モンシロチョウ』の作文集

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モンシロチョウ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/10/2023, 12:52:27 PM

幼稚園で飛んでいる蝶々を何度も追いかけた。みんな綺麗な花に止まって細い口を伸ばして花の蜜を吸っている。捕まえたくなって、そっと手を伸ばした。閉じた羽を指で挟んで持ち上げる。近づいて眺めても綺麗な模様をしていた。先生に呼ばれてパッと放すと手にキラキラとした粉が付いていた。夢の粉だと僕は思ったけど、先生は鱗粉だと言った。
 それから小学生になって大きな虫籠にモンシロチョウを飼い始めた。狭い思いはしてほしくなかったから一番大きいものをお父さんに買ってもらった。長生きしないことはわかっていたけど、死んでも外に代わりがたくさんいることを思うとそんなに悲しくなかった。
 ある日、眺めるだけの日々に飽き始めていた僕はあの夢の粉を集めてみたいという衝動に駆られた。お母さんの部屋に行くと小さな小瓶があったからこれいっぱいに貯めようと決めた。その日からは外でたくさんのモンシロチョウを捕まえた。一匹ずつ、ピンセットで羽を捕まえて使っていない絵の具の筆で粉を落とした。一年以上かけて小瓶をいっぱいにした時、僕は満足感でいっぱいになった。だけど、その数だけ虫籠はモンシロチョウの死体で埋まった。夢の粉を取られた彼らはなぜか、飛ぶことができなくなった。
 蝶が生きている姿よりも、小瓶に詰められた夢の粉の方がずっと綺麗にみえた。
 虫籠のゴミを庭に捨てた次の日、お母さんに怒られた。なんだか、いろんなことを言われたけどそのほとんどを覚えていない。
 部屋に戻った僕は真っ白でキラキラした夢の粉が詰まった小瓶を眺めていた。次はモンキチョウ、その次はアゲハチョウでやってみよう。夢の粉がたくさん集まったら、きっと僕も蝶になれるんだ。

5/10/2023, 12:51:54 PM

ずっと ずっと だいすきです



I love you forever

5/10/2023, 12:51:44 PM

とてもよく晴れた昼頃、
道を歩いていると子どもがいた。
3歳くらいだろうか。母親と手を繋いで歩いていた。2人は笑顔だった。
その時モンシロチョウが飛んだ。子どもがそれを見て「モンシロチョウだ!」と大きな声で言った。
子どもが母親に向かって宝物を見つけたような満面の笑みで笑った。
なんとも幸せな図だ。
自分1人でいたらモンシロチョウなど気にも止めなかっただろう。
「嗚呼、もうこんなにも暖かい季節だったのか。」

5/10/2023, 12:51:08 PM

モンシロチョウの羽の黒い斑点は成長すればするほど大きくなっていき、やがて羽全体が真っ黒になる。そうなってしまうともうその個体の寿命は長くない。


モンシロチョウ

5/10/2023, 12:46:42 PM

モンシロチョウが1番好きな色は紫だそうだ。モンシロチョウと紫。あまり見ない組み合わせだ。それもそのはず、モンシロチョウは春の生き物。だが春と言えば真っ先に桜が思いついてしまう。春という季節の中で桜より存在感を放つ紫の花がこの世に存在するのだろうか。パンジー、スミレ、ビオラ。これらは春にサク紫の花の具体例だ。モンシロチョウは彼らに巡り会えるのだろうか。抜群の存在感を放つものばかりに目を奪われてないだろうか。桜は彼らより高い場所に咲く。大好きなものを探そうとして上ばかり見上げてたら桜のようなものに気を取られて大好きなものに辿り着けないかもしれない。だから私は高いところばかり見上げずたまには視線を落として見るのもいいのではないかと考える。

5/10/2023, 12:46:30 PM

〖モンシロチョウ〗

小学生の時、授業でモンシロチョウを卵から育てた。

普通に嫌だった。虫が大嫌いだからだ。

今でも嫌いだけど…この思い出を思い出す度に

懐かしさに浸る

こういうのもたまにならいいかな笑

5/10/2023, 12:46:25 PM

お題 モンシロチョウ

白いヒラヒラしたあいつのことね。

小学生のとき、祖母の畑で作っていたキャベツに付いていた幼虫を集めて、
空になってるクッキーの缶の中に入れて
モンシロチョウになるまで育てる!!って言ってたなぁ。

母が夜の間に幼虫を外に捨ててたので、
あの緑の幼虫がほんとにモンシロチョウの幼虫だったのかもなぞのまま。

オスは寿命が10日程しかないので、命ある限り時間のほとんどは、繁殖のためにメスを探し回って飛び回ってるらしい。
ひらひら優雅に飛んでいるようで、実は必死。
絶対捕まえちゃだめだからな!

5/10/2023, 12:39:43 PM

そんなことより、今日は泣いちゃった。
みんなより遅くて出来なくて、終わりの間際までずっと作業してて、たまに終わった人が応援してくれたり教えてくれて、やっと終わった。帰りの時ポロって涙出てきちゃって、みんな心配して寄って慰めてくれた。優しい人が沢山いてくれて良かった、って思った。アドバイスくれたり手伝いもしてくれたり、感謝しかなかった。

5/10/2023, 12:38:58 PM

テーマ:モンシロチョウ #178

『モンシロチョウになるんだよ』
そんな声が聞こえたような気がして、
私は思わず振り返った。
そこには誰もいない。
伸びた髪が春の風になびかれ、
私の視界を遮る。

「みてみて! カマキリの卵!」
私は小さい頃から虫や動物、植物が大好きだった。
いろんなものを見つけては母に見せた。
母は複雑な顔をして私を見つめていた。
私はそんな母の不安にも知らぬ顔をして、
いろんな自然に触れていた。
そんな私には仲良くしている男の子がいた。
年は私と一緒。
そんな彼がモンシロチョウの蛹を指差し言った台詞。
それが『モンシロチョウになるんだよ』だった。
彼は昆虫に詳しかった。
いつも分厚い図鑑を持ち歩いていた。
幼稚園でもそうだったから、
変わり者と言われていたけど、
私は彼と一緒にいた。
家が近いというのもあって、
休みの日は公園で二人、
一緒に昆虫探しに行った。
そんな彼は、
小学校4年生になると引っ越してしまった。
小学校でも変わり者扱いされていた彼は、
いじめられていたらしい。
丁度父親の転勤もあって引っ越ししたと聞いた。

春になると彼を思い出す。
虫が好きという感情があの頃に比べたら、
少なくなっているかもしれないが、
今でも蝶をきれいだと思うことはある。
そしてあの頃が良かったなと思うこともある。
母が「小学校に上がったら、虫集めはやめなさい」
そう言って私は育てられた。
周りの子を見ても、
私のように虫が好きだという子は一人もいなかった。
周りの子に合わせて、
虫を怖がっていると本当に虫が苦手になっていった。
積極的に虫を取りに行っていたときと正反対の感情。
その芽生えが怖い、恐ろしいと思う暇などなく、
私は成長していった。
あのときの私は自分があった。
今の私は他人の目を気にしてばかりだ。
あの頃のように自由でいられたら、
息苦しくなかったのかな。
蛹から出た蝶が羽根を広げるように、
私も羽を伸ばせたのかなと思うが、
時すでに遅しといったところか。
私は蛹からそっと離れた。
春はもうすぐだ。

5/10/2023, 12:35:45 PM

モンシロチョウ La Mariposa Blanca Con la Marca de la Familia

モンシロチョウは漢字で書くと
紋白蝶なのかな?
着物だったら
真っ白な着物にポツンと家紋が入っている
デザインなのかな?
なんとオシャレな
ビートルズのホワイトアルバムみたい
我が家の家紋は
右三つ巴
良く神社に行くと見かける家紋だ
日本の家紋は
非常に多様で興味深い
自分もモンシロチョウの様に
我が家の家紋をアピールしてこ!

5/10/2023, 12:34:34 PM

旅立ちの日

無人駅で

見送る僕を

君は、冬のブーツのまま

足音だけを残して

列車に乗り込んだ

そう

出会った日も確か

こんなあたたかな陽気だったっけ

3年前

「あっ、肩にモンシロチョウ」

僕たちの出会いは
偶然だったのか
それとも
必然だったのか

それを知るのは

あの日、君の肩に止まった

あの白い蝶だけなのかもしれない



あの春以降、

彼には一度も会っていない

だけど
出会えたこと
僕は幸せだよ

春色を舞うモンシロチョウに、君を重ねる


✳︎モンシロチョウ✳︎

5/10/2023, 12:32:25 PM

モンシロチョウって聞くと、
保育園の頃を思い出すなぁ。
あの頃は怖いもの知らずで、
虫はなんでも触れたし、
今よりもっと外で遊んでた。
その中でも私はちょうちょが好きで、
よく追いかけながら、
公園から出ちゃって怒られたっけ。
今は勉強に追われてるけど
もうちょっとだけ見ないふりをしよう。

5/10/2023, 12:27:29 PM

『モンシロチョウ』


蝶のように美しく舞うことができたら
軽やかに飛ぶことができたら
そんなことを考えながら中庭に寝転ぶ


いわゆる不良である自分に行き場はない
家でも学校でも腫れ物扱い


だからたまに思うのだ


どこにでもいるモンシロチョウにでもなって
この見知った街を自由に飛びまわりたいと

5/10/2023, 12:27:27 PM

最後は綺麗なものを見て死にたいな。

そんなことを思いながら誰も居ない公園でぼーっとしていた。
そんなとき、私の横を1匹のモンシロチョウが通った。
でもそのモンシロチョウはちょっと違う見た目だった。
大きくて見たことないくらい真っ白だった。

私には4歳の弟がいる。
弟がモンシロチョウ欲しいって言っていたのを思い出した。
家はすぐそこだから、捕まえていこう。
そう思った。

モンシロチョウを追いかけた。
モンシロチョウに夢中になっている私は周りのことなど見れていない。
モンシロチョウを追いかけている私は道路に飛び出した。
あ。

そこで私の人生は終わった。
最後に綺麗なものを見たいという願いは叶った。
でも、大切な弟にモンシロチョウを見せてあげられなかったのは、辛いな。

5/10/2023, 12:25:10 PM

ひらひらとんで

わたしのところに

春のあいさつをして

まただれかのところへいってしまう

わたしもあなたみたいに美しく舞えたらなぁ

5/10/2023, 12:24:59 PM

太陽に祝福されて

       青い空が広がった


       ボクには時間がない


       花の蜜よりも先に

       白く眩いキミを探すよ



           『モンシロチョウ』

5/10/2023, 12:23:53 PM

私、森村加奈子は死んだ。

ちゃんと信号が青になるのを確かめてから
横断歩道を渡っていたのに、スマホを見ながら運転していたトラックに轢かれて死んだのだ。

まだ、花の16才なのに。
片思いだけど、好きな人もいるのに。

世の中、あまりにも無情だ。

お葬式には、高校のクラスの子達がみんな来てくれた。
高校2年の春だから、仲の良い子もたくさんいる。
私はどちらかというと、活発な方だったから男子の友達もたくさんいる。

あ、松田君だ。五十音順で席が並んでいるので私の斜め前の席だ。
びっくりするほど町田君泣いている!

アハハ、ほら、女子が引いてるよ。

あ!私の片思い中の中川君だ!
沈んだ顔をして唇を噛み締めている。
何を思ってくれているんだろう。

もう、二度と中川君と話せないんだ、と思ったら急に悲しくなった。

ー彼女とか作るんだろうなー

ただのクラスメイトでいいから、もっと中川君と話したかった。
けっこう、いい感じでよく話してたんだけれどな。



日常が否が応でも戻ってくる。
私の机の上には、毎週誰かがきれいなお花を花瓶に差して置いておいてくれる。

きっと、優子じゃないかな?
彼女とは特に仲が良かったから。

あれ?ところで私は今、意識だけなんだよね?このまま意識も消えていくのかな。

それは嫌だな。

だって、まだ16才だよ。
嫌だ、嫌だ、このまま消えちゃうなんて嫌だ〜!!



え?どうなったの?これ。
私、ヒラヒラしてるよ!
あ!そうだ!お店のショーウインドーにうつしてみよう。

ウソ!!私、モンシロチョウになっている!!

わ〜!飛べるんだ!!
おっとと、まだうまく飛べないな〜。
……うん、だいぶコツが分かってきた!

あ〜、お花の香りがする。どこだろう。
庭?あれ?ここは学校の庭だ。私の通っていた高校の庭だ!

中庭があって、そこはタンポポやシロツメグサ、アカツメグサ、芝桜などたくさんの小さなお花が咲いていて、そこでお昼を食べたり、休憩する生徒がたくさんいる。

おひさまが真上だったので、お昼休みだといいな、と思いながらヒラヒラ飛んでいたら、ちょうどお昼休みだった。

町田君が見えた!もしかしたら、と思って
飛んでいくと、なんと!中川君がいた!!

そばに行こうと一生懸命飛んでるけど、何しろ小さなモンシロチョウだ。
なかなか進まない。

焦りながら、やっと中川君のそばに行けた!

中川君!私だよ!森村加奈子だよ〜!
中川君の肩のあたりをヒラヒラ飛び回る。

「中川、お前の周りにさっきからこのモンシロチョウ、飛び回ってるぞ」「町田の辺りにもヒラヒラしてるよ」
「案外、森村の生まれ変わりだったりしてな」ふたりで笑っている。

え?どういう事?
中川君が笑いながらからかうように言葉を続ける。
「だって、町田、森村の事、好きだったろ?毎週、早く教室に来て森村の机の上の花を替えてるもんな」

町田君は赤くなって、バカ!誰にも言うなよ!と言っている。

なんて事だ!!あのお花は町田君だったんだ!ありがとうね、町田君。

うん?町田君が私のことを好きだった?!
え〜!!中川君じゃなくて?!

予鈴が鳴った。

中川君が笑いながら「バイバイ、森村かもしれないモンシロチョウさん」と手をヒラヒラ振って、町田君と教室に戻ってしまった。

なになに?この展開!!
私は町田君は楽しい男子、とだけ思っていて、いつも中川君を見ていたのに。

ー死んでもうまくいかないなんてー

でも、町田君、いつもきれいなお花をありがとうね。

私はいつまでモンシロチョウでいられるかわからないけれど、あちこち今まで見れなかった物を見てみるよ。

さようなら、中川君、町田君、クラスのみんな。

あっちの方にお花があるんだ。いい香りがする。

私はヒラヒラと春の暖かい陽射しの中、いい香りのする方に飛んでいった。

5/10/2023, 12:22:24 PM

不意に現れて
  ほんの一瞬だけ
  わたしの肩で
  羽を休めた
  モンシロチョウ


  捕まえようとした指先を
  するりと抜けて
  あっという間に
  ひらひらと何処かへ

 

  あのひとみたいだと
  思うココロに
  苦笑い




        # モンシロチョウ (136)

   
   ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ 




  ぼくのこころを
  がんじがらめにする
  きみの
  そのやさしさが

  ときどき
  ぼくを
  ふあんにさせる



  きみがいないせかいでは
  もう
  いきていけなくなりそうで




           ✩ ふあん (135)

5/10/2023, 12:22:22 PM

「前髪切った?」ってきみ昨日もそんなことを言っていた モンシロチョウの白はいつも同じように白

5/10/2023, 12:22:10 PM

『モンシロチョウ』

今日 あの人と最後のお別れに
心残りはあるだろうが
どうか 安らかに
迷わず 天国に
そして できれば
時々は
愛する我が子たちの元へ
白い蝶にでも姿をかえて
いつも 変わらず側で見守っていると
伝えに来てやってくれないかと
そんな願いを込めて
最後の花束をたむけた

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