
笑っていられるように。
生きていけるように。
それが私のお願い。
織姫様と彦星様が、
幸せな時間を過ごせますように。
七夕サラサラ〜
のきばにゆれる〜
おほしさまキラキラ〜
さんざんすなご〜
(短冊)······▸家族が健康でいられますように、小説家になれますように、先輩と仲良くなれますように...
七夕で願う願いなんて今は何も無い。
これから見つけていけばいい。
来年には堂々と書けるように。
七夕に
家から出ずに
テスト勉
…こんな悲しい七夕ある?
でも推し達が七夕のことについて話してたから
ちょっとは気分味わえた
推し達ありがとう!
お題「七夕」
七夕
彦星と織姫は
夫婦なんだって
遊びすぎて
離ればなれにされて
一年に一度
晴れがずっと
続きますように
なな🐶
2024年7月7日1681
一年に一度、そんな事があっても確実に出来るのであればそれは奇跡でも何でもない。
必ず救われる物がある人間が、抜け出せるか分からない闇で生活する人間を救えるはずが無い。
だから、どうか私を抱きしめないで、手を繋がないで、愛してると言わないで欲しい。
今も貴方に囚われて、抜け出せない。
手に触れた石盤は冷たくて温もりなんてない。
貴方を呼んだ愛称は、そこに刻まれていなくていつ見ても実感がないまま、もう一度会える奇跡を求めている。