一筋の光』の作文集

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一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/6/2023, 4:05:55 AM

「希望って字には望と希って2つのノゾミって字が入ってんだよ。強いだろ?どんだけ望んでんだよって思ったんだけど、それ知ってから希望って字を見るを、あ〜これめちゃくちゃデカい想いが込められてんだなぁって思うようになったんだ」

佐久間先生はたまにこうしてウンチクと感想文が混ざったようなことを言う。特に面白くもつまらなくも無いから、みんな反応したり反応しなかったりするんだけど、今回だけは違った。

「へー、じゃあ俺と望にはクソデカ感情詰まってんだな」

死ね。と斜め後ろに座る希に心の中で吐き捨てた。お前と一緒なんて反吐が出る。

「いい字だよな、希も望も」

今度は皆が同意した。すげー、そうなんだー、お揃いじゃんとニヤつくやつもいる。私はただただ、早く6限終われと、時計を睨んだ。

11/6/2023, 3:55:03 AM

#28『一筋の光』

 澄み渡った空の下、心地よい風が青々とした草原に吹く。彼の動きには一切の無駄が無い。剣は川の如く宙を流れ、そのまま一気に皮を切り肉を割き、勢いよく飛ぶそれは地面を赤黒く染める。
 互いに命のためといっても酷いに違いないはずのこの光景に、なぜ心奪われているのだろう。なんて美しい後ろ姿なのかしら。何があろうとも彼は絶対に守ってくれる。私は無力だけど、ただ1人、安全な場所から見守っていればいい。
 いつも導いてくれるその手で何人殺した?本当はどこへ連れて行くつもりなの?
__なんて、気にならない。戻ってきた彼は私の身を案じて声をかける。怪我なんてするわけないのに。
 父上を裏切ることになっても、母上を悲しませようとも、彼がいればそれでいい。いつか、もっと遠く、私の知らないところまで連れていって…………
 馬の歩くリズムが心地よくて、いつの間にか彼の腕の中で眠ってしまっていたみたい。
 次に目を覚ますと日は既に沈んでいて、1本だけ傾いだ街頭が怪しく明滅していた。

11/6/2023, 3:45:53 AM

一筋の光


あなたのひっそりとした優しさは、
深い穴の底へ届く一筋の光のようだった。
その光を両の手のひらで掬い上げれば、
手のひらは光で満たされて、暖かさが手から全身に伝わっていく。
強い光だけを見つめていれば、気づかなかっただろう。
でも確かに光はここにあって。



#79

11/6/2023, 3:24:57 AM

後部座席のシートの真ん中を贅沢にひとりきりで占領して、前に座る両親の影越しに広い道と夕暮れ空を見るのが好きだった。

 几帳面な母らしく一見きちんと片付けられた部屋にも、意外に多くのものが埃を被って眠っていた。いるもの、いらないもの、と勝手に仕分けて車へ積み込んでいたら、あっという間に午前中が終わった。母の部屋は、残すところローズウッドの重そうなチェストだけである。中身を出さないことには動かなさそうな、がんとした佇まいには、思わずため息が出た。
 手始めに一番下の大きな引き出しをひっぱり出すと、一体いつの間に、というほどの量の紙束とガラクタが丁寧に収納されていた。私の日記帳や絵、図工で作ったらしき謎の粘土の塊、しわくちゃな線のついた折り紙、下手くそに書かれた『希望』の習字。私が上京してから、もう10年は経った。黒歴史になりえそうなものは、ずいぶん前にすべて処分した気でいたのだが。
 そういえば小学生の頃、思いつきでこの引き出しを開けたら、私がサンタクロースへ宛てたはずの手紙が一番上に重ねられているのを見つけた。つい手に取ってしまった後で、隣の家のゆりかちゃんが「サンタさんは、お父さんとお母さんなんだって」「正体に気づいたら、もうプレゼントはもらえなくなるんだよ」と言っていたのを思い出して、慌てて元通りにしまった。私が見た事がバレないだろうか、と数日ドキドキして、そうしていつの間にか忘れてしまった。あの頃から母は、私の思い出をここに溜め込んでいたんだろう。
 なかでも、一際クシャクシャな皺の寄った紙が目に付いた。何度も丸めて、それを丁寧にアイロンをかけて伸ばしたような焼き跡と変な皺のある紙。半分に折り畳まれていたそれを手に取って広げてみると、3枚の作文の原稿用紙だった。
 『ちいさなちいさなわたしのきょうだい』とタイトルのついた作文。すぐ、思い出した。ああ、妹が生まれた時の。
 赤ちゃんがうちに生まれるとわかったのは、私が小学1年生の時だった。この冬に生まれる予定の、母のお腹の中のきょうだいを待ち望む気持ちを描いたこの文は、夏の作文コンクールで初めて奨励賞を取った。待望の姉妹の誕生が、嬉しくて嬉しくて、生まれた日の次の日は、学校の先生にも、隣のクラスにも、その隣のクラスにも、とにかく思いつく人全てに喜びを伝えに行った。両親と、出てきたばかりの妹の顔を見ながら名前を考えた。まだ目がぱっちりとは開かないのを見て、まだこの世が眩しいのかもしれないねと私が言った。両親は、妹を「ひかり」と名付けた。
 いざ一緒に暮らしてみると、ひかりは私が持っていたものを勝手に半分こにしてしまった。いつも飲んでる瓶のオレンジジュースや、朝ご飯のキウイも、お風呂に入る時間、自動車の後部座席も、両親からの眼差しだって。「お姉ちゃん」はあまり楽しくなかった。妹ができたら、一番お気に入りの金平糖のヘアゴムで三つ編みを結ってあげようと思っていたのに、ひかりは私が髪を触ると怒って泣いた。それが許せなくて、悲しくて、自室の額に飾ってあった作文をクシャクシャに丸めて、ゴミ箱に捨てた。そうして1人でお布団の中で泣いた。お姉ちゃんなんて、やめてしまいたかった。ひかりなんて、いなければ良かった。
 用紙をもとの半分に畳んで、引き出しの元の場所に戻す。母はいつこれをゴミ箱から拾って、どんな思いでアイロンを当て、ここへ仕舞ったのだろう。当時のすねた私が、すねたまま、この引き出しの中で大切に保管されている。作文を丸めたあの日の私が、居心地の悪そうな顔でこちらを見ているようだった。

 残された4段の引き出しを全て出し切ったところで、窓の外に第一陣の家具を貸しコンテナへ運びに行っていたひかりが帰ってきたのが見えた。
「もう身体バキバキだよー。あとこれ、運べば良い?」
 入ってくるなり、足元の引き出しをひょいひょいと持ち上げては、次から次へと車へ積んでいく。最後に引き出しのなくなったチェストを積み込んで、ようやく母の部屋はがらんどうになった。もう来週には、リフォームが始まる。歳をとってきた両親のために、断熱材をいれて、扉と段差を極力減らす工事をする。
「パパもママも喜んでたよ。」
空になった部屋を見つめていると、後ろからひかりが声をかけてきた。はい、とチューペットを半分に折って、片方をくれた。
「それなら良かった。」
 ひかりは、母の部屋のローテーブルがあった位置に座りこんだ。正面のまどから西陽が差して、ひかりの目が眩しそうに細くなる。
「私、ここからの景色、好きだったんだよね」
ここでお母さんと私がお絵描きしてて、窓の外でお姉ちゃんがお父さんとがなわとびとかして遊んでる、と空中を指さした。
「ここ、私の特等席。」
 思い返せば、確かにひかりは小さい頃からそこにいることが多かった。私が学校から帰ってきたら、決まってここから手を振ってくれたのを思い出した。
「いい席だね。」
ひかりはにこっと恥ずかしそうにはにかんで、黙って窓の外へ目をやった。幼いあの子のあの目の先に、私もいたことに、じんわり胸に暖かいものが灯る。
「ひかり」
 そう呼ぶと、んー?とこちらを見向きもしないゆるい返事。急にこの時間を閉じ込めたいような気分になって、少しだけ母の気持ちが分かったような気がした。

11/6/2023, 3:17:54 AM

夜空に浮かぶ一筋の光
流れた星は微かに瞬き、流線型を描いて落ちていく。
でも本当は私たちの想像を超える速度で自らを燃やし、当てのない先へと流れているのだ。

11/6/2023, 2:38:49 AM

「一筋の光り」

 真っ暗闇の真っ暗に
 取り残されて独りなの?
 もう少し耐えられる?
 もしかしたら ほんのわすがな光りがね
 その暗闇に差し込むかもしれないから
 闇が深い分だけ眩しいかも知れないけどね

11/6/2023, 2:22:27 AM

一筋の光

うちは今日から○○のことをしよう!って思うと
数日経って諦める(たまに1日でやめるw)
でも、その時は推しがいなかったし!
アニメの推しとさ、現実にいる推しいるからたまに現実見せられるw
現実の推しは(先生)は言っちゃ悪いけど苦手になっちゃって( ˙𐃷˙ )テヘッ.ᐟ.ᐟ
わけがあるんだ!聞けぇい!
あのねあのね!体育祭の練習の時に女子の4人グループがムカデやってて転んだのよ!普通は心配するじゃん!
その先生は心配せずに素通り╭ᥬ🥺᭄╮
でも、うちはその推し(2方)にあって一筋の光っていうの?
まぁ!そのおかげで毎日元気よ(๑′ฅฅ‵๑)ウフフ

11/6/2023, 2:16:44 AM

いたくない送信取消の夜越えてがんばっている我が内腿

正座してシュレディンガーのきみを待つマナーモードは解除済みにて

お題 一筋の光

11/6/2023, 2:16:28 AM

一筋の光

一筋の光
りりり
遮り
りりり

りりり
黙(だんま)り
りりり
祭り
りりり
絡繰(からく)り
りりり
護(まも)り
りりり

11/6/2023, 2:15:33 AM

一筋の光をください。もう何も見えないんです。ただただ暗闇が広がる世界に、光が欲しい。

11/6/2023, 2:01:20 AM

ある時に、長い間。暗い闇の中にいました。
ただ、生活はできていました。毎月ですが
通院もできていました。ただ、僕はというと
最近は「ブランク」と言えるようになりましたが
その時の話です。どこにいくのも、何も思わないし
考える事も駄目でした。いつになったら、、、、
勉強も人間関係もない世界でした。発症したあと
というのは暗い闇の世界でした。世間で何が
起こっているか定かじゃなかったです。
4年の月日が経ち。。。散歩をするようになって
人間が「こんにちは」僕は、きっと、大丈夫
ハローワークで簿記を習い直したりデイケアへ
行き始めて、今は経営者になる為に邁進中です

11/6/2023, 1:43:19 AM

一筋の光。ジャンプは俺にとって人生を照らす光みたいなものだよ。

 というわけでジャンプの感想書くか。今週は呪術とままゆうのツートップでカグラバチがきらりと光るものを見せたな。

 呪術は芸人がいいキャラしてるし話も面白い。すくなのほうも弁護士が好きだから気になってるけど今は芸人のほうを最後まで見たいな。

 ままゆうは先週と今週がすごい面白いな。ちょっとのんびりしてたから不安だったけどこの調子でいってほしい。

 ドラクエ世代だからやっぱファンタジーが好きで。だからこういうファンタジーな世界観の話が好き。

 キャラデザも絵もめっちゃ好きだからどうにかして看板級の漫画になってほしい。

 鵺は今回ラブコメ回というか日常回か。面白さは控えめだったけど女の子がかわいいからほっとする。こういう穏やかシーンも大事だよね。

 カグラバチは今回作品の方向性をはっきり見せた感じがあるな。とにかく悪党に救いはないし容赦もしない。そんな感じだった。

 そういえば今週から何話かドクターストーンが連載するみたいだな。今回の話も続きが気になるヒキでさすがの面白さだった。

 とはいえ正直ドクターストーンは初期のほうが圧倒的に面白いからな。最終話の続きとなると現代的すぎて微妙なんだよな。

 特に今回の話はタイムマシンの話だからもう空想科学の領域であんま興味ないな。そう思ったところであのヒキだから漫画が上手いわ。

 今週は全体的に面白くて大満足だった。来週は呪術が休載みたいだけど鵺とままゆうがあるから生きていける。

11/6/2023, 1:36:14 AM

手探りで
探し回ってる


これじゃない
これでもない


本当のそれは
手に入れられない

分かってる


だから
代わりのものでいい


暗闇の中
もがいてる


求めてる



闇照らす



一筋の光を





「一筋の光」

11/6/2023, 1:21:06 AM

一筋の光
何処までも、何処までも 続く暗闇
どくん、どくんと脈を打つ音
その音が何かを知らせる様に呼ぶ

僕... 私 誰を呼んでいるの?

透明な薄い膜の中で、水に揺蕩う
その心地良さに、半分開いていた
瞳がまた 瞼で閉じる。
水の揺らめきが また眠りを誘う

すると... どくん どくんと また脈を
打つ音が聞こえる。
今度は、強く はっきりと
その音に、敏感に、反応し また
目を開ける。

すると 黒一色の世界に 一筋の光が差す
その光に 抗おうなんて 考えは、
微塵も無かった。
その光を見ようと目を凝らす。

凝らせば 凝らす程 視界が広がり
吸い込まれた。


次に目を開けた時 白い空間が
目の前にあった。

そのあまりに、衝撃的な光に
目が潰れると想い
体がびくんと跳ね
口から思いも寄らない 音が鳴った。


「おめでとうございます 元気な
男の子ですよ!」

その音が産声だと僕が気付くのは、
その優しい声を聞いてからだった。

11/6/2023, 12:59:19 AM

たくさんのページをめくって
探し続けた。

自分の中の頼りなかった
信念を、磨き続けた。


その先に 一筋の光 


柔らかな殻に包まれた
私の中の 信じて来たものたちが

いま 生まれる。



【お題:一筋の光】

11/6/2023, 12:37:24 AM

あっ眩しい
やっと見えた
一筋の光
照らしてくれて
ありがとう
舞華

11/6/2023, 12:29:24 AM

一筋の光

 ステージを照らすスポットライトは一筋の光だ。
 時に静かに、時に熱く、ドラマチックに、エモーショナルに、ステージに立つ人間を照らす。
 そこに自分が立つとは夢にも思わなかった。そこに立つのは、たとえば自分の手を引いてくれた人や、背を押してくれた人、並んで笑ってくれた人、そして重く閉ざされた扉を押し開けてくれた人。そんな、光の中で輝く者たちのためにあるものと思っていた。
 本番前の舞台に立ち、一筋の光を浴びる。奇跡のように自分がこの手に得た、夢のような、魔法のような甘いひととき、幸せな時間を。
「お客様にお届けしよう」
 数時間後には熱に包まれる会場の、まだ静かな天井を見上げる自分に彼が笑いかけた。もちろんだとも、と胸を張って答えて自分も笑ってみせる。
 仲間たちと最高のパーティをここに。それこそが、開かれた扉から射し込んだ一筋の光に導かれて、この場所に辿り着いた自分の使命だ。

11/5/2023, 11:58:30 PM

一筋の光


それは言葉


澄んでいて


心に静かに響く


言葉

11/5/2023, 11:36:57 PM

一筋の光


悩み、惑い、苦しんでいた
私に差し伸べられた
あなたの白くて細い手


[リハビリ]

11/5/2023, 11:16:19 PM

閉眼するも

消えることない光

脳裏に焼き付く






“一筋の光”

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