『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
付かず離れず
いつも少し離れた所に見えるもの
静かな言葉の森を
彷徨い歩いた
真っ暗闇の中
一筋の光が輝いた
何も恐れず堂々と輝いた
そんなふうになりたいと
不意に思った
足元にある不安の事すら
忘れるほどにまっすぐ
ただひたすらに
光に向かって歩いた
その先に何があるなんて
考えることなくまじめに
ふわりと風が吹いて
草木が揺れていた
#一筋の光
天に登れる一筋の光…
私を見つけられるわけもなく
薄く薄く儚く光り消えゆくのを
遠くから微笑んで見守る
僕が放つ光は、
いびつな軌跡を描きながら
虚空のはてを照らす
はるか向こうには
やはり途方もなく歪んだ光がひとつ
あれは、
きみが放つ光
僕たちは
どうしても届かない距離を飛び越えようとして、でも届かずに
だから毎日こうやって
虚空を挟んだ果てと果てから
飽きもせず
歪んだ光で瞬き合っているんだ
ただ一筋の光に、ただ一縷の望みを込めて
僕の声は
きみには届かない
きみと僕の持つコトバは、まるで違う
だけど
きみの放つ光は
ちゃんと見えているよ
僕の光は
きみの目に映っているのかい?
〜一筋の光〜
一筋の光
私にとっての
一筋の光は
もう明るくないけど。
どんな風になっても
頼りになるのかも。
だから
何かあった時は
私に教えないでね。
何も知らないのが
一番幸せだから。
朝起きるとカーテンの隙間から差し込む光今日もおはようと太陽に言う、今日はどんな人との出会いがあるんだろう今日はどんな成功があるんだろう今日はどんな失敗があるんだろう太陽をみなから考える。太陽が沈み、月が出る頃には今日もありがとう太陽さん今日もよろしくお月様と言う。太陽の光は、夢の道へと誘う光、月の光は明日の朝へと誘う光どちらも素敵だ、どちらかがなければ明日はない月が見えない時は地球の反対側にある、わかっていてもなんだか寂しい。月がなかったら明日に行くことは出来ない。太陽がなかったら明日へ行けても夢の道への誘いは来ない毎日毎日明日への誘いと夢への誘いが来る今日は、夢への誘いは受け取れなかったけれど、明日の誘いは受け取れたいつか夢への誘いを受け取りたい…
一筋の光
死にたいって思ってた
苦しかった
あなたの幸せが
今の私の一番の幸せ
一筋の光…早く、こっちへ来て
何もない心の虚無に
キラリキラリと射し込んだ
僕を僕たらしめると
教えてくれたこの光
僕は今も笑えていますか
僕は僕を保っていますか
一筋の光はなにも答えず
ただ、僕を明るく照らす
#一筋の光
なんで私の心は
壊れてくれないの?
開け放たれた窓から 一筋の光が差して
真っ暗な部屋をほんのりと照らした。
まだ夜の香を残す風に吹かれて揺れるカーテンの中に
ふとあなたの姿を見た気がした。
空が白んでゆく。
柔らかな朝の陽が、私の心を溶かした。
ようやく訪れた夜明け。
窓から差し込み、足元を照らす光線を辿り
私は静かに部屋を抜け出した。
「一筋の光」
カーテンの隙間から刺す一筋の光。
今日も頑張ろう。
一日が始まる。
『一筋の光 』
どこまでも続く真っ暗な道
暗くて何も見えない
僕は今どこで何をしてるのか
毎日毎日
同じことを繰り返し生きている
苦痛な日々
そんな時
一筋の光が目の前に現れた
それが君だった
僕にとって、キミは光輝く太陽
キミの言動キミの行動
すべてに心が奪われた
キミは僕にとって
大切な宝物だから
あなたが私のすべてだった。あなたに倣って、あなたと笑って、あなたを愛して。
一筋の光。私の世界を照らす存在。神格化と狂信。あなただけいればそれで良かった。なのに。
花瓶の置かれたあなたの席。
もう居ないあなたを追いかけるつもりでひとり、私は屋上に佇んでいた。
自分の気持ちを無視して、あなたを忘れてしまうつもりでした。どうしても無理でした。頭の片隅でくしゃりと笑うあなたに知らないふりをすると、あなたは酷く悲しそうな顔をするので、やっぱり無理でした。赦してください。残された道はひとつしか無かったのです。
靴を乱雑に脱ぎ捨てて、柵を乗り越えた先で、あなたの影がゆらりと揺れた気がした。
「一筋の光」
頭が痛い私を救う頭痛薬
私の道はとても暗かった
真っ暗だった
でも君がきてくれた
私の道に一筋の光が差し込んだ
それから毎日私は楽しかった
そのたった一筋の光で私の心は十分だった
でももうその光をくれる人がいなくなった
いなくなるなら最初から光なんて希望なんて持たせないでよ
辛くなるだけだから
一筋の光が差した時、あなたともう一度会える。
人間は馬だ。
長らく歩みを止めれば、やがて死が訪れる。
故に大人は「前を向け」と言う。
人間は花だ。
他者から水を貰い、時には豪雨に晒され、なんとか次の世代へと繋いでいく。
故に大人は「人は支え合いだ」と言う。
そんなことを考えていると、私は16になっていた。
我ながらくだらない人生だと思う。
私は今も進んでいる。
他者から糧を貰いながら。
私の意思か他人の思惑かも解らずに。
私は進んでいる。
ふとあの頃を振り返れば、そこには一筋の光があった。
私は今も進んでいる。
『一筋の光』
何もかもが上手くいかないとき。
気持ちが沈んでいるとき。
辛いとき。悲しいとき。苦しいとき。
そんなとき、
私に希望を与えてくれたのは、
寄り添い続けてくれたのは、
他でもない、あなたでした。
不確かだけど、見えてきたんだ
一筋の光
この胸の高鳴りが証拠
心地がいい
ありがとう