一筋の光』の作文集

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一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/5/2024, 3:36:42 PM

友達と心霊スポットに来ていた

「ねぇ、ほんとに大丈夫 … ?」

「大丈夫だってー!」

そう会話をしつつ中に入っていく。
心霊スポットの丁度中央部に着くと、背中が重く感じた。
友達に戻ろうと声を掛けようとした時

後ろには誰もいなかった。
真っ暗で何も見えない中、一筋の光が入ってきた。
私は背中が重く感じながらも走って心霊スポットから抜け出した。

11/5/2024, 3:34:58 PM

一筋の光。


 くそっ……ほかに打つ手はないのか! ほかに、魔道具研究部の廃部を阻止する方法は、ほかに――。
 唇を噛み締めた、そのときだった。閉め忘れていた部室の扉からあの男の声が滑りこんできたのは。
「――お話は聞かせてもらいましたよ」
 おまえは……!

11/5/2024, 3:29:29 PM

暗闇にいる中で差し込む一筋の光は、周りに光源がないからかより一層希望のように感じられる。
その先が正しいとか間違っているだとかはともかく、みんなここから逃げ出してみたいよね。

11/5/2024, 3:26:48 PM

闇を切り裂く光

覗き込んだ向こう側は

やはり私には眩し過ぎた

会いたい人は常にそこに居るから

想う事さえやめてしまった

それでも縋るように

未だに覗き続けている

11/5/2024, 3:26:41 PM

わたしが今もっとも待ち望むもの



144:一筋の光

11/5/2024, 3:23:14 PM

一筋の光 11.05

ねえ、私もう疲れた
皆に愛想振りまくのも、仮面を付けるのも。
みんなに合わせてさ
自分の心を端まで追いやって
毎日そんなんだよ

でもね最近は慣れてきたの。
これが当たり前なんだって、
思うことにしてみたの。
そしたら楽になるかなって

でも…
違うみたい
体は慣れても心はまた違うみたい


あなたは良いよね
私の気持ちなんか、知らないもんね。
そのまま何も知らないでお友達しとけばいいよ。
いつも話しかけてきてさ、何がしたいの
さっぱり分からない。

明日も話してくれる?



なんてね

11/5/2024, 3:20:40 PM

一筋の光

人生には暗い時期、絶望する時期が多かれ少なかれ誰にでもあるだろう。
その中から一筋の光が見えて這い上がれそうで這い上がれなくてそれに対してまた絶望することが私にはよくある。
そこから這い上がる方法は私はまだ知らない。
だけど、その暗闇の中でも楽しいことがあるのならそこに没頭したりできるのなら何かしらするのだ。
そうすれば、しんどさは軽減されるし何もしないよりも何かしら将来の役には必ず立つと思うのだ。

「扉が開かなくて絶望していても周りを見たらほかの扉が開いていたり他の場所から光が見えたりする」というような言葉をよく聞く。
私にはこの言葉が分かるようで分からないのだ。
正しくいえば理解はできるのだがやり方が分からないし、納得がいかないのだ。
絶望している時周りを見ても真っ暗で光なんて見えないし、誰も助けてくれなかったり、全てがめちゃくちゃになっているのだ。
そこに光がある。だとか言われても、ないよ?となってしまうのだ。
だから、私は這い上がろうとしようとするより、その場でできることをしたり、楽しめることをするようにしている。それでも楽しめない時だってあるけれど、そういう時はひたすらに泣いて泣きまくって温かい飲み物にご飯、甘い食べ物、温かいお風呂、そしてたくさん寝るのだ。心身が安定するまで休める範囲で休むのだ。時間稼ぎでしかないのかもしれないけれど人生なんて時間に限りがあるのだから時間稼ぎで楽しめたらそれでいいと私は思っている。
だが、やっぱり最期の日には私という人生の精算はしっかりしておきたいから、少しずつ今日も明日も頑張るのだ。

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皆様お久しぶりです!
1ヶ月ちょっとくらい書いていなかったので久々に開いて書いてみましたw
10月くらいから学校がまた始まったのですが、行くのが何故か億劫だったり精神が安定しなかったりと10月は授業にほぼほぼ行けておらず10月下旬くらいになってから担任から後期なってから授業でてないけど単位大丈夫?と電話がかかってきまして、最近ちょっとずつ頑張っていっております…。
何とか間に合いそうかなーと言った感じですw
と言っても今日は生理が今回酷すぎてお休みしました…w
ですが、明日は行くつもりです!というよりHRとかもあるので行かなきゃなんですw
皆さん今日は楽しいこと嬉しかったことありましたか?
私は今日休んで1日原神というゲームしたりして遊んでおりました!
後、半年くらいしてないんですけど、あんスタというゲームが好きでして、あんスタのキャラクター達とトレーニングできるあんトレというアプリができてたみたいで、私は今日それをインストしてやってみたのですが、体力が無さすぎてめちゃくちゃヘトヘトになりましたが、久々の運動が楽しかったです!もっとしたーい!と思ったのですが、自己管理が苦手でいつもハマったらアクセル全開でやりまくってしんどくなるので今日は我慢して明日また運動しようと思ってますw
継続するには程々にやっていくのがいいと最近学んだので…w
皆様今日もお疲れ様でした!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日もゆっくり休んでください!おやすみなさい!

11/5/2024, 3:20:33 PM

昨日は宿題の作文に時間がかかり、夜3時まで起きてしまった。
しかし今日は明日提出の宿題はこれといってないので、一応ある予習をすっぽかして寝る。
今日1日睡眠不足で授業をまともに受けられなかった私にまさしく一筋の光が差し込んでいると言えるのではないだろうか。
ここまで読んでくださった貴方も、十分な睡眠ができますように。良い夢を!

11/5/2024, 3:20:14 PM

まだ何の意味もないまっしろい画用紙
それがいちばん美しいような気もするが、風の絵を描く

もう誰にも何も背負わせない
私も何も 背負ったりなんか…しない
その方がやさしくできる
重い荷物で身動きがとれないよりは

風の庭の絵のなかに埋もれて
私のために咲いて 枯れていったすべての花を愛おしむ

もう もっと大事にできるんだ…あなたも私も

11/5/2024, 3:16:20 PM

わかっているの

ここに貴方は来ない

私がどれだけ願っても

貴方はあの子を追いかけるって

苦しさは覚悟していたつもりだったけど

それでも、耐えられないものなのね

月が照らす教会で、私は神に祈った

ずっと、貴方を想っていた

私を選んでほしかった

この想いは届かないけれど

せめて、この涙が乾くまで

どうか、私の消えゆく願いを聞いてください

窓から射し込む一筋の光が

優しく微笑む女神の彫像を照らしていた

11/5/2024, 3:00:26 PM

一筋の光
             「マイルーム」
私は朝起きてからのこの時間が好き
カーテンの間からさしている、朝夕の光
カーテンを開けると、今度は1つがたくさん集まっている
それを見て勇気を貰える。友達がいない私も、頑張って心を開いたら、
沢山の仲間と出会える
そう信じてる。信じてる。
「…ふふっ」
緊張して固まってしまう、私の憎たらしい顔も、この時だけ、笑顔になれる。

 




今日も頑張ろう

そう意気込んで、今日も、いつもどうりの1日が始まった

11/5/2024, 2:59:20 PM

一筋の光だけを頼りに進んでいる気がする
この光だけでもゴールできると願って

11/5/2024, 2:59:02 PM

一筋の光


とある日の高校野球

「実況」笑顔と笑顔の18.44m

僕にはそこに勝利への一筋の光が見えた

11/5/2024, 2:55:59 PM

一筋の光

ある日、極楽の池のほとりを散歩していました、もう下界のことは忘れかけている頃の話でした、はるか下に現世という地獄のような世界があり、それを覗き込んでは、恐怖していました。

ふと見ると男が血の池でもがいているのが見えました。

男は、その世界で、殺人や放火など、多くの凶悪な罪に手を染めていた、それがあの世の世界に来ると真っ赤な血の池でもがいているように見えるのでありました。

そんな男も決して完全無欠の悪魔ではないものである、一寸の虫にも五分の魂決めつけてはそれこそいけない、一筋の光があったのでした。

男は、子供の頃から犬猫小動物や昆虫が好きな少年で、それらをたいそう大切にしろと言う子供でした、母親は結婚はとうに破綻し父親の違う子供を何人も産み家には寄り付かず、まだ少年だった男に兄弟姉妹の世話を押し付け、たまに来ては昼間から酒の匂いとキツイ香水の匂いと煙草の匂いの入り混じった匂いを漂わせ金を置いてまた出て行くのであった、男は子供たちを忘れずにそうして月に一回でも金を渡しに来る母親の悪いところばかり探すお決まりのパターンの少年期で、やがて少年も年を取り、そんな暮らしに嫌気がさして兄弟姉妹を置いて、母親同様家出をしたのでした、誰が悪者か?の堂々巡りは、またにして、今宵は、その男の話の話をしましょう、家出の後は外道一直線の男の人生で、いいとこ無しで、他人様の返り血だか自分の血だか分からない血の池で溺れている現在の様子でありました。

そんな男のある日の出来事をお釈迦は想われたのでした。

ある少年の日、その男は道端の小さな蜘蛛の命を思いやり、蜘蛛を踏み潰そうとした男から蜘蛛を逃がして助けてやったのでした。

そんなことが、あったから天上界におられた、お釈迦様が、その男を私たちのいるところに救いあげてやろうとしたのでした、私たちはどうなるのかと下界を眺めておりました、するとお釈迦は地上に向かって一筋の光のように輝く金色の蜘蛛の糸を垂らしました。

現世の血の池で罪に溺れていた男は顔を上げると、一筋の光のような金の糸がするりと垂れているのに気づき、これでこの苦界から抜け出せると思った男は、その蜘蛛の糸を掴んで一生懸命上を目指したのでした。

現世の世と、私たちのいる場所とは、たいそう離れているため、疲れた男は途中下を見渡して休もうとしました、しかし下を見ると魑魅魍魎さっきまで、罪の血の池で罪にもがき罪に苦しんでいた男に、罵声を浴びせ唾吐きかけ石を投げて裁いていた者達が、目の色変えて真っ暗な血の池の辺から、うまそうな話なら自分もと現世に差す一筋の光のような金色の蜘蛛の糸にしがみついて幾人もの現世の人々が行列のように繋がっていたのでした。

このままでは重みで糸が切れて俺までまた現世に落ちる、「やめろ!下におりろ!この蜘蛛の糸は俺のものだ!」と大声で叫んだ瞬間、蜘蛛の糸はプツリと切れた、彼らはまた、再び現世の世に落ち上を目指し弱い者はさらに弱い者を叩き、罪人は血の池に溺れもがき、それを見ている者たちは、自分はそれよりはましと安堵し石を投げて叩いて憂さを晴らす現世の暮らしに落ちたのでした。

全てを見ておられたお釈迦様は、「まだまだ現世が必要だったようだ…」と呟いて立ち去りました。


この世は修行の場とは仏教の教え、修行とは天からお釈迦が垂らした糸に気づき感想し己の道を行くことなのだそうです、他人のことは捨て置きなさい、自分がどう生きるかです。


天上天下唯我独尊

「唯、我、独(ひとり)尊し」
天上天下に、ただ一人の、誰とも代わることの出来ない人間としての、この命そのままが尊し」

この言葉の本当の意味を知っていれば、男は現世から真っ直ぐお釈迦様のところへ上ってこれたのかも知れません。

まだまだ修行が必要の様子で現世に帰って来た男は今日もまた罪の血の池で溺れもがくのでしたが、きっと湧いてきた血の池の辺りで男に石を投げ裁いて唾を吐きかけ野次っていた魑魅魍魎よりも、ひょっとしたら、お釈迦様は、この男を救いたいと思われるのかも知れません。

「南無阿弥陀仏」とは、確かそんなようなこの世の地獄を歩く人に差す一筋の光のような言葉だと聞いたことがありました。

創作「蜘蛛の糸」 作 芥川龍之介
リスペクトオマージュ♪


令和6年11月5日 

                心幸

11/5/2024, 2:53:15 PM

作品No.219【2024/11/05 テーマ:一筋の光】


一筋
一条
一本

ネットで調べたら
光にも色々な数え方がある
らしい

ただ その中に
一滴
があったのが
びっくりした

11/5/2024, 2:48:31 PM

一筋の光り
空いっぱいに拡がる、雨雲の海…今にも、溢れそうな雨の雫を溜めている…
まるで、私の心を、見透かしているみたい…
さっき見かけた、あの人の横には、私の知らない誰かが居て、あの人が、私の知らない表情をしていた…
あの人にとって、私は、ただの知り合いなだけで、私には、何も言えない…けれど…
色々な不安で、押し潰ぶされそうで、せめて、一筋の光りでも、見えたなら…

11/5/2024, 2:42:08 PM

それが本当に希望となるのか、よくよく見極めなければならない。

闇の中、微かな光がちらついている。
遠い夜空の星のようなそれは、ろくでもない私の生に救いを与えてくれるのかもしれない。

何度も裏切られ、何度も失望し、何度も諦めた。
二度とこんな思いはごめんだ。そう思い、信じる事をやめた。何も期待しなければいい。そうすれば、とりあえずは自分を保っていられる。

あの微かな光がもたらすものは救いか、失望か。
今はまだ、分からない。


END


「一筋の光」

11/5/2024, 2:35:17 PM

暗い人生でも一筋の光は誰にでも来る。
重要なのはそのチャンスを掴む努力ができるかできないからの2択である。

引用するならば、「待て、しかして希望せよ。」

11/5/2024, 2:33:37 PM

【ひとすじの光】


幾重にも重なった雲の層
厚いのか薄いのかさえ判らない
白い層、黒い層、風に流されている層、
もっとずうっと上にある層、
雲だと思ったら無数の飛行艇だった
っていうあの映画のあのシーンを思わせるほどずっと上にある層

そこに、
光が入ってくる
重なる層の間をじょうずにぬって降りてくる
人ごみのなかであのひとと目が合うのとおなじように

開けた海岸線からひろがる対岸の空は
何本かの光のすじを通している
あのすじを天使の梯子と呼んだひとの感性を思う
あの神秘的な雲の層の上に神が住まうと
信じたひとたちの日常を思う

11/5/2024, 2:31:04 PM

日本に居れば経験し得ない光景が広がる様はまさに戦争と呼ぶに相応しい

目の前に惨状があるというのに何処か他人事でそう表現した

いや、したくなった

血の匂い、人の死体、倒壊しそうな建物、響く銃声や悲鳴

灰黒いぐずつき模様の空に火事場の溜息が昇る

こういうのを撮りたかった

一目見て分かる何かを
寧ろ目に映さねば分からない何かを
形に遺してみたかった

もう助からない人間が手を差し伸べても救いはしない
静かに「良いねぇ」とだけ呟いて写真を撮る

人の足音がしたら隠れ、シャッター音が鳴らないようサイレントで撮る

まるで森の中で小鳥を撮影するように風景に紛れる隠密行動

そのスリルも相まってアドレナリンとドーパミンがドヴァドヴァだ

もしかしたら落ちてる肉塊の1つになるかもしれない、流れる血に己を混ぜるのかもしれない

なのに足が止められない
胸が高鳴る

楽しい
楽しい

「母さん…っ」

まるで今は亡き母親の遺作を観た時のようで
小さく呟いていた

それと同時に自分が来た方向から大きな爆発音がした

見知った方向から黒煙が登り始める
いやな予感がした

それなのに呼吸が荒くなりセックスよりも気持ちいい感覚に陥る

この嫌な予感が外れてればガッカリしてしまうだろうか

当たっていれば吐精してしまうくらいに興奮するだろうか

殺されないように静かに
だけど早く歩を進める

サイコパスだと罵られるかもしれないがこの状況で自分は勃起している

細かな瓦礫や割れたコンクリートをスニーカーで踏みながら普段よりもうんと遅い走りを見せる

あぁ…嫌な予感は当たるものだ

自分が数分前まで居た…“八方組”の拠点が爆ぜている

窓ガラスは割れて中から赤い火を噴き出して
モクモクと遠目でも分かる黒煙が雲に混ざって

沈静化するには手遅れな雨が降り注いだ
最高のロケーションだ

もっと良い場所で撮りたい

そう考えて思い出した
拠点内には人が居た

自分の他に“ベル”と“ケンタ”という人が

死んでしまったのだろうか…
遺体は中にあるのだろうか…
だとしたら中に入らなければ…

『…いでよ!!!!』

歩いていたら聞き慣れた罵声が聞こえる
あぁ、生きてたんだ…
なんて考えながらそちらに向かった

そこにはベルと見知らぬ男女が居た
黒髪で筋肉質な男がベルの前にしゃがみ
黒髪から特徴的な白いエクステを垂らす美女はその2人を1歩離れたところから眺めている

『何処も痛くないわ!!だから離して!!』
『嘘だね、足は骨折してるし肋骨も数本イカれてる。見てわかるだろう?自分の指があらぬ方向を向いてる事くらい。』
『“シズク”さん、そんな詰めるように言わないで下さい。彼女は今…』
『お願いだからソッとしておいてよ!!!』

カシャッ

3人のやり取りの中酷く温度差のある音が響く
設定を間違えてた

でも爆発した拠点の前で仲間と見知らぬ人間が言い合いしてる姿なんて…
しかも仲間の腕の中には人の腕のようなものがあるなんて…

そうそう撮れるものでは無い

『テル…ヒコ…』

ベルが己の名前を呼んだ瞬間に筋肉質の男は全てを察してこちらに声をかける

『あ、あの!敵意はありません!彼女を助けたいので手伝って貰えませんか!?』

ベルに言うことを聞かせるなんて至難の業だ
此処にケンタが居ればまた話は変わるけれど…その姿は見えない

「仕方ないっすねぇ、後でもう数枚撮らせてくれるなら…」
『撮影は落ち着いてからにしろ、この爆発音じゃ他にも人が来る。』

シズクと呼ばれた美女は淡々と今の状況に適した発言をした

敵か味方か…そんなのも分からない状況で大勢の人間が集まるのは非常に困る

「ベル、オレっちっすよ。テルヒコっす。」
『…テルヒコ…ケンタが…ケンタが…腕…』

明らかに落ち着いていないベルの言葉から全てを察した

彼女が抱き締めている焦げ付いた腕の持ち主がもう居ない事を

「じゃあアウター貸すからさ、包んでかない?そのままにしとくよりもダメになりにくいと思うから…」
『…ダメに…』

そんな提案したって意味が無い…とでも言うように美女は息をつく

今更雨を凌いだって焼け焦げた四肢が腐るスピードはさして変わらない

『“ユキ”、強行突破だ。抱き上げろ。』
『え、でも…』
『抵抗する気がないならこっちのもんだ。それに手当は早い方が良い。』

ユキと呼ばれた筋肉質な男性は迷いながらもベルを抱き上げる

ベルは抵抗もせずに己が貸した上着で焼け焦げた腕を丁寧に包み抱きしめていた

「連れてくって何処にっすか?」
『“紅”の拠点だ、此処よりは安全に手当出来る。行くぞ。』

3人分の足音がパシャパシャと鳴る
ベルは借りてきた猫のように大人しくなった

きっとケンタの死をジワリジワリと自覚してきたのだろう

対して自分はというと…

「紅の拠点にパンツってあります?男性用Mサイズ」
『…漏らしたのか?』
「いや、興奮し過ぎて射精したんすよ」

初対面の男女にドン引きされている

仕方ない、人間はあまりの芸術作品を前に欲を抑えられないんだから

暗闇の中に一筋の光が来た時、抗えないのと同じで


〜あとがき〜
お題に沿ってはなかったと思う
無理やりこじつけた感じ
自創作のワンシーンです
テルヒコあんた頭おかしいよ(褒め言葉)

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