『一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
詩『一年後』
一年後って言葉に
僕はしあわせ描いてた
一年後って言葉に
君は恐怖を抱いてた
同じ日、同じ場所、
同じアイスを食べながら
違う目線、違う体温
違うバスへと乗っていた
永遠のなかの一年後
僕は旅行の予約した
おとずれないって一年後
君の手紙は遺書だった
学生の頃にとって、1年後っていうのは未知の世界と思えたのに、大人になったら、1年後なんて今と何ら変わらない世界が繰り広げられていると思うようになる。
学生にとっての1年は、大人にとっての10年分の思い出が詰まっていて、大人にとっての1年は、きっと学生にとっての一日でしかないのだから。
こんなことを、学生の私が書くのはおかしいけれど。
でも、大人達が常々言っている「もう大晦日か」という言葉が、今回のお題を見て頭の中に響いたから、そうなのかなと思いながら書いてみた。
私にとっての1年後は、恐怖と希望で満ちています。
俺は高校に落ちた
なんて惨めな人生なんだろう
好きな人は違う人と付き合った
俺の人生いいとこ無しじゃないか
今日もただただ時間を浪費させてく
1年1年もう1年
あっという間に時間は過ぎてゆく
そして25になった
そろそろアラサーの仲間入り、親のスネを齧って生きていくにも限度がある、働くことにした。
中卒の俺など拾ってくれるところはなかったが俺は諦めなかった。必死で勉強し、機械についてたくさん学んだ。そして俺は小さな地方の工場に就職した。
俺の同期は俺より手際が良かった。
「すごいね」と褒めると
「でしょ!器用さだけが取り柄なの」と笑いながら言った
しかも俺の身の上話を真剣に聞いてくれた
好きになるには十分だった
1年で俺はこんなに変わった
就職をし、好きな人ができた
人は変われると知った
1年後、俺は今よりどれだけ成長できているだろう
俺は、自分に大きな自信を感じた
『一年後』12/270
ここ最近、よく思う。一年後、私は笑えているかと。
大学受験を控えたこの一年を、無駄にしていないかと。
しかし、それはこの年に限った話ではない。
最初から未来が存在しているのではない。
私たちの行動一つが、一秒後、一分後、そして一歩前の未来を構築しているのだ。
無駄のない人生などは退屈だろう。
無駄は人生に余裕をもたせるもので必要不可欠である、という主張は至極当然のことだ。
しかし、それは過ぎれば怠惰に変わり、必ず未来の私たちを内部から蝕むことを忘れてはならない。
人が一度付いた脂肪を落とすのが困難なように、怠惰という贅肉は簡単には落ちないのだから。
一年後
生きてるかな?
死んでるかな?
まずそこから考える
どっちになるかな
果物食べたい
前にも書いたけど
果物食べたい
一年後、生きているなら
力をつけなきゃ
だけど
生きてるか死んでるかなんて
どっちでもいい。わかんないもん。
ただただ、スターフルーツ食べたいの
どんなに世界が変わっても
一年後,十年後
"自分の未来は自分でしかつくれない"
一年後
一年後、楽しく過ごせているかなと、
考えていた日からもう一年経っている。
環境が変わり、年齢が変わり、性格も多分変わってる。
1年前に戻りたい、なんて思うこともあるけれど、
この日々は楽しいよと自信を持って言える筈。
また一年後、楽しく過ごせていたらいいな。
『1年後』
1年前の私のことを、もう言葉にできない。
あれほどたくさんノートに書きつけた言葉も、ぼんやりとしか思い出せない。
今の私には、どんな言葉が似合うだろう。
1年後の私は...。
どうしてか、前向きな言葉が苦手で。
前向きな言葉は落ち着かなくて。
だから、悩みのない、今の自分が分からない。
【お題:初恋の日】
この国では、恋をしていい年齢に制限がある。
成人は18歳から。
健康被害があるから、お酒と煙草も18歳から。
脳の機能が成熟していないから、車の運転も18歳から。
そして、恋も18歳から。
中学の社会の教科書には、こう書いてある。
---
●恋は、心の発達に悪影響があります!
●恋は、人間関係を壊します!
●恋は、望まない妊娠につながります!
---
これを授業で読んだ僕達は、揃って『ウエー』と踏み潰されたゴキブリを見ちゃったような顔をした。
だって、知っているのだ。
本当は、恋は楽しいってこと。
そうじゃなきゃ、クラスで恋愛漫画の回し読みなんか流行らないし、恋愛ドラマを親に隠れて観たりもしない。
バレたら先生や親にはめちゃくちゃ怒られるが、そういう大人に限って見えないところでは恋を楽しんでいるのだ。
「ねえ、聞いた?3組のカヤヒさん、転校するって」
「知ってる、年上の恋人がいるのバレちゃったんでしょ」
「仲良かった子に聞いたけど、今病んじゃって引きこもってるって」
「恋人に捨てられて、親にも勘当されたって」
「妊娠しちゃったんでしょ、かわいそう」
このとおり、18歳未満でも隠れて恋人を作るやつはいる。
皮肉にも、今回は教科書の三ヶ条をコンプリートする結果になったようだ。
というよりも、変に大人が規制するから素行不良に走って痛い目を見る子がでているんじゃないだろうか。
中学生向けだから、と舐めた書き方で誤魔化さないでメリットもデメリットも説明してくれればいいのに。
「おーい、帰るぞー」
教室の外から、僕の"一番の親友"が呼んでいる。
「うん、今行く」
まだ教室に残っていた子と適当に挨拶し、僕はいそいそと帰路についた。
「なあ"親友"、あと何日?」
これは、僕の"親友"が、いつも学校の帰り道でしてくる質問だ。
「1,724日だよ」
いつも通り、今日から5年後の僕の誕生日までの日数を調べて答える。
「いやーまだまだ長いなー」
毎日同じやり取りをしているのに、飽きもせず心からおかしそうに"親友"は笑う。
『ごめん、好きになっちゃったかも』
『迷惑かけるって分かってるけど、どうすればいいか分からなくて』
そう、泣きながら"親友"に告白されるまで、恋なんて自分には関係ない、漫画とかフィクションの世界の話だと思っていた。
正直、今でも"親友"に対しての気持ちが恋なのか、そうじゃないのかは分からない。
でも、その時は泣いている顔じゃなくて、いつもの笑顔が見たいと思って、それで。
「ほんと天才だよお前、『18歳の誕生日までは恋人じゃなくて、一番の親友として付き合おう』って」
「抜けがけするなよ、僕の方が誕生日遅いんだから」
僕の初恋の日まで、あと1,724日。
ここで書き続けられたらいいです
落ち着きます
文章が少しまとまる物にしたいです
やっぱり日常が続いてほしいです
母介護をしてます
ボケたり入院にならないか心配です
脳梗塞狭心症高血圧膝です
結構一年一年危機感があります
一年後に成長を感じたいです
やり残しのない一年後に
お会いしたいです
造花の向日葵を無造作に撫でてた
感謝しています
一年後12
『一年後』
どうだろ?
変わった?
成長した?
何も変わらない?
その顔は
よくわかんないって顔だね
一年後
一年後なんてわからない。
お料理が上手になって、
人間として成長していたらいいなぁと思うけれど、
明日生きているかもわからないのに、
やっぱり一年後なんてわからないや
僕たちは刹那を生きている
【一年後】
私は何してる?
何をしていたい?
過去は振り返らない
けど、未来も見ない
私は今があればそれでいいのだ!
一年後
私はどうしているだろう
まったくわからない
わからないけれど
一年後
わからないから
1年後 また新しい出会いがあるかな
1年後 また一緒に笑えるかな
1年後 また一緒に頑張れるかな
1年後 また…
1年後 また悲しい別れがあるのかな…
テーマ:1年後
一年後なんて
想像できないし
生きてるかもわかんない
でも今が楽しいから
想像しなくても
生きていける
てきとーに
私らしく
1年後
1年後私は
どんな人になってるかな
1年経ってるから
ちょっとは変わってるかな?
今の好きな人とはどうかな?
勉強は上手くいってる?
友達と楽しんでる?
1年後の私に会えたらな
私が私に相談してみたいな
とにかく
今に集中したいです
一年後、必ず逢える約束だ。
桜咲く季節が巡る、それまでに
貴方が見違えるほど
綺麗になっていたい。
一年後、私はどうなっているだろうか。
ガチな話、自分の創作世界になにか進展があればいいな。
どうせ独りになって終わる人生、やりたいことだけで頭を満たしていたいよほんと。
『1年後』
1年後、楽しかったと思えた日がたくさんありますように。