『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
七夕
七夕って、みんなの健康とか願いたくなるよねって、表面上は言っておく。そして、表には「家族が健康でいられますように」って書く。
でも、みんながいなくなったら裏にこう付け足す。
「彼氏をください」と。
七夕
ひらひら、ひらひら。
願いを託した短冊が揺れる。
星空の向こうへ届くように。
あの星の数だけ人は願い、祈るんだろう。
こんばんは。
今夜、大切な人に会えましたか。
私は残念ながら
遠距離中の彼氏とは
今月は会えずじまいです。
でも、一年もこの日を心待ちにしていたはずの
あなた達が出会えたのなら
私も幸せです。
どうか
その逢瀬を楽しんで。
私もまた大好きな人に会える日を願いながら
今日の星空を見上げます。
【七夕】
「七夕」
僕は「星合いの空」
君は「空ノムコウ」
示し合わせたわけでもないのに、
同じようなお菓子を持ち寄って、
さすが七夕だねって笑い合う。
お菓子談義に花を咲かせながら、
君との将来を思うよ。
子供の頃 短冊に書いた、それぞれの夢が叶うように。
七夕は子供の頃、短冊に願い事を書いて吊るしていた。最近は、駅に幼稚園の子どもたちが書いた短冊を見かける。時代は進んでいるが、このあたりが変わらないのはなんとなく嬉しく感じる。
七夕
五色の短冊は五行の木火土金水に対応していて、色にも意味があるの。
願い事は紫色ね。
それ以外は感謝だとか、精神的な部分の向上を宣言するもの。
願い事が叶わないのは、的はずれなことを書いてるからよ。
お金持ちになりたいなら、お金を稼ぐ方法を見つけてその技術向上を願うことね。
あなたに理解できるかしら?
紫色の短冊を前にして筆が止まってしまった。
友だちがほしい。
口の悪さから、親にすら疎まれている私のことを認めてくれる友だちが、ほしい。
だけどこの願いは自分の人生を他人任せにしているから、だめ、なんだ。
そもそも、仕事サボって恋人とイチャイチャしていた恋愛脳カップルがなにを偉そうに、感謝しろだの精神の成長をしろだの他人任せな願い事は受付けないなど言うのだ。何百年何千年もの間一年に一度しか会えないストレスをぶつけてるだろ。こんな奴らに頼るのも馬鹿馬鹿しい。
我に返った私は、一文字目を書いてしまった短冊をぐちゃぐちゃにしてゴミ箱に投げ捨てた。
笹が鳴る
今日は祝わぬと雲が言う
年に一度の逢瀬すら
空の神は許さぬと
#七夕
今、織姫様と彦星様に願うとしたら今の日本を救って下さい。と短冊に願いをたくしました。
短冊に、願い事を。
満天の星たちが、まるで大きな川になるように。
一年に一度、逢瀬を重ねる織姫と彦星のように。
その願いも、言霊となりて願いを叶えるであろう。
好きな人と結ばれたい
一番仲良い自信あるのに
その子もててて女の子の応援ばっかしちゃう
帰り道も休み時間も移動もオリエンテーションもクリーン大作戦もほぼ一緒なのに辛い
子供の時は、ナス🍆に爪楊枝さしてあれは何の生き物なんだろ?他にもいた気がする。子供が出来てからは仕事の帰りに、石神井川沿いの会社の裏から1本頂いて(ノコギリ持参)、リビングに短冊飾った思い出。
title of the day
- 七夕 -
小さい頃の願い事、何を書いたかなんて思い出せない 。
でもきっと、キラキラした願い事を書いていたんだろうな 。
大人になるにつれて、全てが歪んだ 。
純粋無垢な私はもう居ない 。
14歳の頃、『 結局この世界はお金だ 』と気づいてしまったから。
星屑に 照らされ笑う君の目に
浮かぶ涙が 二重に光る
#短歌 #書く習慣 20230707「七夕」
七夕は「実際に何が起きたか」よりも、
「願う、想う」が大切。
そうは言っても、現実は?
…これが現実だよね。
彦星様もいなければ、
キラキラした出来事もない。
そもそも私、織姫様じゃなかった。
織姫と彦星
1年に1度しか会えない
そんなの嫌だと思うかもしれない
でも
あたしからしたら
いいなって思う
あたしは1年に1度も会えないのに
会いたいな
打粉をしたまな板の上、うどん生地のような小さな塊を撚りをかけながら棒状に伸ばしていく。
左手を手前に右手を奥に持っていく感じだ。
ブチンと切れてしまわないように注意しながら伸ばしていって、ソレの両端を持って持ち上げる。
ネジネジになったら、油の中にポトポト落としていく。
ピチピチと油の弾ける軽やかな音。
弱火でじっくり、こんがり狐色になるまで菜箸で突っつきながら待つ。
たまにひっくり返して、狐色になったらネジネジを油の中からすくい出す。
粗熱がとれたらサクサクかりかりの、索餅の出来上がりだ。
テーマ「七夕」
受験に合格しますように
家族が健康でありますように
ヒーローになりたい
恋人が欲しい
七夕になるとショッピングモールで毎年見かける願い事
天の川はまだ見た事ないけど
色とりどりの短冊が飾られてるだけで何故か幸せな気持ちになる
遠距離恋愛をしている私が頑張れるのは
一年に一度しか会えない織姫と彦星がずっと心だけは離れずに愛し合ってるって信じてるから
恋人に会いたいなんて願いは恥ずかしいから書かないけど
織姫と彦星が無事会えてるといいなって思う
そして少しだけ私に恋人に逢いに行く勇気をください
せっかくの七夕の夜だったのに
何も願い事をせずに寝てしまった
せめて今日の勤務を
愛想よく心穏やかに
つつがなく終えられますように
お題「七夕」
本物の天の川をこの目で見たことがない
写真や映像ばかりの認識
日本は梅雨時期に掛かっているから
天の川が見られるのは贅沢な時間になる
七夕に雨が降るとその雨は催涙雨と呼ぶらしい
逢瀬が出来なくなった牽牛と織姫の涙
知った時、キレイな言葉だなって思った
悲しみに流す二人の涙も
ひとつの言葉になってちゃんと昇華されている
雨が降った年の短冊には
「来年は晴れますように」と書いてあげよう
催涙雨はキレイ言葉だけど
二人にとっては多分欲しくない言葉だろう
今日は七夕。
天気もいい。
雲もない。
織姫と彦星会えるかな。
年に一回。
好きな人に会えるの一回なんて、、
会えない間寂しいだろうなぁ。
『織姫と彦星はさ、年に一回しか会えない今日、この日すごく大切だろうね』
「え、うん、そうだと思う」
私が考えていたことを急に話してきたからびっくりした。
『一回だけなんてさ。
もう少し会えたらいいのにね笑』
「うん、絶対寂しいよ。私無理だよー好きな人と年に一回しか会えないなんて」
『あはは笑まぁそうだね笑僕も無理だな君に会えないなんて笑』
『でもさ、
会えない間ずっと、ずっとお互いがお互いのこと想って待ってるんだよ。この日のために。
それってすごいことだよね。
2人の愛最強すぎない?
ずっと想ってるのってそう簡単じゃないよね。
2人は信じ合っていてすごく強い。』
「確かに、、そうかも。すごい、、」
『僕たちはこうして会えるけど
2人のようにずっと強く想える関係でいられたらいいなと思うよ。』
「、、、照、ありがとう。」
『さ、もうこんな時間出かけよう織姫笑笑』
「笑 うん、彦星笑笑、、っ、、」