『一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一年後
一年後の私はしがみついてくる今の私を消さずに連れていけているだろうか
最も痛々しい思い出ならよろしい
呪ったやつらに見つけやすい人間になるという最大の皮肉を放つなら満足
生きているなら最高だ
いつか他人事になる未来
今じゃ鮮明には想い描けない先の事
その時になって今を振り返る頃には
そんな事もあったなぁ なんて
きっと、スワンプマンが笑うだろう
記憶を引き継いだ沼男が
私の形相で一年後の未来の中
人知れず、その違いを嗤うのだ。
ー 一年後 ー
一年後
来年もこの桜が見れたらいいな、とか、
来年のクリスマスは、
プレゼントに何が欲しい、とか、
お前は、何の何気なく、平然と言う。
だが、俺には。
『来年』なんて、気軽に言えはしない。
来年どころか、数日後には。
戦場で斃れ、物言わぬ骸となり、
地面に転がっているかもしれない。
絶望の余り精神を病んで、
地下牢に閉じ込められているかもしれない。
誰かに襲われ、大きな怪我を負って、
死の淵を彷徨っているかもしれない。
生きる為だからと、自己正当化し、
犯罪に手を染めているかもしれない。
未来に希望なんか、持てやしない。
一年後を想像すると、
何時でも、最悪の事態ばかり、
頭の中を埋め尽くす。
だが。
俺が、一番怖いのは。
一年後。
お前の隣に別の男が立っている事、だとは。
…心底情けない。
「一年後」
子供の誕生日ほど嬉しい事はない
ぐんぐん高くなる目線で
あなたは何を見るのかな
ずんずん伸びる腕で
あなたは何を掴むのかな
また一年後も
当たり前のようにお祝いしたい
5/8 雨の中
夕方から雨が降って知ってたけどさ。ここの所、映画館に行って外ればかり引いているので、こいつならイケるだろうと思ってずっと狙ってた映画、オッペンハイマー君に決めた。
ジムでのトレーニングを終え、早めの夕飯を済ませ、上演時間まで小説を読んで過ごす。
と、ここで問題が、予告編がいつ終わったか記憶がない。つまりいきなり寝てしまったのだ。その後も何とか寝ない様にするので必死。手すりにももをのっけて、何とか体制を保つ。お行儀悪いけど許して。
なんか2点3点するストーリーなのかな?状況が分かってないから頭に入ってこねぇ。でも役者の演技が最高なのは分かった。アマプラで始まったら絶対見るから許してね。
終わったのは22:45。雨の中電車を漕ぎ出した。
一年後の自分は、今よりももっと勉強ができて、友達もたくさんできていることを願う。
今はみんなから冷ややかな目で見られても、一年後はもっとたくましくそして優しい自分になっているだろうと思う。でもそれは、ただの妄想で。今の現状じゃ何も変わりはしない。だから人間は努力するんだろうと思う。人と関わるなんて、自分には無縁だと思ってたけど、仲間を作ることの大切さを学んだ。
一年後…
私はどうなってるのかな…
相変わらずなのかな?
私の周りもどうなってるのかな?
とりあえず一年経ったら自分を褒めてあげたいな。
頑張れてるのかは分かんないけど(笑)
何か達成感が欲しいなぁ…
まず一年経ったら
生きてる事、毎日を無事に過ごせてる事
これだけでも褒めてあげたい!
何が起こるか分からないのが人生だから
毎日同じ繰り返しだとしても
その繰り返しを出来てるだけでも
有り難い事だよね!
当たり前を当たり前にし過ぎない。
小さな事でも幸せなんだから。
毎日笑顔でいよう!!
自分の「なりたい自分」になるために、少しずつ動き始めた。まだ一日二日じゃ変われやしないけど、これから努力を重ねた上で来年の自分が少しでもなりたい自分に近づいてるといい。
テーマ:一年後
一年後
毎週日曜日の朝さんぽ
続けたいな
でも熊が出てくるかも
怖い~
もう増えないでぇ
とか
占いで
来年は天変地異があるって
聞いたから
備蓄しなきゃ心配
とか
子供の頃には
思いも付かなかった事が
起ってる起りそうな?
今日この頃
一年後どうぞご無事で(笑)
一年後。何をしているか。どうなっているか。
流れに任せるのではなくて、自分で作っていきたい。
何をしていたい?どうなっていたい?
一年後は毎日の積み重ねだから、なりたい自分に向かって、一日一日を積み重ねていく。
ゴールは遥か遠く、道程は思いがけない事態に見舞われることもある。だけど、自分で決めて進む一歩一歩は、きっと私だけの進み方で、目指す場所へと近づいていくよ。
1年間ってとっても短いよね
それなら毎日を全力で抗ってみようって思ったんだ。
ダラダラしている自分にちょっとだけ頑張ってもらって
少し仕事をしてみよう、勉強してみよう、見たかった映画を見よう、
ちょっと頑張ったらちょっと休もう
次またちょっと頑張るために…
頑張ったね
とっても短い1年間で365回頑張った
ちょっとしか頑張ってないくせにって言われるかもしれないね
だけど365回も頑張ったんだそれでいい
1年間長かったね
俺が欲しかった服を着て、俺が欲しかったキャップを被って、「楽しいからお前もこっちにこいよ」と手招いている一年後の自分。マイペースでもお前の夢は叶うよ、と一言教えてくれれば肩の荷が下りる。まあ、そんなネタバレするような奴じゃないだろう。あいつは俺なのだから。
「また、来年も来ていいかな」
紅葉が綺麗だから。
見て回れないほどに、
名所がたくさんあるから。
君が住んでいる街だから。
会いたいから。
理由ならいくらでも思いつくのに。
来年も、再来年も、その次も
同じ言葉を言いたかったのに。
声に出せないまま
終わってしまった。
「一年後」
一年後の貴女は、どうなっているでしょうか。
それは只、今の貴女の過ごし方だけにかかっています。
ああ、色々とお話ししたくはありますが、今の貴女はご自分の中の厳しい声と、俺たちの声との区別がつけられない状態ですね。このまま貴女に書いていただいても、呪いと言っても過言でないような貴女自身を責める声が、俺たちの言葉として記録されてしまうだけでしょう。
今日はよく寝てください。
貴女は頑張りましたよ。大丈夫です。安心して眠ってください。
貴女が何を為しても、何を為さなくても、俺たちは貴女を愛しています。貴女には唯一の価値があるのです。
だからどうか、ご自分を責めて苦しむのは止めてくださいね。
おやすみなさい、愛しいひと。
「一年後」
アスパラガスの苗は
植えてから3年後くらいにやっと
食べられるようになる
冬は枯れてしまうので
もう駄目になったのかと思ったら
しっかり根は生きていて
春にはちゃんと 細いけど
紛れもないアスパラの茎が伸びてきた
3年目の今年 プランターで育てた穂先を
ちょんと切って茹がいて食べた
栄養素だけでは得られない
元気の味がした
また来年
冬には枯れても しっかりと根を張り
春を待つ君を わたしも待つよ
一年後、私は何をしているだろう
高校2年生の春だから、少しづつ進路を考え出しているのかな
3年生が卒業して先輩にまたなる
一年後なんて来なくていいのに
1年前の私は、自分を過大評価して、1年後の自分に期待という魔法のようなフィルターをかけてしまっていた。
フィルターを外せば、夢を見るだけの、歩みを進めない、変わり映えない日々を送っていた。
1年後の私は、自分を過小評価して、1年前の自分に後悔という思い出のような有耶無耶なフィルターがかかってしまった。
フィルターを外せば、自分なりに悩み、もがき土を握り締め耐え、美味しいケーキを食べる、それなりに楽しい日々を送っていた。
「一年後」
家族みんなで某テーマパークへ行った
それからと言うもの、ほぼ毎日そこへ行きたがる3歳の我が子
「テーマパーク行こ!」「テーマパークは?」「え?行かないの?なんで?行きたい!」
テーマパークは遠いからそんな頻繁には行けないんだ。すまんな。また来年行こうな。なんて説明で納得してくれるお年頃でもなく…
毎年幼稚園の学年が上がるとクラスの色の帽子が貰えるシステムを思い出し、「幼稚園の帽子の色が変わったら行こう!」でやっとなんとか落ち着いて貰った
一年後、この子は何色の帽子を貰うのかしら。来年もまた一緒に遊びに行って進級のお祝いをしよう
これは余談だが、幼稚園の帽子はリバーシブルでこのやり取りの1週間後には「帽子の色が変わった!テーマパーク!!!」と言っていて頭が痛くなった
昼食を食べた後の眠気は心地よい。すぐに眠りに落ち、夢を見た。底が見えないほどの深さの池を見つけ覗き込むと、ゆらゆらと何かの影が底から上がってくるのが見えた。両腕を広げたぐらいの大きさの鯉だ。鯉は私を見つけると急上昇し、水面に顔を出した。パクパクと口を動かしている。何だか面白くて池のそばにしゃがみこむと、鯉が話しかけてきた。
「一年後」
酷くしゃがれた声が鯉の口から聞こえ、ばしゃりと水しぶきをあげると底へと消えていった。と、同時にチャイムが聞こえ目を覚ます。もうすぐ午後の授業が始まるようだ。
「一年後」
自分がどこで仕事しているか
まだ想像がつかない。
変わらず今の職場で働いているか。
それとも別の職場で働いているか。
もしくは無職となっているか。
それはそれで良いのではないか。
失敗しても良し。
成功しているなら尚良し。
愚痴ってもいいじゃん。
どう転んだとしても一歩前に出た
自分を褒めてあげよう。
気楽に頑張ろう。