モンシロチョウ』の作文集

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モンシロチョウ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/10/2023, 12:46:25 PM

お題 モンシロチョウ

白いヒラヒラしたあいつのことね。

小学生のとき、祖母の畑で作っていたキャベツに付いていた幼虫を集めて、
空になってるクッキーの缶の中に入れて
モンシロチョウになるまで育てる!!って言ってたなぁ。

母が夜の間に幼虫を外に捨ててたので、
あの緑の幼虫がほんとにモンシロチョウの幼虫だったのかもなぞのまま。

オスは寿命が10日程しかないので、命ある限り時間のほとんどは、繁殖のためにメスを探し回って飛び回ってるらしい。
ひらひら優雅に飛んでいるようで、実は必死。
絶対捕まえちゃだめだからな!

5/10/2023, 12:39:43 PM

そんなことより、今日は泣いちゃった。
みんなより遅くて出来なくて、終わりの間際までずっと作業してて、たまに終わった人が応援してくれたり教えてくれて、やっと終わった。帰りの時ポロって涙出てきちゃって、みんな心配して寄って慰めてくれた。優しい人が沢山いてくれて良かった、って思った。アドバイスくれたり手伝いもしてくれたり、感謝しかなかった。

5/10/2023, 12:38:58 PM

テーマ:モンシロチョウ #178

『モンシロチョウになるんだよ』
そんな声が聞こえたような気がして、
私は思わず振り返った。
そこには誰もいない。
伸びた髪が春の風になびかれ、
私の視界を遮る。

「みてみて! カマキリの卵!」
私は小さい頃から虫や動物、植物が大好きだった。
いろんなものを見つけては母に見せた。
母は複雑な顔をして私を見つめていた。
私はそんな母の不安にも知らぬ顔をして、
いろんな自然に触れていた。
そんな私には仲良くしている男の子がいた。
年は私と一緒。
そんな彼がモンシロチョウの蛹を指差し言った台詞。
それが『モンシロチョウになるんだよ』だった。
彼は昆虫に詳しかった。
いつも分厚い図鑑を持ち歩いていた。
幼稚園でもそうだったから、
変わり者と言われていたけど、
私は彼と一緒にいた。
家が近いというのもあって、
休みの日は公園で二人、
一緒に昆虫探しに行った。
そんな彼は、
小学校4年生になると引っ越してしまった。
小学校でも変わり者扱いされていた彼は、
いじめられていたらしい。
丁度父親の転勤もあって引っ越ししたと聞いた。

春になると彼を思い出す。
虫が好きという感情があの頃に比べたら、
少なくなっているかもしれないが、
今でも蝶をきれいだと思うことはある。
そしてあの頃が良かったなと思うこともある。
母が「小学校に上がったら、虫集めはやめなさい」
そう言って私は育てられた。
周りの子を見ても、
私のように虫が好きだという子は一人もいなかった。
周りの子に合わせて、
虫を怖がっていると本当に虫が苦手になっていった。
積極的に虫を取りに行っていたときと正反対の感情。
その芽生えが怖い、恐ろしいと思う暇などなく、
私は成長していった。
あのときの私は自分があった。
今の私は他人の目を気にしてばかりだ。
あの頃のように自由でいられたら、
息苦しくなかったのかな。
蛹から出た蝶が羽根を広げるように、
私も羽を伸ばせたのかなと思うが、
時すでに遅しといったところか。
私は蛹からそっと離れた。
春はもうすぐだ。

5/10/2023, 12:35:45 PM

モンシロチョウ La Mariposa Blanca Con la Marca de la Familia

モンシロチョウは漢字で書くと
紋白蝶なのかな?
着物だったら
真っ白な着物にポツンと家紋が入っている
デザインなのかな?
なんとオシャレな
ビートルズのホワイトアルバムみたい
我が家の家紋は
右三つ巴
良く神社に行くと見かける家紋だ
日本の家紋は
非常に多様で興味深い
自分もモンシロチョウの様に
我が家の家紋をアピールしてこ!

5/10/2023, 12:34:34 PM

旅立ちの日

無人駅で

見送る僕を

君は、冬のブーツのまま

足音だけを残して

列車に乗り込んだ

そう

出会った日も確か

こんなあたたかな陽気だったっけ

3年前

「あっ、肩にモンシロチョウ」

僕たちの出会いは
偶然だったのか
それとも
必然だったのか

それを知るのは

あの日、君の肩に止まった

あの白い蝶だけなのかもしれない



あの春以降、

彼には一度も会っていない

だけど
出会えたこと
僕は幸せだよ

春色を舞うモンシロチョウに、君を重ねる


✳︎モンシロチョウ✳︎

5/10/2023, 12:32:25 PM

モンシロチョウって聞くと、
保育園の頃を思い出すなぁ。
あの頃は怖いもの知らずで、
虫はなんでも触れたし、
今よりもっと外で遊んでた。
その中でも私はちょうちょが好きで、
よく追いかけながら、
公園から出ちゃって怒られたっけ。
今は勉強に追われてるけど
もうちょっとだけ見ないふりをしよう。

5/10/2023, 12:27:29 PM

『モンシロチョウ』


蝶のように美しく舞うことができたら
軽やかに飛ぶことができたら
そんなことを考えながら中庭に寝転ぶ


いわゆる不良である自分に行き場はない
家でも学校でも腫れ物扱い


だからたまに思うのだ


どこにでもいるモンシロチョウにでもなって
この見知った街を自由に飛びまわりたいと

5/10/2023, 12:27:27 PM

最後は綺麗なものを見て死にたいな。

そんなことを思いながら誰も居ない公園でぼーっとしていた。
そんなとき、私の横を1匹のモンシロチョウが通った。
でもそのモンシロチョウはちょっと違う見た目だった。
大きくて見たことないくらい真っ白だった。

私には4歳の弟がいる。
弟がモンシロチョウ欲しいって言っていたのを思い出した。
家はすぐそこだから、捕まえていこう。
そう思った。

モンシロチョウを追いかけた。
モンシロチョウに夢中になっている私は周りのことなど見れていない。
モンシロチョウを追いかけている私は道路に飛び出した。
あ。

そこで私の人生は終わった。
最後に綺麗なものを見たいという願いは叶った。
でも、大切な弟にモンシロチョウを見せてあげられなかったのは、辛いな。

5/10/2023, 12:25:10 PM

ひらひらとんで

わたしのところに

春のあいさつをして

まただれかのところへいってしまう

わたしもあなたみたいに美しく舞えたらなぁ

5/10/2023, 12:24:59 PM

太陽に祝福されて

       青い空が広がった


       ボクには時間がない


       花の蜜よりも先に

       白く眩いキミを探すよ



           『モンシロチョウ』

5/10/2023, 12:23:53 PM

私、森村加奈子は死んだ。

ちゃんと信号が青になるのを確かめてから
横断歩道を渡っていたのに、スマホを見ながら運転していたトラックに轢かれて死んだのだ。

まだ、花の16才なのに。
片思いだけど、好きな人もいるのに。

世の中、あまりにも無情だ。

お葬式には、高校のクラスの子達がみんな来てくれた。
高校2年の春だから、仲の良い子もたくさんいる。
私はどちらかというと、活発な方だったから男子の友達もたくさんいる。

あ、松田君だ。五十音順で席が並んでいるので私の斜め前の席だ。
びっくりするほど町田君泣いている!

アハハ、ほら、女子が引いてるよ。

あ!私の片思い中の中川君だ!
沈んだ顔をして唇を噛み締めている。
何を思ってくれているんだろう。

もう、二度と中川君と話せないんだ、と思ったら急に悲しくなった。

ー彼女とか作るんだろうなー

ただのクラスメイトでいいから、もっと中川君と話したかった。
けっこう、いい感じでよく話してたんだけれどな。



日常が否が応でも戻ってくる。
私の机の上には、毎週誰かがきれいなお花を花瓶に差して置いておいてくれる。

きっと、優子じゃないかな?
彼女とは特に仲が良かったから。

あれ?ところで私は今、意識だけなんだよね?このまま意識も消えていくのかな。

それは嫌だな。

だって、まだ16才だよ。
嫌だ、嫌だ、このまま消えちゃうなんて嫌だ〜!!



え?どうなったの?これ。
私、ヒラヒラしてるよ!
あ!そうだ!お店のショーウインドーにうつしてみよう。

ウソ!!私、モンシロチョウになっている!!

わ〜!飛べるんだ!!
おっとと、まだうまく飛べないな〜。
……うん、だいぶコツが分かってきた!

あ〜、お花の香りがする。どこだろう。
庭?あれ?ここは学校の庭だ。私の通っていた高校の庭だ!

中庭があって、そこはタンポポやシロツメグサ、アカツメグサ、芝桜などたくさんの小さなお花が咲いていて、そこでお昼を食べたり、休憩する生徒がたくさんいる。

おひさまが真上だったので、お昼休みだといいな、と思いながらヒラヒラ飛んでいたら、ちょうどお昼休みだった。

町田君が見えた!もしかしたら、と思って
飛んでいくと、なんと!中川君がいた!!

そばに行こうと一生懸命飛んでるけど、何しろ小さなモンシロチョウだ。
なかなか進まない。

焦りながら、やっと中川君のそばに行けた!

中川君!私だよ!森村加奈子だよ〜!
中川君の肩のあたりをヒラヒラ飛び回る。

「中川、お前の周りにさっきからこのモンシロチョウ、飛び回ってるぞ」「町田の辺りにもヒラヒラしてるよ」
「案外、森村の生まれ変わりだったりしてな」ふたりで笑っている。

え?どういう事?
中川君が笑いながらからかうように言葉を続ける。
「だって、町田、森村の事、好きだったろ?毎週、早く教室に来て森村の机の上の花を替えてるもんな」

町田君は赤くなって、バカ!誰にも言うなよ!と言っている。

なんて事だ!!あのお花は町田君だったんだ!ありがとうね、町田君。

うん?町田君が私のことを好きだった?!
え〜!!中川君じゃなくて?!

予鈴が鳴った。

中川君が笑いながら「バイバイ、森村かもしれないモンシロチョウさん」と手をヒラヒラ振って、町田君と教室に戻ってしまった。

なになに?この展開!!
私は町田君は楽しい男子、とだけ思っていて、いつも中川君を見ていたのに。

ー死んでもうまくいかないなんてー

でも、町田君、いつもきれいなお花をありがとうね。

私はいつまでモンシロチョウでいられるかわからないけれど、あちこち今まで見れなかった物を見てみるよ。

さようなら、中川君、町田君、クラスのみんな。

あっちの方にお花があるんだ。いい香りがする。

私はヒラヒラと春の暖かい陽射しの中、いい香りのする方に飛んでいった。

5/10/2023, 12:22:24 PM

不意に現れて
  ほんの一瞬だけ
  わたしの肩で
  羽を休めた
  モンシロチョウ


  捕まえようとした指先を
  するりと抜けて
  あっという間に
  ひらひらと何処かへ

 

  あのひとみたいだと
  思うココロに
  苦笑い




        # モンシロチョウ (136)

   
   ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ 




  ぼくのこころを
  がんじがらめにする
  きみの
  そのやさしさが

  ときどき
  ぼくを
  ふあんにさせる



  きみがいないせかいでは
  もう
  いきていけなくなりそうで




           ✩ ふあん (135)

5/10/2023, 12:22:22 PM

「前髪切った?」ってきみ昨日もそんなことを言っていた モンシロチョウの白はいつも同じように白

5/10/2023, 12:22:10 PM

『モンシロチョウ』

今日 あの人と最後のお別れに
心残りはあるだろうが
どうか 安らかに
迷わず 天国に
そして できれば
時々は
愛する我が子たちの元へ
白い蝶にでも姿をかえて
いつも 変わらず側で見守っていると
伝えに来てやってくれないかと
そんな願いを込めて
最後の花束をたむけた

5/10/2023, 12:20:12 PM

白くて黒の模様がついた
繊細で綺麗な羽を
振り下ろしたり、振り上げたり
ヒラヒラ落ちていく花びらみたいに舞っていた
黄色のクッションに止まって一休み
そしたらまた飛んで
優雅に羽ばたいている。
ゆっくりゆっくり春から夏への
準備が進んでいるんだろう
少しずつ
私たち人間は気づかないけど
小さい生き物たちは小さい変化に
気づいているんだろうか

お題[モンシロチョウ]
No.36

5/10/2023, 12:19:29 PM

モンシロチョウ、つやつやの表紙の教科書で見た。飛んでいる姿を思い出すと、浮かぶのは校庭の花壇と百葉箱。黒い理科室の大きな机で、そっと斜め前を見ると、好きな人の、くるんとした髪の毛。

5/10/2023, 12:19:22 PM

モンシロチョウを追いかける子どもを慌ててとっ捕まえる。きゃあ! と大袈裟な声をあげられて周りはどよめいていたが、俺はそれどころじゃなかった。
 あっちに行きたい、と泣く子どもはきっとチョウではなくあの崖の向こうに消えてしまった姉のことを恋しがっている。喧嘩別れしてそのままの姉をずっと追いかけている。それでも、この子を行かせることはできなくて。俺は必死に抱きしめてここにいてほしいと願った。

5/10/2023, 12:16:44 PM

虫たちも季節を知らせてくれる

もう蝶が飛び始めた

春だなぁと飛んでいく様を眺めながら

あの翅は自由で

私もあんな風に飛んで行けたら

なんて

少し現実から離れた事も考えてみたり


*モンシロチョウ

5/10/2023, 12:08:23 PM

ひらひらと舞い踊るように飛ぶ蝶はかつて魂の象徴とされていた。
 そんな話を思い出しながら春の訪れを告げる風景を眺めた。色とりどりの花々にたくさんの蝶が舞う。絵に描いたような美しい、まるで楽園そのものだ。
 その中に設置されたベンチに私は座っていた。白く塗られた木製のベンチは少し古ぼけていたが壊れそうなほど軟くはなかった。
 澄み切った青空は高く、濃い青が延々と続いている。どこまで続いているのかは分からない。ただただ青い空が遠い彼方まで続いていた。そして不思議な事に花々までもが空に連なるように彼方まで咲き誇っていた。
 不思議な場所だと周りを見渡すと、ひらひらとモンシロチョウが近くに飛んできた。はっきりと意思があるかの如くモンシロチョウは私の隣で羽ばたき、ベンチの背もたれに止まった。
 人に慣れているのか珍しいな、と蝶に手を伸ばす。すると真っ直ぐ前を向いていた蝶は体をこちらに向けた。
「違う」
 どこからともなく声が聞こえてきた。ここには私しか居ないはず。それなのに声は確かに私の耳に届いた。
 驚いた私は周りを見渡した。やはり人の姿はなく、人間は私だけ。あとは皆、花から花へと飛ぶ蝶だけである。だとするとこの声は。そう思い当たり隣のモンシロチョウへ私は視線を向けた。
「違うの」
 蝶と視線が交差するとまた声が聞こえた。やはりこの声はこのモンシロチョウから聞こえてきたのだ。
 人のような口を持たない蝶はただ静かに私を見つめるだけだが、聞こえてくる声はどこか懐かしく思えた。
「違うとはどういう事だ? 君は何か知っているのかい?」
 思ったままの疑問を私は蝶に投げかけた。少しの沈黙の後、蝶はまた声を発した。
「貴方にはやるべき事が他にある」
「やるべき事とは?」
「思い出して……」
「思い出す……?」
 瞬間、頭を殴られたような痛みが走った。
「時間……」
 蝶は無慈悲にそう伝えるとふわりと羽ばたきだした。同時に私の痛みも増していく。
 耐え切れず頭を抱え蹲ると、心臓が早鐘の如く鳴り響き視界がぐるりと一転した。
 ──ベンチから落ちた、と理解した時。私の視界は蒼穹と美しい花畑から、暗い天井と重々しい機械が並ぶ世界へと姿を変えた。

 どうやら私は夢を見ていたらしい。実験室に置いていたベンチで仮眠を取ったまま床に落ちたようだった。腰を摩りながら立ち上がるとぼんやりと青緑色に光る巨大な試験管が視界に入った。
 中にはふわふわと揺蕩い長く白い美しい髪が揺れる。胎児の如く膝を曲げ液体の中で浮かぶ姿はさながら蝶の様だ。
 今日も我が妻は素晴らしく美しい。
 もげた四肢は蘇り、爛れた皮膚はシミ一つない。あとはその美しい器に美しい命を宿すだけ。
 もうすぐだ。私の願いはもうすぐ叶う。

モンシロチョウ

5/10/2023, 12:08:03 PM

考えてみると、蝶って、見かけなくなったなぁ。
 ヒラヒラ、ヒラヒラ。
 花の上を舞っている。
 春の訪れを感じる。
 細かく羽ばたきながらも、ゆっくりと飛んでいく
 その姿はきれいだ。
 ちょっと、見てみたくなった。またどこかで
 舞う姿を見てみたい。
 空にきれいに映えている様子が目に浮かんだ。
 ヒラヒラ、ヒラヒラ。
  
            「モンシロチョウ」

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